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前往他大陸的旅行 2

「看到了!那就是我之前待了一段時間的地方小鎮,梅爾雷克特喔」

「見えてきたよ! あれが、私がしばらくの間滞在していた地方の町、メルレクトだよ」

恭醬指著前方,眼前是一座就本世界而言屬於地方小都市、規模適中的城鎮。

恭ちゃんが指し示す前方には、この世界としては地方の小都市に相当する、程々の町があった。

不是整個城鎮被城牆包圍的城郭都市,只是一座很普通的鄉鎮。

町全体が防壁に囲まれた城郭都市とかではなく、ごく普通の、田舎町。

畢竟,如果我們要定居在王都或同等級的大都市,除非能非常巧妙地周旋,否則很快就會有奇怪的人聚集過來。

まあ、私達が王都とかそれに準じた大都市に腰を据えると、余程上手く立ち回らない限り、すぐにおかしなのが集(たか)ってくるからね。

所以避開有野心的貴族或惡質商人出沒的地方,選擇只要跟領主打好關係就行的地方都市,做事比較容易。

野心がある貴族だとか、悪質な商人とかが大勢いるところは避けて、領主にだけ上手く対処していれば済む地方都市が、色々とやりやすいよね。

……像有『小銀鎮』的那座城鎮,塔沃拉斯那樣……。

……そう、『リトルシルバー』がある町、ターヴォラスのように……。

那裡的領主大人人很好……作為貴族來說是如此……所以處事上很省心,真的幫了大忙。

あそこは、領主様がいい人……貴族としては……なので、色々とやりやすいから助かってるんだよね。

這裡也是由那種『好領主大人』在治理的城鎮嗎。

ここも、そういった、『いい領主様』が運営している町なのかな。

「這城的領主很爛,所以不用管領兵或官員,想做什麼就做什麼,超輕鬆的」

「この町、領主がクズだから、領兵や役人のことを何も気にせずに好きにやれて、楽ちんなんだよ」

……不對……。

……違った……。

*     *

*     *

進城也沒有被收取費用,就那樣沿路走進了中心區。

町に入るのにお金を取られることもなく、普通にそのまま、てくてくと歩いて中心区画へ。

「先幫我們把住宿訂好喔。四人房要是被訂滿就麻煩了」

「先に、宿を取っておくね。4人部屋が埋まっちゃうと困るから」

「嗯」

「うん」

「了解!」

「了承!」

年輕的三個女孩可不能就這樣在大廳擠著睡,總得在水準還行的旅館訂個獨立房間才行吧。

若い女の子3人が大部屋で雑魚寝、ってわけにもいかないから、ある程度のレベルの宿屋で個室を取らなきゃ駄目だよね。

正這麼想的時候,恭醬說要去她以前住過的那家旅館。

そう考えていたら、恭ちゃんが以前泊まっていたところに行くらしい。

既然有熟悉的旅館在,當然會這麼做……。

まあ、馴染みの宿屋があるなら、そりゃそうか……。

旅費會用恭醬帶著的當地貨幣來付。

宿代は、恭ちゃんが持っていた、ここの通貨で。

她不太打算存太多錢,拿到的錢多半用來買些稀有或之後能高價售出的東西;不過要預付旅館費的錢,從物品箱剩下的那些就夠了。

そんなにお金を貯めようとはせず、そして手に入れたお金は、珍しいもの、あとでどこかで高く売れそうなものを買い込むのに使ったそうだけど、宿代を前払いするくらいのお金は、アイテムボックスに残っていた分で十分賄えるそうだ。

