戦国小町苦労譚
少年啊,吃下「かれい」
華嶺行者長得魁梧,光是靜子宅附近就已是遠近皆知的人物。
華嶺(かれい)行者(ぎょうじゃ)は魁偉(かいい)な風貌(ふうぼう)の持ち主であるため、静子邸どころか近隣でも名の知れた存在だ。
若在人煙處出現還能看作行者或山伏,若在深山相遇,便只會被當成天狗或妖怪之類。
街中にあればまだ行者か山伏にも見えようが、山中で出くわせば天狗や妖怪の類にしか見えない。
有一日夜裡華嶺行者在山中疾行時,看到遠方像是營火的光。正好想找處吃飯,便如逢甘霖般靠近想借些火。
先日も華嶺行者が夜の山中を疾駆していると、焚火らしき明かりを見つけた。そろそろ食事でも取ろうと思っていた矢先であったこともあり、渡りに船と火を貰おうと近づいた。
果然,圍著營火盤坐的那些髒兮兮的男人,一見營火光中顯出的華嶺行者身影,便驚叫著四散逃跑。
果たして焚火を囲んで車座になっていた薄汚れた男たちは、闇の中に焚火の光を受けて浮かび上がる華嶺行者の姿を見るや否や絶叫して逃げ出した。
場中降下難以形容的寂靜,只剩下華嶺行者與一個雙手在背後被綁、嘴塞著木枷倒在地上的少年。
いたく形容しがたい沈黙が下りた場には、華嶺行者と両腕を後ろ手に拘束され猿轡(さるぐつわ)を噛ませた状態で転がされている少年のみとなった。
少年瞪大眼睛驚愕得彷彿眼珠要掉出來,但過了一會兒似乎絕望,緊閉雙眼全身僵硬。
少年は目が零れ落ちる程に見開いて驚愕していたが、しばらくすると絶望したのかきつく目を瞑(つむ)って体を強張(こわば)らせた。
少年絕望以至於準備赴死也不奇怪。因為當時的華嶺行者肩上扛著黃昏前擒獲的一頭幼雌鹿,雖把內臟因易腐而丟棄,但鹿頭仍從頸上垂著,還在滴血。
少年が絶望して死を覚悟したのは無理からぬことだった。何せこの時の華嶺行者ときたら、夕暮れ前に仕留めた若い牝鹿を肩に担ぎ、内臓は傷みやすいため廃棄したものの歩いていれば血抜きになるだろうと、首から血を流す牝鹿の頭がぶら下がっているのだ。
即使從遠處也能嗅到濃烈的血腥,血浸濕的鹿皮發出的獸臭讓人聯想到大型食肉獸。像是死亡本身的華嶺行者,卻在營火前大剌剌地坐下。
離れた位置からでも濃密に漂う血臭と、血に濡れた鹿の毛皮が発する獣臭は大型肉食獣を思わせた。迫りくる死そのものである華嶺行者は、しかし焚火の前にどっかりと座り込んだ。
少年正僵著身子,忽然有人抓住他的腰,朝自己猛力拽來。少年以為獸牙要刺入自己,但那一刻始終未曾到來。
少年が身を固くしていると、おもむろに腰の辺りを掴まれ、凄まじい力で引き寄せられた。少年は己の体に獣の牙が突き立つのを覚悟していたが、一向にその瞬間は訪れない。
反倒不知何等妖術,那綑住自己荒繩與枷木都不見了,他意識到已重獲自由。
それどころか、如何なる妖術によるものか、己を拘束していた荒縄と猿轡が消えており、自由を取り戻せたことに気が付いた。
「我……我得救了嗎……?」
「お……俺は助かったの……か?」
少年確認自己無恙後四下張望,最後將目光投向營火。果然,在營火對面坐著滿臉笑意的華嶺行者。
少年は己の無事を確かめながら周囲を見回し、最後に焚火へと目をやった。果たして焚火を挟んだ向かい側に、満面の笑みを浮かべた華嶺行者が居た。
