ポーション頼みで生き延びます!
第365章 王都本店 7
就這樣,開店第二天。
そういうわけで、開店2日目。
今天並沒有太多的客人排隊。
今日は、そんなに大勢のお客さんが並んでいるわけじゃない。
喜歡看稀奇東西的人大多會在開幕日就來,從第二天開始客源就會慢慢穩定下來。
珍しいものを見るのが好きな者は、大体初日に来るから、2日目からは少しずつ客足が落ち着き始めると思われる。
再者,若售價是合理的,商品又不是自己需要、以進貨投資來看風險大、利潤少,那些想搶先買來賣的人大概就會放棄,去找別的賺錢門路。
それに、売り値が適正価格(・・・・)であり、自分が必要としているわけではなく、仕入れとして購入するにはリスクが大きくて旨味が少ないとなれば、我先にと購入しようとする連中は、見切りを付けて別の儲け口を探すだろう。
嗯,對於不是因為真心想買本店商品的人來說,這裡只不過是『高級品店』,並不是能夠大賺特賺的店。
うん、本当にこの店で売っているものが欲しい人以外の者にとっては、ここはただの『高級品店』であり、荒稼ぎができるような店ではない、ということだ。
這樣一來,除了真正的客人,大概只會剩下傻子和罪犯那種人才會來了。
これで、本当のお客さん以外は、馬鹿と犯罪者くらいしか来ないだろう。
而那些人要來,恐怕要再過一陣子吧。
そして、そういう人達が来るのは、もう少し経ってからかな。
暫時觀察一陣子是很正常的,任何事情都需要時間啊。
しばらく様子を見る、というのは、普通のことだ。何事にも、時間が必要だからね。
正派的客人會來調查這家店是否值得信賴。
まともなお客さんは、信用できる店かどうかの調査のために。
不法之徒則會等店裡的金庫積累財物,或思考如何從中撈錢……。
悪党は、店の金庫にお金が貯まるのを待ったり、お金の毟り方を考えるために……。
趁空檔我還是準備一下其他的事情吧。
暇なうちに、ちょっと他のことの準備をしておこうかな。
* *
* *
「恭醬,母艦能造小型艇嗎?」
「恭ちゃん、母艦で小型艇、造れる?」
得向恭醬確認這件事。
恭ちゃんに、これを確認しておかなきゃね。
「可以造……,不過現有的搭載艇或聯絡艇不行嗎?」
「造れるけど……。既存の搭載艇とか連絡艇じゃ駄目なの?」
聯絡艇也算搭載艇的一種,不過恭醬的母艦上所稱的『搭載艇』,以地球人的感覺來說相當巨大。
連絡艇も搭載艇の一種なんだけど、恭ちゃんの母艦には『搭載艇』と称する、地球の感覚だとかなり大きいのが積んであるからねぇ。
所以會把比它還小的聯絡艇、運輸艇、戰鬥機等歸在不同類別單獨區分。
だから、それよりは小さい連絡艇や輸送艇、戦闘機とかとは別枠で、区別しているのだ。
「嗯。哪一種都稍微有點大。我在想要更小、更好用的那種……」
「うん。どれも、ちょっと大きいじゃない。もっとこう、小さくて使いやすいのが欲しいかな、と思って……」
沒錯,恭醬母艦上載的那些東西,全都很大。
そう。デカいのだ、恭ちゃんの母艦に積んであるやつは、全部。
即使比搭載艇小很多,照我們的感覺,連單座戰鬥機也相當龐大。
搭載艇よりはかなり小さくても、私達の感覚では、単座戦闘機ですら、割とデカい。
畢竟那種是在太空或環境惡劣的未開發行星上活動的,要夠堅固、要武裝、要有強力引擎、厚實裝甲和緊急用物資,當然就會變得很大。
まあ、宇宙空間だとか、厳しい環境の未開惑星とかで活動するやつだから、頑丈で武装していて強力なエンジン、分厚い装甲、非常時のための物資とかが積んであれば、そりゃ大きくなるか。
大概是以乘員的安全為最優先的設計理念,因此保留了極大的安全裕度。
おそらく、乗員の安全を最優先、という設計思想なのだろうから、安全マージンをメチャクチャ大きく取ってあるに違いない。
但如果是在有可呼吸大氣的行星表面附近,想要不被注意、短時間內偷偷使用,那就明顯不合適了。
でも、呼吸可能な大気がある惑星の表面近くで、人目に付かないようにこっそりと、ごく短時間のみ使いたい場合、それは明らかに不適当だ。
