首頁 目錄

ポーション頼みで生き延びます!

433 御用聽差 7

趁這位夫人去叫廚師的空檔,先確認一下那個少年吧……。

ここの夫人が料理人を呼びに行っている間に、少年の方を確認しておくか……。

現在不先問清楚的話,要是把他放在比平民廚師更後面,可能會惹人不快。

今のうちに聞いておかないと、平民の料理人より後にすると、角(カド)が立つかもしれないからね。

「……你是?」

「……あなたは?」

不是問父親,而是直接向少年發問了。

父親ではなく、少年に直接聞いた。

跟少女不同,他看起來很堅定,也顯得聰明伶俐……。

少女とは違い、しっかりした様子だし、利発そうに見えたから……。

「我是克雷圖爾伯爵家的長子,艾姆菲爾……」

「クレツール伯爵家長子、エムフィルと申します……」

雖然表情帶著疑惑,但還是有禮貌地答覆了。

怪訝そうな様子だけど、きちんと答えてくれた。

啊——,大概還沒被告知有關我的事吧……。

あ~、これは多分、私のことを教えられていないな……。

不知是為了保密,還是不忍心先讓他抱有期待卻又讓他失望。

秘密保持のためか、期待させておいて駄目だった場合に落胆させるのが忍びなかったからか。

嗯,這點可以理解,沒辦法嘛……。

まあ、そのこと自体は、理解できる。仕方ないよね、そりゃ……。

所以這孩子雖然對我看起來像平民感到疑惑,但看到國王等要人對我禮遇,便讀懂了氣氛而跟著配合吧。

それで、この子は私が平民っぽいのに国王を始めとする偉い人達が丁重に扱っているから、疑問に思いながらも、空気を読んで周りに合わせているのだろう。

身為孩子,卻很有擔當呢。

子供なのに、しっかりしているよね。

「手受傷了嗎?」

「手を怪我しているのかな?」

「…………」

「…………」

沒錯,他把右手手腕以下用布包紮固定著。

そう。この子は、右手の手首から先を布で巻いて固定している。

這樣一來吃飯、上廁所都不方便,羽毛筆拿不了、讀書困難,當然也無法拿劍。

これじゃ、食事もトイレも不自由だし、羽根ペンも持てないから勉強もしづらく、そして勿論、剣を持つこともできないだろう。

剛說是長子,若貴族家的長子成這樣,作為繼承人豈不是很糟……,難怪今天會把他帶來這裡。

さっき長子だと言っていたけれど、貴族家の長子がこれだと、後継者としてはマズいんじゃないかな……、って、だから今日、ここに連れてきたわけか。

「……被馬蹄踩到……」

「……馬の蹄(ひづめ)で踏まれまして……」

或許是他自己說不出來,父親便代為說明。

本人が喋る様子がないからか、父親が教えてくれた。

「哇……」

「うわぁ……」

啊,不妙,不小心脫口而出了……。

あ、イカン、思わず口に出しちゃった……。

可不是,馬那麼重,被蹄鐵踏到手掌肯定很嚴重。

いや、馬のあの体重で、蹄鉄で手の平を踏まれちゃ大変だろう。

骨頭被粉碎,手指之類的……,所以才會成這樣啊……。

骨が粉砕されて、指とか……、って、だからこの状態か……。

想到將來,果然不會想對初次見面的平民說這種事吧。

将来のことを考えれば、そりゃ初対面の平民なんかに話したいことじゃないだろう。

畢竟他還只有十二、三歲的孩子啊……。

何せ、まだ12~13歳の子供なんだからねぇ……。

但即便在這種情況下仍鎮定自若,對像我這樣的平民也不居高臨下,作為貴族的孩子相當出色。

でも、こんな状況でも気丈に振る舞っているし、平民っぽい私にも、見下すことなくちゃんと対応してくれている。貴族の子供としては、立派な部類に入るだろう。

剛剛沒回答我的問題,並非因為我身份平民,而只是因為不想談論自己那辛苦的現況吧。

さっき私の質問に答えなかったのは、私が平民だからとかじゃなく、自分の現状が辛くて話せなかっただけだろうからね。

他努力撐著,可能是不想在父親面前丟臉,或是被教導不能在外人面前示弱,或是想在比自己年幼的少女面前保持體面……。

精一杯頑張っているのは、父親に恥ずかしいところを見せたくないからか、それとも他家の者に弱味を見せてはならないと教えられているからか、あるいは自分より年下の少女の前では格好を付けねばならないと考えたからか……。

無論是哪一種,那孩童的自尊與逞強,實在令人讚嘆!!

そのいずれであったとしても、子供ながらのその矜持と痩せ我慢、天晴(あっぱ)れなり!!