而且訂房之後去公會把東西賣掉,很快就能補充金幣。

それに、宿を取ったあとで向かうギルドで色々と売却して、すぐに金貨を補充できるしね。

*     *

*     *

「阿姨,好久不見~!我們三個,有房間嗎?」

「おばさん、お久~! 3人だけど、部屋、空いてる?」

「哎呀,不是恭醬嗎!平安無事真是太好了……說實在的,實在想像不到你會遇到什麼麻煩!啊哈哈!」

「おや、キョウちゃんじゃないか! 無事で何より……というか、あんたに何かあるという状況が想像できんわな! あっはっは!」

「嘿嘿……」

「えへへ……」

啊~看這情形,這裡果然是恭醬相當喜歡的旅館啊……。

あ~、この様子だと、ここ、恭ちゃんがかなりお気に入りの宿屋みたいだな……。

「四人房有空喔。要住幾晚?用餐要怎麼安排?」

「4人部屋が空いてるよ。何泊だい? 食事はどうする?」

「只住一晚。用餐就只要明天的早餐。

「1泊だけ。食事は、明日の朝食のみ。

這次是要帶這兩位觀光,所以會到處跑,也想讓她們嚐嚐各地的名物料理……。

今回は、このふたりの観光案内だからね。なので、あちこち廻るし、食事も各地の名物料理を食べてもらいたいから……。

賺不到錢的客人,抱歉喔」

儲からない客で、ごめんね」

「客人別太費心了啦!

「客が、余計な気を遣うんじゃないよ!

妳們來到這城鎮就住在這裡,光是這一點就足夠了!」

この町に来た時は、ここに泊まってくれる。それだけで、十分さ!」

嗯,這間旅館是恭醬會喜歡的……更確切地說,是她會喜歡的阿姨。

うん、恭ちゃんが気に入りそうな宿……というか、気に入りそうなおばさんだ。

……當然,像這種阿姨我和蕾子也不討厭。

……勿論、こういうおばさんは、私とレイコも、嫌いじゃない。

至少如果她遭到不合理對待,我和蕾子會把對方狠狠教訓一頓,差不多是那種程度吧。

少なくとも、この人が理不尽な目に遭わされていたら、相手をぷちっと潰すくらいには、ね。

不過那種時候也用不著我和蕾子真出手啦。

まあ、そういう時には、私やレイコが出るまでもないけれど。

畢竟這裡是恭醬的常住之處(……),也是恭醬心目中的最愛(……),就是這樣……。

何しろ、ここは恭ちゃんの常宿(・・・・・・・)であり、恭ちゃんのお気に入り(・・・・・・・・・・)、なんだからね……。

「那我先把房間保住,接著就去公會露個面吧」

「じゃあ、部屋を押さえたから、このままギルドに顔を出そうか」

「嗯」

「うん」

「了解」

「了解」

看來因為恭醬有些名望,連不先付款也能讓預約生效。

恭ちゃんの顔が利き、前払いしなくても予約が有効になったらしい。

於是就那樣往公會走去……。

なので、そのままギルドへと……。

*     *

*     *

叮噹……

かららん……

一推開獵人公會的門,門鈴清脆地響起,職員和在場的獵人們齊刷刷地看向入口,然後又立刻移開視線,卻沒有恢復到原本的樣子。

ハンターギルドのドアを開けると、ドアベルの軽やかな音が響き、職員や居合わせたハンター達の視線が一斉に入り口の方を向き、すぐに視線を外して元に……は戻らなかった。

哐!

がた!

哐哐!!

がたたっ!!

「「「「「「…………」」」」」」

「「「「「「…………」」」」」」

然後過了半拍,視線尷尬地被移回來。

そして、ワンテンポ遅れて、ぎこちなく戻された、視線。

自那之後,沒有人看我們。

それからは、誰もこちらを見ない。

……不自然得,竟然一個也沒有……。

……不自然な程に、誰も、全く……。

「「…………」」

「「…………」」

恭醬好像毫不在意,但我和蕾子隱約察覺到些什麼。

恭ちゃんは何も気にしていないみたいだけど、私とレイコは、何となく察した。

嗯,別在意,別在意……。

うん、気にしない、気にしない……。

「去看看情報板和委託公告板吧。說不定會有有趣的情報或委託喔」

「情報ボードと依頼ボードを見てみようよ。面白い情報や依頼があるかもしれないよ」

「啊,嗯」

「あ、うん」

確實,換了地方東西就不一樣。如果有稀有魔物或稀少素材的情報,把委託要求的那部分交上,其餘的我們就撿走也沒關係吧。

確かに、所変われば品変わる。珍しい魔物や稀少素材の情報があれば、依頼分だけ納入して、その他は私達がいただいてもいいだろう。

「會不會有卡班庫爾的目擊情報之類的呢……」

「カーバンクルの目撃情報でもないかなぁ……」

啪嗒!

