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戦国小町苦労譚

1566年 十月下旬

靜子為數日後將發生的一個自然現象而苦惱。

静子は数日後に起きるある自然現象について頭を悩ませていた。

現代這種程度是親子一起觀測的事,可惜在戰國時代恐怕會被歸為祟之類。

現代なら親子連れで観測するようなレベルの話だが、あいにくと戦国時代では祟の類に分類されてそうだ。

靜子擔心村民會不會因此感到不安。

その事に村人たちが不安を感じないか、が静子の悩みである。

(要說是地球或月亮或太陽……這樣說他們能懂嗎?)

(地球とか月とか太陽……って説明で分かるかなぁ?)

口頭說明倒是簡單,但村民沒有理解所需的基礎知識。

口で説明するなら簡単だ。だが村人たちにそれを理解するための基礎知識がない。

因此她擔心村民會只當一半聽,無法消除真正的不安。

よって話半分に聞いてて肝心の不安を解消出来ないのではないか、という不安があった。

但另一方面,那場天文秀在日本時間是從22時45分到隔天2時18分。

しかし一方で、あの天体ショーが起きるのは日本時間で22時45分から翌2時18分の間だ。

無論怎麼想,戰國時代的人幾乎看不到,因為天黑後大家就睡了。

どう考えても戦国時代の人間はほぼ見る事がない。日が沈めば後は寝るだけだからだ。

(不過萬一因為什麼緣故醒來看見也說不定,吧?)

(でも何かの拍子で起きて見る事もない、かな?)

想來想去,她決定萬一有人注意到,就用童話般的方式說明。

結局考えて考えて、誰かが気付いたらそれを童話っぽく説明する事にした。

混入看起來合理的事實,但用兒童向的故事來教導以消除不安。

それっぽい事実を混ぜつつ、しかし子供向けのような話にして教える事で不安を解消する。

下定結論的靜子立刻在當作筆記的沙板上揮筆構思故事。

結論が出た静子は早速話を考えようと、ノート代わりに使っている砂板にペンを走らせる。

(是不是可以用「太陽公公躲在月亮後面」這種感覺呢)

(お天道さまがお月さんの後ろに隠れている、って感じで行けるかな)

正當靜子沉浸在童話式想法時,彩則在打掃靜子放置行李的房間。

そんなメルヘンチックな話を考えている静子を余所に、彩は静子が荷物を保管している部屋を掃除していた。

雖說是打掃,但因為靜子平時勤快,房間並不算髒。

掃除と言っても静子がこまめにしているためか、そこまで汚れている様子はない。

最多也只是掃掃地就結束了。

せいぜい掃き掃除をする程度で終わる。

無論要怎麼調查才能,基本上還是得照顧日常起居。

幾ら才能を調べると言っても、基本的には身の回りの世話をしなくてはならない。

一邊做家政婦的工作一邊調查看來辛苦,但其實這樣反而更方便。

家政婦の仕事をしつつ調べるのだから苦労があるように見えるが、実はこちらの方が都合が良かった。

畢竟打掃屋子就等於可以肆意查看她的私人物品。

何しろ家の掃除と言って彼女の私物を調べ放題なのだ。

而且靜子完全不懷疑彩在做這種事,還悠哉地把掃除交給她。

更に静子は彩がそんな事をしていると全く疑っておらず、のん気に掃除を任せている始末。

靜子的房間有三間,一間放行李、一間作工作用,最後一間是私人房間。

静子の部屋は三つあり、一つは荷物置き場で一つが作業場、最後がプライベートな部屋である。

她家的空間比普通農家寬敞,是因為首年與第二年獻上的作物,作為信長的賞賜。

彼女の家が普通の百姓より広いのは、初年と二年目に献上した作物に対する信長からの褒美だった。

她原本是普通的破屋,雖然簡陋但裝了柵欄,幾乎成了晾製乾貨的場所,還新建了庭院、為維特曼等人蓋了小屋,並得到一棟只有用雙手就能數出房間數的房子。

普通のあばら屋だったのが簡素とはいえ柵が設置され、ほぼ干物作りの場にされているが庭が作られ、ヴィットマンたちの小屋が作られ、両手で数えられるほどの部屋を持つ家が与えられた。