本該讚賞未曾呼喊也未逃跑的少年,但實際上他的雙腿發抖到連站都站不起來。
声も上げず、逃げ出しもしなかった少年を褒めたいところだが、実の処は脚が震えて立ち上がることすらできなかったのだ。
少年凝視著那保持沉默仍帶笑的華嶺行者。雖然面容凶悍,但一笑卻帶著奇特的可愛,少年這才第一次察覺對方是某種人形存在。
沈黙したまま笑みを浮かべ続ける華嶺行者を少年は見つめた。いかつい容貌だが、笑みを浮かべていると不思議な愛嬌があり、ここで初めて少年は相手が人型の何かであると気が付いた。
「汝是山之神乎?」
「御身(おんみ)は山の神であられるや?」
少年以顫抖的聲音向眼前這個怪人開口。
少年は震える声で対面の怪人に語り掛けた。
「哈哈哈。拙僧可非何等高大上的存在。是來借火種的旅僧罷了。看起來你似乎遇到困難,無大礙否?」
「はっはっは。拙僧はそんな大層なものではござらぬ。火種をお借りしようと参った旅の僧侶でござる。難儀しておられた様子だが大事ないかな?」
眼前這個存在難以讓人相信與自己同為人,但華嶺行者那泰然自若與沉穩的語調,逐漸解除了少年的緊張。
目の前の存在が自分と同じ人間だとは信じがたかったが、華嶺行者の泰然とした様子と落ち着いた口調に少年の緊張は少しずつ解けていった。
「救了性命卻失禮相待,實在不勝感激」
「命を救って頂いたというのに失礼した。まことにかたじけない」
「拙僧並未做何事。抬起面來吧」
「拙僧は何もしておらぬよ。面(おもて)をあげられよ」
如華嶺行者所言,他確實沒做什麼。只是對方自行逃走了而已。順手解開少年的束縛也只是隨手之事。
華嶺行者の言葉通り、彼は実際に何もしていない。勝手に相手が逃げ出しただけのこと。少年の拘束を解いたのも片手間でしかない。
「吾……家名已無法再言。吾名為七助,還請記下」
「某は……家名はもう名乗れぬな。某は七助(しちすけ)と申します、お見知りおき下され」
「唔,似乎另有隱情。拙僧名為華嶺,親近者稱我華嶺行者」
「ふむ、何やら訳ありのご様子。拙僧は華嶺(かれい)と申す、親しい者からは華嶺行者と呼ばれておりまする」
雖只一瞬間的遲疑便看出有隱情,華嶺行者並未深究就繼續交談,兩人逐漸打開話匣子。
一瞬言い淀んだだけで訳ありだと見抜いたものの、それについて問う事も無く会話を続ける華嶺行者と少年は次第に打ち解けていった。
以一身闖蕩諸國的華嶺行者的見聞很有趣,他說話有智性,行為卻異常豪放,少年笑得捧腹大笑。
その身一つで諸国を渡る華嶺行者の話は面白く、確かな知性を感じさせる話しぶりとは真逆の破天荒な行動に少年は腹を抱えて笑い転げた。
仰臥在冰冷地面望向天空,從樹冠縫隙看到蒼白的月亮。七助回想自己好久沒笑得如此盡興了。
冷たい地面に転がったまま空を見上げると、樹冠の合間に蒼白い月が見えた。七助はこれ程までに笑ったのは、一体いつぶりだろうと記憶を振り返った。
他一度皺眉,隨即舒展眉頭,放鬆身體開始說話。
そして一瞬渋面を浮かべたが、ふと眉を緩めると身体から力を抜いて話し始める。
「能在此相遇亦是緣分。雖比不上華嶺行者的故事,可否聽我說說家事?」
「ここで会ったのも何かのご縁。華嶺行者どのの話とは比ぶべくもないが、某の身の上話を聞いては頂けまいか?」
「拙僧曾入過佛門,聞世間迷惘之眾生之事自是無妨。盡管說出來吧」
