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戦国小町苦労譚

一五七九年四月中旬

時間往前推移幾日,在九鬼水軍與毛利・村上水軍之海戰爆發的數日前,羽柴秀吉焦躁不安。

時は少し遡(さかのぼ)り、九鬼水軍と毛利・村上水軍との海戦が勃発する数日前、羽柴秀吉は焦っていた。

「在西國征伐的戰功上,因為無血開城鳥取城,我暫時領先眾人一步。然而,先前日向守(即明智光秀)以寡兵攻下上月城,差距已被縮小了。」

「西国征伐に於ける武功は、鳥取城を無血開城したことで皆に一歩先んじておる。しかし、先だって日向守(ひゅうがのかみ)(明智光秀のこと)が寡兵で上月城を攻め落としたことで差が縮まってしもうた」

正如秀吉所言,光秀在上月城之戰中運用砲兵部隊立下了顯著戰功。

秀吉の言葉通り、光秀は上月城での戦いに於いて大砲部隊を用いて見事な戦果を挙げてみせた。

雖然藉由無血開城而連設備與兵員都得以確保的秀吉在戰功上仍佔優勢,然而光秀在短時間內攻略上月城——此城又是與周邊諸城聯繫的要衝——的事蹟備受推崇。

無血開城によって設備及び兵員までをも確保できた秀吉の方が戦功としては一歩上をゆくものの、近隣の城と連携する上で要となる上月城を僅かな期間で攻略して見せたことが高く評価されている。

造成秀吉焦慮的根本,乃在於秀吉軍與光秀軍性質上的差異。

秀吉の焦りの根幹には、秀吉軍と光秀軍との性質の差によるところがあった。

秀吉本人在仕奉信長之前,曾仕於今川氏旗下的松下加兵衛並嶄露頭角;他出身為農民之子(有說法稱為足輕之子等),雖無深厚學識,卻頭腦靈活。

秀吉自身は信長に仕える以前、今川氏の配下であった松下加兵衛に仕えて頭角を現していたように、農民の子(足軽の子であったとする等、諸説ある)として生を受けたため学は無いものの頭の回転が速かった。

所謂地頭聰慧,記性亦佳,加上能察人心微妙之處,因此善於取得人心。

所謂(いわゆる)地頭が良いため物覚えも良く、心の機微を察する能力が高いためか人の懐に入り込む術に長けていた。

然而,與其個人能力相悖的是,他出身非長期延續的武家世族,缺乏譜代家臣,因此在支撐側翼的家臣團方面,遠不如光秀。

本人の高い能力とは裏腹に彼の出自が長く続いた武家の系譜ではないため、譜代からの家臣と言うものが居らず、脇を固める家臣団という点に於いて光秀に大きな差を付けられている。

這一傾向在其軍中亦甚為明顯,雖兵力眾多,但多為無學之人,難以期待執行高階的軍事行動。

この傾向は彼の軍に於いても顕著であり、兵数こそ多いものの学の無い者が多く、高度な軍事行動など望むべくもないのだ。

「獲得了兩兵衛(指竹中半兵衛與黑田官兵衛)之後,雖能制定策略性的作戰,但能執行該等作戰的下士官卻極度短缺。」

「両兵衛(りょうべえ)(竹中半兵衛と黒田官兵衛の二人を指す呼称)を得たことで、戦略的な作戦を練ることは出来るようになったものの、その作戦を遂行できるだけの下士官が圧倒的に不足している」

與秀吉的煩惱形成鮮明對比的是,光秀軍中多為武家子弟且受過充分教育,對於靜子借來的全新兵器與裝備亦能迅速適應。

こうした秀吉の悩みとは対照的に、光秀の軍には武家の身内で十分な教育を受けた兵が揃っており、静子から借り受けた全く新しい兵器や装備に対してもいち早く順応することが出来た。

但另一方面,高素質的兵士難以大量獲得,光秀也為無法像秀吉般擁有大軍、僅能維持少數精銳而苦惱。

反面、こうした質の高い兵士というのは得難いものであり、秀吉軍のような大軍を擁することが出来ず少数精鋭となってしまうことが光秀の悩みでもあった。

「不能再空想無有之物,我要以現有資源應變,攻下毛利的居城吉田郡山城!」

「無いものねだりをしていても仕方がない。わしは今あるもので都合を付け、毛利の居城たる吉田(よしだ)郡山(こおりやま)城を攻め落とさねばならんのだ!」

基於此背景,秀吉開始編成可稱為大軍的部隊,準備對毛利進行正式攻擊。

そうした背景から秀吉は、本格的な毛利攻めを行うべく大軍と評するに相応しい部隊を編成しつつあった。

這時,毛利一方與九鬼水軍之間爆發海戰的消息傳到了他那裡。

そんな折に毛利方と九鬼水軍との海戦勃発の報が彼の許へと届けられる。

精於算計的秀吉立刻在腦裡盤算起來:九鬼水軍是由信長重金整備,性能超越傳統船隻,幾可斷定不會輕易敗北。

計算高い秀吉は早速頭の中で算盤(そろばん)を弾き始めた。九鬼水軍は信長肝煎りで整備されており、従来の船舶とは隔絶した性能を持っていることから負けることはまずあるまい。

