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435 王命差事 9
……贏了……。
……勝った……。
不,是和國王那場謝罪大戰,對吧。
いや、王様との謝罪合戦に、ね。
這可是一場絕對不能輸的戰鬥。
これは、決して負けるわけにはいかない戦いだった。
如果把讓國王低頭當成既成事實,之後會很麻煩……。
王様に頭を下げさせたなんて既成事実作ったら、後が大変だよ……。
那樣反而不會成為國王的把柄,會變成我們自己的弱點。
そんなの、王様の弱味じゃなくて、こっちの弱味になっちゃうよ。
總之,總算靠道歉贏了。
まあ、何とか謝り勝った。
……雖然有點說不太懂,『靠道歉取勝』這種說法……。
……何か、よく分からない言葉だけどね、『謝り勝つ』って……。
滿座的馬車裡沒法跪地磕頭,但總算想出辦法了,這樣就好。
満席の馬車の中では土下座はできなかったけど、まぁ、何とかなったから、これでいいや。
法爾塞特好像無法忍受我這凡人低頭,顫抖著拼命自我壓抑著。
ファルセットは私が人間風情に頭を下げるのが我慢できなかったらしく、ブルブルと震えながら、必死で自制していた。
還好,法爾塞特也有最低限度的常識……。
よかった、ファルセットも最低限の常識はあったか……。
「到底在跟什麼較勁啊……」
「いったい、何と戦ってるのよ……」
麗子小聲這麼嘀咕道。
レイコが、ポツリとそう呟いた。
她大概其實想在那句話前面加上『你們兩個』,但那樣一說就會變成對國王的不敬,所以她才把話修飾成像是只針對我。
多分、本当はその言葉のアタマに『ふたりとも』って付けたかったのだろうけど、それを付けちゃうと王様に対する不敬な発言になっちゃうから、私だけに向けた言葉のように取り繕ったのだろう。
……不過,大概大家早就看穿了吧。
……多分、みんなにはモロバレだろうけどね。
之後在王宮稍微談了幾句就解散了。
その後、王宮で少し話して、解散。
看來需要儘快處理的只有今天的兩位,不過還有因戰爭或與魔物交戰而失去肢體的貴族,以及慢性病患者等等。
何とか早めに、という案件は今日のふたりだけらしいけれど、他にも、戦争やら魔物との戦いやらで手足を欠損した貴族とか、慢性的な病気の者とかがいるらしい。
但大家都不是那種會立刻惡化的狀態,所以沒必要一次全部治好。
でも、みんなすぐにどうこうという状態じゃないから、一度に治す必要はないみたいだ。
……如果一次把所有人都治好,我那份被感謝的價值就會被稀釋掉,嗯!
……一度に全部治しちゃうと、私のありがたみ(・・・・・)が薄れるからね、うん!
『不像御使者會說的話?』
御使い様らしからぬ発言?
才不是,我可沒把那麼說出口,況且我從來沒稱自己為『御使者』。
いやいや、別に私が口に出してそう言ったわけじゃないし、そもそも、私は一度も自分のことを『御使い様』だなんて言っていないよ。
國王他們也沒明確這麼叫我。
王様達も、具体的にそう言ったわけじゃないしね。
只是稍微營造出那種氣氛而已,嗯。
何となく、そういう雰囲気(・・・・・・・)を醸(かも)し出していただけだよ、うん。
啊,順便一提,我說了『我的朋友想參觀王宮,由王子殿下和王女殿下作導覽』,他們很愉快地答應了。
あ、ついでに、『お友達が、王宮を見学したがっている。王子様と王女様の案内で』って言ったら、快く了承してもらえた。
這樣就能討好恭醬了。太好了……。
これで、恭ちゃんの御機嫌取りができる。よかった……。
我覺得國王他們的臉有點抽動,不過應該是我的錯覺吧,大概……。
王様達の顔が少し引き攣っていたような気がしたけれど、気のせいだよね、多分……。
麗子和法爾塞特還嘀咕著「我覺得不是錯覺……」,但小事不必放在心上!
レイコとファルセットが、『気のせいじゃないと思う……』とか呟いているけど、小さいことは気にしない!