「かつては仏門に身を置いたこともあり申す、迷える衆生の話を聞くのに否やはござらぬ。気負わず話されよ」
於是七助口中吐露的是戰國時代常見的故事。
そうして七助の口から語られたのは、戦国の世ではありふれた物語であった。
正如名中有七字,七助家中子女眾多,父親驟逝後兄弟為繼承家業爆發骨肉相殘的爭奪。
名前に七が入っていることからも判るように、子だくさんだった七助の兄弟たちは、父親の急死を機にして骨肉の跡目争いをすることとなった。
經過諸多曲折七助敗北,曾支持他的人成全他逃走,結果被逐出家門成了流浪者。
紆余(うよ)曲折(きょくせつ)あったものの七助は争いに敗れ、己を支持してくれた者たちによって逃がされたことにより、国許を追われた放浪の身の上となったのだ。
因家勢殷實而未曾旅行的七助很快花光路費,過起了吃不飽的生活。
跡目争いをするほどの家であるため、今まで旅などしたことも無い七助は、すぐに路銀を使い果たしてしまい食うや食わずの生活となっていた。
他餓得幾近瘋狂,但自尊心作祟不肯做賊,便萌生若死去或許能解脫的念頭,走向山中。
狂おしい程に腹は減っているのだが、どうしても己の矜持(きょうじ)が邪魔をして盗人に身を落とすことが出来ず、いっそ死ねば楽になるのではないかと思い立って山へ足を運んだのだった。
「在山中行走時,正巧撞見如前般的山賊,那些人把他連身帶物剝光,連平日不願賣的匕首都被搶走,差點被賣作人販的貨物」
「そうして山中を歩いていると、前(さき)の山賊が如き連中と鉢合わせとなり、これだけはと売らずにいた懐刀をはじめ、身ぐるみ剥がされた上に人買いに売られる寸前だった」
「果然受過不少苦。然則想死也未免太過激烈了」
「なるほど苦労をされたのであろう。しかし、死にたいとは穏やかではござらぬな」
「吾的一生原本是為家而存在。但被宣告不被需要,雖然幸存下來,離開家後對自身的無力感絕望,活著使吾疲憊」
「某の人生はお家の為にあったのだ。しかし、お前は要らぬと断ぜられ、それでも何とか生を拾ったが、家から離れた己の無力さに呆れ果て、生きることに疲れ申した」
「嗯,那麼七助。拙僧且請你吃一頓飯。肚子餓了便會胡思亂想」
「ふむ、なれば七助殿。拙僧が一つ飯をご馳走しようではないか。腹が減っているからつまらぬことを思い悩むのでござろう」
「什、雖是恩人,但說我胡思亂想,豈能任由你如此說?」
「なっ! 幾ら恩人といえども、つまらぬこととは聞き捨てならぬ」
「正是如此。肚子餓便容易衝動。我不會讓你等太久,先稍且休息吧」
「まさにそれでござろう? 腹が減っているから激し易い。そうは待たせぬゆえ、しばし寛いでおられよ」
七助怒氣沖沖欲發,華嶺行者卻像柳葉遇風般將怒火撥開,從背囊取出一口大鐵鍋掛在火上。
激昂して食ってかかる七助の怒りを、華嶺行者は柳に風とばかりに受け流し、背負っていた背嚢(はいのう)から大きな鉄鍋を取り出すと火にかけた。
七助看著華嶺行者俐落的手法,連怒氣都忘了。華嶺用附近的石頭和木片巧手搭起臨時灶具,不一會便成型。
七助は華嶺行者の手際の良さに怒りも忘れて見惚れていた。華嶺行者はその辺りに転がっている石やら木片やらを巧みに使って、瞬く間に即席の竈を組み上げる。
等鍋面燒熱冒煙,華嶺行者從懷中掏出用油紙包著的白色肥膏,投入鍋中。
