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417 版本升級 一
從『小銀號』返回時,沒有搭小型艇,而是走地底隧道。
『リトルシルバー』からの帰りは、小型艇ではなく、地底トンネルを使った。
……就是那個把摩擦係數降到極限、弄得滑溜溜的那玩意兒。
……あの、摩擦係数を極限まで低くしてツルツルに仕上げてある、アレだ。
滑得光溜,略微傾斜,所以不用動力就能一路直滑下去!!
ツルツルで、僅かに勾配がつけてあるから、動力なしで一直線!!
雖然可以像滑滑梯一樣用身體滑下,但衣服會被磨損,所以還是坐事先準備好的載具。像是雪橇那種感覺。
身ひとつで滑り台のようにも使えるけれど、何か服が磨り減りそうだから、ちゃんと用意してある乗り物を使う。ボブスレーみたいな感じだ。
……當然,身體不會赤裸暴露,為以防萬一也裝了動力系統。
……勿論、身体が剥き出しになったりはしていないし、万一に備えて動力機構も付いている。
要停車時會轉入坡度向上的支線,靠重力當刹車,所以平常不常用……。
停止する時は、勾配が上向きになっている支線に入って引力をブレーキにするから、普段はあまり使わないけど……。
不過在沒有地面出口而緊急停下,或是不想爬上地面的階梯時,才會啟動動力的制動與升降功能。
まあ、地上への出口がないところで緊急停止する時とか、地上への階段を上るのが面倒な時とかには使うけどね、動力による制動や上昇機能を。
喔,若在沒有出口的地方緊急停下,會把通往地面的土石收進物品箱,然後就能直接從那裡出到地面。
あ、出口がない場所で緊急停止した時には、地上までの土や岩をアイテムボックスに収納して、そのまま地上へと出ることができる。
據說還裝了簡易的重力控制系統。
一応、簡易的な重力制御システムが付いているらしいのだ。
畢竟是用到能造巨大宇宙船的科技,做得到這種事也不奇怪……。
ま、巨大宇宙船を造れるだけの科学力を用いたものだから、それくらいはできるか……。
總之,平安返回王都的店裡。
というわけで、無事、王都のお店に帰還。
「我派動物隊護送『小銀號』了喔」
「『リトルシルバー』に、動物さんチームの護衛をつけてきたよ」
「「辛苦啦~!」」
「「お疲れ~!」」
「辛苦了!」
「お疲れさまです!」
接受了雷可、恭醬與法爾塞特的慰勞之詞……。
レイコと恭ちゃん、そしてファルセットの労(ねぎら)いの言葉を受けて……。
「剩下的就等達爾森先生來時再把經過說明一遍吧……。
「後は、ダルセンさんが来た時に顛末(てんまつ)を説明するだけか……。
那麼,差不多該進入下一階段了!」
じゃあ、そろそろ次の段階に移ろう!」
沒錯,下一階段。
そう、次の段階だ。
流浪巫女艾迪絲升級後,治癒傷病的能力大幅提升……但並不像坊間傳說中使者所賜的『女神之淚』那樣神奇……計劃是把這件事悄悄、以很自然的方式,洩漏給那些既有權力又不會起歹念、值得信賴的少數人。
野良巫女エディスがバージョンアップして、怪我や病気を治す力が大幅に向上したこと……但し巷(ちまた)で噂になっている、御使い様の『女神の涙』程ではない……を、十分な権力を持っていて、なおかつおかしなことを考えない、信用できる少数の人達に、それとなく、自然な感じ(・・・・・)でリークする、ってやつ……。
其實,關於『艾迪絲升級』這件事,已經告知給國王陛下和宰相大人了。
実は、『エディス、バージョンアップ』の件は、王様と宰相様には既に伝えてある。
但那兩人不知是守口如瓶,還是怎麼的,根本沒把那消息傳開,也沒有任何求治的委託來……。
でも、あのおふたりは口が堅いのか、全然その話が広まる様子がないし、治癒の依頼も来ないんだよねぇ……。
也許對位高者來說,難以在『該被救的人』與『不該被救的人』之間做抉擇吧……。
一番上の人には、救われる者とそうじゃない者の選択がし辛いのかもなぁ……。
看來無意間給那兩位添了心力上多餘的負擔。
どうやらおふたりに、心労的な、余計な負担をかけちゃったみたいだ。
