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390 反擊 4
「接下來要去哪裡?」
「次は、どこへ行くの?」
「先回店裡吧。……不然法爾塞特會氣得發狂。」
「とりあえず、お店に戻るよ。……でないと、ファルセットが怒り狂う」
「「啊~……」」
「「あ~……」」
我回答恭醬的問題後,麗子和恭醬發出了表示理解的聲音。
恭ちゃんの質問に返した私の言葉に、納得の声を漏らした、レイコと恭ちゃん。
嗯,應該沒有其他選擇了吧。
まあ、他の選択肢はないだろう。
達爾森先生和商隊原路朝王都的大店前進,所以沒問題。
ダルセンさんと商隊は、あのまま王都の大店へ向かったから、問題ない。
普通的盜賊不會在離王都這麼近的地方活動,而且護衛也有好好配置。
普通の盗賊は、こんなに王都に近いところでは活動しないし、護衛もちゃんと付いているしね。
除非是為了襲擊達爾森先生那隊商隊而特別集結的人手,否則這裡不是會被盯上的地方,護衛人數也不算少。
ダルセンさんの商隊を襲うために人数を揃えた特別編成の連中でなければ、狙われるような場所でもないし、護衛の数が少ないというわけでもない。
再說,普通的盜賊即便搶走馬車和貨物,也鮮少對不抵抗的人下毒手。而被奪走的馬車與貨物,以我們的本事很容易取回。
それに、普通の盗賊ならば、馬車と積み荷は奪われても、抵抗しない人間が危害を加えられることは滅多にない。そして奪われた馬車と積み荷は、私達ならば簡単に取り返せる。
達爾森先生的商隊裡沒有女性,這點也不用擔心……。
ダルセンさんの商隊には女性はいないから、その点でも心配はないし……。
貨物是我們釀的酒,不用擔心會變質,而且貨品似乎已經事先和大店的商會主協調好了。
積荷は私達が造ったお酒だから傷む心配はないし、当然ながら、商品については大店の商会主と事前に調整してあるらしい。
所以那邊就先不管了。
だから、もうそっちは放置でいいや。
「那麼,回去吧。……出發!」
「じゃあ、帰るよ。……発進!」
恭醬用手動操縱把機首對準王都總店(本店)。
恭ちゃんが、手動操縦で王都本店(おみせ)へと機首を向けた。
* *
* *
……法爾塞特,氣炸了。
……ファルセット、激おこ。
嗯,我也早就知道會這樣……。
いや、分かっちゃいたけど……。
為了討好她,我還說了『在我們不在期間,守護據點的防衛任務,實屬功勞!』來讚美她,但完全沒效果。
一応、御機嫌取りのために、『我らの不在の間、拠点の防衛任務、大儀であった!』って褒めておいたのだけど、効果なし。
平時這麼說她就會像小狗一樣高興地搖尾巴的……。
普段なら、そういう言い方をしてあげれば、ワンコのように喜んで尻尾を振るのに……。
不過,不管她多麼生氣,畢竟還知道分寸,不會大聲吼叫;只是壓低聲音抱怨時,額頭上卻青筋暴起。
でも、まあ、いくら怒ってはいても、さすがに立場は弁(わきま)えているらしく、怒鳴ったり声を荒らげたりするわけじゃないんだけど、声を抑えてクレームをつけるその額には、青筋を浮かべている。
……她是超級生氣吧!
……メチャクチャ怒ってるやん!
「……明明是我那難得的、屈指可數的活躍機會啊…….」
「……滅多に出番のない私の、数少ない活躍のチャンスだったのに……。
為什麼……為什麼要把我丟下不帶走呢……」
どうして……。どうして、私を置いて行ったのですか……」
眼眶都泛淚了……。
涙目やん……。
「「「對不起啊啊~~!!」」」
「「「すみませんでしたあぁ〜〜!!」」」
嗯,等了好久的出場、好不容易的演出被毀了,作為女神的守護騎士(艾恩赫里亞爾)可就沒面子了啊。
うん、待ちに待った出番、せっかくの見せ場を潰されたんじゃあ、女神の守護騎士(エインヘリヤル)としての立場がないよねぇ。
法爾塞特也想要像真祖法蘭塞特那樣,到了老年能反覆拿來跟孫子曾孫講述的逸事吧,這點當然了……。
ファルセットも、真祖であるフランセットのように、老後に孫やひ孫に何度も繰り返し話して聞かせるためのエピソードが欲しいよねぇ、そりゃあ……。
好!
よし!
「沒事的!這次只是要從那些被雇來的下層傢伙那裡逼出黑幕身分的簡單工作,所以沒把法爾塞特帶去!
「大丈夫だよ! 今回は、雇われただけの下っ端の連中から黒幕の正体を吐かせるだけの、簡単なお仕事だったから、ファルセットは連れて行かなかったんだ!
