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439 委託 1
店裡交給恭醬和店員們就沒問題,所以我拿著遞給我的信封,上了二樓。
お店は恭ちゃんと店員達だけで大丈夫だから、私は渡された封筒を手にしたまま、2階へ。
雖然沒特別交代,法爾塞特也跟在我後面上來了。
何も指示していないけれど、ファルセットも私の後に続いた。
進了客廳,坐到座位上。
そして、居間に入って、席に着く。
「……法爾塞特。如果遞給我的是刀,而不是信封……」
「……ファルセット。もし、私に向かって突き出されたのが封筒ではなく、ナイフだったら……」
「不會有那回事。」
「それはありません」
「欸?」
「え?」
也許是因為現在在談論作為女神的守護騎士(エインヘリヤル)的任務,法爾塞特沒有坐下,而是一臉嚴肅地說話。
今は女神の守護騎士(エインヘリヤル)としての任務に関する話だからか、ファルセットは椅子には座らず、真面目な顔で話している。
他竟然對我的指摘若無其事地平靜回答了……。
そして、私からの指摘に、動ずることなく平然と答えやがったよ……。
「如果把刀藏在懷裡的話,穿著那種衣服,刀的重量會讓那一部分往下垂。
「懐に刃物を入れていた場合、あの衣服であれば、その部分が重さでもっと下がります。
而且,姿勢也會微微傾斜,顯得不自然,所以很快就會看出來。
また、姿勢もやや傾き、不自然さが出ますから、すぐに分かります。
再者,從沒有殺意、緊張程度、動作等來看,很明顯不是有戰鬥經驗的人,也不像是立刻就要下殺手決心的人。因此,也不存在藏有輕量暗器的可能性。
そして、殺気のなさ、緊張の度合い、動作等から、明らかに戦闘経験がなく、今から殺人行為を行うような決意をした者でもないことは、明白でした。なので、軽量な暗器等を仕込んでいる可能性もありませんでした。
而且,即便這些推測錯了,我也已經做好準備,在判定從懷中取出的物品是殺傷性武器之後,仍能確實阻止對方。
更に、もしそれらの推測が外れていたとしても、懐から取り出したものが殺傷用のものだと判断してから動いても、確実に阻止できるよう体勢を整えておりました。
不管取出來的是哪種武器,都需要蓄勢、或雙手緊握後再刺出的某種預備動作,若有那段時間,就足以斬斷對方的雙臂。」
取り出したものがどのような武器であったとしても、振りかぶるとか、両手で握り締めてから突き出すとかの、何らかの予備動作が必要ですから、それだけの時間があれば、両腕を斬り落とすには十分です」
「啊~……」
「あ~……」
原來如此……。
そうだった……。
這傢伙就是那種人……。
コイツは、そういうヤツだったよ……。
「明白了。理解並且接受了……。
「分かった。理解して、納得した……。
身為女神的守護騎士(エインヘリヤル)的職責,辛苦了!」
女神の守護騎士(エインヘリヤル)としてのお役目、御苦労!」
「是!」
「は!」
平時閒聊的時候他講話已經變得相當普通了,不過現在是關於護衛任務的對話,說話顯得嚴肅。
世間話の時には、だいぶ普通っぽい話し方になってきたけれど、今は護衛任務に関する会話だからか、話し方が硬い。
坦白說,是因為我差點對護衛提出抱怨,雖然表情沒變,但他大概是在為了守護騎士的自尊心而拼命地解釋吧。
まあ、私から護衛に関するクレームが出そうになったのだから、表情は変わらないけれど、女神の守護騎士(エインヘリヤル)としての矜持に拘わる必死の説明だったのだろう。
所以他聽見我理解並接受了那番解釋並對他道了聲慰勞,才會從心底鬆一口氣地『哈!』吧……。
だから、私がその説明を理解して納得し、労いの言葉を掛けたということに、心底安心しての『はっ!』だったのだろうな~……。
讓你擔心了。抱歉……。
心配させちゃったな。ごめん……。
「……那麼,問題是這封交給我的信件……」
