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251 再出擊 6
拜訪孤兒院數日後。
孤児院を訪れてから数日後。
恭子經過面試後,決定從孤兒院雇用兩名通勤上班的女孩,年齡分別為12歲與13歲。
恭子は、面接の結果、孤児院からの通いとして雇うふたりは12歳と13歳の女の子にした。
這裡的少女外貌接近歐美系,12到13歲就已接近160公分,比同年齡的日本女孩高約5公分,幾乎和日本成年女性相當。
欧米系の人種に近いここの少女達は、12~13歳で身長が160センチ近くあり、同年齢の日本人に較べて5センチくらい高い。これは、日本の成人女性とほぼ同じである。
由於日本人普遍童顏,這兩人在恭子的眼中無論身高或容貌都看起來像高中生或大學生,讓她們工作並不會讓恭子感到任何良心上的愧疚。
日本人は全般的に童顔であるため、このふたりは恭子には身長的にも容貌的にも高校生か大学生くらいに見えるので、働かせることには何らの良心の呵責(かしゃく)を覚えることもない。
再說,對一般家庭的孩子來說,這個年紀多半都是從家裡通勤工作。
そもそも、普通の家庭の子供であれば、自宅からの通いで働いている者が多い年齢である。
話雖如此,要獨立一人生活確實還是有點太早……。
さすがに、独立してひとり暮らしというには少し早い年齢であるが……。
之所以選擇兩個女孩,是因為做的是銷售生意,而且女孩之間閒暇時比較好當談話對象,相處也較容易。
ふたりとも女の子にしたのは、やはり販売業であることと、女の子同士の方が暇な時の話し相手として色々と話しやすいと思ったからである。
……青春期的男孩各方面都比較難以應付。
……思春期の男の子は、色々と扱いづらい。
防衛方面,打算讓她們配備防盜警報器、防狼噴霧與護身用原子筆(戰術筆)等;店內則會設置大音量警報鈴、出入口與櫃台可放下的鐵柵欄等多種防護措施。
防犯の方は、ふたりには防犯ブザーと防犯スプレー、護身用ボールペン(タクティカルペン)等を持たせ、店には大音量の警報ベル、出入り口やカウンターに鉄格子が下りる仕掛け等、色々と用意する予定であった。
* *
* *
「工作的內容就是剛才說的這些,你們覺得沒問題嗎?」
「仕事の内容は今説明したとおりだけど、大丈夫そう?」
「「是的!」」
「「はいっ!」」
對孤兒院的孩子來說,這種機會千載難逢。沒有人會放過或把它弄壞,無論發生什麼事都會咬緊不放。
孤児院の子供にとって、こんな話は千載一遇のチャンスである。見逃したり駄目にしたりする者はいない。何があろうと食らい付くに決まっている。
這不只是關乎自己的未來。自己的成功或失敗會左右後輩們與院長的未來。就算要犧牲性命,也必須讓雇主覺得『雇用孤兒院的孩子是對的』、『下次也要再雇孤兒院的孩子』。
自分の将来だけではない。自分の成功が、あるいは失敗が、後輩達や院長先生の未来を左右するのである。たとえ自分の命を犠牲にしてでも、必ず雇い主に『孤児院の子供を雇って良かった』、『次も孤児院の子供を雇おう』と思わせなければならない。
為了那個目的,如果遇到闖入的盜賊襲擊,每人要各自擊倒一名歹徒。務必將賊人擊退,守住店裡的營業款。為了孤兒院的大家……。
そのためならば、押し込み盗賊に襲われた時にはひとり一殺。必ず賊を倒し、お店の売上金を守り抜かねばならない。孤児院のみんなのために……。
兩人便如此思索,抱著悲壯的決心下定了心……。
そう考え、悲壮な決意を固めていたふたりであるが……。
「那麼,如果遇到強盜或匪徒襲擊,照我說的把收銀機裡的所有錢全部交出去喔。」
「で、もし強盗や盗賊に襲われたら、言われた通りにレジのお金を全部渡してね」
「「欸?」」
「「え?」」
「犯人之後一定會被逮捕,會讓他們明白自己的罪行,所以沒必要當場把他們逮住,
