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第352章 伯爵家(一)
「……好,去調查提出委託的貴族,並在那些散播假病患謠言的人當中,挑出兩三個看起來特別惡質的。」
「……よし、依頼を出した貴族の調査と、偽病人のガセネタをバラ撒いた連中の内で特に悪質そうなのを2〜3、見繕って。
「去吧,『女神之眼』!」
行(ゆ)け、『女神の眼』よ!」
「「「恭敬地行禮──!!」」」
「「「ははぁ〜っ!!」」」
他們臉上帶著喜色,飛奔而去。
顔に喜色を浮かべて、飛んでいった。
艾米爾他們,初代『女神之眼』那群人,只要我這樣誇張地下命令,他們就顯得非常高興呢。
エミール達、初代『女神の眼』の連中も、私がこういった感じで大仰に命令すると、すごく嬉しそうだったんだよねぇ。
果然,那群人也高興了吧……。
やっぱり、あの連中も喜んだか……。
「香醬,要處置嗎?要處置?」
「香ちゃん、処す? 処す?」
「恭醬,你怎麼那麼有精神、看起來這麼開心啊!」
「恭ちゃん、何でそんなに生き生きとして嬉しそうなんだよ!」
真是的,這傢伙……。
ホントにもう、コイツは……。
* *
* *
「……那麼,讓他把這藥喝下去。」
「……では、この薬を飲ませなさい」
「「恭敬地行禮!!」」
「「ははぁ〜〜っ!!」」
「……」
「……」
「…………」
「…………」
「………………為什麼不讓他喝藥呢?」
「………………どうして飲ませないのですか?」
嗯,現在正是在『使者劇場』的公演中。
うん、今は『御使い様劇場』の、公演中だ。
……也就是,去拜訪了被『女神之眼』分所調查出的救濟對象家戶,並把『女神之淚』交給他們。
……つまり、『女神の眼』の出張所によって調べられた救済対象の家を訪れて、『女神の涙』を渡したところ。
不過,並非真正值得救助的家,而是那種假的案例。
但し、本当に救済に値する家ではなく、ガセ(・・)の方ね。
「快讓他喝下去!」
「早く飲ませなさい!」
我這麼一催促下去……。
そう言って、私が更に催促すると……。
「不、不,兒子終於睡著了。到現在為止他一直被高燒折磨睡不著,難得剛睡下就把他吵醒真的很可憐……。
「い、いえ、息子はようやく寝付いた様子。今まで熱にうなされて眠れておりませんでしたので、せっかく寝付いたばかりなのに起こすのは可哀想で……。
醒來後會立刻讓他喝,好的……」
目覚めましたら、すぐに飲ませます、ハイ……」
看孩子的樣子,完全是在裝睡。
子供の様子を見ると、あからさまな狸寝入りをしている。
「…………那麼,孩子一醒來就馬上讓他喝。
「…………では、子供が目覚めたら、すぐに飲ませるように。
知道了嗎?明白了嗎?千萬不要違背約定喔?」
いいですか? 分かりましたか? 決して約束を破ってはいけませんよ?」
「是、是的!」
「は、はい!」
好,忠告已經說過了……。
よし、忠告はした(・・・・・)。
那瓶藥水『女神之淚 效果限定版』本來沒什麼了不起的療效,而且如果不在12小時內使用,治癒效果就會徹底消失。
そのポーション、『女神の涙 効果限定版』は、大した効果はない上、今から12時間以内に使わないと、治癒効果が完全になくなる。
而且味道非常難喝,附帶的副作用是,喝了會拉肚子好幾天停不下來。
そして、すごくマズくなって、オマケに、飲むと数日間下痢が止まらなくなるのだ。
如果把那種東西賣給有權有勢的人,會怎麼樣呢……。
そんなものを偉い人に売りつければ、どうなるか……。
虔誠地念著佛號……。
なむなむ……。
好,撤退!!
よし、離脱!!
* *
* *
『跟著來了。三個人……』
『ついてきています。3人……』
跟在我身邊的那個帥氣又風度翩翩的緒形拳(おがたけん)……不不,應該說是四隻大型犬其中的一隻靠近過來,向我這麼回報。
私の護衛についている、カッコよくてダンディな、緒形拳(おがたけん)……、いやいや、4頭の大型犬のうちの一頭が近付いてきて、そう報告してきた。
『啊,果然……』
『あ、やっぱり……』
當然,那是意料之中的事。……可以說是在預想的範圍內。
当然、それは予想していた。……想定の範囲内だ、というやつだ。
所以當然,法爾塞特和玲子躲起來暗中護衛著我。
なので勿論、ファルセットとレイコが隠れて護衛についている。
玲子倒是無所謂,但法爾塞特才不會在這難得的護衛出場時待在家裡留守呢。
レイコはともかく、ファルセットが、せっかくの護衛としての出番に家で留守番なんかしているわけがない。
而且,他們不是為了我的安全祈求『什麼事也不要發生』,而是渴望有自己的出場機會,肯定在心裡祈禱著『希望能發生點什麼事啊!』
そして、私の安全のために『何も起こりませんように』と祈るのではなく、自分の出番があることを渇望し、『何か起こってくれますように!』と願っているに違いない。
竟然有信徒希望那位既是我的雇主、又是信仰對象的女神遭到襲擊。
雇い主、かつ信仰の対象である女神様が襲われるのを望む信徒。
……那真是對神不敬吧……。
……不敬だよね、それって……。
我要逮捕你!
