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402 無謀5

「沒來……」

「来ません……」

「嗯,真是沒來呢……」

「うん、来ないねぇ……」

從那之後,第三次攻擊隊就沒來。

あれから、第3次攻撃隊が来ない。

是放棄正攻法了嗎?

正攻法は諦(あきら)めたのかな?

不過,那樣的話他們會進入下一個階段,我倒沒關係……。

いや、そうなれば次の段階に進むから、私は別にいいんだけど……。

只是,法爾塞特心情不太好……因為沒有出場機會。

ただ、ファルセットの機嫌がよろしくない。……出番がないから。

明明到現在都獨佔了所有戰鬥……。

今まで、全ての戦闘を独占していたくせに……。

也該分一些工作給動物隊吧。

いや、動物さんチームにも、少しは仕事を回してあげなよ。

近戰全部都被法爾塞特收尾,動物隊根本沒有出場的機會啊。

近接戦は全部ファルセットが片付けるものだから、動物さんチームの出番がないじゃん。

他們好不容易辛苦跟到這麼遠,結果卻……。

せっかく、頑張って遠くまで付いてきてくれたのに……。

我待在旅店的時候,他們就守在旅店周圍。

私が宿にいる時には、宿屋の周りに。

出門的時候,他們也會分散開來,保持距離,免得被周遭的人覺得可疑……。

そして出掛ける時には、周囲の者達に不審に思われないよう、バラけて距離を開けてついてきてくれているのだけど……。

因為法爾塞特每次都獨佔獵物,大家都一臉沮喪。

ファルセットが毎回獲物を独占するものだから、みんな、ショボ~ン、って様子なんだよねぇ。

動物隊擅長尾行敵人並找出窩點,可這次從一開始就知道對方是誰,根本沒他們的出場機會。而且牠們不懂人類的語言,諜報行動也無從進行……。

動物さんチームは、敵を尾行してねぐらを確認するのが得意なのに、今回は始めから相手が分かっているから、出番がない。人間の言葉が分からないから、諜報活動もできないし……。

所以除了我們全力出擊那種時候,牠們頂多也只能負責護衛我而已……。

だから、こちらから総力で襲い掛かる時以外には、私の護衛くらいしか役目がないというのに……。

那方面的體諒一點都沒有啊,法爾塞特……。

そのあたりの配慮がないんだよねぇ、ファルセット……。

把動物隊也當成護衛的夥伴,大家互相讓點功勞吧……。

動物さんチームも私を護衛する仲間として認め、手柄を譲り合おうよ……。

難道是選錯隨行的人選了嗎?

連れてくる者の人選を誤ったか?

是不是該把法爾塞特留在那守護恭醬,然後由我和玲子兩人前來?

ファルセットは恭ちゃんの護衛に残して、レイコとふたりで来るべきだったか?

總覺得或許那樣會比較好,最近一直有這種感覺……。

何か、その方が良かったような気がする、今日この頃……。

……把玲子和法爾塞特留下,帶恭醬來?

……レイコとファルセットを残して、恭ちゃんを連れてくる?

啊哈。

あは。

啊哈哈哈哈……。

あはははは……。

我沒那麼無情啦……。

私、そこまで無慈悲じゃないよ……。

總之,對方沒再動彈,這回輪到我出場!

とにかく、向こうに動きがなくなったので、今度は私のターン!