「犯人は後で必ず捕まえて自分の罪を思い知らせてやるから、別にその場で捕らえる必要はないよ。
錢可以追回來,就算追回不了也可以再賺回來,
お金は取り戻せばいいし、もし取り戻せなくても、また稼げばいいだけのことだからね。
與其為了那點小錢吝惜而喪失重要的員工,對店家的損害會大得多啊」
それよりも、端金(はしたがね)を惜しんで大切な従業員を失う方が、お店にとってはずっと被害が大きいからねぇ」
「「欸欸欸欸欸?」」
「「えええええええ?」」
接著繼續說明防盜用品與防盜系統的使用方法。
そして引き続き説明される、防犯グッズと防犯システムの使い方。
「「魔、魔法使……」」
「「ま、魔法使い……」」
兩個剛當上店員的孩子動搖不已。
動揺する、店員になったばかりのふたりの子供。
「……而且,如果有人貪汙、出賣店內情報或把商品私下轉賣背叛我和店裡,孤兒院的信用會一落千丈,後輩們就會……」
「……そして、もし汚職や店の情報を売ったり、商品の横流しをしたりして私とお店を裏切ったら、孤児院の信用が地に落ちて、後輩達が……」
「「啊,那個絕對沒問題!」」
「「あ、それは大丈夫です!」」
兩人突然恢復了鎮定。
ふたりは、急に落ち着きを取り戻した。
「欸?」
「え?」
這方面,她們早已做好了覺悟。
そこは、とっくに覚悟完了している。
看來對她們來說那是理所當然、屬於常識範疇的話題,因此鬆了口氣……。
どうやら自分達にとって当たり前の、常識の範疇の話題になったため、ホッとしたようであった……。
* *
* *
「恭子那邊似乎很順利呢」
「恭子の方は、順調みたいね」
「嗯。她說已經找到背叛機率低的店員,並完成店鋪的現代化改裝(艦上設備的遷移),現在只剩把商品擺上販售架了……」
「うん。裏切る確率が低い店員の確保とお店の近代化改装(艦の設備の移設)は終わって、あとは売り場に商品を並べるだけ、って言ってたし……」
剛才才用通訊器和恭醬聯絡過呢。
先程、通信機で恭ちゃんと連絡を取ったばかりだ。
「販售的商品包括『リトルシルバー(我們)』製作的、恭醬母艦製作的、雷依子狩獵來的,以及從遠國進貨的貨物。憑藉異常低的成本率,基本不用擔心會被競爭店打敗,
「売り物は、『リトルシルバー(うち)』で作ったものと恭ちゃんの母艦で作ったもの、そしてレイコが狩ったやつに、遠くの国で仕入れてきたもの。ま、原価率の異常な低さから、競合店に負ける心配はないよね。
若要說有什麼擔心的話……」
心配があるとすれば……」
「嗯,可能會針對進貨路線下手。也可能會針對恭醬本人下手,會有笨蛋插手。那種情況下,我們可能得出手保護她了……」
「うん、仕入れルートを狙って。あるいは恭子自身を狙って。馬鹿が手出しするかもしれない、ってことね。その場合、私達が守らなきゃならないかも……」
對我的擔憂,雷依子也表示同意。
私の心配に、レイコも同意した。
「「插手的犯人的人身安全……」」
「「手出ししてきた犯人の、身の安全を……」」
嘛,現在想也沒用。
ま、今考えても仕方ない。
我已多次叮嚀恭醬,有事一定要聯絡我們。
恭ちゃんには、何かあれば絶対に私達に連絡するよう、何度も言い含めてある。
……絕對不要一個人獨自應付,這一點……。
……絶対に、自分ひとりで対処しようとするな、って……。
「我們這邊不宜接二連三地動作,還是隔段時間讓事情醞釀一下吧……」
「私達の方は、あまり立て続けにやるのはアレだから、ちょっと間をあけて熟成させるか……」
已經做了相當的準備,剩下就等各種謠言傳開、互相纏繞、添油加醋並發酵成熟。太匆忙反而不好。
ある程度のことはやったから、あとはそれぞれの噂が広まり絡み合い、尾ひれが付いて熟成されるのを待つのがいいだろう。あまり性急にやり過ぎるのは良くない。
