戦国小町苦労譚
一五七九年 九月下旬
秀吉軍以破竹之勢持續快速前進。毛利陣營被以遠超預期的速度侵攻的秀吉軍壓倒,並且開始需要回應各地送來的救援請求而派遣軍隊。
秀吉軍は破竹の快進撃を続けていた。毛利陣営は予想を遥かに上回る速度で侵攻してくる秀吉軍に圧倒され、各地から届く救援要請に応じて軍を派遣する必要が出てきていた。
在這一個多月內,他們奪下的城池已達兩位數,對於被視為支配地的領地也未留下守備兵,只管向西猛進,這讓毛利陣營感到焦慮。
この一月余りで彼らが落とした城は二桁に達しており、支配地とした領地に関しても防衛の兵を残さず只管(ひたすら)西へと突き進む様子は毛利陣営を焦らせた。
話雖如此,也並非完全放任支配地,而是把投降的敵將兵集中到所奪之城,關閉城門軟禁,交代最低限的代官處理後事後繼續進軍。
とは言え完全に支配地を放置した訳でもなく、降伏した敵将兵を落とした城に集めると城門を閉ざして軟禁状態とし、最低限の代官に後事を託して進軍を続けている。
秀吉軍主力瞬間便將伯耆國納入支配,並乘勝開始蠶食出雲國。
秀吉軍の本隊は瞬く間に伯耆(ほうき)国を支配下に置くと、その勢いのまま出雲(いずも)国も蚕食(さんしょく)し始めた。
即便在這樣匆忙的侵攻中,秀吉善於笼絡人的手腕仍然有效,對於在正確掌握情勢並呼籲投降前便提出臣服的人,或是交戰時表現出可取之處者,皆採取寬大處置。
そんな慌ただしい侵攻の最中にあっても秀吉の人たらしは健在であり、状況を正しく把握して降伏を呼び掛ける前に臣従を申し出た者や、交戦した際に見どころのある者に対しては寛大な対応をしている。
「因戰事正中,無法贈與珍貴之物,但願表彰閣下的英勇表現」
「いくさの最中(さなか)ゆえ大した物を贈れぬが、貴殿の活躍を称(たた)えたい」
秀吉會親自會見值得注意的人才以確認人品,對於對潮流敏感者會贈予令其垂涎的尾張文物以誘之入幕。
秀吉は目ぼしい人材については直接会って人となりを確かめ、流行に敏感な者ならば垂涎の的である尾張の文物を贈って配下に誘った。
在進行此類挖角的同時,秀吉又派遣間諜查明新納入麾下武將的內部情況。
こうした引き抜きを仕掛ける一方で、秀吉は間者を放って新たに臣下に組み入れた武将たちの内部事情を調べるよう命じている。
徹底釐清誰與誰組成何種派閥、誰與誰對立等,並促使彼此互相監視,以圖支配地的安定。
誰と誰がどのような派閥を構成していて、誰と対立しているかなどを徹底的に洗い出し、お互いに監視し合うように仕向けて支配地の安定を図った。
眼下因敗戰剛過而趨於沉寂,但遲早會因不滿現狀而露出反抗的獠牙。
現時点では敗戦直後ゆえ大人しくしているが、いずれ現状に不満を抱いて反抗するべく牙を剥くだろう。
眼下秀吉無餘力處理此等枝節,故計劃製造適度緊張讓敵方踟躕不前,趁機改寫西國的勢力圖。
今の秀吉はそんな些事(さじ)に構っている余裕がないため、適当な緊張状態を作り出して二の足を踏んでいる間に西国の勢力図を塗り替える算段であった。
那時在尾張,靜子定期收到有關秀吉軍與光秀軍戰況及毛利陣營動向的報告。
その頃尾張では秀吉軍と光秀軍の戦況及び、毛利陣営の動向について静子は定期報告を受けていた。
為何會調查作為我方的西國攻擊部隊情況,是因靜子的軍隊大多擔任後勤支援部隊。
何故味方である西国攻め部隊の状況まで調べているかと言えば、静子の軍は殆どが後方支援を担当する兵站部隊だからだ。
為了提供精確的支援,必須詳細掌握兩軍的侵攻情形與軍需物資消耗狀況等,毛利陣營阻撓他們的動向自不在話下。
的確な支援をするためには両軍の侵攻状況や、軍需物資の消耗具合等についても備(つぶさ)に把握しておく必要があり、彼らを阻止する毛利陣営の動向については言わずもがなというところだろう。
即便在這樣的情報收集中,靜子的腦海仍掠過不安,那就是被稱為日本史上最大謀反的「本能寺之變」。
こうした情報収集に於いてすら静子の脳裏を不安が掠(かす)める。それは日本史上最大の謀叛(むほん)と呼ばれる『本能寺の変』である。
即便在後世仍是謎多的事件,難以想像光秀是因何契機決意謀反。