「……那,有什麼情報嗎?」

「……で、何か情報は?」

「是的,已確認接受襲擊艾蒂絲大人的委託的幕後組織據點、幹部級人物的住家與家族構成,以及其他諸多事項。」

「はい、エディス様襲撃の依頼を受けた裏組織の拠点、幹部クラスの自宅や家族構成、その他諸々は確認済みです」

嗯,當然,組織的名字是從片足島那邊的人那裡聽來的。

うん、勿論、組織の名前は片足島の連中から聞いている。

據點位置也聽過,不過如果只是口頭對一個陌生城鎮裡的某個地方做描述,真的很難分辨。她們是把那地方調查清楚、確認無誤了……。

拠点の場所も聞いているけど、知らない町の特定の場所を口頭で説明されても、よく分かんなかったんだ。それを、きちんと調べて確認した、と……。

如果連幹部們的住家都掌握了,就能拿來當作威脅的把柄了。

更に幹部連中の自宅を掴めたのなら、脅しに使えそうだな。

那種人平常老是欺負別人,一旦輪到自己被恐嚇,立刻就慌了。

ああいう連中は、自分達はいつも他人を脅すくせに、自分が脅される側になると焦るんだよね。

他們會對獵物(被害者)無視、嘲笑對方的懇求,但自己卻會立刻哀求饒命。

獲物(被害者)がいくら懇願しても笑いながら無視するくせに、自分はすぐに命乞いをするし。

「只有做好被恐嚇覺悟的人,才有資格去實施恐嚇行為(街頭勒索)!」

「恐喝行為(カツアゲ)をしてもいいのは、される覚悟がある者だけだ!」

「這是什麼,突然這樣說……」

「何ですか、突然……。

「而且不論有沒有覺悟,恐嚇行為(街頭勒索)都是不可以的……」

そして、覚悟があろうがなかろうが、恐喝行為(カツアゲ)は、やっちゃ駄目ですよ……」

「確實如此……」

「確かに……」

順帶一提,在日本恐嚇罪的刑罰是十年以下的有期徒刑,似乎沒有罰金刑。

ちなみに、日本じゃ恐喝罪の刑罰は10年以下の懲役で、罰金刑はないらしい。

大概不會無罪,確定會被判懲役或拘禁刑。

無罪になることはないだろうから、懲役刑か禁固刑、確実か。

在這裡的話,大概會被判幾年到十幾年的有期犯罪奴隸。

ここだと、数年か十数年の有期犯罪奴隷くらいかな。

這是惡質又暴力的犯罪,可能被送去採礦場,運氣差的話還會被送去戰場。嗯嗯。

悪質で暴力的な犯罪だから、鉱山行きか、下手をすれば戦場行きかな。うむうむ。

總之,也要讓『女神之眼』的年輕一輩有機會出場,所以讓他們做各種調查,做一些非戰鬥方面的工作。

とにかく、『女神の眼』の若手連中にも、何か出番を与えてあげなきゃならないから、ま、色々と調べてもらっているわけだ。戦闘以外の方面で。

雖然不及法爾塞特,但這些人也一定急著想要活躍,按耐不住吧……。

ファルセット程じゃないけれど、この連中も活躍したくてうずうずしているだろうからなぁ……。

*     *

*     *

「可惡,幕後組織那些傢伙竟然把委託取消了!

「くそっ、裏組織の奴ら、依頼をキャンセルしてきやがった!

竟然要對付兩個小姑娘,這是怎麼回事!!」

小娘ふたりを相手に、どういうことだ!!」

「說是損失甚巨,所以也許是不得已的選擇……。

「被害甚大とのことでしたから、やむを得ない選択なのでは……。

能把店主蓄意隱瞞有關對象情報的嫌疑擱置,真是令人慶幸呢」

旦那様が意図的に対象に関する情報を隠していたという疑いが保留になりましたのは、重畳(ちょうじょう)でございましたね」

聽了大番頭的話,商店主皺起了臉。

大番頭の言葉に、顔を顰める商店主。

「是被擱置,擱置!還不能說懷疑已經完全消除!」

「保留だぞ、保留! まだ完全に疑いが晴れたわけではない!

明明是冤枉之事啊……」

全くの冤罪だというのに……」

「不過,如果被認定有背信行為,早就被處理掉了。」

「しかし、背信行為があったと判断されていたら、間違いなく始末されておりましたよ。

這種事不該高興……」

ここは、喜ぶべきでは……」

「哪裡能高興!誰知道哪天就會被判有罪,而且那兩個小姑娘的案子一點進展都沒有啊!」

「喜べるかっ! まだ、いつ有罪だと決めつけられるか分かったものではないし、小娘の件は全く進展しておらんのだぞ!