如此一來自然需要幫工,便以此為由派遣了彩。

そうなると必然的にお手伝いさんが必要になるので、それにかこつけて彩が派遣された訳だ。

不過事情並非就這麼順利進展。

しかし話はとんとんと進むわけでもなかった。

首先在靜子使用的房間某處,總有兩三隻狼在。

まず静子が使ってる部屋のどこかに、オオカミたちは常に二、三匹いた。

所以即便以打掃為藉口做些什麼,狼一聽到聲音就會跑到房間來。

だから部屋掃除にかこつけて何かしようとも、音に反応してオオカミたちが部屋へやってくる。

彩感到被監視,但實際上狼確實在監視她。

監視されている気分の彩だったが、実際オオカミたちは彼女を監視していた。

不過並非如彩所想像的陰謀,而只是出於「下位在老大房間裡幹什麼」的等級觀念。

しかし彩が想像するような考えではなく、単に「格下がボスの部屋で何やってんだ」という序列からくる考えであるが。

在那之中,彩發現了兩樣奇怪的東西。

そんな中で彩が見つけた奇妙なものは二つあった。

一個是用結實繩子綁著、稍大一點的木箱。

一つは丈夫な縄で縛られた少し大きめの木箱。

另一個是靜子狩獵用的中型弩。

そしてもう一つは静子が狩りで使っている中型のクロスボウだ。

木箱放在靜子常用的房間裡,以彩的力氣不太可能輕易打開。

木箱は静子がよく使う部屋に置かれており、開けようにも彩の力では簡単に開きそうもない。

繩子繞得相當緊,要真打開除了斬斷繩子別無他法。

かなり硬めに縄が巻かれているため、本気で開けるには縄を斬る以外にない。

但若是那樣做,彩偷偷調查的事就會被靜子發現。

だがそんな事をすれば、彩がコソコソと調べ事をしている事が静子に知られてしまう。

彩想著只能慎重地伺機確認裡面。

慎重に機会を窺って中身を確認する以外にないと彩は考えた。

相對地,弩就簡單極了。

対してクロスボウは至極簡単だった。

它不像木箱那麼嚴密管理,和其他狩獵工具堆放在一起。

木箱ほど厳重な管理がされておらず、他の狩りの道具と一緒に積まれていた。

就算以掃除為藉口搬動也沒被靜子說什麼。

掃除と言ってそれを持ち運んでも静子は何も言わなかった。

只是被警告說「那是武器,處理時要注意,否則危險」。

ただそれは『武器』だから、取り扱いに注意しないと危ないという警告だけ頂いた。

正是那個「武器」這個字眼,讓彩對十字弓產生強烈的興趣。

その『武器』という言葉こそ、彩がクロスボウに強い興味を惹かれる原因だが。

(從未見過的構造……靜子大人說是弓,但我從沒見過這種弓)

(見たことのない構造……静子様は弓と言いましたが、こんな弓見たことありません)

靜子所管理的十字弓有三種類型。

静子が管理しているクロスボウは三種類だ。

第一種是結構簡單的十字弓,第二種是在三者中體積最大且弦更為堅硬的十字弓,最後第三種則是帶有滑車的所謂複合式十字弓。

一つ目は構造がシンプルなクロスボウ、二つ目が三種類の中で一番大型でかつ弦の硬いクロスボウ、最後の三つ目が滑車のついた所謂コンパウンドタイプのクロスボウだ。

從最初的第一種放大改良用於獵鹿的是第二種十字弓,但拉弦時無論如何都需要專用的器具。

最初の一つ目から大型化して鹿の狩猟に使っていたのが二つ目のクロスボウだが、弦を引くのにどうしても専用の機材が必要だった。

靜子翻查姐姐留下的書籍思索該如何是好時,看到了帶滑車的複合式。

どうしたものかと静子が姉の書物を調べると、滑車のついたコンパウンドタイプが目に入った。

但滑車本身比製作專用器具還需要更高階的技術。

しかし滑車こそ、専用の機材より更に上位の技術が必要となった。

於是從和金造一起製作專用加工機具開始著手。

金造と一緒に専用の加工機材を作る所から始まった。

經過一再失敗後,終於做出加工機具並成功製作出滑車,但因為要利用水車的動力,完成時間會受河流流速影響。

失敗に失敗を重ねた結果、遂に加工機材を作り上げて滑車を作る事に成功したが、水車の力を利用するため川の流れによって完成する時間が左右される。

狀況好的時候製作一個滑車約需三個月,河流流速不佳時則近五個月。

調子のいい時で滑車を一個作るのに約三ヶ月、川の流れが悪いと五ヶ月近くかかる。

雖然可以並列一次做二十個左右,但即便如此每個零件所需的時間仍然驚人。

並列で一気に二〇個ほど作れるが、それでもパーツひとつにかかる時間が膨大だった。

因此他們會多做一些備用零件並保存起來。

その関係で予備パーツをいくつも作って保管している。

當然不只滑車,為了抑制手震所改良的槍托、用貴重金屬製成的扳機、用來拉弦的輔助工具上弦繩、以及背負運輸用的鹿皮製肩帶等,還有許多細節上的改良也都施加上了。

勿論滑車だけでなく、手ブレ抑制の為の銃床や貴重な金属で出来た引き金、弦を引くための補助用道具コッキング紐、背負って運搬するための鹿の革製ショルダーベルトなど、他にも細かい点での改良は幾つも施されている。