秀吉打算趁毛利將目光投向海上之際,對陸地發起大膽攻勢,若有機會便奪取前哨基地。

毛利の目が海に向いている間に陸地に対して大胆な攻勢を掛け、あわよくば前哨基地の確保が出来ればと秀吉は動き始めた。

「由於靜子大人賦予我在西國征伐上某種程度的裁量,將考慮對羽柴大人的軍事行動追加物資支給。」

「静子様より西国征伐に関するある程度の裁量を頂いておりますゆえ、羽柴様の軍事行動に対する物資の追加支給を検討いたします」

秀吉趁毛利被海戰牽制之際,為創造對己軍有利的戰局,派遣使者給負責兵站、屬於靜子軍的真田昌幸。

秀吉は毛利が海戦で手一杯の間に、少しでも自軍に有利な戦況を作り出すべく兵站を担う静子軍所属の真田昌幸へ使者を送った。

因為藤堂高虎另有要務不在,無法即刻以電信確認靜子的意向,但昌幸仍接到記載秀吉請求與作戰概要的文書。

別件で藤堂高虎が不在であるため、即座に電信を用いて静子の意向を確認することが出来ないものの、昌幸は秀吉の要望と作戦概要が記された文書を受け取る。

經獲准檢視並粗略閱覽內容後,發現以下事項。

許可を得て中身を検め、ざっと目を通したところ、以下の事が判明した。

秀吉欲攻取吉田郡山城,計畫自鳥取城越過中國山地向南下,進入安芸國。

秀吉は吉田郡山城を攻めるにあたり、鳥取城から中国山地を越えて南下し安芸(あき)国を目指す。

因中國山地高且險(全程約70公里),故於山前、山後及途中每隔一定距離或每遇可補給水源之處,設置中間據點以支援越山。

高く険しい中国山地(全行程70キロメートル程度)を越えるため、その前後及び途中の一定距離もしくは水を補給できる地点ごとに中間拠点を設けて山越えを支援する。

進入安芸國後於三次郡集結,構築前哨基地,作為臨近吉田郡山城的立足點。

安芸国に入れば三次(みよし)郡へ集結して前哨基地を構築し、吉田郡山城を臨む足掛かりとする。

全軍分為三隊,先遣隊僅配備最低限武裝,雇用當地杣人(伐木者等習慣進入山林者)為嚮導,確保越山路線。

全軍を三部隊に分け、必要最低限の武装のみをした先遣隊が、現地の杣人(そまびと)(木こり等の山へ日常的に立ち入る人)等を案内人として雇って山越えのルートを確保する。