後世に於いても謎が多い事件であり、何を契機として光秀が謀叛を決意するに至ったのかが想像できないでいた。
靜子判斷明智光秀或羽柴秀吉其中必有一人涉入,對兩人的動向特別留心。
静子としては明智光秀か羽柴秀吉のどちらかが必ず関与していると睨んでおり、二人の動向については特に注意を払い続けている。
(目前尚未見明智大人有謀反徵兆。周遭也無人煽動,連親族與臣下皆無意欲反逆信長。即便如此仍須以防萬一……已在包含京在內的周邊廣布監視網並駐軍。)
(今のところ明智様に謀叛を起こす兆しは見えない。周囲が彼を唆(そそのか)している様子もなく、親族や臣下に至るまで信長に反逆しようという気運がない。それでも万が一に備えなければ……京を含む周辺一帯には常に監視網を敷いた上で軍を駐留させているのだから)
以維持京中治安為名,靜子在從京到安土再到尾張一帶構築監視網,並掌握人、金、物的流動,使得誰擁有多少財富與武力常有報告上來。
京の治安維持を名目に、静子は京から安土を経由して尾張までの範囲に監視網を構築していた。更に人・金・物の流れを掌握し、誰がどの程度の富や武力を抱えているかについて常に報告が上がるようになっている。
她以私財投資整備主要街道基礎設施,並透過減少關所數量以活絡物流,同時能掌握要人人物動向,使得在此區域暗中活動而不為靜子所知幾乎不可能。
私財を投じて主要街道のインフラを整備し、関所の数を絞ることで物流の活性化を図りながらも要人の動向が把握できるようになっており、この地域に於いて静子に知られず暗躍することは不可能に近い。
憑此熱忱若說靜子在京駐軍是抱有天下野心,便會有人妄生猜測,但多虧長可才避免了這種誤解。
それだけの熱意で以て静子が京に兵を駐留させているとなれば彼女が天下に野心を抱いていると邪推する者が現れようものだが、他ならぬ長可のお陰で回避できていた。
長可不分敵友,對於不合其意者常以暴力解決;且因為有奸巧之智,不是粗暴行事,而是精準製造出不得不動用暴力的局面。
長可は敵味方関係なく己が気に入らないことに対して暴力で解決を図る傾向がある。しかも悪知恵が働くため粗暴に振る舞うのではなく、己が暴力を行使せざるを得ない状況を的確に作り出すのだ。
善於創造對己有利的局面,並以迅速果斷的行動封堵對方的反駁。
自分に有利な状況を作り出す術に長けており、迅速(じんそく)果断(かだん)な行動によって相手の反論を封じ込めてしまうのだ。
再者,長可為信長所寵幸,這也助長了問題,致使長可的苛烈行為常被不問。
更には長可が信長のお気に入りであることも問題を助長しており、長可の苛烈な問題行動が不問にされることが多い。
有鑑於此背景,能勸諫長可的人寥寥無幾,現場之人奉行『不招惹神明便無災禍』而避之,故唯有靜子出面。
こうした背景もあって長可を諫(いさ)めることが出来る人物は限られており、現場の人間は『触らぬ神に祟りなし』とばかりに敬遠するため静子が乗り出すしかないのだ。
即便是頗為了不起的長可,對平日多有照顧的靜子也不得不低頭;若對她的軍隊施壓,才藏、慶次,甚至最壞情況下的足滿也會出手參戰並強行鎮壓。
流石の長可も普段から何かと世話になっている静子には頭が上がらず、また彼女の兵に対して圧力を掛けようものなら才蔵や慶次、最悪の場合は足満までもが参戦してきて無理やり鎮圧されてしまう。
因為是自己人,長可深知才藏與慶次的身手以及足滿的無情,因此會在他們出手參戰前圖謀逃亡。
身内だからこそ才蔵や慶次の腕前及び足満の容赦なさを知悉(ちしつ)しており、長可としても彼らが参戦してくる前に逃亡を図るようになる。
或許正因屢次顯露此等姿態,他成功以『為了鎮壓長可』的正當名義在周遭受歡迎地駐紮兵力。
そうした姿を何度も見せている為か、長可を鎮圧するための部隊だという大義名分の下、周囲からむしろ歓迎される形で兵力を駐留させることに成功していた。
(歷史已經開始與我所知的史實不同。本能寺之變並非一定會在兩年後精確發生,因此雖然已對本能寺與二條城進行改築並推進要塞化……究竟是否真的會發生,如果會,大約何時發生全然無從判斷……明智大人的謀反究竟是何原因……)