焼けた鍋肌から煙が上がるのを待って、華嶺行者は懐から油紙に包まれた白い脂身を取り出して鍋に落とす。
白色肥肉受熱化成透明油脂,散出既甜又香的氣味,彌漫四周。
白い脂身が熱されて透明な油となると、甘いような香ばしいような匂いが辺りに漂い始めた。
七助情不自禁地吞了口口水,華嶺行者便將撿來的胡桃赤手劈開取出果仁,再與他可能採集的山藥塊一起下鍋翻炒。
思わず七助が喉を鳴らすと、華嶺行者は拾ったのであろうオニグルミを素手で割って中身を取り出し、これも採取したのであろうむかごと一緒に炒め始める。
當油吸附了胡桃香之時,華嶺行者將雌鹿背肉切成一口大小,接連放入鍋中。肉香四溢,令七助有衝動想立刻跑起來。
油にクルミの香りが移ったところで、牝鹿の背肉を一口大に切って次々と鍋に放り込んだ。肉の焼ける芳香が立ち上ると、七助は走り出したいような気持になった。
隨後他又放入牛肝菌、雞油菌、和乾燥的行者蒜等,再注入水,朝七助笑著,從珍惜的容器中抓起一把黃粉投入鍋中。
更に華嶺行者はチチタケやタマゴタケ、乾燥させた行者ニンニクなども放り込むと水を注ぎ、七助の方を見てニヤリと笑うと大事そうに取り出した容器から何やら黄色い粉を鍋に一掴みほど投じた。
那一刻的變化,七助終生難忘。原本像是浮著草味雜質的山菜湯,瞬間化為世間難以想像的華麗芳香燉物。
その時生じた変化を七助は終生忘れられないだろう。悪く言えば山菜のアクなどが浮いたドブのような汁が、この世のものとは思えない程に華やかで馨(かぐわ)しい煮物に変じたのだ。
本欲死去的七助身體,對那像生命力凝聚般的氣息誠實地做出反應。於是,他腹中發出了巨響的咕嚕聲。
死のうと思っていた七助の体は、生命力の塊のような香りに素直に反応した。即ち、盛大にぎゅるりと鳴いたのだ。
「瞧,身體是誠實的吧?即便頭腦想死,面前若有美味料理,人總會本能地喊想活下去」
「ほれ、体は正直であろう? 頭で死にたいなどと思ってみても、美味そうな食い物を前にすれば生きたいと叫ぶのが人というものよ」
「可惡!吾從未聞過如此讓人饑腸轆轆的香味。這是何等料理?」
「くっ! しかし、某はこれほどまでに腹が空く匂いを嗅いだことが無い。一体何と言う料理でござろう?」
「呵呵呵。這正是遙不可及天竺的香氣,拙僧賜名的至高逸品,號為『かれい』」
「ふふふ。これこそが見果てぬ天竺(てんじく)の香り、拙僧の名として頂戴した至高の逸品、号して『かれい』と称す」
「かれい……」
「かれい……」
七助喉頭發出一聲嚥氣。待食物完全燉熟,華嶺行者盛滿那鍋裡的咖哩汁到木碗,遞給七助。
ごくりと七助の喉が鳴る。充分に火が通って煮えたところで、華嶺行者は木椀にたっぷりとカレー汁を注いで七助に持たせてやった。
「本應澆在剛煮好的飯上乃極品,但因在山中只做成湯。來,儘量吃。這便是『かれい』!這就是活著的意義!」
「本来は炊き立ての飯に掛けて食すのが極上なれど、山中ゆえに汁とした。さあ、存分に食されよ。これが『かれい』! これこそが生きる意味というものよ!」
七助幾乎沒聽進華嶺行者的話,只是深吸湯散出的香氣,腦子一陣麻木,連用筷子夾料都嫌浪費,像要把碗貼嘴一口灌下般猛吃。