現在想要的不是相當於蘭博基尼、裝甲車或大型卡車的東西,而是日常代步、像輕型汽車或小型機車那樣的。
今欲しいのは、ランボルギーニや装甲車、大型トラックに相当するやつではなく、普段使いの下駄代わり、軽自動車か原付相当のやつなんだよ。
……說是小型機車,可不是指那種『裝了原子能引擎』的喔。
……原付といっても、『原子力エンジン付き』のことじゃないよ。
「我們有物品箱,所以不需要載運行李的空間,也不需要氣密性或厚重裝甲。需要那種功能時,就用現有那些稍大的就好,
「私達にはアイテムボックスがあるから荷物の搭載スペースは必要ないし、気密性も、分厚い装甲も要らない。そういうのが必要な時には、今あるちょっと大きいやつを使えばいいからね。
我想要的是白天也能不被人察覺、悄悄移動的小型、安靜又快速的交通工具。
私が欲しいのは、昼間でも人知れずこっそりと移動できる、小さくて静かで速い乗り物なのよ。
而且要我和麗子也能輕鬆駕駛的那種。
そして、私やレイコにも簡単に操縦できるやつね。
……嗯,如果要說的話,像是『流星號』那樣的吧?
……そうだなぁ、言うならば、『流星号』みたいなやつかな?
能坐兩人左右,有隱蔽裝置可以透明化或偽裝成岩石,收藏時有護盾之類防止他人靠近,自動駕駛可用,防撞等安全裝置完善,呼叫就會立刻來的那種。
ふたり乗りくらいで、隠蔽装置で透明化とか岩に偽装できたりとかして、隠しておく時はシールドか何かで他者には手出しされなくて、自動操縦ができて、衝突防止装置とかの安全装置が完璧で、呼べばすぐ来てくれるやつ。
啊,撞穿岩石或混凝土牆時,機體不需要軟趴趴地扭曲變形喔!」
あ、岩やコンクリートの壁をぶち抜く時に、機体がぐにゃぐにゃ曲がる必要はないからね!」
「啊,對啊。長途移動時每次都要麻煩恭醬接送,我本來就覺得不好意思。現在的搭載艇和聯絡艇太大了,儘管有隱形功能,白天或者有人在附近時,實在無法上下車,
「ああ、そうよね。長距離移動の時にはいちいち恭子に送り迎えしてもらわなきゃならないから、悪いなとは思っていたのよ。今の搭載艇や連絡艇は大きいから、いくら不可視機能があるとはいえ、さすがに明るいうちとか近くに人がいるところとかでは乗り降りできないしね。
小巧不醒目,連我和香也能簡單使用的交通工具如果有的話,確實會很方便……」
小さくて目立たず、私やカオルにも簡単に使える乗り物があれば便利よね、確かに……」
果然,麗子也這麼想啊。
やっぱり、レイコもそう思っていたか。
嘛,這很理所當然啦……。
まあ、当たり前だよねぇ……。
不管怎麼隱形,只要在附近有巨大的質量,總會讓人感到違和感。
いくら見えなくしても、巨大な質量がすぐ側にあると、何となく違和感があるんだよねぇ。
空氣流向會改變,陽光也會有些不自然。
空気の流れも変わるし、太陽光も、ちょっと不自然になる。
所以,為了不想給恭醬添麻煩,並防止秘密曝光,這是必要的。
だから、恭ちゃんに迷惑を掛けたくないことと秘密の露見を防ぐために、これは必要なことだ。
再者,若移動變方便了,就能更常去看望有孩子們的『リトルシルバー』了。
それに、移動が便利になれば、子供達がいる『リトルシルバー』に顔を出しやすくなる。
「啊,原來如此……。確實是這樣呢。
「あ、なる程……。確かにそうよね。
那我就把母艦資料庫裡有哪些款式列出來,從中選幾種並依用途來客製化。
じゃあ、ちょっと母艦のデータベースでどんなのがあるかリストアップするから、その中から何種類か選んで、用途に応じてカスタマイズしよう。
細部設計和製造會由電腦處理……欸,不然香把它當成藥水容器拿出來是不是比較快?」
細かい設計や製作はコンピューターがやってくれるから……、って、香がポーションの容器(・・)として出した方が早くない?」
雖然恭醬會這麼說……。
恭ちゃんが、そんなことを言うけれど……。
「藥水容器是種作弊手段,所以我不想濫用,
「ポーション容器は、ズルだからね。あまり乱用はしたくないんだ。
當然,要是沒有別的方法或是攸關人命,我不會猶豫使用喔?