* *
* *
「真的嗎?太好了!薰醬,你做得真棒!」
「本当? やったぁ! カオルちゃん、よくできました!」
回到店裡,把今天的始末與王宮見學(由王子殿下和王女殿下陪同)回報給恭醬,得到了他最高等級的讚美『做得好』。
お店に帰って、恭ちゃんに今日の首尾と、王宮の見学・王子様と王女様付き、について報告したところ、恭ちゃんにとっての最上級の褒め言葉である、『よくできました』をいただいた。
看起來他真的很高興呢……。
余程、嬉しかったみたいだな……。
「那麼,參觀是哪天?是明天嗎?還是後天?」
「で、見学は、いつ? 明日かな? 明後日かな?」
哎呀——恭醬那傢伙真是飄飄然了啊……。
あ〜〜、舞い上がってるな、恭ちゃんのヤツ……。
「日程還沒決定喔。
「日程はまだ決めていないよ。
在店裡下一個公休日再協調看看吧」
次のお店の定休日で、調整してみるよ」
對,必須是在店休的日子才行。
そう、お店が休みの日でないと駄目なのだ。
參觀時,本人恭醬以及擔任護送的我,絕對不能缺席。
見学には、本人である恭ちゃんと、エスコート役の私は絶対に外せない。
此外,萬一需要壓制恭醬時,不只有我,麗子也必須在場。
更に万一の時に恭ちゃんを抑えるためには、私だけでなく、レイコも必要だ。
……而且我們三個人一起上城,法爾塞特不可能不跟來。
……そして、私達3人全員が登城するのに、ファルセットがついてこないわけがない。
所以,既然還不能只把店交給店員和護衛們看守,那就只能挑在休假日了。
なので、まだ店を店員と護衛達だけには任せられない以上、休みの日にするしかないのである。
* *
* *
「連續來打擾了,抱歉……」
「連続で来て、すみません……」
隔天,我只帶著法爾塞特……女僕狀態的他,悄悄再度來到皇城。對恭醬保密,偷偷地……。
翌日、私はファルセット……メイドモード……だけを連れて、再び登城した。恭ちゃんには内緒で、こっそりと……。
不是的,我得把恭醬的參觀日期通知他們,並把那些注意事項(……)交代清楚啊。畢竟還不能讓這個世界毀滅。
いや、恭ちゃんの見学日を伝えなきゃならないし、王様達に注意事項(・・・・)を教えておかなきゃなんないからね。まだ、この世界を破滅させるわけにはいかないから。
如果只是日期的話,昨天就能先通知了。
日程だけなら、昨日のうちに伝えておくこともできた。
……但是,有些事不是在昨天那種匆忙情況下能說清楚的,必須在冷靜的場合好好說明清楚……。
……でも、バタバタしていた昨日ではなく、落ち着いた場所で、じっくりと説明しておかなきゃならないことがあるんだよ……。
因此,我向對連續拜訪毫不介意的國王們,說明了超級重要的注意事項。
なので、連続の訪問に嫌な顔ひとつしていない王様達に、超重要な注意事項を説明した。
懷著誠意,真摯地……。
誠意を込めて、真摯(しんし)に……。
「……可以嗎?首先,當天來訪的四人中,我與看起來溫順的那位女僕,哪怕發生些小事也無所謂。
「……いいですか? まず、当日訪問する4人のうち、私とおとなしそうな方のメイドは、多少のことがあっても構いません。
但絕對不能讓這位覺得我們有危險或可能要遭受傷害!
しかし、この子には、私達が危険だとか危害を加えられそうになっているとか思わせることが絶対ないように!
若有人無聲地站在我們身後、或把手伸進懷中、或做出突然動作等行為,該名人士的安全將無法保證」
音を立てずに私達の後ろに立つとか、懐(ふところ)に手を入れるとか、急な動作をするとかの行為をされました場合、その方の安全は保証いたしかねます」
「「「…………」」」
「「「…………」」」
被稱作危險物的法爾塞特,完全沒有一絲表現出不悅的樣子。
自分のことを危険物呼ばわりされたファルセットは、不愉快に思っている素振りなんか、欠片もない。
……或者說,那是作為女神守護騎士(エインヘリヤル)理所當然的職責,他還得意地挺起胸膛……。
……というか、それは女神の守護騎士(エインヘリヤル)としての、自分の当たり前の任務なので、誇らしそうに胸を張ってやがる……。
「……而且,比那更重要的是,絕對不能惹怒我那位想參觀王城、想見王子殿下與王女殿下的朋友——商人莎拉艾特(サラエット)……」
「……そして、それよりも重要なのが、王城の見学と王子様・王女様に会いたいと望んだ私のお友達、商人サラエットを、絶対に怒らせては(・・・・・・・・)ならない(・・・・)、ということです」
「「「…………」」」
「「「…………」」」
國王三人的臉都抽搐了起來。
王様達3人の顔が、引き攣っている。
也難怪。擁有女神加護的自由巫女竟然對一國之王說『要小心不要惹怒那位平民出身的新手女商人』,幾乎可以說是失禮吧。
まあ、無理もないか。女神の加護持ちの自由巫女が、一国の国王に向かって、『平民の新米商人である小娘を怒らせないように気を付けろ』って言っているんだ。殆ど、不敬行為だよねぇ。
「啊,這並不是什麼『命令』或『請求』之類的喔?
「あ、これは別に『命令』とか『お願い』とかじゃないですよ?
只是為了避免不幸的事情發生(……),僅僅是個建議而已喔?」
ただ、不幸な出来事(・・・・・・)が起こらないようにという、ただのアドバイスに過ぎませんよ?」
「「「…………」」」
「「「…………」」」
* *
* *
現在,我們到底被告知了什麼……。
今、我々は、いったい何を言われているのか……。
要我們不要惹那位是否已成年的年輕女商人發怒,對吧?
成人しているかどうかという年若い女性商人を、怒らせるな(・・・・・)、と?
竟然是對這個國家的國王、王太子與宰相這樣說?
この国の国王、王太子、宰相に向かって?
……是所謂的建議(……)?
……アドバイス(・・・・・)、だと?
而且,那人被視為比身為『御使者』的我或作為『女神的守護騎士(エインヘリヤル)』的護衛女士更為危險,必須優先關照的人,對吧?
そして、それは『御使い様』である自分や、『女神の守護騎士(エインヘリヤル)』である護衛の女性より危険であり、優先して配慮しなければならない者である、と?
……除了女神大人本人之外,哪會有那種人啊啊啊啊——!!
……そんなもの、女神様本人以外にいるものかああああぁ〜〜っっ!!
宰相與他兒子似乎也得出同樣結論,面色蒼白。
宰相も息子も同じ結論に達しているのか、蒼白になっている。
這還用說!甚至應該讚美他們還沒昏倒才對!!
そんなの、当たり前だ! 気絶していないことを褒められてもいいくらいだ!!
「……請、請更詳細地告訴我們應該注意哪些地方……」
「……ど、どのような点に気を付けるべきか、そのあたりをもっと詳しく教えていただきたい……」
沒錯,失敗不被允許。……絕對不行!!
そう、失敗は許されない。……絶対に!!