姐姐,我並不討厭這種孩子喔。

お姉さん、そういう子は嫌いじゃないよ。

再說了,那是被我先前故意虛張聲勢吸引、由國王所選的人;這孩子和父母,肯定是正派之人。

それに、私があれだけハッタリをカマしておいた王様が選んだ相手なんだ。この子も両親も、まともな人に決まってる。

那位少女也會說『想試做料理』就跑進廚房的,應該不是反派大小姐那種人,肯定是個活潑好動的孩子。

少女の方も、『お料理をしてみたい』と言って調理場に入り込むような子だ、悪役令嬢みたいな子じゃないだろう。元気で活発な子だったに違いない。

若就因一次事故毀了她的人生,實在令人不忍。

それが、一度の事故で人生を台無しにするのは、見るに忍びない。

……嗯,為了消滅那樣的不幸,現在的我才會出現在這裡。

……まあ、そういう不幸を消し飛ばすために、今、私がここに存在するわけだ。

少女保護三原則,第一條。

少女保護3原則、第1条。

不可對可愛少女加害,也不可因忽視危險而使其遭受傷害。

可愛い少女に危害を加えてはならない。また、その危険を看過することによって危害を加えてはならない。

因此,要排除會讓這位少女走上不幸人生的『危險』。

だから、この少女が不幸な人生を歩むことになるという『危険』を、排除する。

身為受女神寵愛的使者,這是理所當然的行為,對吧,嗯!

女神の御寵愛を受けし御使い様としては、当然の行動だよね、うん!

……啊,女僕把那位燒傷的廚師帶來了。

……あ、メイドさんが、火傷した料理人さんを連れてきてくれた。

從右頰延伸到脖子,燒傷相當嚴重。

右頬から首筋にかけて、かなり酷い火傷の傷がある。

衣服擋住了,看不清更深處,但從情況判斷,胸部和背部應該也有相當的面積被波及。

その先は衣服で見えないけれど、あの様子だと、胸や背中にもかなり広がっているだろう。

雖然不認識這人,但他為了護少女而受傷,理應有相當的補償,再加一點外加獎賞,比如把舊疾或舊傷徹底治好的獎賞也好……。

この人がどんな人かは知らないけれど、少女を庇って火傷をしたのだから、それを帳消しにするくらいの補填措置はあってもいいだろう。あと、オマケとして、持病や古傷を完治させるくらいの褒美とかも……。

好,開始吧!

よし、やるか!

「廚師先生,這邊請」

「料理人さん、こちらへ」

把他引導到大小姐躺著的床邊……。

お嬢様が横たわるベッドの側へと誘導し……。

「女神啊,請療癒幼小少女的傷,使她重拾健康的容顏……。

「女神よ、幼き少女の傷を癒やし、元気な姿を取り戻し給(たま)え……。

並且,請賜予救援給那位為護少女以身作盾的人……。

そして、少女を護らんとし我が身を盾とした者に、救いを与え給え……。

恭敬恭敬,謹言奉上~~……」

かしこみかしこみ、申(もう)~す〜〜……」

在兩人的胃中生成了治癒藥水!

ふたりの胃の中に、治癒ポーション生成!

在燒傷部位的皮膚表面生成了治癒藥水的薄膜!

火傷の部位の体表面に、治癒ポーションの薄膜を生成!

皮膚表面還附帶五秒鐘的發光效果!!

体表面の方には、5秒間の発光効果付き!!

光芒一閃!

ぴか~!

「「「「「「哇啊啊啊啊啊!!」」」」」」

「「「「「「おおおおおおおっ!!」」」」」」

「「……欸……」」

「「……え……」」

發出驚呼的是少女的父母與其他人。

驚きの声を上げる、少女の両親と、その他の人達。

國王和宰相大概已經習慣了,似乎並不太驚訝……。

王様と宰相様は、もう慣れたのか、あまり驚いた様子はないな……。

當事的大小姐和廚師呆愣愣地,沒有太多反應。

当事者であるお嬢様と料理人さんは、ぽかんとした顔で、あまり反応がない。

……正這麼想時,她們開始用手觸摸先前燒傷的脖子和臉。

……と思っていたら、首筋やら顔やらの、火傷していた部分を手で触っている。

「來,請拿著」

「はい、どうぞ」

我假裝從掛在肩上的小包裡拿出兩面當作藥劑容器的手鏡,各自交給了兩人。

ポーション容器として創り出したふたつの手鏡を、肩に掛けているポシェットから取り出した振りをして、ふたりにそれぞれ渡した。

然後,他們自己摸了摸臉和脖子,並稍微掀起衣服確認燒傷的部位……。

そして、自分の顔や首筋、そして衣服を少し捲って、火傷していた部分を確認し……。

「沒有了……」

「ない……」

「燒傷的痕跡……」

「火傷の痕が……」

「「沒有了……」」

「「ない……」」

兩人說完後半張著嘴僵住不動。

そう言ったきり、口を半開きにしたまま、固まっているふたり。

本以為會高興得哭出來,但看起來連那種情緒都湧不出來,驚訝得說不出話來……。

嬉しくて泣き出すかな、と思っていたけれど、そういう感情さえ湧き出さないくらい、驚いているみたいだな……。

啊,喂!

あ、コラ!

不要從床上坐起來把睡衣的肩膀掀開!!

