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429 受命辦差 3
「……嗯,陛下與宰相閣下也有什麼不舒服的地方嗎?」
「……ええと、陛下と宰相様も、何か調子の悪いところ、ありませんか?」
「「……欸……」」
「「……え……」」
「不,這次似乎沒有其他受傷或病人,既然如此就……」
「いえ、今回は他に怪我人も病人もおられないようなので、せっかくですから……」
「喔、喔……」
「お、おぅ……」
看起來他們根本沒想過要讓自己接受治癒呢……。
自分の治癒なんか、考えたこともない、って様子だなぁ……。
身為國家的最高與次席,反而先要求把治癒之恩給自己也不奇怪啊。
国のトップと次席なんだから、まずは自分達に治癒の加護を使え、と要求してもおかしくはないのに。
真是心地正直、了不起的人啊……。
何て心正しい、立派な人達なんだ……。
得讓這兩人恢復健康,好好延續良善的治世才行啊。
こりゃ、このふたりには健康になって、良き治世を続けてもらわなきゃなぁ。
「真的,可以就這樣承蒙賜恩嗎?」
「本当に、お言葉に甘えて良いのか?」
「別客氣,別客氣!
「どうぞどうぞ!
雖然謙遜是美德,但為了讓良善的治世長久持續,保持健康也是為政者的責任喔!」
遠慮深いのは美徳ですけど、良き治世を長く続けるために健康を保つのも、為政者の義務ですからね!」
「嗯、嗯……既然你們這麼說,那我就稍微承蒙一下吧……。
「う、うむ……。そうまで言ってくれるなら、少し甘えることにするか……。
其實,最近胃部隱隱作痛,從頸部到右肩有僵硬與疼痛,挺吃不消的……」
実は、最近胃がキリキリと痛むのと、首から右肩にかけて、凝りと痛みがあり、キツいのだ……」
「我腰痛,而且視力模糊,已經影響到執務了……」
「私は、腰の痛みと、目がぼやけて執務に支障が……」
果然是繁重的職務太辛苦了吧……。
やっぱり、激務で大変なのだろうなぁ……。
好!
よしっ!
「女神啊,請賜療癒給那些為國捨身奉獻之人吧……」
「女神よ、国のために身を削り尽くす者達に、癒しを与え給え……」
這次兩人的問題應該都是慢性的,從內部療癒就足夠了吧。
今度はどちらも慢性的なものだろうから、内側からだけでいいかな。
在胃裡製造治癒藥劑!!
胃の中に、治癒ポーションを作成!!
不僅針對剛才他們自述的症狀,也把其他疾病與各種不適一併治好的配方做好。
さっきの自己申告のものだけでなく、他の病気や不具合とかも全部治るやつにしておこう。
「啊……啊啊……要、要融化了……」
「あ……、ああ……っ、とっ、溶けるうぅ……」
「僵硬……疼痛啊啊啊……」
「凝りが……、痛みがああぁ……」
年長男性做出阿黑臉,真讓人噁心啊……。
年配の男性のアヘ顔は、気持ち悪いよォ……。
* *
* *
「那麼,若在王族、貴族以及其他人士中,有因受傷或生病而受苦的人,請務必與我們聯絡……。
「では、王族や貴族、その他の方々の内で、怪我や病気で苦しんでいる人がおられましたら、御連絡くださいますように……。
但!壞人除外!
但し! 悪い人は除きます!
就算沒有違法、或沒有證據也不行喔。
法律に違反していなかったり、証拠がなかったりしても駄目ですよ。
只有在對現王家、現政權沒有惡意,不是惡人、不會給他人添麻煩、也不把平民當作奴隸或工具,而是真正『正義的女神僕從』的情況下才行。
現王家、現政権に対して悪意がなく、悪人ではない人に迷惑を掛けず、平民を奴隷や道具のように思っていない、真の『正しき女神のしもべ』である場合のみです。
……對於孩童的情況會略微放寬判斷標準,但再年幼也不行,超出分寸的混蛋小孩一概不受理。各位也知道,セレス絕非『溫柔、好心的女神』,不是嗎?」
……子供の場合は若干判断基準を甘くしますけど、いくら幼くても、限度を超えたクソガキは駄目です。セレスが決して『優しく、お人好しの女神』じゃないことは、皆さん、ご存じですよね?」
「「「…………」」」
「「「…………」」」
在エディス(カオル)的再三確認下,國王們點了點頭。
エディス(カオル)の念押しに、こくりと頷く国王達。
幾乎沒有人不知道那種事……尤其是在貴族與王族之中更是如此……。
そのあたりのことを知らない者は殆どいない。……特に、貴族や王族の中には……。
「那麼,這次就先到此為止,
「それじゃ、今回はこれにて。
各位,在百忙之中,謝謝大家!」
皆さん、お忙しい中、ありがとうございました!」
「……不、不,這次承蒙照顧了!
