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ポーション頼みで生き延びます!

回歸本據地(小銀鎮) 1

回來了。

帰ってきた。

嗯,轉眼就回來了。

うん、あっという間。

到現在為止花在旅途上的時間究竟是怎麼一回事……。

今まで旅に要してきた時間は、いったい何だったのか……。

不過,也不是說從今以後要把旅行都寄託在這艘船上。

いや、だからといって、これからは旅はこの船で、とかは考えていない。

如果是有時間限制另當別論,但我們並不受時間制約,沒必要一味地節省那些看似浪費的時間。反而採取『悠閒地享受過程與那些無謂時光』的方針會比較好吧。

時間に制限があるならばともかく、時間的制約とは関係ない私達は、どんどん無駄な時間を節約して、という必要がない。それどころか、『のんびりと、途中経過や無駄な時間を楽しむ』という方針の方がいいだろう。

有時間。真的有時間……。

時間はある。時間はあるのだから……。

這次用這艘船,是因為沒有別的辦法把那些麻煩貨物運走,而且想快點結束,好跟恭醬慢慢聊累積的話。還有,我也想讓孩子們能早點回到原來的孤兒院好好休息。

今回この船を使ったのは、お荷物の連中を運ぶ手段がなかったことと、早く終わらせて恭ちゃんとゆっくり積もる話を、と思ったからだ。それと、子供達を早く元孤児院でゆっくりさせてあげたかったから。

那艘搭載艇現在好像透過自動操縱放到了靜止衛星軌道上。只要對艦載電腦事先下達指令,並用腕錶型通訊器,即使沒人在上面也能進行一定程度的操作……。

あの搭載艇は現在、自動操縦で静止衛星軌道に乗せてあるらしい。艦載コンピュータへの事前指示と、腕時計型の通信機で、乗っていなくてもある程度の操作はできるとか……。

之所以沒藏在近海而特意送上軌道,是因為恭醬擔心把它沉入海中藏起來會對船體不好。

近くの海に隠すのではなく、わざわざ衛星軌道に上げたのは、さすがに、海に沈めて隠すのは船体にあまり良くないのでは、と恭ちゃんが心配したためらしい。

再堅固、再完全密封的船體,推進器部分受到的影響、水壓導致的問題,宇宙和海中實在差得太遠。

いくら頑丈で完全密閉された船体とはいえ、推進器部分への影響だとか水圧による問題だとか、宇宙と海中はあまりにも条件が違いすぎるからねぇ。

我倒是擔心那種東西要是頻繁地出入海域,會影響漁獲量,導致海鮮價格上漲,對加工業者來說原料價格暴漲真吃不消,所以送上軌道還挺好的。

ま、私としては、あんなのを頻繁に海に出し入れされたんじゃあ漁獲高に影響して、魚介類の価格が上昇するんじゃないかと心配だったから、良かったよ。加工業者には、原材料の価格高騰は堪(こた)えるからねぇ。

而且把它放在外面不回收回母艦,是為了在緊急時能更快召回。即便只是短短的時間差,也可能決定生死。

そして、母艦に戻さず出したままにしているのは、その方が緊急時に早く呼び寄せることができるから、とか。僅かな時間差に過ぎなくても、それが生死を分けることもある、って。

……恭醬果然也會想這些事啊。

……一応、考えているんだな、恭ちゃんも。

回程的時候,我稍微審問了企圖謀殺犯的頭目一番。

帰りに、殺人未遂犯のリーダーにちょいと訊問してみた。

不是的,是因為沒想到會有向女神(賽雷斯)相關者挑釁的所謂勇者,想問問他們最後那波突擊究竟是怎麼打算的。

いや、女神(セレス)の関係者に喧嘩売るような勇者がいるとは思わなかったから、あの、最後の突撃はどういうつもりだったのかを聞きたかったから。

結果他回答說:「當時我以為那人要麼是使者大人,要麼是魔法使。但若是使者大人的話已經完全來不及了,所以就押在另一種可能,也就是魔法使。那樣的話還有一線希望。」

そうしたら、返事は『あの時点で、御使い様か魔法使いかのどちらかだと思っていた。でも、御使い様だった場合は既に完全に手遅れだったから、もうひとつの方、つまり魔法使いである可能性に賭けた。それならば、何とかなる望みがあったから』とのことだった。

