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374 下一階段 2
「抱歉,承蒙您說過可以,我就冒昧突然來拜訪了……」
「すみません、お言葉に甘えて、突然お邪魔しちゃいまして……」
「不不,不必在意這種事。我確實那麼說過的。」
「いやいや、そんなことは気にせずともよいぞ。私が確かにそう言ったのだからな」
在帶進來的小小會客室裡,國王陛下與宰相大人正在與我交談。
案内された小さな応接室で、王様と宰相様が私の相手をしてくれている。
除此之外誰也沒有。大臣、文官、護衛……都不在。
他には、誰もいない。大臣とかも、文官も、護衛も……。
當然,門的另一側應該還有衛兵在站崗就是了。
勿論、ドアの向こう側には衛兵が立っているだろうけどね。
女僕把點心和茶具擺好之後就出去了。
メイドも、お菓子とティーセットを置くと、出ていった。
看起來續杯的茶會由宰相大人來泡。
どうやらお茶のお代わりは、宰相様が入れてくれるらしい。
……不,當然,我知道的吧?
……いや、勿論、分かってるよ?
『「有事隨時來洽談吧」這種話本來就是客套話,把它當真然後沒預約就去拜訪國王的沒常識平民,應該不會存在才對吧……』
いつでも相談しに来なさい、っていうのは単なる社交辞令であって、それをそのまま額面通りに受け取って、王様にアポなし訪問をカマすような非常識な平民なんかいるはずがない、ってことくらい……。
『而且,也不會有那種會把平民的申訴當真就放行的守門人吧。』
そして、そんな平民の申告を鵜呑みにして通してくれる門番なんかいるはずがないってことくらい。
不過我竟然厚顏無恥地沒預約就硬闖,而且不知為何(……),守門人竟然讓那名流浪巫女通過,接著把我交給帶路的人。
でも、私は図々しくもアポなし訪問を敢行したし、なぜか(・・・)、門番は野良巫女を通してくれて、案内役の人に引き継いでくれた。
……嗯,不知道為什麼(……)。
……うん、なぜか(・・・)。
接著,國王陛下友善地聊起些無關緊要的家常,宰相也配合著應和。
そして、フレンドリーにどうでもいいような世間話を振ってくれる王様と、それに話を合わせる宰相様。
畢竟是我有事上門,若我不先提起要點,正題是不會開始的嘛。
そりゃ、用があって訪ねてきたのは私なのだから、私が用件を切り出さないと本題が始まらないよねぇ。
明明他們也不會閒到沒事做,卻不催促我把要點說出來,真的好溫柔啊,國王陛下……。
決して暇なわけじゃないだろうに、用件を催促しないとか、ホント、優しいなぁ、王様……。
但不能白白浪費太多時間添麻煩。該差不多進入正題了。
でも、あまり時間を無駄にさせて迷惑を掛けるわけにはいかない。そろそろ本題に入るか。
抓住談話的空檔,然後……。
話の切れ目を捉えて、と……。
「那個~,其實這次突然前來是有件事要通知您……」
「あの〜、実は、今回急にお伺いしましたのは、お知らせすることがありまして……」
* *
* *
『來了啊啊啊~!!終於,御使者大人要說正題了……』
(来たああァ〜!! 遂に、御使い様が本題を……。
『不,沒問題!御使者大人說了「有事要告知」。』
いや、大丈夫だ! 御使い様は、『お知らせすることがある』と言われた。
『也就是說,意思是要帶來某些資訊,絕非抱怨或申訴之類。或許,是對我國有益的情報或好消息的可能性……』
つまりそれは、何か情報をもたらすということであって、決して文句だとか苦情だとかいうわけではない。もしかすると、我が国にとって有益な情報とか、良い話である可能性が……)
我瞥向坐在旁邊的宰相,宰相似乎也得出了同樣的結論,露出一絲安心的表情。
ちらりと隣に座る宰相に目をやると、宰相も同じ結論に達したのか、少し安堵したかのような様子である。
看著那模樣,我也稍微放心下來,國王看起來也沉穩了些。
それを見て、自分も少し安心し、落ち着いた様子の国王。
然後,卡奧魯繼續說道。
そして、カオルが言葉を続けた。
「這是女神傳來的訊息。」
「女神からの伝言です」
「「哇啊啊啊啊~~!!」」
「「ぎゃあああああああ〜〜!!」」
* *
* *
咦!?
