ポーション頼みで生き延びます!
451 異變 4
於是,搭乘四人座的小型艇前往荒無人煙的山中。
そういうわけで、4座の小型艇で人気(ひとけ)のない山中へ。
當然,法爾塞特也在小型艇上,座位全滿。
勿論、ファルセットも乗っており、満席。
我可不會那麼殘忍把法爾塞特丟下不管。
さすがに、ここでファルセットを置いて行くような鬼畜じゃないよ。
開啟無聲場與不可視護盾,悄無聲息地移動,在一處看起來不錯的岩山著陸。
無音フィールド、不可視シールドを張り、誰にも気付かれないように移動し、良さそうな岩山に着陸。
下了小型艇,在大家注視下把水晶高高舉起……。
そして小型艇から降り、みんなが見守る中、水晶を高く掲げて……。
「召喚,女神賽蕾絲蒂娜!!」
「招喚、女神セレスティーヌ!!」
光芒乍現,耀目至極!
ぴかああぁ〜〜っ!
和上次一樣,水晶閃耀著刺眼的光輝,然後……。
前回と同じく、水晶が眩(まばゆ)く光り輝き、そして……。
光芒悄然消失。
すうっ、と光が消えた。
什麼都沒有。光就是那樣消退了,結束了。
何もなく。ただ、そのまま光が消えただけで、おしまい。
「……咦?」
「……あれ?」
賽蕾絲沒有現身。
セレスが、出てこない。
「「「…………」」」
「「「…………」」」
嗚,大家投來的冷冷目光……。
ううっ、みんなの冷たい目が……。
尤其是法爾塞特那極度失望的目光,痛得難受……。
特に、激しく落胆した様子のファルセットの視線が、痛い……。
「啊~,賽蕾絲那傢伙,是不是去地球的管理者那裡了……」
「あ~、セレスのヤツ、地球の管理者のところへでも行ってるのかな……」
不,其實,這個可能性最高。
いや、本当に、その確率が一番高いのだ。
除此之外,賽蕾絲沒有離開這裡的理由。
それ以外では、セレスがここを離れる理由なんかないはずだ。
畢竟,其他地方是由各自負責的分身處理,重大案件也會交給更上位的分身負責。
だって、他の場所のことはそこを担当している分身体の仕事だし、大きな案件はもっと上位の分身体の担当だろうから。
賽蕾絲應該只負責這個次元世界、這一帶的時空區域而已吧……。
セレスの担当は、この次元世界の、このあたりの時空域だけのはずなんだよね……。
「嘛,賽蕾絲也會有她的事務與休息日吧,
「ま、セレスにも、都合もあれば休日もあるよね。
也不急,等幾天再召喚她吧!」
別にそう急ぐわけじゃないから、また数日後に呼びだそう!」
沒錯,召喚用的水晶可以當作藥水容器無限製作,沒必要慌張。
そう、呼び出し用の水晶は、ポーション容器としていくらでも作れるのだ。慌てることはない。
而且,我的召喚會像留言一樣被記錄下,等她回來看到,說不定會主動過來。
それに、私が呼ぼうとしたことは留守電みたいなものに記録されていて、戻ってきてそれを見たら、向こうから来てくれるかもしれない。
……不過,說到賽蕾絲,也別抱太大期望就是了……。
……いや、セレスのことだから、あまり期待はできないけれど……。
總之,先改天再說吧……。
ま、とにかく、また後日、ということで……。
* *
* *
「「「「…………」」」」
「「「「…………」」」」
不妙。
イカン。
之後又嘗試了三次召喚賽蕾絲,全數落空。
あれから更に3回セレスの呼び出しを試みて、全てハズレ。
最後我說要自己一個人去,但大家好像都想見賽蕾絲,結果全員都跟到山裡來了。
最後には、私ひとりで行くと言ったのだけど、みんなセレスに会いたいらしく、全員が山中へと付いてきた。
……然後,全都落空。
……そして、全部ハズレ。
因為是隔天分次去看的,算下來賽蕾絲已經缺席超過十天了。
日をあけて行ったから、10日以上セレスが不在だということになる。
……這有點不對勁。
……これは、ちょっとおかしい。
賽蕾絲的工作、存在意義是處理這一帶時空區域的『扭曲』,藉此防止次元世界的崩壞。
セレスの仕事、存在意義は、このあたりの時空域での『歪み』対処であり、それによって次元世界の崩壊を防ぐことのはずだ。
可是,她會從監視那些可能何時發生都不知道的『扭曲』的崗位離開那麼長時間嗎?
なのに、いつ発生するか分からない『歪み』の監視の場からこんなに長時間離れるだろうか?
確實,對於超長命的賽蕾絲而言,十天不過是一瞬、一剎那。
いや、確かに超長命のセレスにとって、10日間など一瞬、刹那の間だ。
但那是賽蕾絲的主觀時間感,而工作上的時間觀應該不一樣。
でも、それはセレスの主観的な体感時間の話であり、仕事における時間感覚とは違うはずだ。
十天對賽蕾絲而言,也該是放任『扭曲』太久的時間……。
10日間は、セレスにとっても、『歪み』を放置するには長すぎる時間のはず……。
『……該怎麼辦……』
「……どうしよう……」
鼓起大決心召喚賽蕾絲,本來是我的最後手段,卻以失敗收場。
大決心をしての、セレス呼び出し。私の最終手段だったのに、それが不発に終わってしまった。
……陷入僵局。
……手詰まりだ。
既然這樣,就讓恭醬出動那艘載滿機器兵的巨大宇宙艦,把機器兵降到地面調查……,應該不行吧。
こうなったら、恭ちゃんにロボット兵がたくさん搭載されている巨大宇宙艦を出してもらって、そのロボット兵を地上に降ろして調査……、は無理か。
會被當成新種魔物,人類那邊的戰鬥就會開始了……。
新種の魔物だと思われて、人間との戦いが始まっちゃうよ……。
唔——怎麼辦呢……,啊,對了!!