「……で、問題は、渡されたこの封書なんだけど……」
把封口拆開,取出裡面的內容,然後……。
封を切って、中身を取り出して、と……。
「……」
「……」
「…………」
「…………」
「………………」
「………………」
「嗯……」
「ふむ……」
我讀著信的內容,陷入了短暫的沉思……。
私が、文面を読んで少し考え込んでいると……。
「是決鬥狀嗎?宣戰書嗎?威脅信嗎?敵人嗎?」
「果たし状ですか? 宣戦布告ですか? 脅迫文ですか? 敵ですか?」
「你怎麼看起來那麼高興!眼睛閃閃發亮的……。
「どうしてそんなに嬉しそうなんだよ! 目をキラキラさせやがって……。
而且,你幹嘛就斷定是要去戰鬥的對象啊!!」
そして、どうして戦う相手だと決めつけるんだよっ!!」
「……那是因為是女神的守護騎士(エインヘリヤル)……」
「……それは、女神の守護騎士(エインヘリヤル)ですから……」
「這根本不是解釋啊!」
「説明になっとらんわっ!」
氣喘吁吁……。
はぁはぁはぁ……。
「對法爾塞特來說,很遺憾,猜錯了。對我們(KKR)來說,倒是正中目標。
「ファルセット的には、残念ながら、ハズレ。私達(KKR)的には、当たり。
……是商家發出的,請求擁有治癒加護的自由巫女出動的請求。
……商家からの、加護持ち自由巫女への出動要請だよ。
終於,傳聞竟然擴散到這種程度了嗎……」
ようやく、その辺りまで噂が広まったか……」
「…………」
「…………」
雖然可惜不是敵人,但能以女神之姿行使力量並受到崇敬,我還是很高興。
敵ではなかったのは残念だけど、私が女神としての力を行使し崇められるのは嬉しい。
法爾塞特那副複雜的表情啊……。
そんな、複雑そうな表情をしているなぁ、ファルセット……。
嗯,我以前多次見過弗蘭塞特那樣的表情。
うん、フランセットのそういう表情を、昔、何度も見たよ。
不愧是後裔,真是很像啊……。
さすが子孫、よく似てるなぁ……。
不是說長相什麼的,是那種氣質、或者說說不清的感覺(……)之類的吧……。
いや、顔の造型とかではなく、雰囲気というか、何というか、そういうの(・・・・・)がね……。
從眾多的女神守護騎士(エインヘリヤル)中,為何會選擇法爾塞特,大概也能稍微理解了……。
大勢いる女神の守護騎士(エインヘリヤル)の中から、なぜファルセットを選んだのかが、何となく分かるなぁ……。
每次看法爾塞特(這傢伙),總不由自主地會想起弗蘭塞特。
ファルセット(コイツ)を見る度、どうしてもフランセットのことを思い出すからなぁ。
『別忘了我!』是這回事嗎……。
『私のことを忘れるな!』ってことか……。
「不不,我現在說的是這封信!嗯,內容大意是臨近生產的妻子的情況不太好,非常希望巫女大人能為她祈禱……,是這個意思吧。
「いやいや、今はこの書簡のことだ! ええと、出産間近の妻の容体が思わしくなく、巫女様のご祈祷(きとう)を是非お願いしたく……、ってことか。
畢竟在那個時代,比起戰爭死亡的人數,死於分娩與產後的母子人數更多。
まあ、戦争で死ぬ人数より、出産と産後に死ぬ母子の人数の方が多い、って時代だからなぁ。
如果在生產前就已經病情不佳……再加上聽說有一位擁有療癒加護的巫女在,那當然會求助啊。理所當然。」
それで、出産前に既に容体が悪いとなれば……。そしてそんな時に治癒の加護持ちの巫女がいるって聞けば、そりゃ、頼るよねぇ。当たり前だ」
法爾塞特不停點頭。
ファルセットが、こくこくと頷いている。
總之,現在不向有加護的巫女求助,還要等到什麼時候,嗯。
まあ、今、加護持ち巫女に頼らないで、いつ頼るのだ、ということだ、うん。
「商號是……『艾爾特商會』?這名字我不熟……」
「商家の屋号は、……『エルト商会』? 知らない名前だなぁ……」
「卡奧魯大人,妳只記得那種規模很大的商會吧……」