接著本隊攜帶先遣隊所需補給物入山,於先遣隊建立的中間據點會合並交付物資後待命。

次いで本隊が先遣隊分の補給物資を持って入山し、本隊は先遣隊が作り上げた中間拠点で合流し物資を渡したら待機する。

接受補給的先遣隊再度先行建立下一個中間據點,待命的本隊則等待補給部隊會合,並攜帶本隊與先遣隊之補給物資再出發。

補給を受けた先遣隊は再度先行して次の中間拠点を構築し、待機している本隊は補給部隊の合流を待って本隊の補給及び先遣隊分の補給物資を抱えて再度出発する。

如此如尺蠖般逐步接受補給,慢慢越山。

こうしてシャクトリムシのように徐々に徐々に補給を受けつつ越山する。

實乃秀吉一貫的閃電作戰:避開整備的街道,隱於山間運用大軍,一舉在敵本營眼前建立前線基地。

実に秀吉らしい電撃的な作戦であった。整備された街道を避けて山に紛れて大軍を運用し、一気に敵本拠地の目前に前線基地を建ててしまおうというものだ。

若敵方未察覺秀吉行動,該計畫完全可行,風險對報酬亦極為合理。

敵方に秀吉の動きが察知されていなければ充分に実現可能な作戦であり、リスクに対するリターンも申し分ない。

昌幸馬上著手調查現可動員之兵站部隊、從京經日本海至鳥取城之補給路狀況,以及已儲備物資目錄。

早速昌幸は、現時点で動員できる兵站部隊と京から日本海経由で鳥取城に至る補給路の様子及び、既に備蓄されている物資の目録を調査させる。

「正式回覆會稍後送達,作為第一報請轉告恐怕可以無虞地支給。」

「正式な返答は追って行うが、第一報として恐らく問題なく支給できるとお伝え頂きたい」

昌幸如此說著,擬定了要交給秀吉使者的文書。

昌幸はそう言って秀吉の使者へ渡す文を認(したた)める。

在冬季無法移動軍隊期間,大量物資已自鳥取城匯集至最近的港灣,而這些物資的處理由靜子委任昌幸全權負責。

冬季の軍を動かせない間に相当数の物資が鳥取城から最寄りの港湾に集積されており、それらの扱いについては昌幸が静子から一任されていた。

若將那些物資挪作他用,便能在當前行軍中無虞地支援秀吉軍,然後向京城申請補充不足之處,循序進行補給。

その物資を流用すれば当面の行軍に際して問題なく秀吉軍を支援でき、また減った分の補填を京へと依頼し、逐次補給を行う計画を立てる。

一方面要建立持續支援之體制,另一方面能否確保足以應對突發事態的人員將成為關鍵。

継続して支援出来る体制を構築しつつ、不測の事態へと備えるだけの人員を確保できるかが今後のカギとなるだろう。

領了昌幸的回覆後,使者致謝並策馬疾馳回鳥取城。

昌幸からの返答を受け取った使者は礼を告げて鳥取城へと戻るべく早馬を飛ばした。

送走秀吉的使者後,昌幸再次低頭查看作戰概要書。

秀吉の使者を見送った昌幸は再び作戦概要書に目を落とす。

由於須在高低差劇烈的山中行軍相當距離,補給一旦失敗便極易致命。

高低差の激しい山中を相当距離に亘って行軍することから、補給の失敗は容易に死を招く。

此外,補給部隊位於最後方,需要由兵站部隊對其實施補給,補給線也將不斷延伸。

また最後尾にあたる補給部隊に対して兵站部隊が補給を実施する必要があり、補給線はどんどん延伸していくことになる。

當然山中不可能有能讓駝隊通行的整備道路,物資若只能靠人力運送,要全部由兵站部隊負擔補給是困難的。

当然ながら山中に荷駄が通れるような整備された道などあるわけもなく、物資は人力で運ぶ他ないとなればその補給の全てを兵站部隊で担うことは難しい。

因此兵站部隊只能專注於將物資運到最後方的中間據點,之後據點間的物資運輸就只能由補給部隊以所謂的往返運輸來應付。

そうすると兵站部隊は最後尾の中間拠点まで物資を運ぶことに専念し、それ以降の拠点間の物資運搬は補給部隊が所謂ピストン輸送で賄うしかない。

在把這些運輸計畫縝密規劃之後,還需要想方設法像向秀吉遊說,將本隊的人手撥給補給部隊以增加人員等措施。

こうした輸送計画を綿密に詰めた後、秀吉に対して本隊の人員を補給部隊に割いて人員を増やすよう働き掛けるなどの工夫も必要となるだろう。

對兵站部隊和秀吉軍來說都將是沉重負擔,但昌幸認為仍有其價值。

兵站部隊にとっても秀吉軍にとっても負担の大きい軍事行動となるが、それでもやる価値があると昌幸は見ていた。

事到如今已擴大到必須向靜子報告並徵詢意見的層次,已超出昌幸的裁量範圍。

流石にことがここまで大きくなってしまっては静子に対して報告と相談をする必要があり、昌幸の裁量を超えてくる。

昌幸決定等高虎歸來後,向尾張的靜子報告現況,並請求動用兵站部隊的許可以及增加兵站部隊的人手。

昌幸は高虎の帰還を待って尾張の静子に対して状況報告及び、兵站部隊を動かす許可及び兵站部隊自体の増員を申し入れることにした。

