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ポーション頼みで生き延びます!

296 城鎮 2

傍晚時分,乘著接我的馬車來到領主府。

夕方になり、迎えの馬車で領主邸へとやってきた。

由一位看起來像家令或執事的老者引領,與領主大人會面。

家令か執事か、何かそんな感じのお爺さんに案内されて、領主様とご対面。

雖說是受邀來吃晚餐,但並沒直接帶到餐廳,而是被引到像接待室的地方。

夕食(ディナー)に招かれたのだろうけど、いきなり食堂ではなく、応接室のようなところへ通された。

當然在那裡等著的是領主大人和幾位看來像是高級僕從的人。

勿論、そこで待ち受けているのは、領主様と上級使用人らしい者。

明明只有一個顯然不像戰鬥員的小姑娘,根本不需要護衛吧。

明らかに戦闘員らしからぬ小娘ひとりに、護衛は必要ないよね。

大概領主本人以及那位年邁的僕從多少都有些武術基礎,還可能在牆內、地板下、天花板或碗櫥裡藏著護衛。

多分、領主様自身も、かなりの年配である使用人も、ある程度の武術の心得はあるだろうし、壁とか床下とか天井裏とか、あるいは食器棚とかに護衛が潜んでいるのかもしれないけどね。

肯定也準備了暗藏武器之類的東西。

隠し武器とかも用意されているに決まってるし。

「這次承蒙邀請,十分感謝。」

「この度は、御招待いただき、ありがとうございます」

「……啊、啊啊……」

「……あ、ああ……」

『好,驚到了,真的驚到了!』

よし、驚いてる驚いてる!

畢竟他們原本想像會來的是衣衫寒酸的平民流浪巫女,結果卻來了一位穿著設計雖簡約但用料看起來極為昂貴、優雅的巫女服的大小姐,難怪會驚訝。

そりゃ、みすぼらしい恰好をした平民の野良巫女が来ると思っていたら、デザインはシンプルだけどメッチャ高価(たか)そうな布地を使った、洗練された巫女服を着た御令嬢がやって来たのだから、驚きもするか。

這套巫女服與穿禮服的貴族大小姐並排也毫不遜色……。

この巫女服、ドレス姿の貴族の御令嬢と並んでも見劣りしないんだよねぇ……。

這種典雅且有光澤的布料,在這個世界到底值多少錢呢……。

上品で光沢のあるこの布地、この世界ではどれくらいの価値があるのやら……。

當然,這不是平時穿的那套。

勿論、いつも着ているやつじゃない。

如果有流浪巫女穿著這樣來做義工,大家也會不知道該如何應對。

こんなのを着てボランティア活動をする野良巫女がいたら、みんなも対応に困るだろう。

要是弄髒了就糟糕了……。

汚したら大変そうだし……。

啊,這不是藥劑容器(……),而是恭醬母艦自動工廠生產的。

あ、これはポーション容器(・・・・・・・)ではなく、恭ちゃんの母艦の自動工場製だ。

設計由恭醬與レイコ負責。

デザインは、恭ちゃんとレイコが担当した。

……那方面的才能我完全為零啊……。

……私には、そっち方面の才能がゼロだからねぇ……。

所以我放棄了把它當作藥劑容器出售的念頭。

だから、ポーション容器として出すのは断念したのだ。

如果要出科學性產品,即便是我不太熟悉的東西,負責容器的(神祕系統)也會好好做出來,讓它具備我想要的功能。

科学的なものを出すなら、私があまり詳しく知らないものでも容器担当(なぞのシステム)がちゃんと作ってくれる。私が望む機能を持つようにして。

但衣服的設計一類的,卻會完全照我想到的那樣(……)做出來的。無論形狀變形還是花樣怪異……。

でも、服のデザインとかは、私が考えた通りのもの(・・・・・・・・・・)ができてしまうのだ。形が崩れていようが、柄がおかしかろうが……。

看來,重視設計性的東西,即便歪扭也會被判定為我想要的藝術性(……)。

どうも、デザイン性を重視するものは、歪んでいても、それが私が望んだ芸術性(・・・・・・・・)だと判断されるらしい……。

到底是什麼標準啊,該死!!

どんな基準なんだよ、クソッ!!