えええ!
國王陛下和宰相大人到底發生了什麼事呢……。
どうしちゃったのかな、王様と宰相様……。
啊,那名拔出劍的衛兵臉色大變地衝了進來。
あ、剣を抜き放った衛兵が、血相変えて飛び込んで来たよ。
這、這可怎麼辦啊……。
どうすんだよ、コレ……。
衛兵畢竟沒傻到會在我還坐著的情況下衝上來砍我。
さすがに、いくら慌てていても、衛兵は椅子に座ったままの私に斬り掛かるほどの馬鹿じゃなかった。
那種粗心大意的人可不會被派去護衛國王嘛。
まあ、そんな粗忽者(そこつもの)は、王様の警護には就かないよね。
國王陛下和宰相兩人臉色煞白,如被彈飛般跳起來,擋在我與衛兵之間。
真っ青になった王様と宰相様が弾かれたかのように椅子から飛び出して、衛兵と私の間に立ちはだかってくれた。
國王陛下與宰相大人到底有多令人動容啊!!
どこまで素敵な人なんだよ、王様と宰相様!!
這下可得好好回報他們一番了。
こりゃ、サービスしなきゃならないな。
那名衛兵看起來有些不甘心,但被國王與宰相趕走之後,也只好離開房間了。
衛兵は、何だか納得できないような顔をしていたけれど、王様と宰相様に追い払われては、部屋から出て行かざるを得ないよね。
於是,場面又回到原來的成員,繼續談話。
なので、再び元のメンバーに戻って、話の続きをば。
「這是女神傳給國王陛下的訊息。
「女神から、国王陛下への伝言です。
發件者・女神。收件者・國王。
発・女神。宛て・国王。
正文:『已賜予此人加護。不可讓試圖利用之人靠近。作為褒賞,允許在必要最小範圍內,讓某些人共享此人加護的恩惠。』以上。」
本文、『この者に加護を与えた。利用しようとする者を近付けるな。その褒美として、必要最小限の範囲内において、この者の加護の恩恵に与(あずか)ることを許す』、以上です」
「「什麼?」」
「「は?」」
嗯,理解似乎跟不上……。
うん、理解が追いつかないか……。
* *
* *
「……那麼,巫女大人您的治癒之力會大幅提升,並會把那力量用於庶民百姓身上嗎?」
「……では、巫女様は治癒の力が大幅に向上し、そのお力を民草のためにお使いになられると?」
「是的。」
「はい」
「不過那並非無限制地賜予,只會給予心地正直之人,而且還只針對其中極少數的人,對吧?」
「しかしそれは無制限に与えられるものではなく、心正しき者のみであり、それもその中のごく一部の者に対してのみであると?」
「是的。即便是善良的人,也不可能替那群人全部治癒其所有的傷病,這會違反世間的道理吧。而且……」
「はい。善人だからといって、それらの者達全員の怪我や病を治すというのは、世の理(ことわり)に反するでしょう。それに……」
接下來的部分,他們似乎在我還沒說出口前就已看穿了。
そこから先は、私が口にするまでもなく察してくれた模様。
嗯,要是變成那樣,被判定為『你不行』的人們會做出什麼事誰也說不定。
うん、そんなことになれば、『あなたは駄目』と言われた者達が、何をしでかすか分からない。
那些斷肢重傷者、罹患絕症的人,還有他們的家屬與親戚們……。
部位欠損の大怪我をした者や、死病に罹っている者、そしてその家族や親族達が……。
因此,雖然我中途止住不再細說,他們兩人仍是點點頭表示理解。
なので、途中で言葉を止めたにも拘わらず、ふたりはこくりと頷いてくれた。
「不過,未成年的孩子,除非孩子本人已經徹底墮落或父母相當惡劣,否則稍微救助他們也是可以考慮的……」
「でも、未成年の子供は、本人が余程腐りきっているか、親がかなりの悪党でない限りは、少し助けてやるというのも……」
孩子即使因家庭環境略有扭曲,仍有改過自新的可能。
子供は、家庭環境のせいで少し歪んでいても、更生の可能性はある。
此外,也可以採取不一次性完全治癒的方式,例如說『因為信仰不足只治了一半。即便如此能治好一半,真是女神的慈悲啊!』然後進行追蹤觀察。不必把結局限定為零或一百分。