がちゃん!

喀嚓~!

ぱり~ん!

……好像各處都傳來碗盤和玻璃杯掉落的聲音……。

……何だか、あちこちで食器やグラスを落とす音がしているぞ……。

不、那只是恭醬隨口說了個願望而已啊!

いや、ただ、恭ちゃんが何気なく願望を呟いただけじゃん!

並不是她自己看見了什麼……。

別に、自分が見たとかじゃなくて……。

可是,為何恭醬隨口的一句話會有這麼大的影響力……。

なのに、どうして恭ちゃんのただの呟きに、こんなに影響力が……。

……算了,無所謂。我大概懂了。

……って、いい。何となく、分かってるから。

恭醬在這裡做了什麼……。

恭ちゃん、ここで、何やった……。

「嗯~,好像沒有特別有趣的……。

「う~ん、特に面白そうなのはないなぁ……。

這次是觀光旅行,所以沒打算接一般的委託……。

今回は観光旅行だから、普通の依頼を受けるつもりはないし……。

下一個吧,下一個!」

次行こ、次!」

恭醬隨口說出那種話,但……。

恭ちゃんが、気軽にそんなことを言っているけれど……。

「恭子,換成現金了嗎?」

「恭子、換金は?」

是啊,不能把旅途中的所有支出都交給恭醬,所以得把一些素材賣了換現金才行。

そう、旅行中の支払いを全て恭ちゃんに任せるわけにはいかないから、少し素材を売って現金を手に入れなければならないのだ。

於是蕾子那樣一說之後……。

なので、レイコがそう指摘したところ……。

哐哐!

ガタガタッ!

嗯,納入受理處那邊開始騷動起來了……。

うん、納入受付のあたりがざわついてる……。

恭醬交付的東西,似乎相當值錢啊……。

恭ちゃん、かなり値の張るものを納入していたな……。

「啊,去的那邊商業公會會給比較好的價格,去那邊賣就行了」

「あ、これから行く商業ギルドの方が、良い値で買ってくれるから、売るのはそっちだよ」

「「「「「「哇啊啊啊啊~~!!」」」」」」

「「「「「「えええええええ〜〜っっ!!」」」」」」

櫃台那頭傳來一陣悲痛的叫喊,但也沒辦法啊。

カウンターの向こう側から悲痛な叫びが上がっているけれど、まあ、仕方ないよね。

在商業公會比在獵人公會能賣到稍高的價格,這是常識。

ハンターギルドより、商業ギルドの方が少し高く売れるのは、普通のことだ。

獵人們之所以還會把東西交給獵人公會,是為了賺取升級的積分,或是因為那筆錢會成為公會支援獵人的資金來源。

なのにハンター達がハンターギルドに納入するのは、昇級のためのポイント稼ぎとか、それがギルドがハンターに対して色々と支援してくれるための資金源であると知っているかららしい。

……但這些對恭醬來說無關緊要。

……でも、恭ちゃんには、そんなの関係ない。

話說回來,恭醬好像根本沒有登記成為獵人。

そもそも、恭ちゃんはハンター登録はしていないらしいんだよね。

她看委託板,發現有趣的採集委託就自己去採,然後賣給公會……通常價格會比委託金額低一點。

依頼ボードを見て、面白そうな採取依頼を見つけると、勝手にそれを採取してきて、ギルドに売るだけ。……採取依頼の金額より、少し安めで。

公會並不是只向有登記的獵人收買素材。

ギルドは、別にハンター登録者からしか素材を買わないというわけじゃないらしいのだ。

所以,當然她不能接受討伐或護衛之類的委託,但恭醬本來就只打算做採集和素材交付,這樣也沒問題。

なので、勿論、討伐依頼とか護衛依頼とかは受けられないけれど、元々恭ちゃんは採取や素材納入以外のことをする気がなかったから、それで何の問題もなかったらしい。

除了那位負責人被那看似柔弱的恭醬在收購櫃檯前重重放下一件驚人的東西,差點嚇得心臟停止、心力交瘁之外……。

ひ弱そうな恭ちゃんに、とんでもないものを買い取り受付の前にドンと置かれて、心臓が止まりそうになった担当者の心労を除いて……。