……所以我能當作藥劑容器推出的『正常』衣服(……)只有素面的襯衫或牛仔褲之類,簡單且是我完全記得的熟悉款。口袋上會附一個小小的藥劑容器。

……なので、私がポーション容器として出せるまともな服(・・・・・)は、無地のシャツとかジーンズとかの、シンプル、かつ私が完全に記憶している馴染み深いものだけだ。ポケットに小さなポーション容器をくっつけてね。

根本做不出精巧複雜的設計。

とても、込み入ったデザインのものなんか作れやしないよ。

不是說做不到,而是做出來的東西會全部左右不對稱、袖子長短不一、整體亂成一團,像小丑穿的那種。系統會判定我是在(……)想要那種東西(……)。

いや、作ること自体は可能なんだけど、全部、左右非対称だったり、袖の長さが違ったり、全体的にちぐはぐになったりして、道化師が着るようなのになっちゃうんだ。私がそういうものを(・・・・・・・・・)望んでいる(・・・・・)と判断されて……。

恭醬的母艦雖然有很多未來感設計的服裝資料,但沒有適合這個世界用的款式。

恭ちゃんの母艦も、未来的なデザインの服のデータはたくさんあったけれど、こういう世界用のものはなかった。

……那也當然。

……当たり前か。

所以由恭醬和レイコ幫我設計,然後把圖交給電腦指示自動加工機器製作。

なので、恭ちゃんとレイコがデザインしてくれたわけだ。それをコンピュータに指示して、自動工作機械で作製。

素材是用某種科學或化學方式合成的那種。外觀和手感甚至勝過絲綢,耐用且不易沾污;透氣性極佳,不燃且具防割效果。

素材は、科学的か化学的か、何かそんなので合成されたヤツ。見た目や手触りとかはシルクを凌駕(りょうが)し、丈夫で汚れが付きにくい。通気性も抜群。不燃性で、防刃効果あり。

配件也做了幾件看起來具有宗教感的戴著。當然不是華麗浮誇,而是簡潔低調的設計,但若拿去賣一定能賣到很高的價錢。

アクセサリーも、宗教的に見えるものをいくつか作って、身に着けている。勿論、あまり華美ではなくシンプルで控え目なデザインだけど、売れば凄い高値が付くやつだ。

啊,不只是這套特製巫女服與平時穿的,物品箱裡還備有各式普通巫女服、廉價巫女服、破爛巫女服、為撿到孤兒準備的兒童尺寸巫女服、戰鬥用巫女服等,能依情況靈活應用。

あ、この特製巫女服や普段着ているやつだけではなく、ごく普通の巫女服、安物の巫女服、ボロボロの巫女服、孤児を拾った時用の子供サイズの巫女服、戦闘用の巫女服、その他諸々、アイテムボックスの中に各種取り揃えてある。状況に合わせて、臨機応変に使えるように。

……準備萬全!

……準備は万全だ!

這次我有兩個選擇。

今回、私には選択肢がふたつあった。

其一是打扮成那種『平民流浪巫女很辛苦』的樣子,穿著廉價且有些骯髒的巫女服去拜訪。

ひとつは、如何にも『平民の野良巫女が、苦労していますよ』、という感じの、安物の薄汚れた巫女服を纏った姿での訪問。

另一個則是像現在這樣,看起來明顯非平民、有貴族身分的打扮去拜訪。

そしてもうひとつが、この、明らかに平民ではあり得ない、高貴な身分っぽい姿での訪問だ。

這樣的話,這位領主應該無法對我採取高壓或強硬的態度了。

これで、この領主は私に対して高圧的な態度に出たり、ゴリ押ししたりはできないはずだ。

只要我的身分、家世或靠山還不明確的話……。

私の身分とか、実家とか、後ろ盾(バック)とかがはっきりしないうちは……。

「啊,失陪了! 歡迎光臨,請坐。」

「あ、失礼した! ようこそお越しくださった、どうぞお掛けください」

嗯,因為弄不清我的身分,不知道該用什麼態度或語氣,顯得有些困惑……。

うん、私の身分が分からないから、どういう態度や言葉遣いにすればいいか分からなくなって、混乱しているな……。

大概他們原本預想的,是那種真假難辨、被坊間稱作聖女的平民野良巫女——不屬神殿、沒有公職身分、只是自稱的巫女。當然這是個蔑稱,所以沒人會當面那樣稱呼她——他們會以居高臨下的口吻說『聽說有人盯上妳,我來保護妳,但妳要先讓我們見識所謂的女神之力』,若是真的聖女就把她庇護起來之類的吧……。

多分、予定では、真偽不明だけど巷(ちまた)で聖女だと言われている平民の野良巫女……神殿に属しておらず、公的な身分のない自称のみの巫女。勿論、正式名称ではなく蔑称なので、面と向かって本人をそう呼ぶ者はいない……を上から目線で『何者かに狙われているそうだから、保護してやろう。その代わり、女神のお力とかいうものを見せてみろ』とか言って、もし本物の聖女だった場合には囲い込んで、とかいうつもりだったのだろうな……。

