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428 徵詢公務 2
「……那麼,這次要處理的事是……」
「……で、此度(こたび)の御用件は……」
『啊,不行不行!』
あ、イカンイカン!
既然我是未經預約就來訪,就應該由我先開口提出要事。國王他們也不會太閒吧……。
私がアポなしで訪問したのだから、用件は私から切り出さなきゃね。王様達も、暇じゃないだろうから……。
所以,宰相大人催促我了,我便趕緊說明要事……。
そういうわけで、宰相様から催促されたので、早速用件をば……。
「……呃,請問有沒有需要治癒的事情呢?」
「……あの~、治癒の御用とか、ありませんか?」
「……」
「……」
「「…………」」
「「…………」」
「「「………………」」」
「「「………………」」」
糟了,房間裡瀰漫起讓人尷尬的沉默……。
あああ、部屋に居心地の悪い沈黙が広がったよ……。
法爾塞特大概也覺得無言吧。
ファルセットも、多分呆れているだろう。
不用回頭看,也能察覺到那種感覺。
振り向かなくても、それくらいは分かるよ。
「……啊、那個,所謂『治癒的事』是指……」
「……あ、あの、その、『治癒の御用』というのは……」
宰相大人那樣問,但應該不是不懂字面意思吧。
宰相様がそう聞いてきたけれど、言葉の意味が分からない、というわけじゃないだろう。
大概是想探究我的用意,測量我在想些什麼吧,或許……。
私の意図というか、何を考えているかを測りかねての質問だろうな、多分……。
國王陛下和王太子殿下瞪大了眼睛,保持沉默。
王様と王太子殿下は、目を大きく見開いて、黙ったままだ。
看來他們把與我的對話交給了宰相大人來處理。
ここは、私との会話を宰相様に任せた模様。
「不,字面上的意思就是如此。
「いえ、言葉そのままの意味です。
上次我說過,如果貴族或王族有人受傷、或有病的話請聯絡,但完全沒有任何通報……。
前回、貴族や王族の怪我人、病人がいれば御連絡を、って言いましたけど、全然連絡がなかったので……。
也許他們有所顧慮,我想,所以我這邊才特地來打聽是否有人需要……」
もしかすると、御遠慮されているのかも、と思いまして、私の方から御用聞きにと……」
「「「…………」」」
「「「…………」」」
三人都沉默不語……。
3人とも、無言だ……。
巫女或聖女通常不會來王宮徵詢需要吧,嗯!
巫女や聖女は、あまり王宮に御用聞きに来たりはしないか、うん!
如果會來的話,通常是那種肥胖、為了金錢與權勢而來的神殿高階神官之類的吧……。
来るとしたら、でっぷりと太った、カネと権力目当ての、神殿の高位神官とかだよねぇ……。
「……啊、那個,那些受傷或病痛,就算是非常些微、不足為意的小傷小病也可以嗎?」
「……あ、あの、その怪我や病気というのは、あまり大したことのない、ごく些細(ささい)なものであっても?」
噢,王太子殿下擠出一副鼓起勇氣的表情,這樣問了我喔。
おっ、王太子殿下が、勇気を振り絞りました、っていうような顔で、そんなことを聞いてきたぞ。
……不,我不是那種可怕的流浪巫女!
……いや、私、怖い野良巫女じゃないよ!
國王陛下和宰相大人,別用那種看惡徒的眼神盯著王太子殿下啦……。
王様と宰相様、そんな凶悪犯罪者を見るみたいな目で王太子殿下を凝視しないであげて……。
「啊,好的。
「あ、ハイ。
單為了那點事特地把我叫來確實有點辛苦,但如果是順便的場合就沒問題……。
それだけのためにわざわざ呼び出されるのはちょっとしんどいですけど、何かのついで、という時であれば……。
不過,要是有不認識的人幾十人排成隊伍等候,那就有點難以應付了……。
あ、でも、知らない人達が何十人も行列を作って並ばれたりするのは、ちょっと……。
如果是有來往的人,我可以稍微處理一些。
交流のある方達であれば、少しくらいは構いませんよ。
還有,即便是不認識的人,只要是缺損肢體、重傷或重病的,請毫不猶豫地叫來。若不幫助這些人,那女神的護佑又是為了什麼呀!
あと、知らない人であっても、部位欠損とか、大怪我や重病であれば、遠慮なく呼び付けてください。そういう方々をお助けしないで、何のための女神の加護か、ってことですよ!