(既に歴史は私の知る史実から変わってきてしまっている。本能寺の変が正確に二年後に起きるとは限らないため、本能寺も二条城も改築して要塞化を進めているけれど……果たして本当に起こるのか、起こるとしたらいつ頃になるのか皆目見当がつかない……一体明智様の謀叛は何が原因だったのだろう……)
靜子認為,作為本能寺之變最大謎團的──明智光秀何以走上謀反之路的理由,若不明白則無法採取根本對策。
本能寺の変最大の謎である明智光秀が謀叛に至った理由、これが判らない限りは抜本的な対処が出来ないと静子は考えていた。
因此,她也擬定了各種對策作為對症療法,即便謀反真的發生,最壞情況下只要能讓信長與信忠逃生,仍有回擊的可能。
ゆえに対症療法的に謀叛が仮に起きたとしても、最悪信長と信忠さえ逃がすことが出来れば巻き返しが可能と様々な対策を立てている。
足滿所開發並逐步實戰配備的連發銃也是其中一環,透過類似機關槍的固定大型火器準備彌補兵力差距。
足満が開発して実戦配備が進められている連発銃もその一環であり、機関銃に類する据え置き型の大型銃器によって兵力の差を覆せる準備が出来ていた。
(最佳情況是謀反根本不發生,若明智大人真的發動謀反……到時便毫不留情取其性命。)
(最善は謀叛自体が起きないことだけれど、もし明智様が謀叛を起こすというのならば……その時は遠慮なくお命を頂戴いたしましょう)
靜子緊握拳頭,決定了覺悟。
拳を握りしめつつ静子は覚悟を決めた。
西國由毛利與明智、羽柴軍之戰事熱絡,而東國則因靜子親自栽培的農業士們所帶來的成果而充滿活力。
西国では毛利と明智・羽柴軍とによるいくさで盛り上がっているが、東国に於いては静子子飼いの農業士たちが挙げた成果によって活気づいていた。
今年屬於實驗導入性質,僅在越後與三河的部分地區實施,但即便如此,人人皆認可他們的工作成果卓越。
今年は実験導入的な側面があったため越後と三河の一部地域でしか実践されなかったのだが、それでも彼らの仕事の成果は素晴らしいと誰もが認めるものであった。
原本選擇導入的地區便是各領地中本就不被期望有高產的區域,就連提出支援請求的國人也沒抱過度期待。
元よりそれぞれの領地で収穫量が期待できない地域を選んで導入されたため、支援を要請した国人ですら過度な期待をしていなかった。
儘管如此,卻達到近年收穫量三倍的豐收,致使人人興奮不已也是理所當然。
それにも拘わらず直近の収穫量の三倍にも達する豊作となったため、誰もが浮足立ったのは当然と言える。
與周遭的歡喜形成對比的是,農業士們臉上籠罩著因實際收穫量低於最初估算而生的陰影。
周囲の喜びとは対照的に当初の見積りよりも収穫量が少なかったことが農業士たちの表情に影を落としていた。
「沒料到水溫會降得如此之多,因應遲緩已影響收穫量。如此下去無法面對信任我們並派遣我們出來的靜子大人。」
「ここまで水温が下がるとは想定しておらず対処の遅れが収穫量に響いている。このような有様では我らを信頼して送り出して下さった静子様に顔向けできぬ」
他們為必須上報下修原先計畫的預期收穫量而感到羞愧。
彼らは自身が計画した予定収穫量を下方修正した報告を上げねばならないと恥じていた。
靜子理解農業是與自然對抗的巨大挑戰,不會責罵他們,因為事無法盡如人意。
一方静子は農業とは自然を相手にした途方もない挑戦であり、予定通りにはいかないものと理解しているため彼らを叱責することは無い。
她鼓勵把今年的檢討用到明年,思考如何防止類似情況,或至少在生長狀況不佳時儘早通報以便判斷。
今年の反省を来年に生かし、どうすれば同様の事象を防ぐことが出来るのか、もしくは防げないまでも生育状況が思わしくない時点で早期報告を行って判断を仰ぐようにと励ました。
農業士們雖覺得被靜子的激勵讓人丟臉,卻因得到行動方針而振奮,立志明年一定要做得更好。
静子の激励を受けること自体を情けなく思った農業士たちだが、同時に行動指針を示されたことで来年こそはと奮起する。
即便今年的收成尚未全部結束,他們已開始商討明年的計畫。
今年の収穫が全て完了していないにも拘わらず、彼らは既に来年の計画について相談を始めていた。
未察覺農業士們暗自燃起鬥志的靜子,向信長報告為了優先技術傳承,明年預計也會有大致相同的收成。
