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254 懇親會 3
「「計畫如期……」」
「「計画通り……」」
客人們離去後,在食堂裡我和玲子相視一笑。
お客さん達が帰った後の食堂で、にやりと笑う私とレイコ。
在懇親會期間,玲子除了講料理之外幾乎沒發言,專心當聽者,不過那也沒辦法。兩個人一起說話會讓進度變慢,而且出現齟齬的機率也較高。
懇親会の間、レイコは料理の説明以外は殆ど発言せずに聞き役に徹していたけれど、それは仕方ない。ふたりで話すと話の進みが遅くなるし、齟齬が生じる確率が高くなるからね。
因此主要由我發言,但那些內容當然是我們事前仔細商量過的。
そういうわけで主に私が話したけれど、勿論その内容は事前にふたりでみっちりと打ち合わせたものである。
「這樣,幕後的生意也算告一段落了吧……」
「これで、裏の稼業も一段落かな……」
沒錯,我們並不打算不斷擴張事業、建立什麼陰暗的經濟大國或統治世界。只是想讓人看起來有足以自由花費而不會惹來懷疑的收入,並擁有在小勢力聚集時能夠趕走他們的後盾。
そう、私達は、別にどんどん事業を拡大して陰の経済大国を築いたり、世界を支配したりする気はない。ただ、ある程度自由にお金を使っても怪しまれないだけの稼ぎがあるように見せることと、小バエが集(たか)ってきた時に追い払えるだけの後ろ盾が欲しかっただけだ。
而要做到這點,只要有這裡的領主大人和四位商人、新人獵人(キャン)、新人商人(サラエット)與新人聖女(エディス)就足夠了。
そしてそれは、ここの領主様と4人の商人、新人ハンター(キャン)と新人商人(サラエット)と新人聖女(エディス)がいれば、用が足りる。
只要我們在這領地販售稀有、高價的商品,其他領地和王都的人肯定會聽到風聲。
私達がこの領地だけで珍しい物、高価な物を売り捌いていれば、必ず他領や王都の者達にその噂が届くだろう。
他們會納悶既然有這樣的商品為何不進軍王都,進而對商品的出處感興趣……一想到能賺錢,便會著手各種調查或前來接觸。
そして、そんな商品があるのになぜ王都に進出しないのかと疑問に思われ、商品の出所に興味を持たれ、……金儲けを企んで、色々と調査したり接触に来たりするに違いない。
但若輕率地直接與王都交易,王族、貴族、神殿等勢必會盯上;若被發現貨源只是由看起來像孩子的人經營的小小前孤兒院,那後果大概不言而喻。
かといって、下手に直接王都との取引なんかすれば、王族、貴族、神殿、その他諸々に目を付けられるだろうから、販売元が子供(に見える者)達だけの小さな元孤児院、なんてバレたら、どうなるかはだいたい察することができる。
嗯,領主大人和那些商人正好擔任理想的防波堤。
うん、領主様と商人さん達は、恰好の防波堤、というわけだ。
「那麼,就慢慢開始吧?」
「じゃあ、ボチボチ始める?」
「嗯,就慢慢開始吧……」
「うん、ボチボチ始めようか……」
是的,接著要進入下一階段。
そう、次の段階に移行するのである。
* *
* *
「一瞬嚇了一跳,但大致上算是朝好的方向收攏了吧……」
「一瞬、ヒヤッとしたが、概ね良い方向で纏まったか……」
「確實如此呢……不過那個叫薰的少女,如她外表所示,果敢且嚴厲……」
「そうでございますね。……しかしあのカオルという少女、見掛け通り、剛胆で厳しい……」
回到領主宅邸,領主與家令討論剛才懇親會的狀況。
領主邸に戻り、家令と先程の懇親会でのことについて話し合う領主。
「『如外表所示』?不,她還是個年幼的少女啊?哪裡算是『如外表所示』?」
「見掛け通り? いや、まだ幼い少女だぞ? どこが『見た目通り』なのだ?」
「不,雖然只是個少女,但有那樣的眼神與讓人覺得她可能殺過好幾個人的壓迫感。又被護衛士兵與成年人的包圍,在領主大人面前仍然維持平常的行為,
「いえ、少女の身でありながらの、あの眼力と、何人か殺しているのではないかと思われる、あの威圧感。そして護衛の兵士や大人達に囲まれ、領主様を前にしての普段のままの振る舞い。
唉唉,真是相當有膽識啊。」
いやいや、大した胆力でございましたよ」
「嗯,原來如此……」
「ふむ、そういうものか……」
在那方面難以敵得過經驗豐富的家令,領主便老實地點了點頭。
そのあたりは経験豊富な家令には敵わないため、素直に頷く領主。
「……可是,明明查了那麼多,居然沒有什麼實際情報嗎……」
