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216 第三人(3)
真是的,這些傢伙到底是怎麼回事……。
ホント、何なんだよ、コイツら……。
真可怕啊!
怖いわっ!
不過嘛,既然是跟我和蕾子接受同樣教育、一起生活多年的那些人說的,至少在判斷上應該比我或蕾子的判斷更接近『露西會怎麼想』吧。
でも、まぁ、同じ教育を受けて、何年も一緒に暮らしていた者が言うのだから、その判断は少なくとも私やレイコの判断よりは『リュシーの考えに近い』と考えるべきだろう。
至於那是不是邏輯上正確的判斷另當別論,但作為『露西可採取的選項』來說……。
それが論理的に正しい判断かどうかは別にして、『リュシーが取り得る選択肢』としては……。
「……明白了。往左偏一點。」
「……分かった。少し左に進路を変えよう」
對哈恩和巴德那麼說後,我們稍微改變了航道。
ハングとバッドにそう言って、少し進路を変更。
我們為了在森林中不迷路,準備了方位磁石(指南針)……當然,是那種裡面放著藥水的。
私達は、森の中で方向を失わないよう、方位磁石(コンパス)を用意している。……勿論、ポーションが入ってるやつ。
我擔心露西會怎麼確認方位,問了米妮,她說有用太陽、星星、樹樁年輪等幾種方法……。
リュシーがどうやって方位を確認するのか心配になってミーネに聞いたところ、太陽、星、木の切り株、その他いくつかの方法があるそうな……。
看樹樁年輪的方法因地形或周遭狀況會不精確,但若把這些都加以考量分析,總比沒有要好。據說是初代院長教的……。
切り株の年輪を見る方法は、地形やら周囲の状況やらで不正確らしいけど、そういうのも加味して分析すれば、『無いよりはマシ』らしい。初代院長先生に教えてもらった、とか……。
等一下,孤兒院的初代院長到底是什麼人啊!!
いや、だから、何者だよ、孤児院の初代院長って!!
「請停下!」
「止まってください!」
一直盯著前方、騎在巴德背上的伊莉忽然大聲下令停下。
バッドの背に乗って、ずっと前方を凝視していたイリーが、急に大声で停止を指示した。
哈恩和巴德雖然聽不懂人類語言,但有能力從情況判斷大致狀況,所以還沒等我下指示,就已經聽伊莉的聲音停了下來。
ハングとバッドは、人間の言葉は分からないものの、状況からおおよそのことを判断できるだけの能力は持っているため、私が指示するまでもなく、イリーの声で停止した。
「那裡的樹枝被不自然地折斷了。對於較小的動物來說,折斷的位置偏高;反過來,要是大型動物,應該會留下更明顯的痕跡。
「そこの木の小枝が、不自然に折れています。比較的小さな動物にしては、位置が高いです。逆に、大型の動物であれば、もっとはっきりとした跡が残るはずです。
所以,很有可能是最近……幾天內經過的、縱向的,也就是兩足行走、體型不大的動物……比如人類的孩子之類留下的痕跡……」
なので、ごく最近、……ここ数日のうちに通過した、縦長の、つまり二足歩行のそう大きくない動物、……たとえば人間の子供とかが通った跡である可能性が……」
「你也是啊!!」
「てめーもかっっ!」
果然,還是同一夥的啊……。
やっぱり、同じ穴の狢(むじな)、か……。
以伊莉騎的巴德為首,追着小枝與草叢留下的痕跡走了一段……。
イリーが乗っているバッドを先頭にして、しばらく小枝や草に残された痕跡を追っていくと……。
「啊,這邊轉了……」
「あ、こっちへ曲がってる……」
我也看得出來,這裡有植物被弄亂的痕跡。因此,我那麼一說之後……。
私にも分かる、草木が荒らされた跡があった。なので、そう言ったところ……。
「那是故意做出來的誘餌,未免太明顯了吧?真正的路線是在這裡,掩飾痕跡時還留有些微的痕跡。」
「それは、わざと付けられたダミーです。あからさま過ぎるでしょう? 本当の進路は、こっちです。痕跡を隠した跡が僅かに残っています」
「到底是怎麼回事,真是的……」
「何なんだよ、もう……」
好啦,你們隨意去弄吧!我們會乖乖跟上的!!
もう、オマエラで勝手にやってくれ! 私達は、黙って付いていくから!!