「……い、いや、今回は世話になった!
不僅是ヴァイス的手藝,連我們的舊疾也被治好了……。真的、真的非常感謝!!」
ヴァイスの腕だけでなく、我らの持病まで……。本当に、本当に感謝する!!」
「啊,不,請別放在心上……。
「あ、いえ、お気になさらず……。
那麼,失陪了!」
では、失礼いたします!」
* *
* *
「……已經回去了嗎……」
「……お帰りになられたか……」
「…………」
「…………」
國王低語,宰相沉默不語。
国王の呟きに、無言の宰相。
「……所以,是要我和那名少女結婚嗎,父上……唔!!」
「……で、私があの少女と婚姻すれば良い、というわけですか、父上……もぐっ!!」
「閉、閉嘴,ヴァイス!!」
「だだだ、黙れ、ヴァイス!!」
突然撲來用手捂住他嘴的父親──國王,以及和他一起壓制自己的宰相,王太子ヴァイス拼命掙扎著。
いきなり飛び掛かってきて自分の口を塞いだ父親……国王と、一緒になって自分を押さえつけている宰相に、懸命に抗う、王太子ヴァイス。
國王與宰相在房內四處張望確認沒有其他人之後,似乎終於放心,長長嘆了一口氣。
そして、自分達の他には誰もいない室内をしばらくキョロキョロと見回していた国王と宰相が、ようやく安心したのか、大きな溜息を吐いた。
「這、這是怎麼回事,突然……?」
「な、何ですか、いきなり……」
終於把捂住他嘴的手移開了,ヴァイス發出抗議的聲音,然而……。
やっと口を塞いでいた手を退(ど)けてもらえ、ヴァイスが抗議の声を上げたが……。
「笨蛋!你若讓女神聽到那種不經思考的發言,打算怎麼辦!!」
「馬鹿もん! 不用意な発言を女神に聞かれたら、どうするつもりだ!!」
「……欸?不加思索的發言?」
「……え? 不用意な発言?」
ヴァイス對父親的責罵感到疑惑也無可厚非。
父親からの叱責の言葉を、ヴァイスが疑問に思うのも無理はない。
被一國王太子提出婚約,沒有哪個女性會不心花怒放的吧。
一国の王太子から婚約の打診を受けて、舞い上がらない女性はいないはず。
而且,他長相出眾,作為王太子也表現不差。
しかも、自分は見目も良く、王太子としての出来も悪くない。
所以,迎娶女神的寵兒為正妃,應該沒有人會反對吧。連當事的女性本人也一樣……。
なので、女神の愛し子を正妃として迎えることに、異を唱える者などいるはずがない。女性本人を含めて……。
不過,想把自家女兒推為王妃的有力貴族另當別論……。
但し、自分の娘を王妃に、と望んでいる有力貴族を除くが……。
即便是那些人,若從國家的將來考量,也不會強烈反對你把那少女納為正妃。他們會忍耐,讓自己的女兒當側妃……。
そしてそれらの者達ですら、この国の将来を思えば、自分があの少女を正妃として迎えることに強く反対することはないであろう。自分の娘は側妃に推すことで我慢して……。
畢竟,那位是──女神セレスティーヌ所寵愛的受寵之子。
……何しろ、あの(・・)、女神セレスティーヌの御寵愛を受けし愛し子なのである。
無論發生什麼……即便整個大陸沉入海中,那人的周遭之人也會被救贖。若運作得當,甚至整個國家都可能受惠……。
たとえ何があろうとも……この大陸が海に沈むことになろうが……、その者の周囲の者は救われる。上手くすれば、国全体が……。
這種好康事,怎會放過?
こんな上手い話、逃す手はない。
按理說這樣想是理所當然的,ヴァイス卻感到疑惑。
そう考えるのが当然のはずなのに、と、疑問に思うヴァイス。
「把那位女神的使者娶為正妃,ヴァイス,你就沒辦法再納側妃了!」
「御使い様をお前の正妃になどすれば、ヴァイス、お前、側妃など娶(めと)れんぞ!」
「……欸?」
「……はァ?」
國王納側妃是理所當然之事。
国王が、側妃を娶るのは、当然のこと。
作為後嗣的王太子,需要備位與再備位的人選,至少要有三個男丁。
跡取りである王太子、その予備、予備の予備と、男児が最低でも3人は必要である。
另外還需要幾位用作婚姻外交之用的女兒……。
そして、婚姻外交用の女児も、数人……。
王妃一人無法同時整合貴族夫人的關係、主持宴會並維持對外往來,也不可能生那麼多孩子。
貴族家の夫人達を纏め、パーティーを仕切り、他国との交際も必要であるため、王妃がひとりでそんなに子を成すことはできない。
因此,擁有數名側妃對國王來說不是權利,而是義務。
なので、数人の側妃を持つのは、王としての権利ではなく、義務なのである。
身為王太子的ヴァイス發出疑問也無可厚非。
王太子であるヴァイスが疑問の声を漏らすのも、無理はない。
然而……。
しかし……。
「當然啊,你這個笨蛋!