農業士たちが密かに闘志を燃やしているのに気が付かなかった静子は、信長に対して技術継承を優先するため来年も同程度の収穫となる見込みだと報告する。
兩人將在一年後領悟到,所謂預想常常會背叛人。
えてして想定というのは裏切られると二人が思い知るのは一年後である。
靜子對平穩無事的日子感到滿足,卻突遭一件事如冷水般澆醒她。
大過なく過ぎてゆく平穏な日々に満足していた静子だが、突然彼女に冷や水を浴びせ掛ける事件が起きた。
某日的例行報告指出,他們的主君信長與明智光秀之間似乎正變得不睦。
ある日の定例報告によって主君である信長と明智光秀との仲が険悪になりかけているというものだった。
靜子因本能寺之變而神經緊繃,情不自禁要求詳報,但她聽了之後大失望、垂下了肩。
『本能寺の変』について神経質になっていた静子は、思わず詳細の報告を求めたのだが彼女は大きく肩を落としてしまう。
原因就在於他們結怨的起因。竟然兩人反目竟因雙方所養的家貓而起。
それは彼らが険悪になった原因にあった。何と二人が険悪になった原因は、それぞれが飼っている飼い猫に起因したのだ。
以自稱愛貓、且毫不避諱地宣稱自家貓最可愛的帝為首的朝廷要人們,舉辦了個活動,將各自飼貓的照片拍下再請畫師上色以供品評。活動就這麼辦了。
普段から己の飼い猫こそが世界一可愛いと公言して憚(はばか)らない猫大好きおじさんズこと帝を筆頭とした朝廷の要人たちが、それぞれの飼い猫の写真を撮って絵師に色付けさせた物を品評するという催しを開いた。開いてしまったのだ。
在那場評選中最受讚譽的是光秀的愛貓,一張截取到貓優雅行走、充滿躍動感的照片大受好評。
その催しに於いて最優秀の誉に輝いたのが光秀の愛猫であり、猫の優美な歩く姿が想像できそうな躍動感溢れる瞬間を切り取った写真が絶賛された。
其他人拍的照片大多是一同抱著愛貓的姿勢,或多少限制了貓的行為,大家一致認為應以捕捉貓本性姿態的照片為最優。
彼以外の写真は皆がそろって己が愛猫を抱えている姿など、少なからず猫の行動を抑制する形で写真を撮っており、猫らしい姿を切り取った写真こそが最優秀に相応しいというのは全員が一致した意見であった。
若就此閉幕本不會有問題,卻因帝多嘴的一句話讓現場氣氛凝固。
このまま閉会すれば問題なかったのだが、帝が余計な一言を呟いたことを契機に空気が凍り付いた。
「果然是惟任日向守的愛貓,拍攝功力無庸置疑,貓自身也滿溢著氣質。」
「流石は惟任(これとう)日向守(ひゅうがのかみ)の愛猫よ、写真を撮る腕前もさることながら猫自体が気品に溢れておる」
帝此言本是為了稱讚優勝者的寒暄話,卻有人並不這麼解讀。
帝としては優勝者を称える為のリップサービスに過ぎなかったのだが、そうは受け取らない御仁が存在した。
那個人便是信長,他聽到帝的話無法抑制心中的不悅。
それは信長である。彼は帝の言葉にカチンと来るのを抑えられなかった。
信長心裡憤怒,固然光秀的愛貓優雅柔韌,但他所鍾愛的虎太郎絕不遜色,光秀竟然就那樣接受讚美,卻沒有補上一句「各家之貓各有千秋」讓人更不甘。
なるほど光秀の愛猫は優美でしなやかだ、しかし愛しい虎太郎とて決して劣ってはいないと内心憤りを抱えているところへ、光秀がお褒めの言葉をそのまま受け取ってしまい皆の猫もそれぞれに良さがあるというフォローが無かった。
光秀對於這突如其來的稱讚感到慌亂,只是沒能顧及周遭飼主的心情,但悲劇往往就從這種瑣事掀起。
光秀としては予想もしていなかったお褒めの言葉に焦ってしまい、周囲の飼い主が抱く心情にまで配慮出来ないでいただけなのだが、悲惨な事件の切っ掛けは往々にしてつまらない出来事であることが多い。
「而且這事在朝廷傳開後,就連義父上(指近衛前久)和細川大人也都出面宣稱『我家的愛貓才是第一』……我真希望那是謊言,但證據卻被拍了下來啊……」
「しかもこの様子が朝廷で噂になったせいで義父上(近衛前久のこと)や細川様までもが我が愛猫こそがと名乗りを上げたとか…… 嘘であって欲しいのに、裏付けが撮れてしまっているんだよね……」
涉事的貴人們無一不自負自家飼貓乃日之本第一。