「原來如此,是強行越過難關的山道、將刀刃抵到毛利喉嚨的作戰吧。若是傳聞赫赫的兩位兵衛也參與計畫立案,成功的把握應該很高吧」

「そうですか、難所の山越えを強行し毛利の喉元に刃を突きつける作戦ですね。噂に名高い両兵衛も計画立案に加わっているなら成算は高いのでしょうね」

在定時通聯時接到昌幸報告的靜子面露難色。

定時連絡の際に昌幸から報告を受けた静子は難しい表情を浮かべていた。

靜子原先所在的時代中,從鳥取與島根的縣界到廣島縣三次市有松江自動車道通過。

静子が元居た時代には、鳥取と島根の県境から広島県三次市に向けて松江自動車道が通っている。

此次計畫中提出的山越路線,大致上會接近那條松江自動車道。

今回計画に挙がっている山越えルートは、ほぼその松江自動車道に近いものとなるだろう。

不同的是,松江自動車道是在平成時代的技術下,在山中開通了十六座隧道,鋪設出可以汽車行駛的道路。

一つ異なっているのは、松江自動車道は平成時代の技術で以て山に16ものトンネルを開通させ、自動車が走行できる道路を敷設したということだ。

在戰國時代想要挖穿多座山以開闢道路幾乎是做夢一樣,預計會相當艱難。

戦国時代に於いて幾つもの山を掘り抜いて道を通すなど夢のまた夢であるため、相当な難事となることが予想できる。

現階段對毛利的戰況是織田方佔優,靜子思索是否有必要勉強越山到此地步。

現時点では対毛利の戦況は織田方優位で推移しているため、ここまで無理をして山越えを行う必要があるのだろうかと静子は考えた。

本該在戰功上佔優的秀吉為何急於求成,這點令靜子難以立即做出決斷。

何故か戦功で優位に立っているはずの秀吉が、功を焦っているのが気にかかる静子としては即座に決断をすることが出来なかった。

雖說是春天,但在深山幽谷仍可能有殘雪,靜子決定將最終判斷委託給信長。

春とは言え深山幽谷に於いては残雪も懸念されるため、静子は最終的な判断を信長に委ねることとした。

「嗯,你的判斷是不越山,而是繞過山脈與光秀會合後再挑戰決戰,這樣損耗會較少,是吧?」

「ふむ、貴様の見立てでは山越えをせずに山脈を迂回して光秀と合流した後に、決戦に挑んだ方が損耗は少ないと踏んだのだな?」

「是,勉強越山頂多也只會讓毛利投降提前大約半年而已……」

「はい、無理を押してまで山越えをしたところで毛利の降伏が半年早くなる程度かと……」

「好,我允許!也要顧及那猴子的野心。那兩個人互相競爭反而會出更好的結果」

「よい、わしが許す! 猿めの野心も汲(く)んでやらねばなるまい。あの二人は互いに競わせた方が良い結果を出すのでな」

「呃、哈……(被當作替身的明智大人會怎麼想呢?)」

「は、はあ……(あて馬にされる明智様はどう思われるかな?)」

在信長的一聲令下此計畫獲得批准,靜子決定動用兵站軍以支援該計畫的實現。

信長の鶴の一声によってこの計画は承認され、静子はその計画実現に向けて兵站軍を活用して支援を行うこととなった。

眾人普遍認為在西國攻勢的戰功競爭上秀吉已先行一步,靜子期盼秀吉那為求更多戰功的貪念能往有利方向發展。

西国攻めの戦功争いは秀吉が一歩先んじているというのが皆の認識であり、更なる戦功を求める秀吉の貪欲さが良い方に転がれば良いと静子は願うのだった。

九鬼水軍與毛利、村上水軍之間的海戰結果,令西國的國人們震驚不已。

九鬼水軍と毛利・村上水軍との海戦の結果は、西国の国人たちに激震を齎した。

向來在海戰中被譽為不敗的村上水軍與毛利水軍結盟成聯合軍,面對這樣的對手,九鬼水軍卻以壓倒性實力獲勝,這一事實對外界造成巨大衝擊。

海戦に於いて負けなしと誉れ高き村上水軍と毛利の水軍が手を取り合った連合軍に対し、圧倒的な強さを見せつけて九鬼水軍が勝利したという事実が余人に大きな衝撃を与える。

其中九鬼水軍的旗艦鐵甲船『日輪丸』的威容被大肆宣傳,因為那艘披著特殊黑鐵裝甲的大型船,漸漸在市井間被喚為『黑船』。

中でも九鬼水軍の旗艦たる鉄甲船『日輪丸』の威容が喧伝され、その特異な黒鉄の装甲を纏った大型船であることからいつしか『黒船』と巷間で囁(ささや)かれるようになった。

完全喪失制海權的毛利方頓時萎縮,自此不再有明顯的軍事行動,像龜一般閉守於城中。

完全に制海権を失ってしまった毛利方はすっかり萎縮してしまい、これ以降目だった軍事行動を起こさず亀のように城に籠ってしまっている。

毛利原以為此戰可以取勝。畢竟一向能化險為夷的靜子無法從東國出動,毛利也自負僅靠九鬼水軍便能輕易壓倒對方並籌得足夠船隻。

毛利としてはこの一戦が勝てるいくさだと踏んでいた。何せ幾たびもの苦境を覆してきた静子は東国から動けず、九鬼水軍だけならば容易に圧倒できるだけの船を調達したという自負もあった。