「カオル様、かなり大きな商会しか覚えてないじゃないですか……」
「啊,確實……沒辦法把所有去過的店名都記住啊。
「あ、確かに……。利用したことがある店の名前を、全部覚えているわけじゃないもんねぇ。
『女神之眼』那些傢伙去查查吧……」
『女神の眼』の連中に調べてもらうか……」
* *
* *
「……總之,我讓人去調查了……」
「……というわけで、調査させたわけだけど……」
報告、聯絡、商量很重要。
報連相は大事。
所以我把情況報告給了麗子和恭醬。
なので、状況をレイコと恭ちゃんに報告した。
「艾爾特商會,中等規模的商行。
「エルト商会、中規模の商家。
雖談不上清白無瑕,但在這種世界裡沒有那種商人能活下來,所以也沒辦法。
清廉潔白ってわけじゃないけど、こういう世界でそんな商人が生き残れるはずがないから、それは仕方ないよね。
……作為本國的商人來說,算是比較正派且誠實的一類。只是還比不上達爾森先生罷了。」
……で、この国の商人としては、比較的まともで誠実な部類に入る。ダルセンさん程じゃないけどね」
達爾森先生作為商人,實在是太好人了。那樣還能繼續做生意真不簡單。
ダルセンさんは、商人としてはちょっと良い人過ぎる。よくあれで商売をやって行けてるよねぇ。
「情報傳達路線是經由達爾森先生的交易往來……就是那位幫他姪女治好腳的商會主,據說是直接從他那裡聽來的。
「情報伝達ルートは、ダルセンさんの取引先……、あの、姪御さんの足を治してあげた商会主さんから直接聞いた、ってことらしい。
那位商會主會把消息告訴他看得過的人,但對被告知的人會說不要外傳。
あの商会主さん、自分が見極めた人には教えるけれど、教えた人には、他言無用と言っているらしいんだ。
……大概意思是,他只會告訴那些他覺得絕對沒問題的人吧。
……多分、自分が絶対大丈夫だと見極めた者にしか教えない、ってことだろうと思う。
就算一個人再值得信賴,也不代表那人的『看人之眼』就準。因此,他不打算把判斷對象(……)這部分交由他人,應該就是這意思吧。」
いくら信用できる人であっても、その人の『人を見る目』が優れているかどうかは分からない。だから、そこ、相手を見極める(・・・・・・・)、という部分を他者に委(ゆだ)ねるつもりはない、ってことだろうね」
沒錯。判斷標準各人不同,也有人會太過善良(……),就是那種情況。
そう。判断基準は人それぞれだし、中には、良い人過ぎる(・・・・・・)、って場合もある。
……像達爾森先生那樣的……。
……ダルセンさんとかね……。
達爾森先生作為交易對象誠實又好,但要把他拉去做壞事就有點令人擔心了……。
ダルセンさんは、取引相手としては誠実で良い人なんだけど、悪だくみの仲間にするには、ちょっと心配だよねぇ……。
「關於這件事,估計召集應該會先告一段落。
「この件で、多分呼び出しは一段落すると思う。
那位商會主不是對所有他信任的人廣泛宣傳我的事,而是當信任者的親屬中有重傷或重病時,才會悄悄聯繫他們。
あの商会主さんは、私のことを信用できる人達に広めているんじゃなくて、信用できる人の身内に重傷の怪我人や重篤な病人がいる場合に、こっそりと声を掛けているのだろうからね。
所以,我不認為會牽涉到那麼多人。
だから、そんなに大勢が対象になるとは思えない。
王那邊也因為那兩件事應該會暫時停手吧……。
王様の方も、あの2件でしばらくは打ち止めだと思うし……。
我也不能只顧著當店務或演出『御使大人劇場』、『加護巫女劇場』之類的,還得去王都周邊的小村莊和孤兒院巡迴……」
私も、店番や御使い様劇場、加護巫女劇場ばかりやってるわけには行かないんだよ。王都周辺の小さな村とか孤児院とかを廻らなきゃなんないんだから……」
就是這樣。
そうなのだ。
以前是有店面的恭醬最忙,不過我們幫忙並雇了店員之後,白天幫店裡、晚上演出『劇場系列』,還要去王宮露面,我現在反而最忙了!