関与している貴人たちは誰もが自分の飼い猫こそが日ノ本一であると自負してやまない。
靜子從未像此刻般詛咒自己身為藝事保護者的職務。
この時ほど静子は己が芸事保護の役職に就いていることを呪ったことは無かった。
因為正是她向信長等這些愛貓的大叔們建議把愛貓的樣貌以照片留存。
何故なら信長を始めとした猫大好きおじさんズに愛猫の姿を写真で残すことを進言したのが他ならぬ静子であったからだ。
目前最善用照片的是靜子,她認為若能開拓更多需求就能把攝影費用壓低,於是將富裕階層當作推銷對象,選擇了最糟的手段。
現時点で写真を最も活用しているのは静子であり、もっと多くの需要を開拓できれば写真に掛る費用を安くできると考えた静子は、富裕層への売り込みとして最悪の手段を選択してしまったのだった。
她的策略成功了。貴人們事先得知貓的壽命,遂紛紛為將來的別離留存愛貓健康時的模樣而爭相拍攝。
彼女の思惑は成功した。貴人たちは猫の寿命を前もって知らされていたため、やがて訪れるであろう訣別の時に備えて元気な愛猫の姿を留めおきたいと挙って写真を求めた。
因現行的黑白照片味同嚼蠟,便以底片沖印成紙,再由畫師著色,得以得到鮮豔的愛貓形象。
現在の白黒写真では味気ないため、ネガを元に焼き増しした紙に絵師が彩色する形で鮮やかな愛猫の姿が手に入る。
這項劃時代的生意大獲成功,攝影耗材與畫師的報酬皆降到相當親民的價格,達到豪商也能為自己與家人留影的程度。
この画期的な商売は大当たりとなり、写真に関する消耗品や絵師に対する報酬などもかなりお手頃な価格まで下がってきており、豪商ならば己と家族の写真を残せる程度にまでなっていた。
此際事件爆發。他們本是有分寸的大人,且為左右日之本去向的重要要人,能辨明自身分際。
そこにこの事件が勃発してしまったのだ。彼らは分別のある大人であり、日ノ本の行く末を左右する要人だけに己が分というものを弁えている。
然而一談到自家愛貓,竟失去自制,靜子嘆道這似乎像是某種詛咒。
だと言うのに、ことが己の愛猫のことになると自制が効かなくなるのは何かの呪いでは無いかと静子は嘆く。
「動物療法對容易陷入孤獨者確有療效,但沉迷至此實在過火了……不過話說回來,身居各組織高位的權力者確實無從向誰撒嬌吧。」
「アニマルセラピーは孤独に陥り易い人に効果的だとはいえ、流石にのめり込み過ぎでしょう……まあ確かにそれぞれの組織の頂点に近い権力者ともなれば、誰かに甘えるという事ができないのでしょうけれど」
權力者相較於無權者擁有龐大影響力,但同時也作為與他者隔絕的存在而孤立。
権力者は権力を持たない者と比べて大きな影響力を持つが、同時に持たない者とは隔絶した存在として孤立する。
尤其位階愈高此傾向愈明顯,就算在權力者之間,天下人與他者所肩負的壓力也不同。
特に立場が上になればなるほどその傾向は顕著となり、たとえ権力者同士であったとしても天下人とそれ以外とでは肩に圧(の)し掛かる重さが異なる。
但對於不懂言語的寵物,尤其是貓,並不存在這種顧忌。
しかし言葉を解さないペット、特に猫にとってはそのような斟酌(しんしゃく)が存在しない。
牠們不會觀察人的臉色,任性行事,若冒犯牠們時甚至會受到威嚇。
こちらの顔色を窺ったりせず自儘(じまま)に振る舞って見せたり、時に猫の気に障ることをすれば威嚇(いかく)されすらする。
嚴格說來是飼育者與被飼育者,掌握生殺與否的是飼主一方,然而這些愛貓的大叔們卻認為是對等的關係。
厳密には飼育者と被飼育者であり、生殺与奪の権限を握っているのは飼育者側なのだが猫大好きおじさんズは対等な立場だと考えていた。
他們愛的是貓奔放自在的模樣,時而賣萌討歡的姿態便足以撼動他們的心。
彼らは猫の奔放かつ自由闊達(かったつ)な様子を愛し、時に媚びて甘えてくれる仕草に心を揺さぶられてしまうのだ。
於是面對如此棘手的顧客群,靜子想出了一計。
こうして非常に厄介な顧客を抱えることになった静子は一計を案じることにした。
幸好靜子的提案並未讓兩人的積怨更深。
幸いにして静子の提案によって二人の確執が深まることは無かった。
靜子對他們提出疑問:是否只憑一張截取奇蹟瞬間的照片就足以評斷諸位的愛貓?