「……しかし、あれだけ調べたというのに、大した情報はないか……」
沒錯,領主當然不會放任這些突然出現在領內、身分不明的可疑人士不管。
そう、領主は勿論、突然自領に現れた身元不明の怪しい連中を放置したりはしていなかった。
不管她們多麼年幼、多麼看起來富有,或即使是為了幾個孤兒跑到他國去找事的那種正義感爆棚的好人(傻瓜)……。
いくらそれがまだ幼い少女達であろうが、かなり裕福そうであろうが、そして数人の孤児のために他国へ喧嘩を売りに行くという、正義感旺盛ないい人(バカ)であろうが……。
如果她是上位貴族的女兒。
もし、上位貴族の娘であったなら。
如果她是他國貴族的女兒。
もし、他国の貴族の娘であったなら。
如果她們是來自他領或他國的間諜。
もし、他領や他国からの間者であったなら。
「……不,怎會有那麼明顯的間諜呢……而且間諜會為孤兒挺身而出做什麼……」
「……いや、あんなに目立つ間者がいるものか……。それに、間者が孤児のために体を張ってどうする……」
「確實是那樣的呢……」
「そうでございますよねえ……」
雖然他只說出思考的後半部分,但家令似乎已經看出主人的思路,便點頭應和。
口に出たのは思考の後半部分だけであるが、家令はちゃんと主人の思考の流れを察していたらしく、相づちを打った。
……或者說,他自己大概也在想同樣的事情吧。
……というか、おそらく、自分も同じようなことを考えていたのであろう。
「從知識、行動力與財力來看,絕不可能是普通的平民。她的手看似連一處傷都沒有,細緻光滑……雖然並非實際觸摸確認過……。」
「知識と行動力と財力から、普通の平民ということはあり得ん。手も傷ひとつなく細くてすべすべ……に見える。別に触って確かめたわけではないが……。
總之,不會有那種平民;即便有,也頂多是國內一兩家大店的千金。
とにかく、あんな平民はいない。もしいたとしても、国で1~2の大店の娘くらいだ。
而那種大店的千金不可能被允許那種自由行動、危險行為或浪費金錢。大店千金就是那樣的。
そしてそんな大店の娘は、あのような自由行動も危険な行為もカネの無駄遣いも許されるわけがない。大店の娘とは、そういうものだ。
……當然,貴族或王族的女兒也一樣。
……そして勿論、貴族や王族の娘もそうだ。
於是讓人去調查那些女孩究竟是何方神聖、從何而來。
当然、あの娘達が何者であるか、どこから来たのかを調べさせた。
並查明了她們來到此城之前所經過的幾個城鎮,但最終仍查不出她們從哪裡來,也不清楚她們究竟是誰。
そして、この街に来るまでに通過した街をいくつか確認できたが、結局、どこから来たのかも、何者であるかも不明。
也就是說……」
つまり……」
「身分不明,對吧?」
「正体不明、でございますね?」
「嗯……」
「うむ……」
「那麼,您打算如何處置?」
「では、どうなさいますか?」
「……不會特別處置。我要保護她們,從中獲利,最好先賣些人情,伺機與她們的本家接觸,進而進行直接交易,
「……どうもせん。いや、保護してやり、儲けさせてもらい、出来れば恩を売って、機を見て実家の者達と接触し、直接取引がしたい。
畢竟那是會為了孩子的社會學習而把這麼多商品調度出來的父母啊?若能和那樣的人談成正經的買賣……」
子供の社会勉強のためのお遊びにこれだけの商品を融通する親だぞ? そこと本気の取引が出来れば……」
不過,還太早。
だが、まだ早い。
在建立信任之前若做了多餘的事,賺錢的小鳥就會飛走。
信頼関係を結ぶ前に余計なことをすれば、金の小鳥は逃げ去ってしまうだろう。
欲速則不達。
急(せ)いては事をし損じる。
領主這麼想,打算慢慢推進事情。
そう考え、ゆっくりと事を進めようと考える領主。
慢慢地,慢慢地……。
ゆっくりと、ゆっくりと……。
但在少女們的安全方面要佈下萬全的態勢……。
但し、少女達の安全面には万全の態勢を敷いて……。
* *
* *
三個月後。
あれから3カ月後。
「表面和幕後都很順利呢……」
「順調だね、表も裏も……」
「順利呢」
「順調ね」
「嗯,很順利呢!」
「うん、順調だね!」
今天包括恭醬在內三人全員到齊。
今日は、恭ちゃんも揃っての、3人全員の集合。
孩子們都已經睡了。難得包括恭醬在內全員到齊,晚餐就奢侈一頓。大家吃飽又玩得太嗨,結果就像沒電一樣睡著了。