而且,『出差』是當『リトルシルバー(我們)』面臨外在壓力時,從外部提供援護的機制、防衛裝置。若只顧那邊而忽略這裡的活動,就是本末倒置。
それに、『出張』は、『リトルシルバー(うち)』に外圧が掛かった時に外部から援護するための仕掛け、防衛装置だ。そっちにばかりかまけて、ここの活動をおろそかにしたのでは本末転倒だ。
立項進行得很順利,接下來就不必急,慢慢推進就好。
立ち上げは上手(うま)くいっているから、あとは焦らずゆっくりと進めればいい。
無論如何,在短時間內在三處出現異質的少女群,實在太顯眼。那樣一來,她們之間的共通點肯定會被懷疑。
いくら何でも、僅かな期間に3箇所で異質な少女達が、というのでは、さすがに目立ちすぎる。そうなれば、その共通点を疑われるのは明白だ。
所以之後就悠哉地、耐心地偶爾活動就可以了。
なので、後はのんびりじっくり、時々活動する、ってことでいい。
……不過,活動時要稍微顯眼一些。就那一點點,嗯。
……但し、活動時には少し目立つように、だ。少し(・・)、ね。
「暫時先和在孤兒回收上牽線的領主大人、在幕後交易有來往的中型商行主,以及那家大店的分店長們舉辦個聯誼會,如何……。
「とりあえず、孤児回収の件で繋ぎが取れた領主様と、裏の仕事での取り引きがある中規模商家の商会主さん、そして大店(おおだな)の支店長さん達と懇親会、かなぁ……。
當初的目標,是為了『不會被人輕易當成盤中飧、具備一定程度的自衛能力……不是指我和雷依子的個人戰鬥力,而是指立場上的保障』,推進這個目標,讓『リトルシルバー(我們)』即使稍微出些差錯也沒關係,如此一來就能推出一些較為強勢(有點奇怪)的商品……」
当初の目的である、『簡単に食い物にされることがない、そこそこの自衛能力……私とレイコの個人的な戦闘力という意味ではなく、立場的な……を手に入れること』というのを進めて、『リトルシルバー(うち)』が少々やらかしても大丈夫な状態にすれば、少し強気な(おかしい)商品も出せるようになるし……」
啊,要邀請的大店是那家總店在王都、在這城有分店的那一家商行。
あ、招く大店は、王都に本店があり、この街に支店がある、ひとつの商家だけだ。
這裡僅是個地方都市,這種城市通常只有一家大店分店。
ここは地方都市に過ぎないから、こういう街には大店の支店はだいたいひとつしかないらしい。
就算有很多大店分店也只會互相搶客,所以大家會按照區域分配開店。於是通常是一家大店分店、幾間中型商行,其餘則是只有一家店的小型到微型商店。
たくさんの大店の支店があっても客の奪い合いになるだけなので、お互いに支店を出す街を分けているらしいのだ。だから、大店の支店ひとつ、中規模の商家がいくつか、そしてあとは店1軒だけの小規模~零細商店になる。
『リトルシルバー(我們)』的表面生意,也就是孩子們零碎製作的商品的批發對象,多半是個人經營的小商店、居酒屋、飯館等;但要邀請參加聯誼會的則是那些跟香辛料等有關的『幕後生意』圈子。
『リトルシルバー(うち)』の表の商売、つまり子供達が細々と作っている商品の卸先は個人経営の小さな商店とか居酒屋、飯屋とかだけど、懇親会に招くのはそっちじゃなくて、香辛料とかの『裏の商売』関係だからね。
而且,即便『リトルシルバー(我們)』被免稅,若是做出明顯超過慈善事業範疇的生意,還是得向領主說明清楚。過去那種『和三間中型商行偷偷交易』的狀況或許還行,但若再擴大規模就無法隱瞞,日後被發現會出問題。
そして、いくら『リトルシルバー(うち)』が税金免除にしてもらっているとはいえ、明らかに慈善事業の域を超えた商売をするとなると、やはり領主様には筋を通しておかなきゃなんないだろう。今までの『3軒の中規模商家と、こっそり取り引き』の時はともかく、今以上に手を広げるとなると隠し通すのは無理だし、後でバレると問題になりそうだ。