逮捕しちゃうぞ!
那是『婦警』,……別囉嗦了!
それは『婦警』、……って、うるさいわっ!
那些人果然沒膽量去抓受賽雷斯寵愛的少女,但為了以後的牟利,他們當然會想掌握她的真實身分和住處啊。
連中、さすがにセレスの御寵愛を受けている少女を捕らえるだけの勇気はなかったみたいだけど、今後の金儲けのために、そりゃ正体と住んでいるところは把握しておきたいよねぇ。
現在的我把頭髮、眼睛和膚色都改了,還戴著面具。
今の私は、髪と眼と肌の色を変えていて、オマケに仮面を着けている。
要恢復原樣,要等甩掉尾隨者之後才行。
元の姿に戻すのは尾行を振り切ったあとになる。
這樣的狀態下,不能靠近家附近。
この状態で、家の近くには行けない。
雖然要小心跟蹤我的那些人,但果然不能把這副模樣示人給鄰居看啊……。
尾行してくる連中のこともあるけれど、さすがに、ご近所さんにこの姿を見せるわけにはいかないからねぇ……。
所以,得趕快想辦法解決才行。
なので、さっさと何とかしないとなぁ。
* *
* *
因此,我把他們引到一處明顯無人煙的地方。
そういうわけで、あからさまに人気(ひとけ)のないところへ誘導した。
如果尾隨者是普通小混混,或許會在這裡動手,但眼前這些人恐怕是被命令去確認神使真面目與住處的人,所以不會主動襲擊吧。
これが、尾行しているのが普通のチンピラとかであればここで襲ってくるだろうけど、おそらく尾行しているのは御使い様の正体と住居を確認するようにと命令されている連中だろうから、向こうから襲ってくることはないだろう。
……要襲擊的,會是我們這邊(……)。
……襲うのは、こっち側(・・・・)だ。
離王都中心稍遠,房舍稀疏,樹木把月光都遮住了的地方。
王都の中心部から外れ、人家がまばらとなり、木々で月明かりも遮られた場所。
本來『神使劇場』是深夜、眾人都已入睡之後才開演的,所以街邊的郊外小徑根本沒有人行走,連點著燈的民宅也沒有。
元々、『御使い様劇場』は夜遅く、人々が寝静まる頃に開演されるので、街外れの小道を歩く者どころか、灯りをともした民家もない。
油跟蠟燭可不是免費的。在城中心或許另當別論,但對住在這一帶的人來說那是理所當然的事。
油もロウソクも無料(ただ)ではない。街の中心部であればともかく、この辺りに住む者達にとっては当たり前である。
然後……。
そして……。
狗群齊聲狂吠!
バウバウバウッ!
「「「哇啊啊啊!!!」」」
「「「うわわわわっ!!」」」
兩隻大型犬追趕著,三名男子慌張地沿著小道跑來靠近。
2頭の大型犬に追い立てられて、3人の男達が小道を走って近付いてきた。
大概是他們原本保持著距離尾隨,結果被從後方繞過來的兩隻狗追上,只好慌忙逃竄過來。
おそらく、充分な距離を取って尾行していたところを後方に回り込んだ2頭の犬に追われて、あわてて逃げてきたのであろう。
剩下的兩隻則在我附近待命,負責護衛。
残りの2頭は、護衛のために私の近くで待機している。
藏在暗處草叢的狗,慌亂的人根本看不見。
暗闇の中で草陰に潜んだ犬なんか、慌てている連中に見つかるわけがない。
抓準那群拼命衝過來的男人靠近的時機……。
必死で走り寄ってくる男達が近付いてきたタイミングを見計らって……。
「啊啊!我在夜路上走的時候,竟然被三個可疑的男子跟蹤!
「ああっ! 夜道を歩いていたら、怪しい3人連れの男達に跡を付けられていました!
