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ポーション頼みで生き延びます!

410 攻擊 6

「你們明明讓人去襲擊商隊和商店,把認真的商人們的生意搞得一團亂,自己稍微被欺負一下就向女神抱怨!」

「商隊や商店を襲わせて真面目な商人達の商売をメチャクチャにしても平気なくせに、自分はちょっとやられただけで女神に恨み言かいっ!

「就連塞雷斯也覺得無言!!」

そんなの、セレスも呆れ果ててるよっ!!」

不過說真的,塞雷斯其實對人類那種行為大概不會放在心上。

いや、本当は、セレスは人間のそんな行為は気にも留めないだろうけどね。

不過,說『連神明都會無言』,那正是我和法爾塞特的真實想法。

でも、まあ、神様も呆れるだろう、というのは、私とファルセットの本当の思いだ。

……嗯,差不多該撤了吧……。

……まあ、そろそろ引き揚げるか……。

「這次吃一虧長一智,還是別再做那種卑劣的事比較好?」

「これに懲りて、あまりあくどい真似は控えた方がいいよ?」

並不是說要他們徹底不做壞事,那種過分的要求我可不打算提。

悪いことは一切やるな、とか、あまり無茶を言うつもりはない。

如果商人真的完全清廉無暇,那家店恐怕早就倒閉了。

商人が完全に清廉潔白だったら、お店がすぐに潰れちゃうからね。

如果其他商人、顧客、貴族與王族、乃至惡徒們都保持清白,或許沒問題,但在現狀下只要求這家店絕對不幹壞事,實在太不合理。

他の商人達、客、貴族や王族、悪党達も全員が清廉潔白なら問題ないだろうけど、そいつらが現状のままで、この店だけが一切悪事に手を染めるな、っていうのは、そりゃ無茶だ。

所以,像其他店家普遍會做的、程度輕微的惡行,大概是能被容忍的。

だから、他の商店でも普通に行われている程度の、軽い悪事くらいはいいだろう。

只要不是會讓認真做事的人遭受巨大損失或毀了人生的那種,就只是些小事而已。

真面目な人があまり大損をしたり人生を潰されたりするようなことのない、ちょっとしたものならね。

作為學費(……)之類,讓人稍微懊惱一下的程度還行。

授業料(・・・)として、少し悔しがる程度のものであれば……。

……不過詐欺、襲擊商隊或商店,那種你們可不行!!

……でも、詐欺、商隊や商店の襲撃。てめーらは駄目だ!!

「……小丫頭,別得意忘形,你以為自己了不起到哪去……」

「……こっ、小娘が、調子に乗って、何を偉そうに……」

欸?真令人驚訝!在這種情況下竟然還能說出那麼強勢的話……。

えええ? 驚きだ! この状況で、まだそんな強気の言葉が吐けるとは……。

大概他們已經確信我不會對他們下殺手吧。

おそらく、私が自分に危害を加えるつもりがないと確信しているのだろうな。

不是這樣的話,在這種情況下誰敢說出那樣的強硬話?

そうでないと、この状況でそんな強気の発言ができるわけがない。

確實,雖然暗處潛伏著受過訓練的犬與貓,還有手持銳利名劍的劍術高手,但看起來既沒傷到他,也沒傷到僕人或護衛。

確かに、暗闇の中に潜む訓練された犬と猫、そして驚異の切れ味を持つ名剣を手にした剣の達人がいながら、コイツにも使用人にも、そして護衛の者達にすら怪我を負わせた様子が一切ない。

現在還能聽到驚叫和尖叫,是因為我們在阻止他們從房間出來──用身體撞開、咬住衣服把人拉倒,或妨礙他們點燈。由此可見,那些並非臨終的悲鳴。

今もなお、『ひゃあ!』とか『ぎゃあ!』とかいう声が聞こえるのは、それぞれの部屋から出ないようにと、体当たりとか衣服を咥(くわ)えて引き倒すとかして邪魔をしたり、灯りを点けるのを妨害したりしているからだ。なので、断末魔の悲鳴じゃないということは、丸分かりだ。

……也就是說,『我們並非在積極對他們施加致命傷害』。

……つまりそれは、『私達が、積極的に危害を加えているというわけではない』ということだ。

冷靜下來好好想想當然就知道,但即便如此,在這種黑暗中對方若起心動念就能輕易殺了自己這樣的情勢下,還敢說出那麼強勢的話,真了不起。

落ち着いてよく考えれば分かることだけど、それでもこの暗闇の中で、相手がその気になれば自分など簡単に殺せるという状況下での強気の発言ができるというのは、大したものだ。

小惡徒也有一定的膽量……。

小悪党でも、それなりの胆力はあるということか……。

「你以為做了這種事就能逍遙法外嗎!」

「こんなことをして、ただで済むと思っておるのか!