ベッドから身体を起こして、寝着の肩をはだけるんじゃない!!

就算是孩子,在這麼多男性面前,貴族千金那樣做可不行吧!

いくら子供だとは言え、男性が大勢いるところで、貴族のお嬢様がソレはマズいだろ!

雖然能理解想確認燒傷是否真的完全治好……。

そりゃ、本当に火傷が全部、完全に治ったか確かめたいのは分かるけど……。

看,少年在盯著呢!對男孩子來說可是有害的視線……不過那眼神又不像是那回事……。

ほら、少年がガン見してるだろ! 男の子には、目の毒……、って、あれはそういう目じゃないな……。

啊,也許他心想自己的手也會痊癒,抱著期待,又帶著對女神奇蹟的敬畏吧……。

ああ、これなら自分の手も治るかも、という期待と、女神の御業(みわざ)に対する畏怖の念か……。

那就一次把說明和感謝都處理好,免得要多說一遍。

じゃあ、説明やら感謝の言葉やらで二度手間にならないように、一度に済ませちゃうか。

「女神啊,請以慈悲開啟那位前途有望的少年的道路,使他不被斷送,得以為領民與國家效力……。

「女神よ、前途ありし少年がその途(みち)を断たれることなく、領民と国のために尽くせるよう、その慈悲によりて途を開き給え……。

恭敬恭敬,謹言奉上~~……」

かしこみかしこみ、申~す〜〜……」

光芒一閃!

ぴか~!

這回沒有再傳出驚呼聲。

今度は、驚きの声は上がらなかった。

大家都蹲下、單膝跪地低頭……除了被治癒的本人之外。

皆、しゃがみ、床に片膝をついて頭(こうべ)を垂れている。……治癒された本人を除いて。

視線不是對著我,而是對著那些曾受傷的人。

向きは、私じゃなくて、怪我人だった人達の方。

嗯,現在要感謝的是女神而不是我,所以向我致謝有點不合適,這是理所當然的。

まぁ、今、感謝する相手は私じゃなくて女神様だから、私に向かって、というのはちょっと違うからね。これが当然のことだろう。

那男孩正在拆下纏在右手的布。

男の子が、右手に巻かれた布を外している。

露出的手看起來每根指頭都用夾板固定,整隻手又被包裹著,但他粗魯地把那些拆掉了……。

中から出て来た手は、それぞれの指に副木を当てて固定され、更にそれを全体的に包(くる)んであったみたいだけれど、それらを乱暴に剥がして……。

「……會動了……會彎了……不痛了……。

「……動く……。曲がる……。痛くない……。

父上……父上……呜、嗚啊……嗚啊啊啊啊啊——!!」

ち、父上……。父上……、うっ、うああ……、うああああああ〜〜っっ!!」

少年從旁抱住正跪著的父親。

跪(ひざまず)いている父親に、横から抱き付いている少年。

……嘛,本該毀掉的生命又回到掌中,當然會很高興吧。

……まあ、台無しになったはずの自分の人生が、再びその手に戻ってきたんだ、そりゃ嬉しいだろう。

他今後會不負女神,為領民與國家盡心,成為出色的貴族與優秀的領主吧。

そして、これから決して女神を裏切ることなく、領民と国のために尽くす、立派な貴族、そして立派な領主になってくれるだろう。

……會在巫女艾迪斯遭遇危機時全力相助的,值得倚重的權力者呢……。

……巫女エディスの危機には全力で助けてくれる、立派な権力者に、ね……。

玲子表情平淡,但法爾塞特卻露出非常得意的神情……。

レイコは平然とした普通の表情だけど、ファルセットは、凄いドヤ顔をしてるなぁ……。

他們會那麼高興嗎,是因為我那套吸引信眾的招數……?

そんなに嬉しいのかな、私の信仰心集めムーブが……。

啊啊,嗯,大概是很高興吧……。

ああ、まぁ、嬉しいのだろうなぁ……。

公告!(^^)/

お知らせです!(^^)/

拙作最後的漫畫化作品『絕対記憶で華麗に論破いたしましょう』的單話配信已經開始了。(^^)/

拙作最後のコミカライズ作品、『絶対記憶で華麗に論破いたしましょう』の、単話配信が開始されました。(^^)/

在コミックシーモア(Comic CMOA)上將獨家先行配信一個月。

コミックシーモアで、1カ月間は独占先行配信です。

之後會在其他網站也公開嗎?(^^ゞ

その後、他のサイトでも公開?(^^ゞ

原作是在我收到『のうきん』邀約之前,還是業餘作者時寫的作品。

原作は、私が『のうきん』の打診をいただく寸前の、アマチュアだった時に書いたものです。

介於業餘與專職作家之間的作品……。(^^ゞ

アマチュアと専業作家の、境界線上の作品……。(^^ゞ

也有試閱。

試し読みもあります。

https://www.cmoa.jp/title/321459/

https://www.cmoa.jp/title/321459/

敬請多多支持!(^^)/

よろしくお願いいたします!(^^)/