況且,領主看起來也不是個壞人。
そして、領主様はそう悪い人じゃなさそうだし。
……至少作為貴族來說是這樣。
……貴族としては。
我、雷依子、恭醬,以及五個孩子。
私、レイコ、恭ちゃん、そして5人の子供達。
就算維持現狀,我們的生活也能勉強過得去。不用動用過去的積蓄,光靠『リトルシルバー(我們)』的表面工作也能勉強溫飽,雖然不能奢侈。
今のままでも、私達の生活は何とかなる。昔の蓄えを切り崩さなくても、『リトルシルバー(うち)』の表の仕事だけで何とか食べてはいける。贅沢はできないけど。
但是把雷依子作為獵人的收入和恭醬店裡的收益加上來,扣掉我(艾迪絲)慈善活動的經費,即便不靠幕後生意,也能過相當奢華的生活。
でも、それにレイコのハンターとしての稼ぎや、恭ちゃんのお店の稼ぎを加えれば、私(エディス)の慈善活動分の経費を引いても、裏の商売抜きでかなりの贅沢ができる。
……只是會被懷疑錢的來源,因此不能在這個城鎮大肆消費。
……お金の出所を疑われるから、この街で派手に使うことはできないけれど。
那麼把昂貴的購物或奢華的娛樂放到別的城市去,在這裡過個還算體面的生活怎麼樣?
ならば、高額の買い物や贅沢な遊びは他の街でして、ここではそこそこの生活をすれば?
這樣一來,就不會被奇怪的人纏上,也能過穩定安定的生活吧。
そうすれば、おかしなのに纏わり付かれることもないだろうし、落ち着いた生活ができるだろう。
在這裡,大家一起過著悠閒的生活……。
ここで、みんなでのんびりとした生活が……。
但那樣太無趣了。
でも、それじゃ、面白くない。
畢竟是賽蕾絲(セレス)給予的藥水(作弊)能力與新的生命。
せっかくセレスがくれたポーション(チート)能力と新しい人生なんだから。
而且,也想稍微為這個世界的人們做點貢獻。
そして、少しはこの世界の人々のために役立ちたい。
……主要是為了孤兒們。
……主に、孤児達のために。
再說,閉門不出、靜靜過日子的生活,等到老了再做也不遲。
それに、引き籠もって静かに暮らすのは、老後になってからで充分だ。
聽說雷依子和恭醬在前世的晚年,是在身體不自由後度過了相當長的一段時光,對那種生活早已厭倦透了……。
レイコと恭ちゃんは、前世での晩年は身体の自由が利かなくなってからかなり長い日々を過ごしたらしいから、そういうのには飽き飽きしているらしいし……。
所以,比起那種雖然安全但無法做想做之事、乏味無聊的人生,寧可選擇即使風險略增也能快樂做想做之事的人生。人生只有一次……不是嗎,我們。
なので、かなり安全だけどやりたいこともできず退屈でつまらない人生よりも、多少危険が増しても楽しくてやりたいことができる人生の方がいい。人生、一度限り……じゃなかったか、私達は。
總之,大致就是那樣的感覺。
でも、まあ、そんな感じだ。
就算失敗了,只要活著就能逃到遠方的國家重新開始。必要時還可以搭恭醬的船去另一個大陸。
失敗しても、生きてさえいれば逃げ出して遠くの国でやり直せる。いざとなれば、恭ちゃんの船で別の大陸に行くという手もある。
所以別害怕失敗,盡情自由地嘗試各種事吧。
だから、失敗を恐れず、色々と自由にやってみよう。
「那麼,趁恭醬不在時,就把聯誼會辦了吧?」
「じゃ、恭ちゃんがいない間に、懇親会をやっちゃおうか」
「了解(ラジャー)!」
「了解(ラジャー)!」
嗯,並不是因為恭醬在場會危險才這麼做。
うん、別に恭ちゃんがいると危険だから、というわけじゃない。
既然恭醬回來了,就不想讓她把時間浪費在瑣事上,希望大家能好好一起相處。
せっかく恭ちゃんが帰っている時には、雑事で時間を無駄にすることなく、みんなで一緒にいたいからね。
……大概吧,應該差不多吧。
……多分、そう。
一定是這樣……。
きっと、そう……。