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308 迎擊 11

「……那麼,慈善活動方面……如何?」

「……で、どうかな、慈善活動の方は……」

與領主大人一家用餐結束後,飯後喝茶時被拋出那樣的話題。

領主様御一家との食事が終わり、食後のお茶の時間に、そんな話題を振られた。

用餐時被要求只談些不會冒犯人的輕鬆話題,談太沉重或與工作有關的事被視為不禮貌。

食事中には、当たり障りのない楽しい話ばかりで、あまり重い話や仕事絡みの話をするのは不作法、と言われている。

所以,接下來應該就是召我來的正題要開始的時候了。

なので、今からが私を招いた本題の話が始まるはず。

雖然在妻子和孩子在場時談這種事也不太合適,但又覺得和我單獨談也有些躊躇,所以才採取這種形式吧。

妻子が同席している時にそういう話をするのもあまり良いことではないらしいけれど、私とふたりきりでそういう話をするのも躊躇われ、こういう形にしたのだろう。

這大概是對我的立場有所顧慮的結果,並不讓人不快,反而應該給予肯定。

それなりに私の立場に配慮してくれた結果だろうから、別にそれは不愉快じゃない。逆に、評価してあげるべきだろう。

「啊,是的,我會去孤兒院,或是巡訪受傷和生病的人,平時就是這樣做的。

「あ、はい、孤児院に行ったり、怪我や病気の人達のところを回ったりと、普通にやっています。

只是能做些發放餐食、少許的捐款或捐贈,以及聊慰性的祈禱而已……。

炊きだしや、僅かばかりの寄付や寄贈、気休め程度の祈りしかできませんが……。

看起來,神殿的派出所……分支機關……似乎只接待能付得起錢的人……」

どうやら、神殿の派出所……出先機関……は、お金を払える人達しか相手にしないようですので……」

「嗯……」

「むぅ……」

領主大人聽到我的話,微微皺起眉頭。

そして私の言葉に、少し顔を顰める領主様。

這並非惡意或挖苦。

これは別に、嫌みとかじゃない。

神殿體系與貴族、領主大人或官府是不同的組織。分支機關只會聽從位於王都的大神殿的指示。

神殿系列は、貴族とか領主、官憲とかとは別の組織だ。出先機関が命令を聞くのは、王都にある大神殿からの指示だけ。

因此,即便領主大人對那種做法感到不滿,也無能為力。

なので、いくらそのやり方を苦々しく思っていても、領主さんにはどうしようもないのだ。

就算向神殿提出抗議,若被回應『想要幫助貧窮的人,就由領主大人出錢幫忙不就好了嗎?畢竟他們是領主大人的可愛領民』之類,根本無從反駁。

神殿側に何か言ったところで、『貧乏な者達を助けたいなら、領主様がお金を出してお助けになればよろしいでしょう? 領主様の、可愛い領民達なのですから』とか言われたら、反論のしようがない。

可卻又不只向一般民眾,連領主大人也會要求捐獻呢。

そのくせ、一般の人々からだけでなく、領主様にも寄進を要求するんだよねぇ。

本來『寄進』是指『自願捐獻金品』,若由神殿方面要求或定出金額像收費般接受,那就不能算是『寄進』。

そもそも、寄進というものは『自ら進んで金品を寄付すること』であり、神殿側から要求したり、金額を決めて料金のように受け取るとかいうのは、……そんなの、『寄進』じゃない。

我對神殿勢力沒什麼好印象,這也和第一季(在道具箱前)遇到的魯埃達聖國那些人有關。

私は、第一シーズン(アイテムボックス前)でのルエダ聖国の連中のこともあって神殿勢力にはあまりいい印象を持っていない。

不過,神官中也有認真為百姓著想的好人。

いや、そりゃ、神官達の中にも、真面目で民のことを考える、いい人もいる。

……不過,那個時候壞人反而壓倒性地多……。

……でも、悪い連中の方が圧倒的に多かったんだよねぇ、あの頃は……。

自從賽蕾絲不再現身之後,已經超過五十年了吧?