然而一開戰便是無可辯駁的徹底敗北,僅存的船隻不但無法組成船隊,連守護港口都難以維持。

しかし蓋を開けてみれば言い訳のしようがない程の完敗であり、僅かに残った船舶では船団を形成するどころか港を守ることすら覚束ない。

「如今長宗我部殿已完成四國統一,毛利正面臨前所未有的困境」

「長宗我部殿による四国統一がなされた今、毛利はかつてない苦境に立たされておる」

「毛利的家臣們也必定在前所未有的情勢中動搖,現在正是給他們致命一擊的時機!」

「毛利の家臣共もかつてない状況に揺れ動いておろう、今こそダメ押しの一手をくれてやらねばなるまい!」

秀吉在鳥取城召集手下將領開軍議,議題是根據先前海戰結果討論是否要進行山越攻略。

秀吉は鳥取城に配下の将を集めて軍議を行っていた。議題は先の海戦の結果を受けて、山越え攻略の是非についてだ。

想要立更多功勳的秀吉很有熱情,但即便多快也需耗費三個月這類大規模作戰,故有人擔憂到時毛利可能已恢復元氣。

更なる手柄を立てたい秀吉は乗り気だが、どう急いだところで三月(みつき)は掛かろうという大作戦であるため、その頃には毛利も立ち直っているのではないかと言う意見が交わされていた。

「既然在瀨戶內的航行被限制,毛利等人便無法取得充足補給。若急速越山,他們仰賴的今年收成就難以如願」

「瀬戸内での航行を制限された以上、毛利共は満足な補給を行えますまい。急ぎ山越えを行えば、奴らがあてにしておるであろう今年の収穫が満足に出来なくなるというもの」

「正是!反過來若我們能在秋季前控制周邊,這些收成將成為我方所有,對毛利的打擊將難以估量」

「然り! 逆に我々が秋までに周囲を制圧できれば、この収穫が我々の物となるゆえ毛利の痛手は計り知れまい」

竹中半兵衛的話引出黑田官兵衛對早期部署戰力利點的陳述。

竹中半兵衛の言葉に黒田官兵衛が早期戦力展開の利点を述べる。

「原來如此,若是預見到此等程度的作戰,便能如野火燒盡枯草般蠶食毛利的領地」

「なるほど、そこまで見越しての作戦ならば野火が枯れた草むらを焼き尽くすが如く毛利の領地を蚕食できよう」

秀吉的弟弟秀長對兩位兵衛的言論表示贊同。

秀吉の弟である秀長は両兵衛の言葉に賛意を示した。

主君秀吉一揮旗,且在秀吉軍中形成大派系的秀長亦表示贊同後,意見似乎已趨於統一。

主君たる秀吉が旗を振り、秀吉軍の中でも大きな派閥を形成している秀長が賛同したとなれば、意見の統一は決まったようなものとなる。

「毛利已不足以令人生畏。但也有『欲速則不達』之說,我們曾在播磨遭受痛苦的背叛。故需有如敲石橋般的慎重,同時盡可能迅速推進準備」

「もはや毛利など恐るるに足りぬ。しかし『急いては事を仕損じる』とも言う、我らはかつて播磨で手痛い裏切りにあっておる。故に石橋を叩いて渡る慎重さを持ちつつ、可能な限り早く準備を推し進めねばなるまい」

秀吉軍被視為信長所屬的方面軍之一。東國征伐結束後轉向西國征伐,現在參與西國攻勢的各軍皆獲得靜子兵站軍的全面後援。

秀吉軍は信長が抱える方面軍の一つに数えられる。東国征伐を終えて西国征伐にシフトしている今、西国攻めに参加している各軍は静子の兵站軍による全面的なバックアップを受けていた。

即便獲得充足糧食與軍備,秀吉軍進度緩慢是有其理由。

十分な糧食及び軍備などを与えられつつも、秀吉軍の進行速度が遅いのには理由があった。

曾經秀吉因憑藉勢頭急於侵略,忽視了鞏固根基,結果犯下大錯,讓曾為播磨國人別所長治的背叛發生。

かつて秀吉は勢いに任せて侵略を急ぐあまり、足場固めを疎かにしてしまい播磨の国人であった別所長治の裏切りを許してしまうという大失態を犯している。

對此信長曾親自責備,若再犯同樣錯誤,秀吉的出路恐怕就會斷絕。

この件に関しては信長より直々に叱責をされており、同じ失敗を重ねてしまえば秀吉の立身出世の道は途絶えてしまうだろう。

運用過往反省的山陰攻略進展順利,雖然進度被認為略慢,但已在安定管轄區域,並不惜提供支援以便使新獲得的領地能帶來收益。

かつての反省を活かした山陰の攻略は順調であり、進行速度はやや遅いとされるものの支配地域の安堵が行われており、新たに獲得した領土から利益を上げられるように支援も惜しまない。

這些成果都逐一向信長報告,因其態度受到肯定,信長也沒有親自督戰。

こうした成果は逐一信長にも報告されており、その姿勢が評価されているため信長をして督戦するような真似はしていなかった。

「靜子殿派遣了釀酒匠到包含武庫山(今之六甲山)在內的地區,似乎是適合釀酒的土地。還在試探階段,但恐怕能在此地釀出屬於一流的好酒。」

「武庫(むこ)山(現在の六甲山)を含む地域に静子殿が酒職人を派遣して下さいましたが、どうやら酒造りに適した土地だとのこと。まだ見込みの段階ですが、恐らくこの地域で有数の良い酒を仕込めるとのことです」