そりゃ、他に方法がないとか、人命がかかっているとかいう場合は、使うのを躊躇しないよ?
但現在有個比較正規、不強行挑戰世界規則的方法,那就是在恭醬的母艦上好好加工製造。素材也由機器人到別的行星或小行星帶(アステロイドベルト)採掘……。
でも、今は恭ちゃんの母艦でちゃんと工作して造る、という、あまり世界の理(ことわり)に喧嘩(ケンカ)を売らない方法があるからね。素材も、ちゃんとロボットが他の惑星や小惑星帯(アステロイドベルト)とかで採掘してるし……。
所以有餘裕的時候不太想用作弊手段。
だから、余裕がある時には、ズルはあんまり使いたくないんだ。
……嗯,雖然有人會說恭醬的母艦也算是一種作弊,不過至少是『用現有的東西來製造』,總比直接以藥水容器掏出來好一點吧……」
……まあ、恭ちゃんの母艦もズルじゃないか、と言われればアレだけど、一応は『既にあるモノを使って製造する』ということで、ポーション容器として出すよりはマシなんじゃないかと……」
「香從以前在那種事上就超級認真嘛……」
「カオルは、昔からそういうところはクソ真面目だったからねぇ……」
「對對! 腦子……有點笨……是有點死板啦!」
「そうそう! 頭が悪……固かったよね!」
什、什麼? 恭醬……。
何ですと? 恭ちゃん……。
「那裡別說錯了! 絕對!!」
「ソコは言い間違うな! 絶対!!」
* *
* *
「所以,我從已有設計圖裡挑了幾款來。
「というわけで、既に設計図があるやつの中からいくつか選んできたよ。
雙座的超小型艇、三人移動用的四座款、地面行駛的摩托型和汽車型……地面型有使用輪胎的,也有懸浮行駛型。懸浮行駛又分為空氣車方式和重力中和方式。
複座の超小型艇、3人で移動する時のための4座のやつ、地上走行のためのバイク型とクルマ型のやつ……これはタイヤを使うのと、浮上走行型のね。浮上走行型のは、エアカー方式と重力中和方式のがあるよ。
還有在水面上疾駛的、能潛入水中的,以及其他各式各樣的……。
あと、水上を爆走するやつ、水中に潜れるやつ、その他諸々……。
用來載著孩子緊急撤離的話,既有的聯絡艇、運輸艇或搭載艇就足夠了吧?那樣比較安全……」
子供達を乗せて緊急脱出する時とかに使うのは、既存の連絡艇か輸送艇、搭載艇でいいよね? その方が、安全だから……」
「……喔、喔……」
「……お、おぅ……」
恭醬帶來了各種東西……。
恭ちゃん、何か色々と持ってきたぞ……。
每樣都看起來有趣,但也不可能全部都要吧。
どれも面白そうだけど、全部、ってわけにもいかないよね。
重力中和式肯定比輪胎式更安全、乘坐感更好,但如果被人看見了,輪胎式還好說,懸浮在空中那就肯定不行吧……。
タイヤより重力中和方式の方が絶対安全で乗り心地がいいだろうけど、誰かに見られた場合、タイヤで動くのはまだしも、宙に浮いているのは絶対アウトだろうなぁ……。
不,輪胎式也不行,畢竟不是動物在拉卻自動行駛這一點就已經不對勁了。
いや、タイヤの方も、動物が牽いているわけでもないのに動いている時点で、アウトか。
「不如先各種試作看看?」
「とりあえず、色々試作してみようか?」
「好啊。拜託了」
「そうね。お願い」
欸,認真的嗎?不挑一款而全部都做?