正式的威力無法精準測得,但靜子以目測估算約為150磅到185磅左右。

正式な威力はどれほどか測れないが、静子は目測でおよそ一五〇ポンドから一八五ポンドぐらいだと計算した。

對她而言威力並不是重點,重點是能否輕易將鹿擊倒。

彼女にとって威力はどうでもよく、ようは鹿を簡単に倒せるか否かが目的だからだ。

理所當然地,第三代的十字弓能輕鬆拉弦、在穩定的姿勢下扣動扳機,使狩獵變得順利許多。

当然ながら三世代目のクロスボウは手軽に弦を引け、安定した体勢で引き金を引けるので狩りは捗っていた。

上弦繩只是輔助用,平時並不需要攜帶,基本上只是帶著以備不時之需。

コッキング紐も補助であって普段は必要にならないので、殆ど持っていくだけだ。

看到這種充斥著過度科技感的十字弓,彩直覺認為有必要向信長報告。

そんなオーバーテクノロジー満載のクロスボウを見た彩は、直感的に信長へ報告する必要ありと思った。

報告此類神祕物品的存在是她的職責,但十字弓實在過於異質。

このような謎なものの存在を報告するのが彼女の役目なのだが、流石にクロスボウは異質すぎた。

靜子不向上級報告這把十字弓,是因為她明白在各項規格上都不及火繩槍,頂多只能作為狩獵之用。

静子がこのクロスボウを報告しないのは、火縄銃より全てのスペックが下回っているので狩り程度にしか使えないと理解しているからだ。

實際上不論射箭次數如何增加,初速再快、穿透力再高,既然是十字弓其箭矢仍比和弓短,因此能發揮確實威力的距離只有約50公尺到70公尺,相當短。

実際幾ら矢を撃つ回数が増えても、初速度が速く貫通力が高くても、クロスボウである以上和弓より矢が短いので、確実な威力が出せる距離が五〇メートルから七〇メートルとかなり短い。

歷史也證明,與其讓士兵持有十字弓,不如配備火繩槍更為有效。

兵士にクロスボウを持たせるぐらいなら、火縄銃を持たせている方が効果的なのは歴史が証明している。

只是可惜彩並不熟悉那種歷史背景。

だが生憎と彩はそんな歴史的背景を知らない。

(……問題是要怎麼把這個送到森大人手上,對吧)

(……問題はこれをどうやって森様に届けるか、ですね)