「那真是可喜可賀,酒越多越好。即便尾張的清酒名震天下,到了西國運去也會因運費而變得與舶來物相當昂貴。若我們能在那裡提供便宜又好喝的酒,人人自然會搶著買。」

「それは重畳、酒は多ければ多いほど良い。尾張の清酒が如何に天下に名を響かせようとも、やはり西国まで運べば舶来物にも匹敵する値となってしまう。そこに我らが安く旨い酒を提供できるとなれば、皆が挙って求めるというものよ」

在前往西國征伐前,據點在今浜(今之長浜)的秀吉知道尾張清酒在近畿圈被高度評價且受珍視。

西国征伐に赴く前、今浜(現在の長浜)を拠点としていた秀吉は、近畿圏に於いて尾張の清酒が高く評価され珍重されているのを知っていた。

然而不管品質多好,長途運輸會造成品質劣化,且運費疊加導致價格高漲,現狀是一般庶民已買不起。

しかし如何に高品質であろうとも、長距離輸送による品質劣化や輸送費が上乗せされることによる価格高騰を招き、およそ一般庶民が手を出せるような値段ではなくなってしまっているのが現状だ。

對部分富裕階層來說,能飲用昂貴的尾張清酒成了身分象徵,並被視作顯示權勢的指標。

一部の富裕層にはその高値ゆえに尾張の清酒を飲めることがステータスとなっており、己の権勢を示す目安として求められているという実態がある。

簡言之,它以高級路線定位,銷量不大但單瓶利潤高。

要するに高級路線でブランディングされており、数が出ない代わりに一本当たりの利幅が大きい商品となっていた。

秀吉認為其中有生機。在這個時代,酒是人們生活密不可分的存在,從庶民到武家、公家、僧家等對酒的需求從未間斷。

そこに秀吉は活路があると考える。この時代の人の営みにとって酒は切っても切り離せない存在であり、庶民をはじめ武家は勿論、公家や仏家に至るまで酒の需要は引きを切らない。

目前尾張清酒僅在京都近郊與尾張一帶流通,若能在西國成功釀造,甚至有可能壟斷市場。

現時点では尾張の清酒は京近縁と尾張一帯にしか出回っておらず、西国で醸造に成功すれば市場を独占することすら可能となるだろう。

對本就龐大的秀吉軍而言,獨攬西國的酒需求是必須的。

ただでさえ大所帯である秀吉軍にとって、西国の酒需要を一手に担うことは必須であった。

「不能輸給那明智!他在畿內的名聲無可限量,甚至有人說他的一句話就能撼動市場。」

「明智めには負けておられぬ! 畿内に於ける奴の名声はとどまるところを知らぬ、奴の一声で市場が動くとさえ言われておる」

包括京在內的畿內,光秀的影響力年年增強。大阪因為朝廷將統治委任給近衛家而例外,但其他地方無法忽視光秀的勢力。

京を含む畿内に於いて光秀の影響力は年々大きくなっていた。大坂は朝廷より近衛家が統治を委任されているため例外となるが、それ以外の場所に於いて光秀の影響力は無視することが出来ない。

秀吉想盡量削弱競爭對手光秀的影響力,然而光秀門第優秀、有學識且口才了得,並非在談判上可輕易取勝。

秀吉としてはライバルたる光秀の影響力を少しでも削ぎたいところなのだが、家柄に優れ学があり、弁も立つ光秀相手では交渉ごとなどでは歯が立たない。

為了確立優勢的戰功,秀吉無論如何也想獲得討伐毛利的功勳。

幸いにして優位な戦功争いを決定づけるためにも、秀吉としては毛利を討ち取ったという手柄が是が非でも欲しいのだ。

他認為至少必須讓人說「西國征伐是由秀吉之手成功完成」才行。

最低でも秀吉の手によって西国征伐は成功したと言われるぐらいでなければならないと考えていた。

「要在夏季前完成越山,冬到來前攻下毛利!但若為此而勉強行事以招致失敗就本末倒置。必須既謹慎又大膽地進攻。這是勝負關頭!期待大家更加振奮。」

「夏までに山越えを成し、冬が訪れる前には毛利を攻め落とさん! しかし、その為に無理をして失敗を招いては本末転倒。慎重かつ大胆に攻めねばならぬ。ここが勝負所よ! 皆の一層の奮起を期待しておる」