……啊,但凡對女神不敬、對王家舉刀、圖謀篡位、與外國勾結或想陷害他人的人,還有他們的派系、一族親眷,當然不在我救助之列……」
……あ、但し、女神に対して不敬な言動をされる方とか、王家に刃向かったり王位簒奪を狙ったり、他国に通じていたり他者を陥れようとしたりしている方やその派閥、一族郎党は除きますよ、勿論……」
「……啊、啊啊……」
「……あ、ああ……」
王太子殿下露出有些困惑的表情,國王陛下與宰相大人則顯得如釋重負。
王太子殿下は少し戸惑ったような顔をしているけれど、王様と宰相様は、安心したような様子だ。
畢竟,那位『受女神護佑的摯愛之子』已經宣示支持現任王家,並且不會對與之為敵者及其夥伴提供治癒護佑嘛。
そりゃまぁ、『女神の御加護を受けし愛し子様』が、現王家を支持し、それに敵対する者とその仲間達には治癒の加護を与えない、と宣言したわけだものね。
這點若運用得當,對王家及其盟友來說,會是相當強力的武器呢。
これは、使い様によっては、王家とその味方達にとっては、かなり強力な武器になるよねぇ。
對於那些自己或家人正受傷或生病的貴族們,尤其是……。
自身が怪我や病に苦しんでいる者や、家族にそういう者がいる貴族達に対しては、特に……。
「那麼,王太子殿下,您哪裡受傷了?」
「で、王太子殿下、どこかお怪我を?」
看起來並沒有生病的跡象。那麼,應該是受傷吧?
見たところ、病気らしい様子はない。ならば、怪我かな?
「啊、嗯,是在劍術訓練的時候,左臂有點……」
「あ、ああ、剣術の訓練で、左腕を、少し……」
說著,殿下捲起了左手的袖子。
そう言いながら、殿下が左手の袖(そで)を捲(まく)った。
……哇……。
……うわぁ……。
手腕和肘之間的正中那一帶青紫一片,腫得相當嚴重……。
手首と肘(ひじ)の丁度真ん中辺りが、青紫色になって、かなり腫れてるよ……。
會不會是骨折或有裂痕之類的?看起來好像根本沒做任何處置……。
骨折とか、ヒビが入ったりしていないのかな? 何も処置していないみたいだけど……。
你以為吐口水就能治好嗎?
ツバ付けときゃ治る、ってか?
這可不是『些微小事』吧?
これって、『些細なもの』じゃないよね?
我還以為又只是指甲邊緣的倒刺之類的……。
私はまた、指のささくれか何かだと思っていたよ……。
王太子殿下在做會受這種傷的訓練,真的沒問題嗎?
王太子殿下が、こんな怪我をするような訓練をしていて、いいのか?
如果留下後遺症怎麼辦……。
障害が残ったりしたら、どうすんだよ……。
讓王太子殿下受傷的訓練對手,不會被責令切腹、甚至被罷黜家門嗎?
王太子殿下に怪我をさせた訓練相手、切腹の上、お家お取り潰しになったりしないのか?
真的沒問題嗎……。
大丈夫なのか、本当に……。
腫脹還沒轉成黃色,應該是受傷不久吧。
腫れはまだ黄色くなっていないから、怪我をしてからそんなに経っていないのかな。
如果是我的話,會用繃帶包紮、用臂吊帶或手臂支架之類的把它吊起來……。
私なら、包帯巻いて吊ってるよ、アームスリングとか、アームホルダーとかいうやつで……。
以前是用三角巾吊著,但那手感不太好。真是要感謝科技的進步啊……。
昔は三角巾で吊っていたけど、あれは使い心地があまり良くなかった。科学の進歩は、ありがたいよねぇ……。
啊,不,現在當然會直接用藥水馬上治好。
あ、いや、今ならポーションですぐに治すよ、勿論。
對我來說,三角巾早就派不上用場了!臂吊帶、手臂支架也都……。
私には、もはや三角巾の出番はないのだ! アームスリングも、アームホルダーも……。
啊,不不,現在不是想這些的時候。
あ、いやいや、そんなことを考えている場合じゃない。
「……女神啊,請療癒為護國而努力的王子的傷……」
「……女神よ、国を護るために努力せし王子の傷を癒やし給(たま)え……」
然後在腫脹處的表面形成一層薄薄的治癒藥水膜。
そして、腫れ上がった部分の表面に、治癒ポーションの薄い膜を生成。
僅靠皮膚表面滲透會花時間,所以也在體內生成藥效。
皮膚表面からの浸透だけでは時間が掛かるだろうから、体内にも生成。
同時具備修復功能,並有止痛與抑制發炎的效果。
修復機能と共に、鎮痛や炎症を抑える効果付き。
……怎麼樣!!