但現在出現了對方可能是有錢、有身分的人,甚至可能是比自己更高位的貴族千金,該怎麼辦呢……。

でも、相手が金持ちで、身分のある者……もしかすると、自分より高位の貴族の娘……である可能性が出てきた今、どうするか……。

一般來說,貴族對平民表現得過於卑躬屈膝是不妥的吧。

普通だと、平民相手に貴族があまりへりくだった態度を見せるのは良くないだろう。

但是,對方雖是自稱但總算是個聖職者的巫女——與地球不同,這裡把巫女也視為聖職或神職——如果是這樣的對象,貴族以敬語或禮貌措辭相待,大概也沒問題吧。

でも、自称とはいえ一応は聖職者である巫女……地球とは違い、ここでは巫女も聖職者や神職者扱いされる……相手ならば、貴族が敬語や丁寧な言葉遣いをしても、まぁ、多分問題はないのだろう。

可是……。

でも……。

「…………」

「…………」

領主在示意我就座之後便沉默不語。

私に座るよう促(うなが)した後、黙りこくったままの領主様。

嗯,看起來他已經說不出原本打算對『平民野良巫女』說的那些話,顯得很為難……。

うん、どうやら予定していた『平民の野良巫女に対する言葉』が言えなくなって、困ってるみたいだなぁ……。

『好,就以友好的態度處理……。』

よし、ここは友好的に……。

「那麼,邀請我來的事由是……」

「それで、私をお招きいただいた御用件は……」

「呃、嗯。我聽聞巫女大人您值得稱道的行為,以及有不法之徒盯上您,」

「う、うむ。巫女殿の感心な活動と、その身を狙う不届きな者共の存在を耳にしてな。

在我的領地中,對侍奉女神的神職者行不敬之事,作為領主我不能視而不見。

我が領内で、女神にお仕えする神職者に無礼を働くなど、領主として看過するわけには行かぬ。

因此,不如暫住在本領主府一段時間,等那些不軌之徒放棄如何?」

なので、しばらくこの領主邸に滞在し、不届き者が諦めるのを待ってはどうか?」

嗯,看來他先把多餘的探查放一邊,姑且把我當作普通平民的巫女但以禮相待,這就是方針吧?

うん、余計な詮索は後回しにして、とりあえず私を普通の平民の巫女として、しかし丁重に扱う、という方針にしたのかな?

畢竟一開始就直接盤問身世也不太好吧。

いきなり真正面から身の上を聞くのもアレだろうからねぇ。

成為神職的貴族通常不喜歡被追問出身,這類人多半有複雜的來歷……。

神職に就いた貴族とかは、普通、元の身分を詮索されるのは嫌がるだろうからなぁ。そういう人は、大抵は複雑な事情があるものだし……。

嗯,是個妥當的判斷。

まぁ、妥当な判断だな。

他並非愚笨,言行也端正。路上從商人和獵人那裡聽來,這位領主不會對平民做出無理之事,作為貴族與領主算是相當不錯的一類。

頭が悪いわけではなく、言動もまとも。移動中に商人さんやハンター達に聞いた話では、平民にも無体な真似をするようなことはなく、貴族として、そして領主としては良い方、当たり(・・・)の部類、とのことだったし。

所以我二話不說接受了邀請。

なので、御招待にもふたつ返事で応じたわけだ。

這樣一來,那四名士兵和派他們來的幕後黑手,應該就無法在街上堂而皇之對我下手了吧。

これで、あの兵士4人組や、彼らを差し向けた黒幕も、街中で堂々と私に手出しすることはできなくなったかな。

……不過,其他領地的士兵或商人僱來的私人武力公然綁架少女,本來就是大問題。

……いや、元々、他領の兵士や商人の私兵が堂々と少女を拉致するのは大問題か。

而且即便領主大人公開歡迎我,雖然當眾行動會有風險,但對於偷偷摸摸的不被發現的綁架,未必有足夠的威懾力。

それに、いくら領主様に歓迎していただいたとはいえ、白昼人前で堂々と、というのはマズくても、こっそりとバレないように拉致、ということに対する抑止力にはならないか。

之後移到餐廳,舉行晚宴。

その後、食堂に移動して、夕食会。

領主一方是領主夫婦與孩子們……年齡從五、六歲到十二、三歲不等,兩個男孩和一個女孩。

領主様側は、領主夫妻とお子様方……5~6歳くらいから12~13歳くらいまでの、男の子ふたりと、女の子ひとり。

當然有僕從在,但那不算在成員數裡。

勿論、使用人達はいるけれど、それは数には入らない。

在邊吃邊閒談時,有人說『想讓我們見識一下女神的力量』,我則回說『女神的援助只有在眾人真心誠意祈求且被女神垂聽的情況下才會降下』,又嗆道『竟敢試探女神,何等不敬!』,要求他們向女神道歉祈禱,一下就打發了這個要求。