静子は彼らに対して奇跡の一瞬を切り取った一枚だけで皆様の愛猫が評価されて良いものだろうかと疑問を呈したのだ。
看似像是火上加油的暴舉,但大家一致認為靜子所言頗有道理,於是收起了矛盾。
まるで火に油を注ぐかのような暴挙に見えるのだが、皆が一様に静子のいう事には一理あるなと矛を収めることとなる。
簡言之大家只在意自家貓是最棒的,靜子展示了收錄了數百張維特曼家族照片的相簿後,眾人為這能封存時間流逝的相簿所著迷。
要するに自分の猫が一番になれば良いのであり、静子が何百枚にも及ぶヴィットマンファミリーの写真が収められたアルバムを開陳すると、時間の移ろいすらを封じ込めるアルバムに夢中になった。
貴人們於是像競賽般投入製作各自想要的相簿,當大家開始互相展示到達一定數量的相簿後,認為互相比較優劣反倒失了雅致,於是停止了評比會。
こうして貴人たちは競うように己の望むアルバム制作に注力することになり、ある程度の分量が収まったアルバムを見せ合う内に優劣をつけること自体が無粋であると品評会を止めてしまう。
靜子的機智消弭了不合的苗頭,事情暫告一段落,同時為了向貴人以外的人普及攝影之美,這次宣布舉辦大胃王比賽。
静子の機転によって不和の芽を摘むことが出来て一段落したとともに、貴人たち以外にも写真の良さを普及させるべく今度は大食い大会の開催を告知した。
不過考量到他國有人正受飢荒之苦,這次大食量比賽的規模被壓得很小。
とは言え他国では食糧難に喘(あえ)ぐ人々が居る中での大食い大会だけに規模は控えめとなる。
參加資格限定為尾張居住的成年男性,原本打算先以內部競賽且歡迎臨場參加的形式舉行。
参加資格は尾張在住の成人男性に限定し、まずは身内で競い合う大会かつ飛び入り歓迎という形での開催を予定していた。
「所以決定舉辦大胃王比賽。欲參加者請在報名表填寫要參加的組別。喔,不能同時報名多個組別喔。」
「と言うわけで大食い大会を開催します。参加希望者は申込用紙にどの部門に出場するか記入してね。あ、複数部門に出るのは無しだよ」
靜子在自宅讓人們午餐後集合一併通知,這次把米、芋、酒三個組別分開會場同時舉行。
静子は自邸にいる者へ昼餉の後に集まって貰って一斉に通達する。今回は米、芋、酒の三部門について会場を分けて一斉に行うこととする。
判定以吃掉的重量為準,限制時間一刻(約二小時),吃下去的重量加上口中含著的部分也有效。(一旦放入口中後若吐出則無效)
評定はシンプルに食べた重量にて判定し、制限時間一刻(約二時間)の間に食べた量に加えて口の中に入れた分までが有効となる。(一旦口の中に入れた後、吐きだしてしまった場合は無効)
各組冠軍會拍攝大幅照片裝框,連同姓名懸掛一年。
そしてそれぞれの部門で優勝した者については、大判の写真を撮影して額に入れた上で名前と共に一年間掲示することとした。
為了讓觀眾易於分辨勝負,規則是先在前一刻量重後才提供給選手,若留下殘餘則會扣除相應重量。
ルールは勝敗が観客に判りやすいように、直前で重量を計測してから選手に提供し、残した場合はその重量分が差し引かれる。
每位選手背後會翻開寫有數字的牌子來顯示重量,讓觀眾也能清楚看出誰吃了多少。
それぞれの選手の背後に数字の書かれた板をめくる形で重量を表示し、観客たちにも誰がどれだけ食べたか判りやすいようにしてある。
若選手與觀眾都能同樂,活動就是最好的結果,若能順帶引起對攝影的興趣就更好了。
選手と観客が共に楽しめれば催し物としては最良の結果だろう、ついでに写真について興味を持ってもらえれば言うことなしである。
「那麼,參加者都這麼多還要中止……」
「それで、これだけ参加者が集まったのに中止か……」
隔日靜子看著眾多參加者苦笑,但突然收到信長一聲令下,大胃王比賽不得不面臨中止的命運。
翌日になって静子は参加者の多さを見て苦笑いを浮かべていたのだが、突如として信長から鶴の一声によって大食い大会は中止の憂き目を見た。
原因是來自她完全想不到的地方的干涉。
理由については想像だにしなかった処からの干渉によるものだった。
「德川大人要送出人質……」
「徳川様が人質を差し出されると……」
信長匆忙傳來消息,稱家康提出想把人質寄託於靜子處的請求。
信長から急を要する知らせとして飛び込んできたのは、家康が静子の許へ人質を預けたいという申し出があったという。
信長與家康之間存在同盟關係,但權力關係明顯以信長居上。
信長と家康の間には同盟関係が存在するが、その力関係は明らかに信長の方が上である。
由於仍維持同盟關係,並沒有發生非得讓家康向織田家送人質的事件。
依然として同盟関係を継続しているため、別段家康が織田家に対して人質を送らねばならないような事件は無かった。
然而有意見指出,既然上杉謙信與伊達家都已有所交付人質,而德川家卻唯獨坐享既有同盟而不以行動回應,這樣實在如何是好。
しかし徳川家としては上杉謙信や伊達家が人質を差し出しているのに対し、徳川家だけが従来の同盟に胡坐(あぐら)をかいているのは如何なものかとの意見が出るようになったのだ。