現在他們正在襲擊我!怎麼辦……」
そして今、襲い掛かられています! どうしよう……」
以極為呆板的語氣把解說台詞念了出來。
超棒読みで、説明台詞を吐く。
接著……。
そして……。
「喔,真是巧!竟然遇到少女正被暴漢襲擊。
「おお、これはしたり! 少女が暴漢に襲われているところに出くわしてしまったぞ。
無論如何都要救她!」
これは、何としても助けねば!」
前方,麗子同樣以超級板著的語氣一邊說著那句話一邊跑了過來。
前方から、同じく超棒読みでそう言いながら駆け寄る、レイコ。
「咦……」
「え……」
然後,三人發現自己當場暴露在被尾隨的對象──也就是我──面前,而且看起來還被大大誤會了,於是慌了起來。
そして、尾行相手の私に姿を晒した上に、大きな誤解をされているらしいと気付き、焦る3人。
……不過,那個所謂『尾行』的部分可不是誤會啦!
……いや、『尾行』という部分は誤解じゃないけどね!
外加,還被路過的少女當成含誤解的目擊者、證人了。
オマケに、通りがかりの少女に誤解込みでの目撃者、証人になられてしまった。
男人們回頭一看,竟然不見了之前一直追著他們的那幾隻大型犬。
男達が後ろを振り返ると、なぜか先程まで自分達を追いかけていた大型犬の姿がない。
於是三人安心地停下腳步,互相看著對方,不知道該怎麼辦。
なので、安心して足を止めた3人は、どうする、というように互いに顔を見合わせている。
就在那時,又發生了更……。
そこに、更に……。
「竟敢在夜路上襲擊婦女,實在不是人所為!我要替她們討回公道!!」
「夜道で婦女子を襲うとは、言語道断! 成敗してくれる!!」
法爾塞特似乎為了這種場合反覆練習過,台詞說得出奇地順暢。
ファルセットは、こういう時のために何度も練習していたのか、やけにスムーズに台詞を言った。
話說,立志當作家的人,好像會比寫小說更先練習簽名呢。
まぁ、作家を志願している者は、小説を書くより先にサインの練習をしたりするらしいからなぁ。
如果說法爾塞特從修業時代就練習各種登場自我介紹的橋段,也一點都不奇怪。
ファルセットも、修業時代から、色々な名乗りシーンの練習をしていたとしても、おかしくはない。
「『「……」』」
「「「…………」」」
點點頭,真是棘手啊。
うむうむ、困ってる困ってる。
三名男子大概認為,如果現在在這裡失去我的蹤跡,就再也不會有機會查出我的真實身分和住處,因此不會讓我逃走。
3人の男達は、今ここで私を見失えば二度と正体や住処(すみか)を突き止める機会(チャンス)が訪れることはないと思っているだろうから、逃げることはできない。
不過尾行已經露餡,他們又不能動手,還有兩名無關的目擊者……。
かといって、尾行がバレた上、手出しは禁じられており、無関係の目撃者がふたりも……。
那可就麻煩了呢。
そりゃ、困るだろうねぇ。
我並不打算把這幾個傢伙抓起來做什麼。
私としては、別にコイツらを捕らえてどうこう、というつもりはない。
畢竟我知道委託人是誰,甚至連對方的名字和住址都知道。
何せ、依頼主が誰かということは分かっているし、相手の名前どころか、住所も知っている。
『……剛剛還在那裡……』
……ついさっきまで、そこにいたのだから……。
沒錯。也就是說,不需要審問。
そう。尋問の必要はない、ってことだ。
然後,夜裡尾隨少女並企圖襲擊的人,正好被路過的人給收拾了。
そして、夜道で少女を尾行し、襲おうとした者達が、たまたま通り掛かった者達によって成敗される。
……嗯,沒什麼奇怪的,極為普通的事。
……うん、何のおかしなこともない、ごく普通のことだ。
公告!(^^)/
お知らせです!(^^)/
《のうきん》重啟漫畫第4卷將於8月10日(週四)發售。
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請多多支持!
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另外,『ろうきん』全話一口氣播出的公告。
そして、『ろうきん』一挙放送のお知らせです。
《為老後做準備,在異世界存下八萬枚金幣》全12話一口氣播出。
『老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます』全12話一挙放送
於AT-X播出,
AT-Xにて、
播出時間:8月19日(週六)25:00~30:00
放送日時:8月19日(土)25:00~30:00
……不過,其實也可以買BD-BOX來看喔?(^^ゞ
……でも、別にBD-BOXを買って観てもいいんですよ?(^^ゞ
另外,下週和下下週我會請兩週的暑假。
そして、来週、再来週の2週間、夏期休暇を取らせて戴きます。
這兩週我得把書籍化的作業和剛接到的新工作推進好……。(^^ゞ
この2週間の間に、書籍化作業と、新規に受けたお仕事を進めねば……。(^^ゞ
今後也請多多支持!(^^)/
引き続き、よろしくお願いいたします!(^^)/