七助は華嶺行者の言葉を殆ど聞いていなかった。汁から立ち上る香りを胸いっぱいに吸い込むと、脳髄が痺れたようになる。箸で具材を掴む時間も惜しいとばかりに、木椀に直接口を付け流し込むかのように掻き込んだ。
毫不誇張地說,七助的瞳孔放大,全身毛孔冒汗。舌頭感受到鮮美與辛辣的爆發,腦中不斷湧過持續的快感。
誇張ではなく七助の瞳孔は開き、全身の毛穴から汗が噴き出す。舌では旨みと辛みが爆発し、脳には絶え間なく快楽が走り続けた。
以少年特有的旺盛食慾一口氣把碗吃光,默不作聲地把碗遞回給華嶺行者。華嶺行者微笑著看著,然後又盛得滿滿地還給他。
少年らしい旺盛な食欲で一息に椀を平らげると、無言で華嶺行者に差し出す。華嶺行者はその様子を微笑ましく見守り、溢れる程に中身を満たして返してやった。
接著兩人你一言我一語地讚嘆著那迷人的料理,沈醉於其絕妙滋味。
そこから二人は口々に快哉を叫びながら、魅惑の料理に酔いしれその素晴らしさを讃(たた)え合った。
「噗呼……不、不行了……」
「ぶふう……も、もう入らぬ……」
七助像魚肚般撐大的肚子朝上躺臥著。華嶺行者把鍋底最後一滴都舀淨後,也像七助一樣滾身躺下。
七助は鱈のように膨れ上がった腹を晒して仰向けになっていた。華嶺行者は最後の一滴まで鍋底を浚って食べつくすと、七助と同じようにごろりと身を横たえた。
「那麼,七助。尚想死嗎?」
「さて、七助殿。まだ死にたいと思われるかな?」
「哼哼……別故意刁難人。經歷這等事哪還會想死。果真肚子餓才會胡思亂想,真乃至理名言」
「くふふ……意地悪を申されるな。これ程の体験をして死にたい等と思うはずがない。なるほど、腹が減るから下らぬ事を考えるとは至言であった」
「是吧?拙僧為了吃這玩意才去仕官,也算報答了那位願意多給拙僧『かれい粉』的主子」
「そうであろう? 拙僧はこれを食したいが為に仕官し、かれい粉を欲しいだけ下さる主に御恩を返しておる」
「世上充滿這等美好。吾自怨自艾、恨命怨運,竟然沒能好好看看這世界」
「世はこんなにも素晴らしいものに満ちておる。某が勝手に世を儚(はかな)み、己が境遇を恨み、ままならぬ世を嫉(そね)んで素直に見ようとしておらなんだのだな」
「七助,若無去處,不如來事奉拙僧的主子如何?何況飯能吃飽,還能嚐到像『かれい』這般的美味」
「七助殿よ、行く宛が無いのであれば拙僧の主に仕えぬか? 何はさておき、飯は腹いっぱい食わせて頂ける上に、かれいのような素晴らしい料理を味わわせて頂けるぞ?」
「既然如此,就不客氣地受教。為了能再吃到美味飯活著也不錯」
「折角だから、お言葉に甘えるとしよう。ただ美味い飯を食べるために生きるというのも一興」
「若如此,今夜便以山為枕看月入眠。天明下山,便前往我主處去」
「然様か。ならば今宵は山を枕に月を眺めて眠るとしよう。朝になれば山を下りて、我が主の許へと向かおうぞ」
說罷華嶺行者開始打鼾,七助一邊苦笑側目看著,一邊撫著撐大的肚子閉上眼。
そう言うと華嶺行者は寝息を立て始め、その様子を苦笑しながら横目で見ていた七助も膨れ上がった腹を撫でながら目を閉じる。
那位行事荒唐卻魅力十足、被華嶺行者視為主君的存在。七助一邊妄想尚未謀面的主君,一邊沉沉睡去。
破天荒だが魅力あふれる華嶺行者が主と仰ぐ存在。まだ見ぬ主君を妄想しながら七助は眠りに落ちていった。