你看,應付雜魚或做審問這類事情,可不是高貴的女神守護騎士(艾恩赫里亞爾)該做的事吧?」
ほら、雑魚の相手とか尋問とかは、誇り高き女神の守護騎士(エインヘリヤル)がやるべきことじゃないでしょ?」
「啊……確、確實是……」
「あ……、た、確かに……」
「接下來,法爾塞特真正的出場——與黑幕的戰鬥就要開始了!」
「これから、ファルセットの本当の出番、黒幕との戦いが始まるよ!」
「喔!喔喔喔喔喔喔!!」
「おお! おおおおおおおっ!!」
……太好騙了。
……チョロい。
麗子和恭醬也都露出好像這麼想的表情。
レイコと恭ちゃんも、そう思っていそうな顔をしてる。
而把那些本不該由守護騎士親自處理的下層瑣事──像審問雜魚──推給女神去做這點,法爾塞特一點也不在意嗎……?
そして、エインヘリヤル(じぶん)がやるまでもない雑事である下っ端相手の尋問を、女神に押し付けたということについては、何も気にならないのかな、ファルセット……。
總之,最大的懸案已經解決了。
とにかく、最大の懸案事項は片付いた。
好,下一個,出發!
よし、次行こう、次!
* *
* *
「什麼!商隊被襲了!!」
「何だと! 商隊が襲われただと!!」
聽到剛到的達爾森說起襲擊一事,卡爾德商會的會長艾維斯不由得從座位上站起,大聲喊道。
到着したダルセンから襲撃のことを聞いたカルド商会の商会主エイヴィスは、思わず腰を浮かせて大声を上げた。
「……那、貨物呢!貨物怎麼樣了!!」
「……で、商品は! 商品はどうなった!!」
平時總是一副和善面容,對下屬也說話彬彬有禮的艾維斯,竟然提高了嗓門,顯然相當慌張。
いつもは穏やかな表情を崩さず、格下の者に対しても丁寧な言葉遣いをするエイヴィスが、声を荒らげている。余程動転しているようである。
「請、請冷靜!
「お、落ち着いてください!
我們全部人都安然無恙,馬車也沒有任何損傷,完好無缺……也就是說,事情就是那樣」
私達が全員無事であり、馬車も何の損傷もなく健在。……つまり、そういうことです」
聽了達爾森的話,艾維斯迅速恢復了鎮定。
ダルセンの言葉に、急速に落ち着きを取り戻した、エイヴィス。
沒錯。盜賊不會無謂地殺人傷人,但會把馬車帶走。
そう。盗賊は、無駄に殺傷を行うことはないが、馬車は持ち去る。
盜賊不會為了運貨事先準備自己的馬車。
積荷を運ぶために自前の馬車を用意する盗賊など、いない。
畢竟直接把載滿貨的馬車開走,最簡單也最省力。
荷を積んだままの馬車を、そのまま動かして持ち去れば簡単なのだから。
這樣一來,連重新裝貨都不必。
そうすれば、荷を積み替える必要すらない。
所以,商隊──不只是人員連同馬車也一起──能夠平安抵達,正是因為這個原因(……)。
なので、商隊……人員だけでなく、馬車も込みで……が無事到着したということは、そういうこと(・・・・・・)なのであった。
因此,他為自己竟然連這點都沒想到而感到羞愧,反省自己仍需修行,臉微紅地靜靜坐回椅子。
なので、そのことにすら頭が回らず激昂してしまった自分を恥じ、まだまだ修行が足りぬ、と反省し、少し顔を赤らめながら、静かに椅子に腰を下ろしたエイヴィス。
這次的貨物是酒,並非像過去那種一件值數十枚金幣的珍貴商品。
今回の荷は酒であり、今までのような、ひとつが金貨数十枚、というようなものではない。
而且也不打算透過哄抬價格來暴利。
それに、値を吊り上げられるだけ吊り上げての暴利で、というつもりもない。
所以預計每瓶頂多賣幾枚小金幣。
なので、せいぜい、1本あたり小金貨数枚程度で売る予定であった。
即便如此,仍會有許多貴族、王族或有錢人說『非買不可』……。
それでも、どうしても欲しい、と言い出す貴族や王族、金持ち達は多いであろうが……。
並非只有高價商品才可能成為對付貴族或王族的籌碼。
別に、貴族や王族に対する武器となるのは、高額商品だけではない。
即使價格不高,只要能讓人覺得非買不可,那對商人而言就是一件強有力的武器……。
価格はそう高くなくとも、どうしても欲しい、と思わせることができる商品であれば、それは商人にとっての立派な武器になるのであった……。
艾維斯雖然一度冷靜下來,仍追問為何在遭襲後竟毫髮無傷;達爾森把原因說成『救我們的是一位素不相識的女神或其使者』,這番說法一說出口,艾維斯就像個張著嘴的擺設一般無言以對。
そして、一度は落ち着いたエイヴィスであるが、賊に襲われたのになぜ被害ゼロで助かったのかという説明を求め、……そしてダルセンが『助けてくれたのは、あくまでも、初対面である見知らぬ女神か御使い様である』ということにして、うまく説明したところ、口をパクパクさせるだけの置物と化したのであった。
車伕和護衛們也都目睹全程,而且那群盜賊有可能會被活著移交出去,所以達爾森無法說謊,這也沒辦法。
御者や護衛達も全てを目撃しているし、もしかすると、あの盗賊達が生きたまま(・・・・・)引き渡される(・・・・・・)可能性もなくもない(・・・・・・・・・)ため、ダルセンは嘘を吐くわけにはいかなかったので、仕方ない。
* *
* *
「好,那就這樣決定!」
「よし、じゃあ、それで決定!」
不是作戰計畫……而是人員分配決定了。
作戦計画……ではなく、人数割りが決定した。
作戰要到那邊確認狀況後再臨機應變。
作戦は、向こうで状況を確認してから、臨機応変に。
因此,麗子和恭醬留守──也就是留在這裡照常經營店面。
というわけで、レイコと恭ちゃんは留守番……というか、ここに残って、普通にお店を営業することに。
然後我和法爾塞特將作為航母打擊群前往鄰國。
そして私とファルセットが、空母打撃群として、隣国へ。
為什麼叫做『航母打擊群』?