嗯,也是這樣啊……。

そりゃまぁ、そうか……。

抱著『失之交臂也無所損失』、賭上一絲勝算,這點沒說錯。

駄目で元々、僅かな勝利の可能性に懸ける、というのは、間違っちゃいない。

錯的,是讓他們陷入那種處境的過去的生活方式。

間違っていたのは、そんな状況に陥ることとなった、それまでの生き方だ。

而且我已經嚴厲地封口他們,只准涉及魔法(女神之力)和『天之浮舟』那一部分。

そして、彼らにはキツく口止めをしておいた。魔法(めがみのちから)と、『天(あま)の浮舟(うきふね)』についての部分のみ。

那部分就由他們簡單作證說被陷阱所困、被抓住了。

その部分は単純に、罠に嵌(は)まって捕らえられた、って証言してもらうことになってる。

嗯,現在大家都把我們當成『女神與使者大人一行』,他們不會反抗我們的說法吧。

うん、ま、今は『女神と御使い様御一行』だと思われている私達が言うことに、逆らうわけがないよね。

既然只是未遂犯,照理說這樣下來,成功的話很可能會以有年限的犯罪奴隸身分結束。但偏偏有人要冒犯女神的怒火,把今生乃至死後弄得一無所有,掉進地獄,那種人可不多。

未遂犯だから、このままならば、うまくすれば年限付きの犯罪奴隷で済む可能性は充分あるんだ。なのに、わざわざ女神の怒りに触れて、今世も、そして死後も地獄に落とされて台無しにしたがる者は、そうそういやしないだろう。

此刻我們在接近『小銀鎮(リトルシルバー)』的地方從搭載艇下來,帶著那些企圖謀殺的人,正走完最後的幾百公尺返回。

そして現在、『リトルシルバー』の近くで搭載艇から降りた私達は、殺人未遂犯達を連れて、最後の数百メートルを帰還中。

總不能把船直接靠在家門口,萬一被人看到就糟糕了。

さすがに、家に横付け、というわけにはいかない。万一誰かに見られたら、大変だからね。

回家後把孩子們交給雷子和恭醬,我則會把那些未遂殺人犯送到領主大人那裡……不過光靠我這女流之手拉著他們走可真費力啊。

さて、家に帰ったら、子供達のことはレイコと恭ちゃんに任せて、私は殺人未遂犯達を領主様のところへ……、って、女の細腕でアイツらを引っ張っていくのは大変だな。

……好,派人去領主大人那裡,請他出人協助押送,順便約個會面的時間。

……よし、領主様のところへ使いを遣って、護送のための人手を出してもらおう。面会のアポ取りを兼ねて。

但是我才不會那麼狠心,把正在一臉興高采烈向夥伴們介紹地下室、浴室之類的米妮派出去。到家後一定會在實物面前立刻教大家怎麼使用的。

しかし、ここで、楽しそうに仲間達に地下室やらお風呂やらの説明をしているミーネに行かせるほどの鬼じゃないよ。家に着いたら、現物を前にしてすぐに使い方を教えたいに決まってるからねぇ。

好,讓雷子去當使者吧。

よし、使いには、レイコに行ってもらおう。

啊!

あ!

對了,本來打算回程順便去確認賣米妮的商人的情況,結果卻直接搭恭醬的船回來了。

そういえば、帰りにミーネを買った商人の現状を確認するつもりだったのに、恭ちゃんの船で真っ直ぐ帰ってきちゃった。

那邊也交給雷子吧,她一個人用魔法大概可以解決。應該會有強化身體或加速之類的魔法。

そっちも、自分ひとりなら魔法でどうとでもなるであろうレイコに頼むか。多分、身体強化魔法とか、加速魔法とかがあるに違いない。

……不過她說傳送系的魔法是禁止的。

……さすがに、転移魔法とかは駄目だって言ってたからなぁ。

聽賽雷斯說,像是只是在道具箱上附加能連接特定異次元空間之門還可以,但其他那些『可能會誘發時空扭曲的東西』是不行的。

特定の異次元空間と繋ぐ扉を付けるだけのアイテムボックスくらいなら構わないけれど、それ以外の、『時空間に歪みを誘発する可能性があるようなもの』は駄目、ってセレスに言われたらしいから。

嗯,這也理所當然。

まぁ、当たり前だよなぁ。

總之,單獨行動時護身與自衛能力最強的還是雷子。

とにかく、単独行動において一番護身能力、自己防衛能力が高いのは、レイコだからなぁ。

我對突襲或速度快的敵人毫無招架之力,恭醬若沒了船也只是普通人。在我們三個裡面,能承受最多壓力的果然還是雷子啊……。

私は不意打ちや動きの速い敵には無力だし、恭ちゃんは、船がなければ、ほぼ普通の人間だ。3人の中で一番無理が利くのは、やっぱりレイコなんだよなぁ……。

一邊這樣想著一邊走,終於到了家門口,發現門上貼了些紙條,而且還不止一張。

……とか何とか考えながら歩き、ようやく家の玄関に辿り着くと、ドアに何やら貼り紙がしてあった。それも、何枚も。

第一張。

1枚目。

『已捕獲侵入者,返家後請即刻前往警備隊本部』

『侵入者を捕縛した。戻り次第、警備隊本部へ来られたし』

第二張。

2枚目。

『帶著解毒藥,速往警備隊本部』

『解毒薬を持って、急ぎ警備隊本部へ来られたし』

第三張。

3枚目。

『賊人已半瘋,請立即前來。賊人數為4人』

『賊が半狂乱。直ちに来られたし。賊の人数は4人』

第四張。

4枚目。

『立刻來,你這無情的惡魔!』

『すぐに来い、この人でなしの悪魔め!』

……欸,為什麼我們被當成壞人?