所以這次決定從下層慢慢往外擴散。
だから、今度は下の方から広めることにしたわけだ。
無法與身份不明的使者接觸,而且決定誰能獲得『女神之淚』的,只有那位使者本人。
正体不明である御使い様とは接触できず、また、『女神の涙』を賜る者を決めるのは、御使い様本人だ。
因此,貴族或王族若要主動接觸的話,只有流浪巫女艾迪絲能做到。
なので、貴族や王族が自分から接触することができるのは、野良巫女エディスだけ。
既然艾迪絲升級了,需求應該會存在吧。
そのエディスがバージョンアップしたとなれば、需要はあるはずだよね。
嗯,『雖不能包治百病,但能在一定程度上治療傷病』的艾迪絲,應該會被重視並受到珍惜。
うん、『そう無理は利かないけれど、ある程度は怪我や病気を治してもらえる』というエディスは、重宝されて大事にされるはずだ。
至少可以獲得奇怪的貴族或有錢人的那種保護……。
おかしな貴族や金持ちから守ってもらえるくらいには……。
「會沒事嗎……」
「大丈夫かなぁ……」
恭醬如此擔憂地說道……。
恭ちゃんが、そう心配の言葉を溢し……。
「卡歐魯看起來很可靠,但其實有點健忘耶……」
「カオルは、しっかりしていそうで、割と抜けてるからねぇ……」
雷可說出那種毒舌話。
レイコが、そんな暴言を吐いた。
「失禮了!我才沒那麼糊塗呢!
「失礼な! そんなに抜けてないよっ!
……嗯,雖然偶爾會有啦,偶爾……」
……まぁ、たまにはあるけどね、たまには……」
人總會有失誤,嗯。所謂零失誤、十全十美的人根本不存在。
人間、誰にも失敗というものはある、うん。ノーミスの、完全無欠の人間なんか、存在しないよ。
「「……偶爾?」」
「「……たまに?」」
兩人竟然合聲了!!
ふたりで、ハモりやがった!!
「吵死了!」
「うるさいわっ!」
接著,法爾塞特低著頭,肩膀顫抖著!
そして、俯いて肩を震わせているファルセット!
想笑就別忍著,放聲笑出來啊,該死!!
笑いたいなら、我慢せずに声を出して笑えよ、クソッ!!
「總之,我們特意從『小銀號』離開到王都活動,是為了萬一消息外洩時,能請權力者保護我們──以卡歐魯、雷可、恭醬的名義──和孩子們不會被盯上,懂嗎。
「とにかく、わざわざリトルシルバーから離れて王都なんかで活動しているのは、もし情報が漏れた場合に、カオル、レイコ、恭ちゃんとしての私達と、子供達が狙われないように権力者に守ってもらうためなんだからね。
恭醬的交易商店,以及雷可的獵人活動都開始步上軌道、贏得名聲,現在差不多該輪到正主我了吧?」
恭ちゃんのトレーダー商店、そしてレイコのハンター活動が共に軌道に乗って名声を得つつある今、そろそろ本命である私の番じゃん?」
「嗯,」
「まあ、」
「那倒也是……」
「それはそうなんだけど……」
「…………」
「…………」
雷可和恭醬也表示同意了……只是,看起來還是有點擔心……。
レイコと恭ちゃんも、同意はしてくれた。……まだ、少し心配そうだけど……。
法爾塞特沉默不語。
ファルセットは、黙して語らず。
這不是護衛該插手的事。
これは、護衛が口出しするような話じゃないからね。
……不過,她臉上似乎在壓抑各種情緒。
……でも、色々な感情を押し殺しているみたいな顔をしてるなぁ。
大概是既擔心我會遇到危險,又抑不住『若有危險發生,能夠有機會出場』那種想法吧。
多分、私に危険が及ぶのは心配だけど、危険が及んで(・・・・・・)、自分の出番が(・・・・・・)あってほしい(・・・・・・)、という思いが抑えきれないのだろう。
……身為護衛,這樣可不太好吧,法爾塞特……。
……護衛役として、それはどうかと思うぞ、ファルセット……。
真的不愧是繼承了法蘭塞特的血脈。
ホント、フランセットの血を引いているだけのことはあるな。
真是一模一樣,就是這點……。
そっくりだぞ、そういうトコ……。
不過,如果說『像法蘭塞特』這種話,她肯定會很高興吧,這傢伙……。
でも、『フランセットに似てる』なんて言えば、絶対に喜ぶよな、コイツ……。
所以絕對不會說!