……どうだ!!
「……咦?」
「……え?」
「……喔?」
「……お?」
「「喔……」」
「「おお……っ……」」
腫脹和變色迅速地消退下去。
腫れや変色が、見る見る治まっていった。
……疼痛也應該消失了。
……痛みも、消えているはずだ。
嗯,反正連致命傷都能治,這種程度根本簡單嘛……。
うん、まあ、致命傷でも治せるんだ。これくらい、簡単だよねぇ……。
* *
* *
這、這是……。
こ、これは……。
不,最初那句『只有微不足道的加護之力』的宣稱,無論是出於謙遜還是刻意少報……換言之,就是謊話,這從一開始我就看穿了。
いや、当初の『ショボい加護の力しかない』という触れ込みが、謙遜というか、過少申告というか、……つまり嘘であったことは、最初から分かっていた。
其實,它本就是更強大的加護……。
本当は、もっと強い加護であるということは……。
可是,他們竟說這是『些微小事』,還說『重傷或重病的時候再呼喚』?
しかし、これが『些細なもの』であり、『重傷や重病の場合は、呼べ』と?
那豈不是說『只要沒有死就能治』嗎?
ならばそれは、『死んでさえいなければ、治せる』ということか?
……不。
……いや。
不不不不不不不不不不!!
いやいやいやいやいやいやいやいやいや!!
那種事,就算受了女神的加護,也不是人能做到的!
そんなもの、いくら御加護を受けているとはいえ、人間にできることではない!
那已經是女神的神蹟了……。
それはもはや、女神の御業……。
即便被稱為『受女神寵愛的愛子』,終究還是人,有其極限……。
いくら『女神の御寵愛を受けし、愛し子』とはいえ、所詮は人の身、物事には限度というものが……。
想到這裡時,一個念頭浮現在腦海中。
そこまで考えた時、とある考えが頭に浮かんだ。
就是那個關於大聖女卡奧魯留下極為精確記錄的——女神卡奧魯真教。
あの、大聖女カオル様に関する非常に正確な記録を残している、女神カオル真教。
那個弱小宗派在所有記載上都不加揣測……某種意義上幾乎可以說對卡奧魯大人不敬般,毫不顧忌地直言直寫,卻留下了足以完全信賴的記錄。
全てにおいて、忖度のない……ある意味、カオル様に対して不敬ではないかと思われるくらい、遠慮なくズケズケと書かれた……完全に信用するに足る記録を残している、弱小宗派。
其中,唯一被視為錯誤的一條記載。
その中で、唯一、誤りであるとされている記述。
『卡奧魯大人並非女神賽雷斯蒂娜所鍾愛的孩子,而是與女神賽雷斯蒂娜同等位階、來自異世界的女神。她來到這個世界,只是被她的友人──女神賽雷斯蒂娜邀請,來此遊玩罷了』
『カオル様は、女神セレスティーヌの愛し子ではなく、女神セレスティーヌと同格の、異世界の女神である。この世界には、友人である女神セレスティーヌに招かれて、遊びに来られただけ』
……如果那是真的……。
……もし、それが真実であったなら……。
這個少女也有可能本身就是女神……。
この少女もまた、女神そのものであるという可能性が……。
此卷本是那些與卡奧魯大人同住多年的孩童們以客觀視角所撰寫、無比精確的記錄。既然如此,為何能斷定只有那一點是錯誤的呢?
そもそも、カオル様と何年も一緒に暮らしていた子供達が客観的な視点で書いた、正確無比な記録である。なのに、どうしてその一点だけが誤りだなどと決めつけることができるのだ?