食事をしながらの歓談の中で、『女神のお力を見せていただきたい』とか言われたけれど、それには『女神がお助けくださるのは、人々が真に心から願い、それを女神がお聞き届けくださった場合のみ』とか、『女神を試そうなどと、何たる不敬な!』とか言って、女神への謝罪の祈りをさせて、一蹴。

之後談話繼續,但所有對我過去的探詢皆以『成為巫女之前的事與現在的我無關』直接擋掉。那些以保護我為名的各種邀約或提案,也以『巫女的使命是在現地幫助人們,而非待在安全之所』一口回絕。

その後も、色々と話が続いたけれど、私に対する詮索は全て『巫女になる前のことは、今の私とは関係ありません』でブロック。私を護るため、という建前での様々なお誘いや御提案も、『安全な場所ではなく、現地で人々を助けるのが、巫女としての私の使命ですので……』でシャットアウト。

對夫人與孩子們拋出的話題也巧妙閃避。

夫人や子供達から振られた話題も、華麗に躱(かわ)す。

其實應付那些把我當作十二、三歲孩童來對話的人並不難,尤其是對方對我一無所知,又得極度小心不要惹我生氣的情形下……。

いや、私を12~13歳の子供だと思って話し掛けてくる相手をうまくあしらうのは、そう難しいことじゃない。それも、相手が私に関する情報を何も持っておらず、絶対に私を怒らせないように慎重にならなければならない場合には、特に……。

*     *

*     *

於是把美味的料理吃個精光、吃飽後我留下『如果貴府家人有需要,我或許能幫上忙』這句話就匆匆告辭離開。

そして美味しそうな料理を食べ尽くして満腹になった後、もし御家族に何かあった場合にはお力になれるかも、という言葉を残して、さっさと引き揚げた。

『好,第一目標,達成!』

よし、第一目標、クリア!

接下來去獵人公會雇護衛,然後到商業公會籌錢並拉攏盟友嗎……。

次は、ハンターギルドへ行って護衛を雇い、その後、商業ギルドへ行って、お金の工面と味方を増やすか……。

護衛會僱到那四名士兵與雇主的事情解決為止……換言之,我打算在這鎮上待著,因此只在我逗留期間僱用。

護衛は、兵士4人組とその雇い主の件が収まるまで、……つまり、私はこの町で待ち受けるつもりなので、ここにいる間だけ雇う予定だ。

若是毫無顧忌當然不需要護衛,但若是要假裝只是稍有女神關係的普通人、或是想要預防糾紛而不是事後解決,果然還是有護衛比較好。

自重なしならば護衛の必要はないけれど、少し女神とコネがあるだけの、ごく普通の一般人、という振りをするとか、揉め事が起きてから解決するのではなく未然に防止するとかなら、やはり護衛がいた方がいいからね。

至於商業公會則是籌一筆較為完整的資金。護衛費等各種開銷不少,順便把名聲打開,在這鎮上增加迎擊時的支援者。

商業ギルドの方は、ちょっと纏まったお金を調達する。護衛代とかで色々と物入りだし、少し名前を売って、この町での迎撃における味方を増やすのだ。

商業公會會站在此地領主與金主(我,受女神寵愛)一方,還是其他領地的貴族或某位商店主一方,究竟會支持哪邊呢。

商業ギルドは、ここの領主様と金蔓(わたし)(女神の御寵愛付き)対、他領の貴族かどこかの商店主という対立で、果たしてどちらに付くか。

……嘛,根本不用多想吧……。

……ま、考えるまでもないよね……。

而且現在我不是經營『リトルシルバー』的カオル,而是神祕的流浪巫女艾迪絲。

それに、今の私はリトルシルバーの経営者であるカオルではなく、謎の野良巫女、エディスだ。

原本設定上我並不太缺錢,所以把值錢的東西變現也沒問題。若因此能提高商人倒向我的機率,那就太好了。

元々お金にはあまり困っていない設定なので、金目のものを換金して大金を手に入れても、問題ない。それによって商人が味方に付く確率を上げられるなら、万々歳だ。

……雖然可能會因此被奇怪的人盯上,但雇護衛就是為了防範這種事。

……おかしなのに目を付けられるかもしれないけれど、それも考えての、護衛の雇用なのだ。

『好,沒問題,絕對沒問題!』

よし、問題、ないない!