だから、絶対言わない!
那一點我可不希望她像。
そこは、似て欲しくないトコだからね。
還有很多地方更希望她能向法蘭塞特學習。
もっと、フランセットを見習って欲しいところは他にたくさんあるんだよ。
不過法蘭塞特年紀不同,這也無可厚非。
まあ、フランセットとは年齢が違うから、仕方ないけどね。
我第一次遇見法蘭塞特是在她二十七歲時……之後一直相處到她三十二歲為止。
私が初めてフランセットに会ったのは、彼女が27歳の時だからなぁ……。その後、32歳になるまで一緒にいた。
雖然喝了返老還童藥之後外表看起來像十幾歲後期,但我和她在一起的最後那段時間,法蘭塞特的精神年齡其實是三十多歲。
……若返りのポーションを飲んだ後の姿は10代後半くらいに見えていたけれど、私といた最後の頃のフランセットの精神年齢は、30代だったのだ。
與此相比,現在的法爾塞特看起來大約十四、十五歲左右。
それに対して、今のファルセットは14~15歳くらいに見える。
因為疑似帶有濃厚的法蘭塞特血統,所以實際年齡或許比外表大一點,但應該不會超過二十歲。
フランセットの血が濃いらしいから、多分実年齢はそれより少し上だろうけど、20歳を越えているということはないだろう。
……雖然沒直接問過年齡,但……應該沒超過吧?
……いや、歳を尋ねたりはしていないけど、……越えてないよね?
總之拿十幾歲和三十多歲相比有些不公平,但與已是『大人』的法蘭塞特相比,法爾塞特還太稚嫩了。
とにかく、10代と30代を較べるのは可哀想だけど、とにかく『大人』であったフランセットに較べて、ファルセットはまだまだ青い(・・)んだよなぁ。
希望有一天她那股過剩的幹勁與不足的經驗之間的落差,不會讓她犯下錯誤……。
いつか、そのやる気の多さと経験の少なさのアンバランスで失敗しなきゃいいんだけど……。
不過,她的戰鬥力很強,確實相當高……。
いや、戦闘力は高いんだよ、かなり……。
但那也可能反過來成為失敗的導火線。
でも、それもまた、失敗の原因となるかもしれないんだよね。
想想看,法蘭塞特真的是個非常厲害的護衛啊……。
考えてみると、フランセットって、本当に凄い護衛だったよなぁ……。
那個敢對塞雷斯說教的人,說不定是史上第一人吧?
あのセレスに説教をカマした人間なんて、史上初だったんじゃないのかな?
真是太好了,她還能安然無恙地活著……。
よく、無事だったよなぁ……。
好啦好啦,關於法蘭塞特的回憶就先放一邊!
いやいや、フランセットの思い出話は置いといて!
「那麼,既然雷可和恭醬也無異議,行動·版本升級,開始!」
「では、レイコと恭ちゃんも異議なしということで、オペレーション・バージョンアップ、開始!」
「會沒事嗎……」
「大丈夫かなぁ……」
「好擔心……」
「心配だよ……」
「哎呀,既然都決定了,就別再囉嗦!」
「ええい、もう決まったことなんだから、ウダウダ言わない!」
「「好啦……」」
「「は~い……」」
雷可和恭醬也應該懂得,這是必要的事……。
レイコと恭ちゃんも、分かってはいるはずだ。これが必要なことなんだっていうことは……。
只是,他們只是擔心罷了。
ただ、心配なだけなんだろう。
……不過,沒問題!
……でも、大丈夫!
我可不像恭醬,絕對不一樣,恭醬可不是我!!
私は恭ちゃんとは違うのだよ、恭ちゃんとは!!
好,那就休息兩三天,之後開始!
よし、じゃあ2~3日休んで、それから始めるよ!