當然這並非信長或謙信及伊達家對德川有所非,簡言之這是德川內部權力鬥爭與安全保障關係需要鞏固的表現。
無論のこと信長や、謙信及び伊達家に関してもこれに思う処がある訳ではない。要するに徳川家内の権力闘争及び安全保障上の関係性を強固にしたいという思いの表れだった。
「看來上樣與德川大人之間已經達成協議,不過沒想到被選為人質的會是他。德川大人的正室這次也退讓了。」
「既に上様と徳川様との間で合意がなされたらしいけれど、人質に抜擢されるのが彼だとは思わなかったな。徳川様の正室殿も今回は折れたんだ」
關於寄放地點,雖然信長所在的安土也無不可,但能接觸到最先端學問與技術的是尾張,既然要送人質,不如兼作留學託付給靜子最為妥當。
預ける先については信長のおわす安土でも問題なかったのだが、最先端の学問及び最先端の技術に触れられるのは尾張であるため、どうせ人質に送るならば留学も兼ねて静子の許に託すのが最適との見解だ。
人質的人選似乎是在德川家內經過爭論後才決定的。
人質の人選については徳川家内で揉めた末に決まったようだ。
起初認為嫡子松平信康較為適當,但他已與信長之女德姬結婚,對信長而言不合禮數。
当初は嫡男である松平(まつだいら)信康(のぶやす)が相応しいと思われたのだが、彼は信長の娘である徳姫と婚姻しており信長に対して無礼となる。
再者信康性情粗暴,萬一與靜子發生衝突,結果將本末倒置,因此被放棄。
また信康は性格的に粗暴な部分が目立つため、万が一にも静子とひと悶着を起こそうものなら本末転倒であるとして見送られた。
接著被提出的候補是三男秀忠,但他剛出生為嬰兒,作為人質的價值顯著偏低。(此時代嬰幼兒死亡率高,且不被視為繼承人)
次に候補として挙がったのは三男秀忠(ひでただ)だが、こちらは産まれたばかりの赤子であり、人質としての価値が著しく低い。(この時代は乳幼児の死亡率が高く、後継ぎと考えられていないため)
最終被選中的,是次男於義伊(即後來的結城秀康)。
最終的に白羽の矢が立ったのは、次男の於義伊(おぎい)(後の結城(ゆうき)秀康(ひでやす)のこと)であった。
然而他並未被正式承認為家康之子。
とは言え彼は正式に家康の子として認知されていない。
原因在於家康的正室築山殿不承認長勝院為於義伊之生母的懷孕。
その理由は家康の正室にあたる築山殿(つきやまどの)が於義伊の実母である長勝院(ちょうしょういん)の妊娠を認めなかった為である。
這等同於宣告不承認於義伊為家康子嗣,事實上在史實上家康直到築山殿去世前都未曾承認於義伊為次男。
これは於義伊を家康の子として認めないと宣言したに等しく、実際に史実に於いて家康は築山殿が死去するまで於義伊を次男だと認められなかった。
至於築山殿堅決不承認於義伊為家康之子的理由,仍不得而知。
なお築山殿が頑なに於義伊を家康の子として認めなかった理由は判っていない。
一說是築山殿對長勝院妃心生嫉妒,但考慮到戰國時代正室有管理側室與妾的地位並存在上下關係,比起於義伊的存在,更可能是她不肯承認母親長勝院為側室。
一説には築山殿が長勝院殿に嫉妬していたためと言われているが、戦国時代に於ける正室は側室や妾を纏め統率する立場であり、双方に上下関係があることを考えれば於義伊の存在よりも母親たる長勝院殿を側室として認めなかった可能性が高い。
若未得側室地位的長勝院懷有身孕,便會逐步落入側室之位,對築山殿而言將其視為擾亂內室秩序的篡奪者也不足為奇。
側室としての地位を得ていない長勝院が子を孕(はら)めば、なし崩し的に側室へ収まってしまう。築山殿からすれば奥向きの秩序を乱す簒奪(さんだつ)者として捉えるのも無理はない。
因此築山殿將長勝院逐出女房衆,並命其離開濱松城,可說是理所當然之處置。
故に築山殿が長勝院を女房衆から追放し、更に浜松城からの退去を言い渡したのは当然の措置と言えた。
因此於義伊長期被冷遇,但此時情勢卻突然轉變。
こうした経緯から長らく冷遇されていた於義伊であったのだが、ここにきて状況が一変する。
由於築山殿自家之子對作為人質已無價值,只得做出讓步,於是於義伊和其母長勝院被召回濱松城。
築山殿も自分の子供に人質としての価値が無い以上、譲歩せざるを得なくなり於義伊と母親である長勝院が浜松城へと呼び戻されることとなった。
然而婦人之間的積怨並非道理能解,築山殿以把於義伊送為人質為交換,才同意讓長勝院成為側室。
しかし女同士の確執は理屈では解決できず、築山殿は於義伊を人質に差し出す代わりに長勝院を側室にすることを認めた。
她對此待遇也加以條件,迫使家康保證不讓長勝院復歸女房衆,並將她的地位定為側室、妾之中最下等。
その扱いについても彼女は条件を付けた。長勝院を女房衆へ復帰させないこと及び、その扱いは側室・妾の中で一番下のものとする旨を家康に約束させたのだ。
如此一來,於義伊終於正式得以自稱為家康的次子,卻立刻被作為人質送往靜子的府上。