なぜ『空母打撃群』か、って?
嗯,打算到那邊再當地招募。
いや、向こうで現地採用しようかと思ってね。
搭載機(像鳥或狗等)……。
搭載機(鳥や犬達)を……。
在店裡或租屋庭院幫忙警戒的人會留在這邊,不帶走。
お店や借家の庭で警備をしてくれている者達は、連れて行かずにそのままこっちにいてもらう。
因為有人有家人或飼主。
家族やら飼い主やらがいる者もいるからね。
所以採用當地人(或當地生物)。
だから、現地採用。
……啊,『小銀』的護衛也要在那個城鎮當地招聘,像狗、鳥、貓之類的……。
……あ、『リトルシルバー』の警備員も、あの町で現地採用しなきゃ。犬や鳥、猫とかを……。
要是狗或貓認真起來搏命,人類能贏的恐怕寥寥無幾。
本気になった犬や猫と殺し合いをして、勝てる人間は少ないよね。
所以牠們最適合當我們不在時保護孩子們、可靠的護衛。
だから、私達がいない時に子供達を護ってくれる頼りになる護衛として、最適なんだよね。
而且最重要的是牠們絕對不會背叛,報酬只要用食物就夠,省錢又可靠。
何より、絶対に裏切られることがない上、報酬が食べ物だけで済むから安上がりなのがいい。
總之,這個編制不能改。
とにかく、この編成は、変えられない。
如果把恭醬安排到攻擊方,……世界會毀滅。
恭ちゃんを攻撃側にすると、……せかいがはめつする。
而且恭醬身邊沒有我或麗子就不行。
そして恭ちゃんには、私かレイコが付いていないとマズい。
再者,不給法爾塞特發揮機會她這次真的會爆走,然後會黏在我身邊。
それに、ファルセットに活躍の場を与えないと、今度こそ本当にキレそうだし、ファルセットは私の側にいようとする。
如此一來,這種編制分配就變成唯一可能了……。
そうなると、この編成割しかあり得ないんだよねえ……。
最重要的是,達爾森先生是我的恩人。
そして何より、ダルセンさんは私にとっての恩人だ。
既然如此,當然……。
ならば、当然……。
復仇,應由我來伸。
復讐するは、我にあり。
「啊,如果法爾塞特不在、只剩麗子和恭醬,可能會被人看扁、被混蛋找麻煩……
「あ、ファルセットが抜けて、レイコと恭ちゃんだけだと、舐められて、馬鹿に絡まれるかも……。
或許應該在獵人公會或傭兵公會那裡雇護衛比較好。只在營業時間。
ハンターギルドか傭兵ギルドで、護衛を雇った方がいいかもね。営業中だけ。
雇年輕人酬勞便宜,對方也會高興能有工作……而且年輕的獵人稍微被惹一下就會拔劍,沒人敢輕舉妄動來找麻煩,這樣比較安心喔」
若手を雇えば、依頼料が安く済むし、向こうも仕事が得られて嬉しいだろうし、……そして若いハンターはちょっと絡まれただけですぐに剣を抜くだろうから、危なくて下手にちょっかいを出すヤツはいないだろうから、安心だよ」
「「…………」」
「「…………」」
「啊,還有,恭醬,有些東西想請你準備一下……」
「あ、それと、恭ちゃん、色々と用意してもらいたいものがあるんだけど……」
「是護身用的裝備之類吧?回頭把需求清單交給我。」
「護身用の装備とかだよね? 後で要望リストを頂戴」
「麻煩你囉~」
「よろしく~」
嗯,得把準備工作做得紮實一點才行。
うん、準備はしっかりとしておかなきゃね。