子供達は、みんなもう寝てる。久し振りに恭ちゃんを含めてのフルメンバーが揃ったから、夕食はご馳走にしたからね。満腹になった上、みんなはしゃいでいたから電池切れだ。
接著我們在地下司令部開祕密會議。
そして私達は、地下司令部で秘密会議。
「因為支店長把香料、酒、頂級食材與飾品送回總店,王都那邊的銷售成長順利;周邊領地則連帶工業製品也賣得不錯。現在在這領內,即便花費不少金錢,也不用擔心資金來源會被懷疑。」
「支店長が香辛料やお酒、高級食材やアクセサリーを本店に送ってくれているから、王都では順調に売り上げが伸びてる。周辺の領地では、それに加えて工業製品も順調。もうこの領内では、かなりのお金を使っても資金源を怪しまれる心配はないよ」
對我的報告,玲子和恭醬不斷點頭。
私の報告に、こくこくと頷くレイコと恭ちゃん。
之所以沒有把工業製品送到王都,一方面是因為又重又佔空間運輸成本高,但最主要的原因是『技術力的差距』。
王都に工業製品を送っていないのは、重くて嵩張るから輸送にお金がかかるのもあるけれど、一番の理由は『技術力の違い』だ。
不,雖然可以故意做得粗糙,但若從沒有礦山、也不以鍛造聞名的地方大量出現做工很好的金屬製品就不合常理,也不能拿出高純度的金屬或合金。品質太好的鐵說不定會被拿去熔掉做武器什麼的……。
いや、わざと下手に作ることはできるけれど、鉱山もなく鍛冶で有名でもない地方都市から出来のいい金属製品がたくさん出現するというのは不自然だし、純度の高い金属や合金とかを出すわけにもいかない。あまりいい鉄とかだと溶かして武器に、とかいう話になっちゃうかもしれないし……。
總之,危險物品不會送到王都。
とにかく、危険物は王都には送らない。
至於周邊的領地,嗯,稍微送一點應該沒關係。
周辺の領地は、まあ、ちょっとくらいはいいかと。
像鐮刀、鋤頭、鍬這類的還可以……。
鎌(かま)や鋤(すき)、鍬(くわ)とかくらいなら……。
劍之類另當別論,誰會在意用於農具的鐵的純度呢。
剣とかならばともかく、農具に使われている鉄の純度とかを気にする者はいないだろう。
有人建議不必刻意把生意包裝成『各種商品從我們的出身地寄來』,不如直接說『從出身地寄來金幣』比較簡單,但這個提議遭到否決。
わざわざ『様々な商品が、私達の出身地から送られてくる』ということにして商売をしなくても、『出身地から金貨(おかね)が送られてくる』ということにした方が簡単なんじゃないか、という意見は、却下。
我在『第一シーズン(アイテムボックス前)』賺到的錢,若一個人節儉生活還算可觀,但若要多人分擔、稍微奢侈或是創業,那就不算多。
私が『第一シーズン(アイテムボックス前)』に稼いだお金も、ひとりで慎(つつ)ましい生活をするならば結構な金額だけど、大勢で割と贅沢したり事業を始めたりするなら、たいした額じゃない。
而且,那些也不是這個國家的貨幣。
それに、この国の貨幣じゃないし。
我放在道具箱裡的大多數金幣都是尚未兌換的『古錢』。
私がアイテムボックスの中に持っている金貨の大半は、両替していない『古銭』だ。
……也就是說,可以不被懷疑地使用的現金很少。
……つまり、怪しまれずに使える現金は少ない、ってことだ。
要把這個國家的金幣當作藥水容器來造嗎?
ポーション容器として、この国の金貨を造る?
不,那不行。
いや、それは駄目だ。
製造貨幣和做香料或飾品是不一樣的。
貨幣を造るのは、香辛料やアクセサリーを作るのとは違う。
貨幣不是作為『單純物質』,而是作為『國家信用』被使用,製造貨幣就是『偽造』。香料之類即便製作出來,也不會被稱為偽造,只不過是用不同於常規的方法製作而已。
貨幣は『ただの物質』としてではなく、『国の信用度』として使われるものであり、それを造るのは『偽造』だ。香辛料とかは、作っても別に偽造というわけじゃない。ただ、通常とは異なる方法で作ったというだけのことだ。
所以不打算涉足假幣製造。
なので、贋金造りには手を出すつもりはない。
關於這點,三人已經商量過了。
これについては、3人で相談済みだ。
「那麼,為了慶祝計畫順利進行,以及久違的十天全員到齊……」
「じゃあ、計画の順調な進行と、10日振りの全員集合を祝して……」
「「「乾杯~~!!」」」
「「「かんぱ~い!!」」」
嗯,我們不知道。
うん、私達は知らなかったんだ。
……沒想到敵人會從意想不到的地方出現……。
……まさか、思わぬところから敵が現れるなどということを……。