「是!!」

「はっ!!」

對秀吉的話,包括秀長在內的所有家臣都齊聲有力回應。

秀吉の言葉に秀長を含む全家臣が力強く返事をした。

周遭一片忙碌,靜子則相對閒得發慌。原因是那已近乎成為例行的信長下達的休假命令。

周囲が慌ただしくなるなか、対照的に静子は暇を持て余していた。理由はもはや恒例行事となりつつある信長からの休暇命令によるものだ。

靜子有個令人哀傷的習性:一旦周遭忙碌,她就會想去幫忙,結果不斷把自己的工作越推越多。

静子の哀しい習性として、周囲が慌ただしく働いていると何か手伝おうとしてどんどん己の仕事を増やしてしまうというものがある。

在此次西國征伐中,她在後勤部隊的調配上大展手腕,卻因信長送來朱印狀而被強制休假。

今回の西国征伐に於いても、その兵站軍の差配に手腕を発揮していたのだが、信長からの朱印状が届けられて強制的に休まされているのである。

以長久以來的權限移交問題與為實現即便靜子不在也能運作的體制為名,她被迫休假,心中難免忸怩。

かねてより課題となっている権限移譲と、静子が居なくとも仕事が回る体制づくりを実現するための一歩という大義名分を掲げられ、静子としては忸怩(じくじ)たるものを抱えながらの休暇となっていた。

而且此次休假還被加上了外出限制。

しかも、今回の休暇に至っては外出制限まで掛けられてしまったのだ。

「偷偷外出視察被發現了嗎?」

「こっそり視察に赴いたのがバレたかな?」

上次被強制休假時,靜子想出一個計策,假稱遊山玩水而到各地視察,卻被報告說她藉視察之便到處插手、指手畫腳。

前回の強制休暇の折に、静子は一計を案じて物見遊山と称して各地の視察に赴いており、視察にかこつけてあれこれと口出しやら手だしやらしていたことが報告されてしまった。

這次休假規定外出時須提交計畫書,並取得信長批准。

今回の休暇では外出する際には計画書を求められ、信長の承認を得なければならないと定められてしまっている。

論及靜子對信長的忠誠,除繼承人信忠外,唯有她被允許帶刀近侍於信長身旁,可見其信用之高。

信長に対する静子の忠誠については、後継者たる信忠を除けばただ一人帯刀をしたまま信長の間近に座することが許されているといえばその信用の程が知れよう。

然而只談到請假這一事,她的信用幾乎等於零;要她單純在緣側悠閒休息幾乎不可能。

しかし、休暇を取るという一事に於いては彼女の信用など無いに等しい。ただのんびりと縁側で座って休息するということが難しい。

田地與果園早被收回,靜子只好在宅邸內設了一小塊家庭菜園,栽種平日料理所用的零碎蔬菜。

田畑や果樹園は取り上げられて久しいため、静子は己の屋敷内に小さな家庭菜園を設けて、日頃料理で使うこまごまとした野菜などを育てている始末だ。

「本來想打發時間做個正倉院寶物目錄什麼的,結果被說那是工作。嗯,反正對方同意以年為單位讓我慢慢記錄,休假結束後就打算一步步來。」

「手慰みに正倉院(しょうそういん)の宝物目録でも作ろうかと考えたけれど、それは仕事だと言われちゃったよ。まあ年単位で少しずつ記録させて貰えることになったから、休暇明けからはコツコツとやっていくつもりだけれど」

靜子逐漸成為她一生志業的藝事保護職責,經多年推動文化財管理與保護後已廣為人知。

最早静子のライフワークとなった芸事保護の任は、長年に亘って文化財の管理・保護を推進し続けた結果広く認知されるに至った。

作為成果之一,她獲得特權,即便是本需勅使(帝的使者)在場才可開啟的正倉院之扉,只要事前提出必要申請也被允許開封。

その成果として本来勅使(ちょくし)(帝の使い)の立ち会いを必要とする正倉院の扉の開封さえ、事前に必要な申請をしさえすれば許されるという特権を得ている。

靜子打算利用這項特權首先著手編纂正倉院寶物目錄。

この特権を活かして静子が最初に取り組もうとしたのが正倉院宝物の目録作成であった。

目前負責正倉院管理的東大寺表示,突然將全部寶物公開在人力上也很困難,持保留態度。

現在正倉院の管理を任されている東大寺からは、いきなり全ての宝物を放出するのは人員的にも難しいと難色を示された。

靜子認為這並非非做不可的急務,於是接受對方建議,決定每年按定數將部分出示並記錄。

静子としても是が非でも今すぐやらねばならない性質のものではないため、先方の提案を受け入れて毎年決まった点数を表に出して記録するということに決まる。

因此靜子在接受提案的同時請求,要求在首次開封時公開正倉院文書。

そこで静子が提案を受け入れる代わりに願い出たのが、最初の開封時に正倉院文書(しょうそういんもんじょ)を公開して欲しいというものだった。

正倉院文書是保存在正倉院的文書群,數量達一萬多件,其中除了東大寺運營相關史料外,還有關於戶籍與帳簿等,為理解日本古代史不可或缺的一次史料。

正倉院文書とは正倉院にて保管されてきた文書群であり、一万数千点にも及ぶ文書には東大寺の運営に関する史料の他、戸籍や計帳等に関する日本古代史を知る上で欠かすことの出来ない一次史料である。