以前は、お店がある恭ちゃんが一番忙しかったけれど、私達が手伝い、店員も雇った今は、昼間はお店を手伝い、夜は『劇場シリーズ』をやり、更に王宮にも顔を出す私が、一番忙しくなっているのだ!
法爾塞特也總是黏著我,所以他也一樣忙。
ファルセットも常に私にくっついているから、同じく。
現在最有空的是麗子。
今、一番時間的に余裕があるのは、レイコだ。
麗子也想去打獵或是雇孤兒們當搬運工,做各種活動。
そのレイコも、狩りに行ったり孤児達を荷物運びに雇ってあげたりと、色々と活動をやりたそうだし。
我和麗子當初作為巫女和獵人做那些事是為了計畫,不過現在看到孤兒和村民們因而高興,反而讓我們覺得開心,也很享受……。
私もレイコも、当初は計画のためにやっていた巫女やハンターとしての活動だけど、今は、孤児や村の人達が喜んでくれるのが嬉しくて、楽しいんだよね……。
所以,我們想把更多精力放在那方面。
だから、もっとそちらに力を入れたいんだ。
「總之,先把這件事處理掉吧。
「……とにかく、この件をさっさと片付けよう。
不是說覺得麻煩啦,那牽涉到母子性命的重大事情,我也不討厭救人……所以不會偷懶。
いや、別に面倒がっているわけじゃないよ。母子の命に関わる重大なことだし、人助けは嫌いじゃないから。……だから、手は抜かない。
那麼,明天就出發吧。
じゃあ、明日、出掛けるとしようか。
法爾塞特、麗子,請你們擔任護衛喔!」
ファルセット、レイコ、護衛をお願いね!」
「是!」
「はっ!」
「明白了」
「分かった」
「…………」
「…………」
可能是因為在請求護衛時先叫到他的名字比叫到麗子,法爾塞特的眼睛亮了起來。
護衛としてのお願いの声掛けで、レイコより先に名を呼ばれたことが嬉しかったのか、ファルセットの目が輝いている。
麗子看起來完全不在意那種事。
レイコは、そんなことは全く気にしていない様子。
……恭醬雖然對自己被排除在外有點不高興,但大概知道這不是玩笑,所以沒有抱怨。
……そして恭ちゃんは、自分だけ仲間外れなのが少し不満そうだけど、さすがにこれはお遊びではないと分かっているのか、文句を言うことはない。
……嗯~,拿出地球的食物和飲料,今晚稍微對恭醬好一點吧……。
……う~ん、地球の食べ物や飲み物を出して、今夜は少し恭ちゃんにサービスしてやるか……。
『ろうきん』漫畫第14卷、『ポーション続』漫畫第4卷,已於7月9日刊行。
『ろうきん』コミックス14巻、『ポーション続』コミックス4巻、7月9日に刊行されました。
『ポーション続』收錄了我寫的新短篇小說(正文9頁、插畫1頁)。
『ポーション続』には、私の書き下ろし短編小説(本文9ページ、挿絵1ページ)が載っています。
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