「当たり前だろうが、馬鹿もんが!
娶了女神的愛子,還與其他女人生子,若惹得女神不悅的話……」
女神の愛し子と結婚しておいて、他の女性と子を成すなど、もし女神の御不興を買えば……」
「哇!!」
「げえっ!!」
王太子ヴァイス臉色蒼白。
蒼白になる、王太子ヴァイス。
「而且,你不是已經有婚約者了嗎?
「それに、お前には既に婚約者がおるではないか。
現在說要把公爵家的令嬢納為側妃也說不過去,把受寵之子當側妃更是……」
今になって公爵家の令嬢を側妃に、などというわけにはいかんし、愛し子様を側妃になど、それこそ……」
「「「大陸會沉入海裡……」」」
「「「大陸が、海に沈む……」」」
「而且,如果你真的能和受寵之子結婚,你覺得會怎麼樣?」
「それに、もしお前が愛し子様と結婚できたとすると、どうなると思う?」
「不只是她本人的治癒之力,還會提高我國獲得女神庇佑的機率,國家會因此繁榮吧?」
「本人の治癒の力だけでなく、我が国に女神の御加護を賜る確率が高くなり、国が栄えるのでは?」
ヴァイス眼睛閃耀地這麼說,然而……。
ヴァイスが、瞳を輝かせてそう言うが……。
「嗯。確實,有那樣的可能性」
「うむ。確かに、そうなる可能性はある」
「那麼!」
「では!」
「……而且,你以為不會有國家因此視此為威脅,並想把受寵之子與女神的恩惠納為己有嗎?」
「……そして、それを脅威に思ったり、愛し子様と女神の恩恵を自分の国にも、と考える国が現れないと思うか?」
「…………」
「…………」
「嘛,畏懼神罰的國家大概不會直接挑起戰爭,但你和受寵之子所生的孩子,無論男女,會成為整個大陸國家的爭奪對象,最終引發戰爭。
「まあ、神罰が怖くて、直接戦争を吹っ掛けてくる国はあまりないだろうが、お前と愛し子様の間にできた子供達は、男だろうが女だろうが、大陸中の国が奪い合いを始めて、戦争になるぞ。
……只要不是與我國開戰,恐怕也不會降下神罰……」
……我が国と戦うのでなければ、別に神罰は落ちぬだろうからな……」
「……」
「……」
「你,那樣還想娶受寵之子為妻嗎?」
「お前、それでも愛し子様を娶(めと)りたいか?」
「…………」
「…………」
「如果變成夫妻吵架,你反抗不了,會一直被單方面揍的喔?」
「夫婦喧嘩になれば、お前は抵抗できず、一方的にボコられ続けるのだぞ?」
「………………」
「………………」
「即便如此,仍會有國家想把她迎為本國王族吧。光是治癒的力量就令人垂涎三尺……。
「それでも、自国の王族として迎えたい、という国はあるだろう。治癒の力だけでも、垂涎の能力だからな……。
但那受寵之人本身慈愛滿溢。不必強行把她納入王族,只要她待在國內,就能帶來充分的恩惠,沒必要冒著強迫婚姻、惹她生氣的風險。
しかし、愛し子様は、あの通り、慈愛に満ちたお方だ。別に、無理に王族に取り込まずとも、国に滞在してさえいただければ、それで充分恩恵を授けられる。下手に王族との婚姻を強要して、怒らせるという危険を冒す必要はあるまい。
……如果真的發生那種事……」
……もし、そのようなことになれば……」
「「「整個大陸會沉入海裡……」」」
「「「この大陸が、海に沈む……」」」
國王、宰相、王太子的聲音齊聲。
国王、宰相、王太子の声が揃った。
拙作的短篇單篇漫畫化(標題稍作更動)『絶対記憶で華麗に論破いたしましょう』收錄於電子合輯『華麗にざまぁして、幸せを掴み取ってみせますわ!異世界アンソロジーコミック②』,已於4月17日(週四)發行!(^^)/
拙作の読み切り短編のコミカライズ(タイトルを少し変更)、『絶対記憶で華麗に論破いたしましょう』を収録しておりますアンソロジー(電子)、『華麗にざまぁして、幸せを掴み取ってみせますわ!異世界アンソロジーコミック②』、4月17日(木)にリリースされました!(^^)/
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敬請支持!(^^)/
よろしくお願いいたします!(^^)/
此外,一如往常,作為黃金週休假將暫停更新兩週。
そして、いつものように、GW休暇として2週間、更新をお休みさせていただきます。
下次更新為5月15日(週四)、0000i。(^^)/
次回更新は、5月15日(木)、0000iです。(^^)/