其他部分竟然一處都找不到明顯的錯誤或誇張的記述……。
その他には、明らかな誤りや誇張された記述など、ひとつも見つかっていないというのに……。
……也就是說,難道。難道……。
……ということは、まさか。まさか……。
而且,這名少女與那宗派所記的『異世界女神卡奧魯大人』有許多相似之處。
そして、この少女は、あの宗派が書いた記録の『異世界の女神、カオル様』との共通点が多い。
那麼,這名少女也可能是被女神賽雷斯蒂娜邀請來此、在這個世界度假的其他世界女神之類的……。
ならば、この少女もまた、女神セレスティーヌが招き、この世界で休暇を楽しんでいる、他の世界の女神だとか……。
「……咦! 陛下!」
「……か! 陛下!」
「……啊、啊,抱歉……」
「……あ、ああ、すまん……」
雖然稍微走神,但因為宰相與瓦伊斯也處於同樣狀態,所以沒問題。
少し呆けていたが、宰相とヴァイスも同じような状態だったため、問題なかった。
巫女殿大概也不會在意這種程度的事吧。
巫女殿も、これくらいのことは気にされぬであろう。
……她若知道自己所展現的奇蹟之業的價值,理應能明白這樣的反應是情有可原的。
……御自分が見せた奇跡の御業の価値をご存じであれば、それが無理からぬことであることくらい、分かっておられるであろうからな。
……但是,究竟是哪一種呢……。
……しかし、どちらなのか……。
這個少女究竟是女神所鍾愛的孩子,還是女神的眷屬,……抑或真的是來自異界的女神呢……。
この少女は、女神の愛し子なのか、女神の眷属なのか、……それとも、本当に、異界の女神なのか……。
有個公告!(^^)/
お知らせです!(^^)/
我的第四部作品,那部尚未媒體化的最後一作,被漫畫化了!!
私の4作品目、メディア化されていなかった最後の作品が、コミカライズされました!!
欸?你是說FUNA的作品不是只有《のうきん》、《ろうきん》、《ポーション》這三部嗎?
え? FUNAの作品は『のうきん』、『ろうきん』、『ポーション』の3つじゃないのか、って?
不不,事實上在我以小說家身分出道之前、在還沒接到《のうきん》書籍化打診時,我曾寫過一篇單篇短篇……。(^^)/
いえいえ、実は小説家としてデビューする前、まだ『のうきん』の書籍化打診をいただく前に書いた、読み切り短編が……。(^^)/
『以絕對記憶迎戰婚約破棄』
『婚約破棄に絶対記憶で立ち向かう』
在我寫過的作品中,唯有這一部從未見天日。
私が書いた作品の中で、ただひとつ、日の目を見なかった作品。
居然被漫畫化了!!(T_T)
何と、それがコミカライズ!!(T_T)
標題被改得比較今風、有點時髦……。
タイトルを、今風に、ちょっとお洒落に変えまして……。
『以絕對記憶華麗地論破吧』
『絶対記憶で華麗に論破いたしましょう』
負責繪製的漫畫家是擁有豐富漫畫化經驗的みけだて老師。
描いていただきました漫画家さんは、コミカライズの経験豊富な、みけだて様。
構成與配信廠牌為 comicスピラ。
構成及び配信レーベルは、comicスピラ様。
配信日期為4月17日(週四),於コミックシーモア上配信。
配信は、4月17日(木)、コミックシーモアにて。
收錄的合輯名稱為『華麗地回敬,並奪取幸福給妳看!異世界選集漫畫②』。
収録されているアンソロジー名は、『華麗にざまぁして、幸せを掴み取ってみせますわ!異世界アンソロジーコミック②』です。
既然是『選集漫畫②』,理所當然地表示『選集漫畫①』已經公開了……。(^^ゞ
『アンソロジーコミック②』ということは、当然のことながら、『アンソロジーコミック①』が既に公開されているわけで……。(^^ゞ
收錄我拙作的『②』介紹連結:
拙作が収録されております『②』の紹介URL
https://spira.jp/comic/4078/
https://spira.jp/comic/4078/
此連結可供試閱已發行①各話開頭、購買,並可預約購買收錄我作品之②。
リリース済みの①の各話冒頭部分の試し読みや購入、そして拙作収録の②の購入予約等ができるURL
https://www.cmoa.jp/title/306765/
https://www.cmoa.jp/title/306765/
這是改編自我出道前所寫短篇小說的漫畫化作品。
デビュー前の時点の小説家が書いた短編の、コミカライズです。
「就憑這種程度就會有人找上門啊……」作為這樣的樣本,希望各位能讀一讀……。
「これくらいで、お声掛けが来るんだ……」というサンプルとして、お読みいただければと……。
請多多支持!(^^)/
よろしくお願いいたします!(^^)/
願小說家、漫畫家,以及所有立志踏上這條路的人,都能擁有更廣闊的作品發表舞台……。
小説家や漫画家の皆様、そしてそれらを目指しておられる方々の、作品発表の場が広がりますように……。
FUNA
FUNA
(註:由於「成為小說家吧」的規約變更,現在允許貼上購買頁面的網址。
(注.『なろう』の規約変更により、購入ページのURL貼り付けは許可されています。
此外,小說本文以外的告知,以及宣傳非作者本人作品的內容也都被允許。歡迎分享與宣傳!)
また、小説本文以外での告知や、自作品以外のものの告知も許可されています。(^^)/)