彩一邊觀察著複合式十字弓一邊思索。

コンパウンドタイプのクロスボウを眺めながら彩は考える。

數量並不是很多,若遺失了靜子肯定會注意到。

数がそこまで多いわけではないので、紛失すれば確実に静子が気付く。

那時負責打掃與日常照料的彩會是第一個被懷疑的人選。

その時、掃除や身の回りの世話をしている彩が一番最初に疑われる。

彩思考著該怎麼辦,沒想到這個問題意外地很快就解決了。

どうしたものか、と考えた彩だがその問題は意外とあっさり片付いた。

「欸?要借十字弓嗎?可以喔~」

「え? クロスボウを貸して欲しい? いいよー」

彩鼓起勇氣小聲請求,對方的回答居然出乎預料地同意了。

そっとお願いしてみる事にした彩だが、その回答は予想外にも了承の言葉だった。

靜子說得太過簡單,得到想要的回覆後彩還是一臉呆然。

余りにも簡単に言うので、欲しかった回答を貰ったのに彩は唖然とした顔をしているぐらいだった。

「沒有安全裝置,操作時要小心喔。嘛,上次教過你怎麼用了,應該沒問題吧」

「安全装置とかがないから、取り扱いには注意してね。まぁこの前、扱い方は教えたから大丈夫と思うけど」

說完這句後靜子轉回去面對書桌繼續她的工作。

それだけ言うと静子は机に向き直って自身の作業を再開した。

彩不敢打擾以免惹怒她,只好低頭致意然後離開房間。

作業の邪魔をして機嫌を損ねる訳にもいかず、彩は頭を下げた後部屋を後にした。

過了一會兒,彩喚來森可成的使者,並交給他一封信。

それから少しして彩は森可成の使いを呼び出し、彼に手紙を渡した。

內容簡短地寫著如下。

中身は短くこう書かれていた。

『靜子殿、持有疑似南蠻來的武器』

『静子殿、南蛮由来と思しき武器を所持』

十月二十七日,彩便帶著十字弓前去交給森可成,並與他一同前往信長處。

十月二十七日、彩はその足でクロスボウを森可成に届け、彼と一緒に信長の元へ向かった。

本來彩的身分連謁見信長都不被允許,但這次的物品讓森可成也難以說明,遂決定讓最接近現場的彩一同說明情況。

本来、彩は信長に謁見する事すら出来ない立場だが、今回の代物は森可成も説明がし辛く、一番間近で見ていた彩にも説明に加わってもらう事にした。

拜會的寒暄一番結束後,森可成立刻向信長出示了十字弓。

謁見の挨拶をひと通り終わらせると、森可成はすぐに信長へクロスボウを見せた。

「……這就是弓……是嗎?」

「……これが弓……じゃと?」

信長皺著眉頭問道。

眉をひそめながら信長が尋ねる。

在日本也曾存在類似十字弓的弩,但隨著武士的誕生與小規模衝突增多,立功變得困難,且需要管理的弩逐漸消失。

日本にもクロスボウなどの弩は存在したが、武士が誕生し小規模同士の争いが増えていくにつれ、手柄を立てる事が難しく、管理が必要な弩は次第に消滅していった。

確切情況不明,但據說到了室町時代,懂得製作弩的工匠已經絕跡。

正確な所は不明だが、室町時代には弩の製造方法を知っている職人は消滅したと言われている。

取而代之的是易於管理的輕便護甲與弓箭成為主流。

代わりに管理のし易い軽便な軽甲・弓箭が主流となる。

隨著時代推移,以步兵為主的大規模兵力再度出現時,長弓因使用複合材質發展出長射程,弩未被重視。

時代が下がり、歩兵を主体とする兵士の大集団が再登場した時も、長弓は複合素材を用いた長射程のものに発展していたため、弩が顧みられる事はなかった。

信長拿起了弩。

信長は弩を手に取る。

接著像處理易碎品般,仔細確認弩的結構。

そして壊れ物を扱うかのように、丁寧に弩の構造を確認していく。

他細看了約五分鐘,將十字弓置於盆上,然後對著森可成說道。

五分ほどじっくり観察した彼は盆の上にクロスボウを置くと、森可成に向かってこう言った。

「這個在戰場上用不來」

「これは戦場では使えぬ」

不顧兩人的反應,信長像在自言自語般說道。

二人の反応を無視して、信長は自分に言い聞かせるかのように語る。

「結構太過複雜怪異。若損壞,修復會很費工夫吧。製造方法不詳,但毫無疑問是費工的做法。再者靜子拿來打獵,說明其威力也就那樣罷了。」

「構造が複雑怪奇過ぎる。破損した場合、修復するのに手間がかかるじゃろう。正確な製造方法は分からぬが、手の込んだ事をしておるのは間違いない。そして静子が獣の狩猟に使っているという事は、その程度の威力しかない、という事じゃ」