こうして正式に家康の次男と名乗ることが出来た於義伊だが、即座に人質として静子の許へと送られることとなる。
家康這麼安排,是認為在德川家勢力到不了的靜子處生活,於義伊會比較安心度日。
徳川家内での政治が及ばない静子の許で暮らした方が於義伊も心安らかに過ごせるだろうという家康なりの配慮であった。
「於義伊殿數歲算是六歲吧……果然還不會理解自己為何被冷遇。問孩子這種事太粗俗,也不想亂戳籬笆惹出禍端」
「於義伊殿は数えで六歳か……流石に自分が冷遇されてきた理由を理解してはいないよねえ。子供に尋ねるには下世話だし、藪をつついて蛇を出す愚は犯したくない」
身為一名歷史愛好者本想深挖未被後世傳頌的原因,但若只是出於好奇插手,恐怕會踩到老虎尾巴。
一歴女としては後世に伝わっていない理由について深堀りしたいのだが、興味本位で首を突っ込めば虎の尾を踏みかねない。
因此靜子選擇壓抑好奇心保持沉默。
それゆえ好奇心を抑え込んで沈黙することを静子は選んだ。
靜子吩咐小姓們備齊五、六歲孩童所需之物後,便繼續閱讀剩下的定期報告。
小姓たちに五・六歳の子供が必要とする物を揃えるよう命じると、静子は残りの定期報告を読み進めることにした。
那場因挑釁而被迫中止的大食量比賽宣布改於明年收穫期重新實施,於是幻之大食會回到白紙狀態。
煽りを食って中止になってしまった大食い大会は来年の収穫期に改めて実施する旨を宣言し、幻の大食い大会は白紙に戻った。
「周邊地區的流浪者大幅減少,想必都往經濟較穩定的尾張聚集吧。說實在的,基礎建設整備上人手到處都很歡迎,所以比起城下町,我更希望人力能直接流向知多半島那邊」
「周辺地域の浮浪者がかなり減っているから、経済的に安定している尾張に流れてきているんだろうね。正直なところインフラ整備で人手は何処でも大歓迎だから、城下町よりも直接知多半島方面に向かって貰う方がありがたいんだけどね」
作為國家工程持續推進的愛知用水開發正熱烈運作中,凡是健康的成年男性無論出身為何都能找到工作。
既に国家事業として継続している愛知用水の開発が絶賛稼働中であり、健康な成人男性であればどんな素性の者であろうと仕事にありつけた。
此外東國開發也需要以街道整備為首的基礎設施,未來各地都計畫展開大規模工程。
更には東国開発についても街道整備を始めとしたインフラ整備が必要となっており、これから各地で大規模な工事が予定されている。
必要的道路與水道等基礎設施不在話下,學校、診所、役所與集合住宅等公共設施的建設也接踵而至。
道路や水道などの必須インフラは言うに及ばず、学校や診療所、役所や集合住宅といった公共施設の建設も目白押しになっていた。
即便是已具雛形的尾張・美濃地區,其末端仍未完全整備,其他領國則必須從頭興建新事業。
ある程度の形が出来上がっている尾張・美濃地域ですら末端までは整備が行き届いていないのだから、他の領国については完全に新規に事業を起こす必要がある。
有人認為基礎設施可放任居民自行打造理想樣貌,但那樣的設備無法成為長久可用之物。
インフラなどは放っておいてもそこで生活する人々が勝手に望ましい形に作り上げるという者もいるが、それでは長く使い続けられる設備とはなり得ない。
因此領主在從民眾取得稅收後,必須先規劃再投資基礎設施,並將稅金投入其維護。
故に領民から税収を得ている国主が計画した上でインフラに投資し、またその維持に税をつぎ込むのだ。
「基礎建設事業基本上是虧損的,所以必須靠其他事業獲利來盡量填補赤字。畢竟我也不是能無盡出錢的」
「インフラ事業は基本的に赤字だから、別の事業で利益を出して赤字を可能な限り穴埋めしないといけない。流石に私も無尽蔵にお金を出せるわけじゃないからね」
對流浪者的支援必須將生活基盤安定與就業支援一併施行。
浮浪者への支援については生活基盤の安定と就労支援をセットで実施する必要がある。
只給錢並不會建立起生活基礎,若無可持續獲利的環境,他們恐怕又會回到流浪的狀態。
金だけ与えた処で生活基盤が整うはずもなく、また継続して利益を得られる環境がなければ浮浪者へと逆戻りとなるだろう。
對他們的就業支援最直接的就是體力勞動,基礎建設工程正是再適合不過的公共工作。
そんな彼らへの就労支援で一番手っ取り早いのが肉体労働であった。インフラ事業はまさにうってつけの公共事業と言える。
雖然投入了建築重機讓部分工作由機械負擔,但現況仍大多仰賴人力。
建設用重機の投入によって機械が担う仕事もあるが、未だその殆どを人力に頼っているというのが現状だ。
安排流浪者從事土木工程,不僅可改善周邊治安、提高工程進度,還能讓他們重整生活,可謂一舉三得的政策。
浮浪者たちに土木工事を斡旋することは、周辺の治安も良くなり、工事の進捗が稼げる上に元浮浪者たちについても身代を立て直せる一石三鳥の施策であった。
就在靜子為國內各事務奔走忙碌之際,西國終於即將展開一場決定織田與毛利勝負的戰事。
こうして静子が国内に関してあれやこれやと奔走している折、西国で遂に織田と毛利の雌雄を決するいくさが行われようとしていた。