「憑我的力量,不只你們,就連你們的家人和同夥也會輕易……」

私の力をもってすれば、お前達だけでなく、お前達の家族や仲間達も皆、簡単に……」

「……啊?」

「……あ゛?」

「哇!」

「ひぃッ!」

「……你這混蛋,剛剛說什麼?」

「……てめー、今、何て言った?」

「啊……、啊……」

「あ……、あ……」

「你說要怎麼處置我的同夥?啊?」

「私の仲間達をどうするって? ア゛ァ?」

「啊啊啊啊啊——!!」

「ぎゃあああああああ〜〜!!」

*     *

*     *

卡奧爾的全身散發出怒氣的光環。

カオルの全身から、怒りのオーラが立ち上(のぼ)っていた。

雖然此刻披著艾蒂絲的外貌,但那股無法掩飾的殺意仍在。

今はエディスの姿を纏っているが、隠しようのない殺意。

那雙凶狠的眼睛,讓人覺得她肯定已經殺了七、八個人。

絶対に7~8人は殺していると思われる、凶悪なその目。

即便是身經百戰的商人,也無法承受那份氣勢與殺意,絕非普通人能抵擋。

いくら遣り手の商人とはいえ、とても普通の人間(・・・・・)に耐えられるような迫力、そして殺気ではなかった。

「哼……。」

「ふぅん……。

「既然沒死人,本來我想就以警告,以及向受傷者和有損失的店家索賠……那些賠償金我會親自從這裡收回再發放……就這樣放過你們的,但你竟然說出那種話……」

死人は出していないから、警告と、怪我人や損失を出した商店とかに賠償金……私がここから直接回収して配るヤツ……だけで勘弁しといてやろうかと思っていたけど、そんなコトを言うんだ……」

「看不出一點悔意呢。為了不留後患,還是現在就在這裡了結比較好……」

「反省の色は皆無ですね。これは、後腐れがないように、ここで始末した方がよろしいかと……」

法爾塞特如此說著,向卡奧爾提出了恰當的建議。

そう言って、カオルに適切なアドバイスをするファルセット。

這裡不會有那種會說『也許能改過』就放過惡人,然後讓卡奧爾或她所珍惜的人日後陷入危險的女神守護騎士……不,也沒有『女神卡奧爾真教』的信徒。

ここで、『改心するかもしれないから』とか言って悪党を見逃して、後でカオルやカオルが大切に思っている者達に危険が及ぶ、という可能性を見過ごすような女神の守護騎士(エインヘリヤル)……、いや、『女神カオル真教』の信者はいない。

與其留下那種危險的種子,還不如把這商行相關的人一網打盡──不,乾脆摧毀王都(這座城),殲滅居民。

そのような危険のタネを残すくらいであれば、この商家の関係者を根切り(皆殺し)に、……いや、王都(この街)を壊滅させ住民を殲滅する方を選ぶ。

正如女神塞雷斯蒂娜或瘋犬法蘭塞特那樣,理所當然會這麼做……。

女神セレスティーヌや狂犬フランセットであれば、当然そうするであろうように……。

也就是說,那個宣稱『要對卡奧爾和她的親屬下手』的商會主,現在等同於在自己的死刑執行書上簽了名。

つまり、『カオルとその身内に危害を及ぼすぞ』と宣言した商会主は、今、自らの死刑執行命令書にサインしたも同然というわけである。

「說得也是。世事以安全為上嘛。那麼……」

「それもそうか。世の中、安全第一、だよね。じゃあ……」

「嗚——!等、等一下!請等我!!」

「ひいぃ! ま、待って! 待ってくださいぃ!!」

那先前還顯得從容的商會主此刻臉色煞白,跪求般地哀求著。

先程の余裕はどこへ行ったのか、真っ青になってそう懇願する、商会主。

以現在法爾塞特與卡奧爾(艾蒂絲)臉上的表情與殺氣,誰也不會以為這是虛張聲勢或玩笑。

……今のファルセットとカオル(エディス)の表情と殺気で、これがハッタリ(ブラフ)だとか冗談だとか思う者はいまい。

兩人周圍散發出令人恐懼的氣場,甚至讓人誤以為室溫驟降。

それ程、ふたりの周囲には恐ろしいオーラが放射され、室温が下がったかのような錯覚を起こさせていた。

因此商會主曾天真地想著『這些人沒膽子殺人吧,所以光是嚇唬他們就會走人』、『再高超的劍術,如果沒有對無抵抗者下手的冷酷意志也只是一具軀殼,反正我方只要強勢反擊就能威嚇住他們……』的想法被徹底顛覆,反而露出了自己『可以無所謂地傷害他人,但完全無法容忍自己遭到傷害』的弱點。