「……那麼」

「……では」

對於森可成的詢問,信長點了點頭。

森可成の問いに信長は頷く。

「靜子什麼都懂,卻故意沒向我報告。把在戰場上用不上的東西報告過來是沒有意義的吧。」

「静子は全てを分かっていて、あえてワシに報告していない、という事じゃ。戦場で使えぬものを報告しても無意味、という事なのじゃろう」

信長喃喃說了句「不過」,一邊擺弄手中的扇子一邊接著說。

だが、と呟いた信長は、手に持っている扇子を弄びながら言葉を続ける。

「由此可知靜子對南蠻兵器也相當熟悉。這是很大的收穫。」

「これで静子は南蛮の兵器にも詳しい事が分かった。これは大きな収穫じゃ」

「不過,能在我國使用嗎?」

「しかし、我が国で使えるのでしょうか?」

火繩槍在日本也有很大的發展,但並非所有東西都能照搬成功。

火縄銃は日本でも大きな発展を遂げたが、全てがそういう訳でもない。

弩與十字弓雖又由西方引入,卻被認為在威力上遜於火繩槍、在速射性上又不如弓,是種介於兩者之間的武器,因此未能普及。

弩やクロスボウも再度西洋から持ち込まれたが、威力では火縄銃に、速射性では弓に劣る中途半端な武器だと断ぜられ普及しなかった。

同樣地,也存在在西方可用、但在日本這片土壤難以適用的兵器。

同じように西洋では使用出来ても日本の土壌では使用が難しい、という兵器は存在する。

「如果不能用,就把它改良成能用。只要不要像這把弓一樣結構複雜怪異就行了」

「使えぬのなら使えるよう改良すれば良い。この弓のように複雑怪奇な構造でなければ、な」

比預期更快能吸收南蠻的技術。

予想より早く南蛮の技術を取り込める。

信長這麼一想,不自覺地暗自得意地笑了起來。

そう思った信長は無意識の内にほくそ笑んでいた。

十一月的氣候相對平靜,但一進入十二月很快就變得有些忙碌。

十一月は比較的穏やかな空気だったが、十二月に入った直後から少し忙しくなった。

大豆與甘蔗進入了收穫期。

大豆とサトウキビが収穫時期に入ったのである。

種植面積方面,甘蔗約1公頃,大豆約50a,但可期待有不錯的收成。

栽培面積はサトウキビが1ha、大豆が50aほどだが上々の収穫が期待できた。

尤其是大豆,因氮肥不足原本不看好,卻出乎意料地大豐收。

特に大豆は窒素肥料が少ないため、収穫が期待出来なかったが予想に反して大豊作だった。

(若能集到氮肥,用爺爺特製的栽培法,10a可收400公斤……嘛,大概是明年或後年吧)

(窒素肥料が集まれば、お爺ちゃんスペシャル栽培で、10a400キロ収穫が可能なんだけど……まぁ来年か再来年かなぁ)

靜子雖忘了這點,但大豆作為軍馬飼料非常珍貴,甚至可稱為軍需物資。

静子は忘れているが大豆は軍馬の飼料として非常に貴重であり、軍事物資とさえ言える。

但在她腦中,大豆不過是醬油或味噌的原料,因此對其價值看得很低。

だが彼女の頭の中では醤油や味噌の原料程度なので、やたらと大豆の価値が低かった。

「嗯,味噌和醬油需要鹽……但現階段沒法大量取得吧」

「うーん、味噌や醤油には塩が必要なんだけど……現時点では大量に手に入らないよねぇ」

現代便利商店都能買到的鹽,在戰國時代不可能有離子交換膜製鹽法,主要還是以鹽田製鹽。

現代ではコンビニでも売っている塩だが、戦国時代にはイオン交換膜製塩法など出来るはずもなく、もっぱら塩田を使った塩の製法だ。

然而即便投入大量勞力,能生產的鹽仍少得可憐,微乎其微。

しかし多大な労働力を投入して生産出来る塩の量は、雀の涙と言えるほど少なかった。

(或許把流下式鹽田稍微改造一下,進行大量生產鹽吧。總之鹽不足這點就很糟糕)

(流下式塩田を少し改造して、塩の大量生産を行うかなぁ。とにかく塩が足りない時点でかなり駄目ね)

鹽既是調味的基礎,也是製作其他調味料所需的原料,越多越好。

調味料の基本でもあり、他の調味料を作るために必要な材料でもある塩はあればあるほど良い。

鹽非有機物,不會長黴,也沒有供細菌成長的養分。

有機物でない塩だからカビも生えないし、ばい菌が成長するための養分もない。

因此大量生產也不會造成保存或管理上的困難。說白了,裝在甕或木桶裡放在倉庫就可以了。

よって大量に生産しても保存や管理方法に困らないのだ。はっきり言うと、壺か樽に入れて蔵に保管しておけば良い。

(米若大量生產也會有保存問題……這邊可以做木製筒倉。還可能需要一個用於收割後脫穀與去殼(だっぷ)的設施)

(米も大量生産したら保管に困るけど……こっちは木製サイロを作れば良いかな。後は収穫した米の脱穀と脱皮(だっぷ)を行う施設がいるかも)