う~ん、どうすれば……、って、そうだ!!
我還有一張王牌不是嗎!
私には、もうひとつ、切り札があるじゃん!
……不過,所謂王牌並不是指『撲克牌』,而是指那張『小丑』啦。
……いや、切り札と言っても、『トランプ』じゃなくて、『ジョーカー』の方だけどね。
他們不會干涉我們,所以我們也不對他們干涉;平常就把他們當不存在、不太放在心上的那個(……)。
私達には干渉しないから、こちらからも干渉せず、普段はいないもの(・・・・・)としてあまり気に留めない、アレ(・・)。
……不過,那傢伙每週都會準時出現領取金幣(玩樂用的錢)。
……しかし、週に1回、金貨(遊ぶ金)を受け取るためにキッチリと顔を出す、アレ(・・)。
……對,就是那個被稱為『黑色賽蕾絲』的雷亞!!
……そう、『ブラック・セレス』こと、レイアが!!
* *
* *
「……不在」
「……いない」
幾天後,去領金幣的雷亞被問起賽蕾絲的情況,竟然只用那一句話帶過。
数日後、金貨を受け取りに来たレイアにセレスの様子を聞いたところ、そのひと言で済まされた。
……不過說真的,我們每週都被她剝走好幾枚金幣。能不能有點用啊!!
……いや、毎週毎週、たくさんの金貨を毟られてるんだ。もっと役に立てよっ!!
不過,如果放任不管,這傢伙的旅店費、吃喝費、玩樂費都沒了,不知道會做出什麼事來,所以也沒辦法……。
まあ、放置すると宿屋代や飲食費や遊ぶお金がなくなったコイツが何をするか分からないから、仕方ないんだけどさ……。
為了這個世界的和平,每週幾枚金幣而已……,也太大的損失了吧!!
この世界の平和のためなら、毎週金貨数枚くらい……、大損害だよっっ!!
現在正是要把過去那些花銷討回來的時候……。
今こそ、今までの出費の元を取らねば……。
「不在?賽蕾絲?她現在在哪裡,你知道嗎?」
「いないって、セレスが? 今どこにいるか、分かる?」
「在我的感知範圍內找不到她……」
「私の感知範囲内にはいない……」
唔唔唔唔……。那點我從剛才就知道了。毫無新情報啊。
うむむむむ……。それくらいは、さっきの言葉で分かってた。新情報が皆無だぞ。
那麼,換個問題。
じゃあ、質問を変えよう。
「監視『扭曲』的管理者會離開現場超過十天嗎?像是神們開會或慰安旅行之類的……」
「歪みを監視している管理者って、10日以上も現場を不在にすることってあるの? 神様達の会議とか、慰安旅行とかで……」
「不可能。就算是真的要去什麼地方,通常也會當日往返。再久也不會超過兩三天。
「あり得ない。もしどこかへ行くとしても、普通は日帰り。いくら長くても、2~3日。
我們移動不費時間,去哪裡都不需要太多時間。
私達は移動に時間がかからないから、どこへ行くにも大した時間は必要としない。
如果事前慎重檢查過,即使當時沒發現的細小『扭曲』存在,也不會在回來之前變得那麼嚴重……。
それくらいであれば、出発前に慎重に精査しておけば、その時点で見つからないくらいの小さな歪みがあったとしても、帰るまでにそう大きくなることはないから……。
精查相當麻煩又耗時,所以大家都不太想做」
精査はかなり面倒で時間がかかるから、みんな、あまりやりたがらない」
「原來如此……。」
「なる程……。
「那麼,對於賽蕾絲長期缺席的現況,有什麼推測能提出嗎?
じゃあ、セレスが長期間不在だという今の状況について、何か推測は立てられるかな?
關於魔物異常方面,有沒有什麼發現?」
魔物の異状についてとかも、何か分からない?」
「由於情報不足,且這個分身的能力被大幅限制,無法做出高確度的預測。但是……」
「情報不足につき、能力が大きく制限されているこの分身体では、十分に確度が高い予想は立てられない。しかし……」
「但是,什麼?」
「しかし、何?」
「既然賽蕾絲不在,現在應該可以稍微發揮能力做掃描,而不會暴露我的存在……」
「セレスがいない今であれば、少し能力を発揮してスキャンしても私の存在がバレることはないと思われる……」
太好了!
よっしゃあ!
不愧是雷亞!雷亞果然厲害!!
さすがレイア! さすレイ!!
現在就是要把過去被逼交的那大筆金幣賺回來的時候!
今まで貢がされた多額の金貨の元を取る時が来た!
「拜託!」
「お願い!」
「知道了……」
「分かった……」
好好……。
よしよし……。
照理說,對雷亞來說,我們這種比原生動物還低等的下等生物的請求根本不值得她理會,但每週交的金幣(生活費)果然還是起了作用……。
普通なら、レイアにとってはミジンコどころかゾウリムシ以下である下等生物(わたしたち)の頼みなんか聞いてくれるはずもないだろうけど、さすがに毎週渡している金貨(生活費)の効力は大きかったか……。
好好好好……。
よしよしよしよし……。
那麼,所謂掃描的結果是……。
さて、スキャンとやらの結果は……。