それに、一度に完全に治さず、『信心が足りないから、半分しか治らなかった。それでも半分治していただけたというのは、何たる女神の御慈悲でしょうか!』とでも言って、経過観察をするという手もある。別に、ゼロか100パーセントか、って決める必要はないからね。
想要給孩子們一個機會。
子供には、チャンスを与えてあげたい。
聽了我的話,國王與宰相也露出些微放心的神情。
私の言葉に、王様と宰相様も少しホッとしたような様子だ。
啊~,他們果然真是好人。
あ〜、本当にいい人達だなぁ。
接下來,只要能好好壓住那些貴族就好了……。
あとは、ちゃんと貴族達を抑えてくれればいいんだけど……。
要是太過善良而沒魄力就麻煩了啊……。
あんまりいい人すぎて押しが弱いと困るなぁ……。
好,要求的大致已經傳達,沒有大問題。
よし、要望事項は概ね伝えたし、大きな問題はないな。
「那麼,若真有必要使用治癒之力時,請讓偽裝成平民的人帶來信件。
「では、どうしても治癒の力が必要になった場合は、平民に偽装した者に手紙を持たせてください。
若要由我方聯絡時……,該怎麼辦呢……」
私から連絡したい時は……、どうしようかな……」
頻繁來王宮(這裡)也不太妥,如果被人盯上,可能會被尾行,然後我去過王宮的事就會被發現……。
あまり何度も王宮(ここ)に来るのはアレだし、誰かに目を付けられてからだと、尾行されて私が王宮に行ったことがバレるかも……。
「到時在門口做個記號就行。像白布之類,或其他類似的東西……」
「その時は、戸口に何か目印を付けてくれればよい。白い布とか、何かそういうものを……」
「啊,原來如此!那就請那麼辦吧。」
「あ、なる程! では、それでお願いしますね」
……等等,他們知道我家……是指店鋪不是住家啊。難怪王宮也有很多人認識,貿易商店王都本店……。
……って、うちの家を知って……、って、借家じゃなくてお店の方か。そりゃ王宮でも知ってる人が多いよね、トレーダー商店王都本店……。
* *
* *
「回去了嗎……」
「帰ったか……」
「「呼啊啊~~……」」
「「はあああぁ〜〜……」」
國王與宰相看起來筋疲力盡。
ぐったりとした様子の、国王と宰相。
「本以為會怎麼樣,結果竟然是意想不到的成果啊……」
「どうなることかと思ったが、結果的には、望外の成果であったな……」
「是的。雖然老衰等不在適用範圍,但對於傷病的治癒──尤其對兒童,條件會相當放寬,確實是出乎意料的事,
「はい。老衰とかは対象外とのことでしたが、怪我や病気の治癒、それも子供達に対してはかなり条件を緩和していただけるとのこと、まこと、望外のことでございましたな。
畢竟……
何せ……」
「嗯。孩子容易夭折。
「うむ。子供は死にやすい。
死產。出生後立即死亡。三歲前夭折。
死産。生まれてすぐに死ぬ。3歳までに死ぬ。
到五歲前,約有二到三成會死亡。
5歳になるまでに、2~3割が死ぬ。
剛出生的最初幾年不知道什麼時候就會回到神的那裡,所以有些村子一段時間內不命名孩子,也不向神殿申報出生……。
最初の数年間はいつ神の御許に戻ることになるか分からぬから、しばらくは名を付けず、神殿に出生届も出さぬという慣習がある村もあるからな……。
而且,母親會因生產而死亡。產後體虛而死。父親會在戰爭中喪生。被盜賊或魔物襲擊而死。即便是小傷也可能因為惡氣侵襲而喪命。
それに、母親もお産で死ぬ。産後の肥立ちが悪くて死ぬ。父親も戦争で死ぬ。盗賊や魔物に襲われて死ぬ。ちょっとした怪我が元で、悪い気(・)に冒されて死ぬ。
戰爭以及盜賊或魔物所造成的死亡無可奈何,但除此之外……」
戦争と盗賊や魔物によるものは仕方ないが、それ以外に関しては……」
「是的。當然,那只會是其中極其少數的案例吧……」
「はい。勿論、その中の極々一部ではありましょうが……」
「啊啊。即便如此,能得到女神的慈悲……」
「ああ。それでも、……女神の御慈悲が与えられるということは……」
「這可以說是救贖了吧……」
「救い、でございますよねぇ……」