……いや、どうして私達が悪者扱いなのよ?

啊,第四張紙不一樣。用的書寫工具也不同,字比前三張粗糙又骯髒。

あ、4枚目は紙が違うぞ。筆記具も違うし、最初の3枚よりも字が乱暴で汚い。

這肯定是不同人寫的。前三張應該是警備隊的人寫的,但第四張可能是犯人的同夥或家屬之類吧?

こりゃ、書いた人が違うな。3枚は警備隊の人だろうけど、4枚目は犯人の仲間か家族とかかな?

不過,那個毒藥竟然會弄成那麼慘的樣子……。

でも、そんなに酷いことになってるの、あの毒薬……。

總之,應該不會致命,也就是說即便手腳看起來要腐爛脫落,實際上也不會,所以那邊不用太急。先把這些麻煩的未遂殺人犯處理掉,讓自己輕鬆些。他們在的話我無法自由行動。所以……。

まぁ、死なないように、そして手足が腐り落ちそうにはなっても実際には腐り落ちない、ってことになってるはずだから、そっちはそう急がなくてもいいだろう。まずは、面倒な殺人未遂犯達をさっさと片付けて、身軽になろう。コイツらがいたんじゃ、自由に動けない。なので……。

「雷子,麻煩你去領主邸,帶回會接手他們的人員。請跟領主大人說我稍後會去說明,並請指定時間。」

「レイコ、悪いけど領主邸へ行って、コイツらを引き取る人員を連れてきて。領主様には、あとで説明に行くから日時を指定して欲しい、って伝えて」

「了解(ラジャー)!」

「了解(ラジャー)!」

之後,我讓孩子們在玄關前稍等,匆忙地繞著屋子解除防護設備……。

その後、子供達を玄関前で少し待たせて、急いで防犯設備を解除して廻る私であった……。

雷子從領主邸帶回來的八名士兵中,領隊的指揮官對我說的第一句話是『總之,帶著解毒藥立刻去警備隊本部吧。如果你還有人性……』,這是領主大人的傳話。

そしてレイコが領主邸から連れてきた8人の兵士達の指揮官が私に最初に言った言葉は、『とにかく、解毒薬を持ってすぐに警備隊本部へ行け。人間としての心があるなら……』という、領主様からの伝言だった。

欸,我到底被認為是多麼無情的人啊……。

いや、どんだけ外道だと思われてるんだよ、私……。

*  *

*     *

我獨自一人前往警備隊本部露面時所見到的,是那些賊人的模樣:手腳染成黝黑或令人作嘔的紫色腫脹,彷彿隨時會腐爛掉般。

そしてひとりで警備隊本部へと顔を出した私が見たのは、手や足がどす黒く、あるいは気持ちの悪い紫色に腫れ上がり、今にも腐り落ちそうになっている賊達の姿であった。

痛苦應該也同時折磨著他們,那四個賊人是否已經哭喊到聲嘶力竭、淚水乾涸,綁在拘留所粗陋的木板床上,只不斷痙攣抽動著身體。

激痛も伴っているはずであり、4人の賊達はもう泣き叫ぶ声も涙も涸(か)れ果てたのか、縛り付けられた留置所の粗末な板張りベッドの上で、ただビクンビクンと身体を痙攣(けいれん)させているだけだった。

他們被綁在床上,是因為疼得亂抓亂掙,還是為了防止他們去抓撓腫脹的手腳,或是擔心腐爛的肢體會被扯掉……。

ベッドに縛り付けられているのは、あまりの激痛で暴れ回ったからか、それとも、腫れ上がった手足を掻きむしろうとするのを防ぐためか、はたまた、腐った手足が千切れるのを心配してか……。

看起來幾乎無意識,就算把解毒藥交給他們也無法自行喝下……而且手也被綁著。

碌に意識もなさそうで、解毒薬を渡しても自力で飲めそうにない。……手も縛り付けられてるし。

「……啊~,把嘴強行撬開,硬灌這個給他們喝。然後把這個灑在患處……」

「……あ~、口をこじ開けて、これを無理矢理飲ませてください。あと、こっちのを患部に振りかけて……」

我話還沒說完,警備兵就從我手上搶過我從包裡拿出的藥瓶,衝向綁在床上的賊人。

私が言い終わる前に、バッグから出した私の手からポーションの容器を奪い取り、ベッドに縛り付けられた賊達のところへと駆け寄る警備兵。

嗯,他們被當成受害者而非犯罪者啊,那些傢伙……。

うん、犯罪者ではなく、被害者扱いだね、ソイツら……。

果然我是被當成壞人啊,該死!

やっぱり、私が悪役かよ、クソッ!