セレスが姿を現さなくなってから、50年以上経っていたんだっけ?

據說在講和會議和我消失的時候賽蕾絲出現,因而神官們的信仰心一口氣復甦了之類的說法……。

そして、講和会議と私が消えた時にセレスが姿を現したことにより、神官達の間にも一気に信仰心が甦った、とか……。

真是,這種說法到底是什麼啊。

いや、何だよソレ、って話だよね。

一般民眾長期抱持信仰,而失去信仰的竟然是神官,這種說法根本讓人哭笑不得。

一般民衆はずっと信仰心を抱いていて、信仰心を失っていたのは神官達、って、笑い話にもなりゃしないよ。

更令人無法笑的是,七十多年過去,當時直接接受那些神官教導的現今年長者還抱有虔誠的信仰,但下一代、現在相對年輕的一代又再次開始腐敗……。

そして同じく笑えないのが、あれから70年以上経って、当時生きていた神官達から直接教えを受けた現在の年配者達はまだ篤き信仰心を抱いているけれど、その次の世代、現在の比較的若い層は、またまた腐敗し始めているらしいのだ……。

因此出現了罕見的情況,正好顛倒了通常會想的——上層還算正派,而下層腐敗。

なので、『上層部はまともで、下の方が腐敗』という、普通考えられるであろうものの逆パターンという、珍しい状況になっているわけだ。

平民每天直接接觸到的部分腐敗,對平民們來說真是個困擾吧……。

平民が日々直接接する部分が腐っているというのは、平民達にとってはいい迷惑だろうねぇ……。

所以,不隸屬於神殿的流浪巫女反而相當受歡迎。

まぁ、それがあって、神殿に属さない野良の巫女が結構歓迎されるんだよね。

只要稍微捐些食物,就能差不多白白地請她們祈禱。

僅かな食料の寄進くらいで、ただ同然でお祈りをしてもらえるから。

所以我也得小心,不讓流浪巫女的名聲受損。

だから私も、野良巫女の評判を落とさないように気を付けなくちゃね。

『冒牌的流浪巫女』的我,可不能給正職的大家添麻煩啊……。

『なんちゃって野良巫女』である私が、本職の皆さんに迷惑を掛けるわけにはいかないからねぇ……。

「不,那不是領主大人該擔心的事……。

「いえ、それは御領主様が気にされることでは……。

神殿那群人大抵就是如此,正因如此才有割捨神殿、為貧窮者獨自活動的我們『流浪巫女』存在。」

神殿の連中は大体そうですし、そのために、神殿に見切りを付けて、貧しい者達のために独自に活動する、私達『野良巫女』がいるのですから」

「嗯……」

「うむ……」

領主大人似乎並不完全接受,但那也代表他對神殿現狀不滿,……這位領主大人並不是會和神殿勾結牟利的人,而是個關心平民的好人。

領主様はあまり納得していないようだけど、それはつまり、神殿側の現状を快く思っていないということであり、……この領主様が神殿側と繋がって金儲けを、とか考える人じゃなくて、平民のことを考えるいい人、ってことだ。

果然,如獵人們所說,這片領地大概算是個好地方(……)。

やはり、ハンターのみんなが言っていた通り、この領地は当たり(・・・)なのだろう。

然後領主大人喝酒,我和夫人、孩子們喝紅茶或果汁,邊吃點心邊閒談。

そして、領主様はお酒、私と奥様、子供達は紅茶や果実水を飲み、お菓子をつまみながら御歓談。

……不會吧,特地叫我來卻只是普通的閒聊?

……いや、わざわざ呼んでおいて、普通の世間話だけ?

我正這麼想,話題和問題竟然開始朝著我的個人資訊靠攏?

と思っていたら、話題や質問が、私の個人情報に寄ってきたぞ?