なので商会主は、『コイツらには、人を殺せる度胸はない。だから、脅しだけで引き揚げるつもりなのだろう』、『いくら剣技が優れていようが、無抵抗の者を平気で害せる心の強さがなければ、弱いものよ。こっちが強く出て、逆に脅しつけてやれば……』などと甘く考えていた状況がひっくり返り、逆に『他者を害することは気にしないが、自分が危害を加えられることに対する耐性は全くない』という自らの弱点を丸出しにしていた。

嗯,被卡奧爾與法爾塞特那種目光與殺氣盯上,畏懼的人應該不少吧……。

……まぁ、カオルとファルセットのこの視線と殺気を当てられて、ビビらない者はあまりいないであろうが……。

「艾蒂絲大人不去處罰惡徒,是因為她根本不把這些瑣碎之人放在眼裡。」

「エディス様が悪党を処分なさらないのは、そのような些末な者の存在などどうでもいいと、気にもされていない時です。

「所以,若讓她哪怕感到一點不快,也會毫不猶豫地啪的一下……」

なので、もし少しでも不快感を覚えられた場合には、何の躊躇(ためら)いもなく、プチッ、と……」

「不,會略微猶豫,而且只有在她極度不悅、真的想把對方碾碎的時候才會下手。就像現在……」

「いや、少しくらいは躊躇うし、潰すのはかなり不快になった時だけだよ。今のようにさ……」

卡奧爾試圖否認法爾塞特的威脅……他本意只想陳述事實而已,但卡奧爾的否認反而讓法爾塞特的話更具可信度。

ファルセットの脅し……本人は、ただ事実を述べただけのつもりであるが……を否定するカオルであるが、それが益々ファルセットの言葉に信憑性を与えていく。

畢竟那是事實,這也沒什麼好奇怪的。

まあ、本当のことなので、無理もない。

因此,商會主意識到自己看錯了這兩人的本性,整個人顫抖不已。

そのため、自分がこのふたりの本性を見誤っていたことに気付き、ガクブル状態の商会主。

不過,現在最重要的是不在此處承認犯罪,安全活著離開才是第一要務。

しかし、今はここで犯罪行為を認めることなく、無事に生き延びることが最優先である。

於是他絞盡腦汁想找藉口狡辯……。

なので、何とか言い逃れようと知恵を絞るが……。

「那麼,我們就撤吧。」

「じゃ、引き揚げようか」

「「欸?」」

「「え?」」

商會主與法爾塞特對卡奧爾意外的話感到驚訝。

予想外のカオルの言葉に驚く、商会主とファルセット。

「啊、啊啊……」

「あ、ああ……」

曾一度以為必死無疑的人,於是看到了或許能活下去的一線希望。

一時は死を覚悟したのに、何とか生き延びることができるかも、という希望を見た商会主と。

「為什麼不殺他們?為了日後大家的安全和威懾示範,絕對該在這裡把他們處決!!」

「どうしてですか! 以後の皆様の安全のためと見せしめのためには、絶対にここで殺しておくべきです!!」

法爾塞特說出理所當然的話。

至極当然のことを口にする、ファルセット。

「不是常常被教導嗎!放過惡人,結果被報復而讓重要的人被殺、到最後後悔,那是傻瓜才做的事!!」

「いつも言われているじゃないですか! 悪党を見逃してやって、後で復讐されて大切な人を殺されて後悔するなんて、馬鹿のやることだって!!」

「啊~嗯,確實你有這麼說過啊……」

「あ~、うん、確かに言ったねぇ……。

「但那是針對擁有足以做到那件事的能力者才適用的說法。」

でも、それはそうすることができる(・・・・・・・・・・)だけの能力がある者(・・・・・・・・・)の場合だよ。

「會因為五、六歲的小孩揮著木劍就把他殺了嗎?」

5~6歳の子供が木剣を振るってきたからといって、殺す?

「會因為一個無力的老人來挑釁就把他殺了嗎?」

無力な老人が喧嘩を売ってきたからといって、殺す?

「如果根本構不成威脅,第一次就只給個警告不就好了嗎?」

何の脅威にもならないなら、1回目は警告だけで済ませてもいいんじゃないかな?

「……不過要教訓得很清楚的是,一旦有人喪命那就另當別論,而且絕對不會有第二次……這點要教得明白,懂嗎?」

……但し、死人を出した場合はそうはいかないということと、さすがに二度目はない(・・・・・・)、ということはしっかりと教えてあげて、だけどね」

「「…………」」

「「…………」」

在卡奧爾(艾蒂絲)的解釋下,商會主持續發抖,而法爾塞特則露出帶點不滿、複雜的表情……。

カオル(エディス)の説明に、震えっぱなしの商会主と、少し不満そうな、複雑な表情のファルセットであった……。