把這些龐大的資料拍成照片,然後以此為基礎複製成冊作為資料彙整。對不感興趣的人來說不過是連引火都不夠的紙片,但對靜子而言這是兼具興趣與實益的一生志業。

この膨大な資料を写真に収め、それを元に複製をつくって資料として纏めるのだ。興味が無い人からすれば焚きつけにも出来ないような紙きれなのだが、静子からすれば趣味と実益を兼ねたライフワークなのであった。

「……又發生什麼事了嗎?」

「……また何かあったの?」

正專心為一冊據稱是平安時代末期書寫、在初次開封時就被複製下來的某位公家日記加註並編纂時,靜子忽然感到有人靠近的氣息。

初回開封時に複製させた平安時代末期に書かれたとされている、とある公家の日記に注釈を入れつつ編纂作業に没頭していると、静子は不意に人の気配を感じた。

她察覺到是間者等有必要緊急回報,便在低頭看著日記的同時開口問道。

そこから間者たちが緊急の報告をする必要が生じたことを察して、静子は日記に目線を落としたまま声を掛けた。

「四六大人的一位學友涉入了不法之事。已取得證據顯示他冒用四六大人的名義募集金錢。」

「四六様のご学友が不正に手を染めました。四六様の名を騙(かた)り金を集めているという裏付けが取れました」

「是嗎……那麼後續就看四六的判斷了呢」

「そう……では後は四六の判断次第ですね」

近來有報告指出,四六的一名朋友行為有些可疑。

近頃四六の友人の一人が何やら不審な動きをしているという報告が上がっていた。

於是靜子便派間者監視那名友人,結果果然露出了破綻。

そこで静子は間者を使ってその友人を見張らせていたのだが、まんまと馬脚を露したという訳だ。

那名友人是出身在堺發跡的商家之子,一邊接受家裡的援助一邊在尾張鑽研最新學問,但不巧家業衰落。

その友人は堺でなり上がった商家の子息であり、実家からの援助を受けつつ尾張で最新の学問に取り組んでいたのだが、折悪く実家の商売が傾いた。

由於原本以稍微強硬的手法崛起,周遭的商人對他不以為然,立刻陷入進退兩難。

元々少々強引な手法で成り上がったため、周囲の商人達から快く思われておらず、忽(たちま)ち二進(にっち)も三進(さっち)もゆかなくなってしまう。

聽聞家中困境的兒子,便斷定在尾張的學生生活到此為止,抱著順便賺點旅費的心態踏上了歧途。

実家の窮状を耳にした息子は、尾張での学生生活は最早これまでと見切りを付け、行き掛けの駄賃とばかりに金を得ようと悪の道へと踏み出した。

他利用身為四六朋友的身分,冒用四六之名招攬對新事業的投資。

四六の友人であるという立場を活かし、四六の名を騙って新たな事業への投資を呼びかけたのだという。

最終間者甚至當場抓到投資款實際交到他手上的瞬間,並且取得了那份證文。

そして遂に間者は実際に投資金が彼の手に渡ったところを押さえ、その証文すらも手に入れているそうだ。

「為政者者,即便面對親友,對作惡者仍須給以相應的懲罰。若以四六之名行詐,已不可能逃過死罪。欲成為稱職的國家之人,若不能拋棄私情而斷罪,便無資格為政。」

「為政者たるもの、たとえ親友が相手であろうとも悪を為した者には相応しい罰を与えなければならない。四六の名を騙って詐欺を働いたのならば、最早死罪は免れない。国人足らんとするならば、情を排して断罪できなければ為政者となる資格がない」

「……」

「……」

「因為以情彎曲法度而導致腐敗、崩壞的國家不勝枚舉。不能分清公私者,不可位居人上。若要繼承我的位子,必須越過此一考驗。故我會把情報傳給四六,觀察其反應。請繼續監視。」

「情で法を曲げたが為に腐敗し、崩壊した国は枚挙に暇がない。公私の分別が出来ぬ者は、人の上に立ってはならない。私の後を継ぐのであれば、この試練乗り越えて貰わねば困ります。ゆえに四六に情報を流し、様子見をします。引き続き監視をお願いします」

「遵命」

「御意」

回話一出,間者的氣息便如同融入空氣般消失。靜子看了會兒日記,忽然抬起臉,輕輕嘆了一口氣。

返事とともに間者の気配が空気にとけこむように消えた。暫く日記を読んでいた静子だが、ふいに顔を上げると小さく息を吐いた。

「再過一陣子就會正式進行世代交替了。那麼四六,你能夠成為大人嗎,還是會仍然停留在孩童狀態?」

「もう少ししたら本格的に世代交代ですね。さて四六、貴方は大人になれますか、それとも童のままですか」