全都是那個小姑娘造成的!!」

全て、あの小娘のせいだ!!」

別把僱主惹得太激動。

雇用主をあまり激昂させてはならない。

想到這點的大番頭便轉開話題,試圖安撫商店主。

そう考えた大番頭は、商店主を宥(なだ)める話題を振った。

「說起來,那些我們派去隔鄰國的商人那邊的人,差不多該回來了。

「そう言えば、隣国の商人に差し向けました者達が、そろそろ戻ってくる頃です。

那也是幕後組織接受的案件,他們應該會想起我們店是個好委託主吧」

あれも裏組織が受けた案件ですから、うちの店が良き依頼主であることを思い出してくれることでしょう」

「嗯……嗯,確實如此……」

「う……、うむ。確かにな……」

聽了大番頭的話,商店主的表情稍微緩和了一下。

大番頭の言葉に、ほんの少しではあるが、商店主の表情が緩んだ。

撇開組織的名聲不談,現在在隔國高層間正被追捧的那批特別商品,整整四輛馬車的貨量將會入手。

組織の心証うんぬんは別にしても、今、隣国の上層部で話題になっている特別な商品が、荷馬車4台分、丸々手に入るのである。

連上級貴族都拼命想取得的那種商品……。

上級貴族でさえ必死に入手したがっているという商品が……。

不過實際上,這次由達爾森商隊運送的貨物,並非這位商店主想像中的那種高價的水晶玻璃製品或陶瓷,而是一些雖然可能會受歡迎但單品價值並不高的酒類與珍稀食材之類。

しかし実は、今回ダルセンの商隊が運んでいた荷は、この商店主が思っているような超高額で取引されるクリスタルガラス製品や陶磁器等ではなく、人気は出るであろうがひとつひとつにはそこまでの価値はない、酒類や珍しい食材とかである。

即便如此,四輛馬車的貨物總量也還是相當可觀的金額……。

それでも荷馬車4台分となれば、かなりの金額ではあるが……。

不過那批貨實際上根本不會送到,與此無關。

まあそれも、実際には届くことのない荷なので、関係のない話である。

「不過,真是麻煩啊……幕後組織無法動用的話,那個小姑娘該怎麼辦……。

「しかし、困ったな……。裏組織が使えないとなると、あの小娘をどうするか……。

如果動用那些混混,事後可能會被拿來當恐嚇的把柄,把我們榨乾到連骨頭都被啃光。

そのあたりのゴロツキ共を使えば、後で恐喝のネタにされて骨までしゃぶられかねんからな。

讓罪犯掌握到把柄,簡直是自殺行為。

犯罪者に弱味を握られるなど、自殺行為だ。

在這點上,雖然也是犯罪者,但那個以信任為先、嚴密掌控部下的幕後組織用來辦事讓人放心,正因如此才顯得珍貴,但他們在這件事上明確表示一概不接受委託。

その点では、同じ犯罪者とはいえ、信用第一で配下の者をしっかりと掌握している裏組織は安心して使えて重宝しているが、この件に関してだけは一切依頼を受けないと念押しされたからな。

……沒辦法,只好用店裡的人了嗎……」

……仕方ない、店の者を使うか……」

商會主個人的惡行姑且不論,知道店家層面違法行為的只有大番頭、番頭和部分手代,而大多數手代與丁稚們即便知道商會行事手法相當惡劣,也不知道店家會讓幕後組織去襲擊商隊或綁架少女等這種凶惡犯罪。

商会主の個人的な悪事はともかく、店としての違法行為のことを知っているのは大番頭と番頭、そして一部の手代達だけであり、手代の大半と丁稚達は、この商会がかなりあくどいやり方をしていることは知っていても、裏組織に商隊の襲撃や少女の誘拐をさせるというような凶悪な犯罪に手を染めていることは知らない。

因此若要動用,只能由其中一位番頭指揮,從那些知道本店底細的手代裡挑幾個人出來。

なので、使うとすれば、番頭のひとりに指揮を執(と)らせて、この店の裏の顔を知っている手代のうちから何人かを選ぶしかない。

倘若那些人全滅,即便全員被殺而身分未被揭露,中堅階層裡真正知道店內黑幕的主力也會大幅流失,店家將面臨重創。

もしその者達が全滅すれば、たとえ全員が殺されて身元がバレなかったとしても、中堅層の中の、店の本当の顔を知っている主力達がごっそりと抜けて、店が大打撃を受けることになる。

「嘛,他們可不是會做出跟幕後組織一樣蠢事的人……」

「まあ、裏組織の奴らと同じことをするような間抜けではないからな……」

說完這話,商店主便露出一抹猙獰的笑容……。

そう言って、にやりと笑う、商店主であった……。