而且,竟然問起像是我家世那種身分調查的問題……。

しかも、何だか私の家名とかの、身元調査みたいな質問が……。

而且還有明顯想讓我和孩子們親近的引導意味。

それに、お子さん達と仲良くさせようという魂胆が見え見えの誘導が。

孩子們年齡大約從五、六歲到十二、十三歲不等,有兩個男孩和一個女孩。

お子さん達、下は5~6歳くらいから上は12~13歳くらいまでの、男の子ふたりと、女の子がひとりだよ。

嗯,反正他們看我也像十二、十三歲,所以大孩子大概以為我是同年齡吧……。

いや、まぁ、私もここの人達からは12~13歳くらいに見えるから、上の子は同年代だと思われているのだろうけど……。

再加上,他們大概也認為我屬於貴族。

オマケに、私も貴族だと思っているだろうからねぇ。

但就算是同年齡的貴族,那些幾乎不出門長大的少爺千金,與一個獨自旅行、露宿也無妨的流浪巫女,常識的層次差別太大,難道他們不覺得無法對話嗎……。

でも、いくら同年代の貴族だといっても、邸から殆ど出ずに育った坊ちゃん嬢ちゃんと、ひとりで旅する野宿も平気な野良巫女じゃあ、常識のレベルが違いすぎて、会話にならないと思わないのかなぁ……。

我這麼想著,孩子們對我的故事的反應非常熱烈。

とか思っていたら、私の話への、子供達の食い付きがいい。

……有點,太過熱絡了。

……些か、良すぎる。

不,這不是領主大人的安排,孩子們是真的非常好奇……。

いや、これは領主様の仕込みじゃなくて、本当に興味津々みたいなんだよねえ、子供達……。

也難怪。

まあ、無理もないか。

年齡大約和上面的孩子相仿,似乎是和他們一樣的貴族少女。

上の子と同じくらいの年齢で、どうやら自分達と同じ、貴族らしき少女。

她說著獨自旅行、露宿、被魔物追趕逃命(創作),還有懲罰想用收購寶石來詐騙人的商人(潤飾)之類的故事,孩子們當然會被吸引。

それが、ひとり旅とか野宿とか、魔物に追いかけられて逃げ回ったとか(創作)、宝石の買い取りで騙そうとした商人を懲らしめたとか(脚色)の話をされて、食い付かないわけがないか。

……一開始還和孩子們一起露出驚訝表情聽著的領主大人,漸漸開始露出困擾的神色。

……そして始めのうちは子供達と一緒に驚きの顔をして聞いていた領主さんが、段々困ったような顔をし始めた。

嗯,我的故事受孩子們歡迎,我就一直在講。這樣一來領主大人就沒辦法從我這裡套出各種資訊了吧。

うん、私の話が子供達に受けて、私が喋りっ放し。これじゃあ、領主様が私から色々な情報を聞き出すことができないからね。

不,光是聽我的冒險談也能獲得不少情報吧。

いや、私の冒険譚を聞くだけでも、色々と情報は得られるだろう。

……雖然那都是假情報就是了。

……偽情報だけどね。

再過了一會兒,領主大人開始慌了。

そして更にしばらく経つと、領主様が焦りだした。

而且,他拼命地開始向我發出暗號示意。

そして、何だか必死に、私に合図を送ってくる。

……怎麼了?

……何だ?

啊!

あ!

孩子們的眼神,不妙!

子供達の眼が、ヤバい!

這就是會喊出『父上、我們也想去冒險!』那種情況啊!

これ、『父上、私達も冒険の旅に出たいです!』って言い出すヤツだ!

而且當然,父母不可能允許那種事,結果通常是兄弟姊妹為了要一起出發冒險而離家出走的劇情。

そして勿論、そんなの両親に許されるはずがなく、……兄弟揃って冒険の旅に出るため家出する、ってパターン。

那樣的話,第一天就會死掉或被誘拐……。

そんなの、初日で死ぬか誘拐されちゃうよ……。

啊,原來那是『別這樣!』的暗號嗎……。

あれ、『やめてくれ!』って合図だったのか……。

糟了,故事講得太誇張了……。

マズい、話を盛り過ぎた……。