說是設施,但並不需要那種高度機械化的設備,靜子想像的是能做流水作業、像輸送帶那樣的設施。

施設というがそこまで機械的な設備は必要なく、ベルトコンベアのような流れ作業が出来る施設を静子は想像した。

幸好動力可以由水車提供,建造輸送槽並不需要太多費力。

幸いにも動力は水車で賄う事が出来るので、レーンを作る事にさほど苦労は必要ない。

「先不管那個……先從大豆開始吧──」

「それはいいとして……まずは大豆だねー」

剛收割的大豆需要先以太陽曬乾。為此,首先要把它們整理成形。

大豆を収穫した直後は天日干しをする必要がある。その為には、まず形整えをする必要がある。

接著要確保場所。小小的庭院裡已經擺滿了用來天日晾曬的東西,幾乎沒有空間。

次に場所確保だ。小さな庭には所狭しと天日干しされているものがある。

量看起來明顯放不下,靜子便在屋前搭起一個長長的曬場,在那裡晾大豆。

どう見ても無理な量なので、静子は家の前に長い干場を作り、そこで大豆を干す事にした。

因為靠近入口,通行會稍微不便,但只需一到兩週,所以大家決定忍耐。

入り口近くなので通りが少しだけ不便になるが、一週間から二週間なのでそれまで我慢する事にした。

當為脫穀而做的乾燥結束後,接下來就得進行正式的脫穀。

脱穀するための乾燥が終わったら、次は本格的な脱穀をしなくてはならない。

在地面鋪上一塊較大的布,把帶莢的大豆枝條放到較深的桶裡拍打。

地面に大きめの布を敷き、莢の付いた大豆の枝を深めの桶に叩き付ける。

這樣大部分就能打下來,但還是會有夾不出來的,莢殼和枝葉的碎屑也會累積。

それだけで大体は取れるがどうしてもとれないモノが出てくる。また莢や枝のカスなども溜まっていく。

如果只有這些還算好,但有些被蟲蛀的莢裡會跑出幼蟲。

それだけならまだマシだが、中には虫食い莢の中から幼虫が出てくる。

逐一處理幼蟲太浪費時間,等積累到一定量就移到又寬又淺的桶裡。

一匹一匹相手していては時間の無駄なので、ある程度溜まったら広く浅めの桶に移す。

從那時起就靠人海戰術,進行把大豆與其他雜物分開的篩選。

そこからは人海戦術だった。大豆とそれ以外を分けていく選別を行う。

同時也把大豆分為乾淨的可食用大豆和被蟲蝕或不能食用的大豆。

この時、大豆も綺麗な大豆と虫食いや食用として利用できない大豆を選別していく。

但一個人做會很耗時,於是把作業分成一次篩選(大豆與碎屑)和二次篩選(大豆的分類)。

しかし一人でやれば時間がかかるので、大豆とカスの一次選別と大豆の分別を行う二次選別と分けて行う事にした。

如此再花一天時間分選後,乾淨的大豆大約有四百八十公斤。

そうして更に一日かけて分別し終えた綺麗な大豆は四八〇キロ程になった。

從中挑出要留作明年播種的種子後,最終可作食用的大豆有四百公斤。

その中から来年の種付けに使うものを分別し、最終的に食用として使用出来る大豆は四〇〇キロになった。

那些剩下的碎屑和昆蟲則作為堆肥材料,當成明年的肥料。

そして、出てきたカスや虫は堆肥の材料にし来年の肥料とする。

「嘿嘿,收成挺不錯的。明年希望能收成這個的十倍。」

「むふふ、良い感じに収穫出来たね。来年はこの十倍は収穫したいところ」

「不過好像也需要十倍的勞力才行……」

「労働力も十倍必要な気がしますが……」

看著整理好的大豆桶,顯得有些退縮的彩,而滿臉笑容的靜子說道。

整理の終えた大豆が入った桶を見て、若干引き気味の彩と満面の笑みを浮かべた静子が言う。

對懂行的人來說那是寶山,但在靜子眼裡不過是一堆大豆。

見る人が見れば宝の山なのだが、静子には単なる大豆の山にしか見えていなかった。

「那麼,用這些來做味噌和醬油吧──」

「さて、これを使って味噌と醤油を作るかー」

「(醬油……?)先整理一下,把一半上交給館主之後再拜託你。還有那個芒草的怪物到底是……?」

「(しょうゆ……?)整理し、半分をお館様に納めた後でお願いしますね。それとあのすすきのお化けは一体……?」

「知道啦──接下來要處理甘蔗。趕快來做黑糖吧。」

「分かってるよー。次はサトウキビの方を処理しないとね。さっさと黒砂糖を作りましょうか」

說著,靜子開始處理最後一項大型收成:甘蔗。

そう言いながら静子は最後の大きな収穫物、サトウキビの処理にとりかかった。