え、マジか? 選択せずに、全種類?
……嘛,反正只要恭醬對母艦的電腦下指令而已,不會太費事吧。
……まぁ、恭ちゃんが母艦のコンピューターに指示するだけだから、大した手間じゃないか。
艦內工廠會自動製造而已。資源不夠就去附近的行星或小行星採掘,或是在夜間偷偷降落到這顆行星採集,都是不知疲倦的機器人們去做。
艦内工場で自動的に作られるだけだもんなぁ。資源が足りなくなれば、そのあたりの惑星か小惑星で採掘したり、夜間にこっそりとこの惑星に降りて採取するだけだもんね、疲れ知らずのロボット達が。
我們之所以開始各種思考交通工具的問題,是因為那件事。
こうして乗り物について色々と考えることになったのは、アレだ。
恭醬問了我們『傳送只是於目的地產生複製,而原本的個體被分解消失、在原地死去,對吧?』這個疑問,讓我和麗子都被嚇到了。
恭ちゃんに、『転送って、転送先に複製が作られるだけであって、オリジナルは分解されて消滅、その場で死んでるよね?』という疑問を聞かされて、私もレイコもビビっちゃったからだ。
而會扭曲空間的那類方式似乎很容易誘發『歪曲』,因此被賽蕾斯禁止。據說麗子在獲得所謂魔法能力──實際上看起來是有科學支援的──時也被再三叮嚀過這件事……。
そして空間を歪曲するタイプのやつは、『歪み』を誘発する確率が高いからセレスが禁止しているらしいのだ。レイコが、魔法の能力……実際には、科学的なサポートによるものと思われる……を与えてもらった時に、何度もしつこく念押しされたとか……。
* *
* *
就這樣,我們弄到幾種好用的交通工具。
こうして、私達は何種類かの使い勝手のいい乗り物を手に入れた。
不用時放在物品箱,隨時隨地都能取用。當然,每個人各自一台、每款都各有一個。
使わない時はアイテムボックスに入れておくので、いつでも、どこでも使える。勿論、全員が1機……1台ずつ、全種類を持っている。
如此一來,回到『リトルシルバー』會變得非常方便……。
これで、『リトルシルバー』に戻るのが、すごく楽になる……。
11月9日(週四),拙作『靠藥水活下去!』的漫畫版『靠藥水活下去!續』第2卷已刊行。
11月9日(木)に、拙作『ポーション頼みで生き延びます!』のコミックスである、『ポーション頼みで生き延びます! 続』の2巻が刊行されました。
『續』是九重ヒビキ老師所繪漫畫『靠藥水活下去!』第1~9卷的續篇,實質上『續』的第1卷相當於本篇漫畫的第10卷,而『續』的第2卷相當於第11卷。
『続』は、九重ヒビキ先生によるコミックス『ポーション頼みで生き延びます!』1~9巻の続きであり、実質的には『続』の1巻が本編コミックスの10巻に、そして『続』の2巻が11巻に相当するものです。
本篇漫畫的改編由接替九重老師的園心ふつう老師繼續負責。
『ポーション』を卒業されました九重先生の後を継いでくださいました、園心ふつう先生による本編コミカライズの続きです。
卷末附有我新寫的短篇。
巻末に、私の書き下ろし短編が付いています。
還請多多支持!(^^)/
よろしくお願いいたします!(^^)/
同時也請大家支持由負責小說版插畫的すきま老師繪製的衍生漫畫『靠藥水活下去!ハナノとロッテのふたり旅』第1卷,目前熱烈發售中!(^^)/
そして、現在大好評発売中である、小説版のイラストを担当していただいております、すきま先生によるスピンオフコミック『ポーション頼みで生き延びます! ハナノとロッテのふたり旅』1巻も、併せてよろしくお願いいたします!(^^)/