「……痕跡消失了。看起來要麼是沿著樹木移動,要麼是用樹和蔦(藤蔓)做了高足步行具(高蹺)……」
「……痕跡がなくなりました。どうやら、木を伝って移動したか、木と蔦(ツタ)で高足歩行具(たけうま)でも作ったか……」
好啦好啦……。
はいはい……。
已經習慣了。
もう、慣れてきた。
「卡奧爾,『女神之眼』那幫人也是這樣嗎?」
「カオル、『女神の眼』の連中も、こんな感じだったの?」
「才不可能有那回事!」
「んなワケあるかい!」
蕾子立刻回答。
レイコの質問に、即答した。
『剛剛說了女神之眼……』
(『女神の眼』って言った……)
『剛剛說了女神之眼呢……』
(『女神の眼』って言ったね……)
「嗯?米妮、阿拉爾,你們剛才說了什麼嗎?」
「ん? ミーネ、アラル、何か言った?」
「「沒有,什麼都沒說!」」
「「いいえ、何も!」」
剛剛確實有說了點什麼,嘛,只是閒聊而已。員工抱怨或說雇主的壞話是理所當然的,那是紓壓所需。
何か喋っていたけど、ま、内緒話くらいするか。従業員が愚痴や雇い主の悪口を言うのは当たり前だし、そういうのはガス抜きのために必要だ。
……希望不是太過份的壞話……。
……あまり酷い悪口じゃないことを祈ろう……。
「伊莉,有沒有追蹤露西的人的痕跡?」
「イリー、リュシーを追いかけている者の痕跡はない?」
沒錯,魔獸與野獸雖然危險,但對露西而言最危險的還是人類,……追蹤者。
そう、魔獣や野獣も危険だけど、リュシーにとって最も危険なのは、人間、……追跡者だ。
魔獸與野獸在被鎖定為獵物之前並不會太麻煩;但追蹤者從一開始就會鎖定目標,並執著地追擊然後襲擊。
魔獣や野獣は、獲物としてロックオンされるまでは、問題ない。でも、追跡者は、最初からロックオンして執拗に追いかけ、襲い掛かってくる。
「目前為止,沒有那種痕跡。
「今のところ、その痕跡はありません。
如果多個大人不在意留下痕跡地穿越森林的話,會留下很明顯的足跡。
複数の大人が、痕跡を残すことを気にせず森を突っ切れば、はっきりと跡が残りますから。
不過,這僅是『在此地點沒有追蹤露西的跡象』而已,至於他們是否走了其他路線並在前方遇到露西或她行進路線的痕跡,就不得而知了。」
但し、『この地点において、リュシーの後を追った形跡がない』というだけであって、別のコースを進んでこの先でリュシーと、あるいはその移動ルートの痕跡と出会ったかどうかは分かりませんが」
這傢伙真的是十歲嗎!
本当にコイツ、10歳かよ!
不過,得快點追上去才行……。
しかし、早く追いつかないと……。
「但是,應該沒問題的。」
「でも、多分大丈夫です」
「欸?」
「え?」
「不會有人為了找一個七歲的小孩而進入森林的。
「7歳の子供を捜しに、森に入るチンピラはいません。
從『不問生死』這點來看,雇的絕對不是正規獵人。傭兵之類也不會接這種委託。也就是說,雇的是既不是士兵、也不是傭兵、也不是獵人的普通小混混。
生死不問、ということから、雇ったのは正規のハンターじゃないでしょう。そして傭兵とかがこんな依頼を受けるはずもなし。ということは、兵士にも傭兵にもハンターにもなれないような、ただのチンピラです。
那樣的話,沒有任何搜索經驗也沒有裝備的小混混不可能在森林裡進行長達數日的搜查。所以他們肯定會以路道為中心搜尋。
ならば、森の中での数日間に亘る捜索なんか、何のノウハウもなく装備も持っていないチンピラなんかにできるはずがないです。だから、街道を中心に捜すに決まってますよ。
而且,就算他們真的進了森林,只要發出沙沙聲或邊走邊跟夥伴說話,露西會先發現的。
それに、万一森に入ったとしても、がさがさと音をたてたり仲間同士で話しながら歩いたりすれば、リュシーの方が先に気付きます。
七歲的小孩若蜷縮在草叢或樹蔭裡,是很難被發現的。」
7歳の子供が丸まって草むらや木の陰に潜んでいれば、そうそう見つけられはしませんよ」
聽了伊莉的話,米妮和芙莉亞使勁點頭。
イリーの言葉に、こくこくと頷くミーネとフリア。
「「…………」」
「「…………」」
我和蕾子說不出話來。
言葉が出ない、私とレイコ。
然後,被不懂狀況、傻愣著的阿拉爾治癒了心情。
そして、話が分からず、ぽかんとしているアラルに癒やされる。
原來如此,這孩子不是那個孤兒院(謎之養育所)出身!是『咱們這邊』的人。好樣的……。
そうか、この子はあの孤児院(なぞのようせいじょ)出身じゃなかった! 『こっち側』の人間だ。よしよし……。
我撫了撫她的頭,阿拉爾高興地笑了。
頭を撫でてあげると、嬉しそうに笑うアラル。
嗯,真是可愛啊……。
うむ、かわええのう……。
哈恩上坐位的順序從前往後是米妮、阿拉爾、我,因此可以盡情撫摸。
ハングに乗っている順番は、前からミーネ、アラル、私の順だから、撫で放題だ。
……不知為何米妮猛地回頭,死命盯著我和阿拉爾看……。
……何か、ミーネが思い切り後ろを振り返って私とアラルをガン見しているけど……。
那樣勉強扭動會傷到脖子和腰的啊……。
首と腰を痛めるよ、そんな無理な体勢をしちゃ……。
她是在擔心會被搶走阿拉爾的姊姊角色嗎?
アラルのお姉さん役を奪われるかと思って、心配してるのかな?
不,與其那樣,還是先趕路比較重要……。
いや、そんなことよりも、先へ進まなきゃ……。
於是在樹木稍稀疏的地方,擺出馬車和帳篷,準備露營過夜。
そして、少し木々がまばらになった場所で、馬車とテントを出して夜営。
把座椅放倒就能當成舒適的床,但就算全是小孩,只有神之戰車(梅爾卡巴)的躺椅要容納六人還是有點吃力,所以也把潘策拿出來了,並搭了大型帳篷當作用餐用。
座席をリクライニングさせれば快適な寝床になるけれど、いくら子供ばかりとはいえ、リクライニングシートなので神の戦車(メルカバ)だけで6人はちょっと厳しいから、パンツァーも出した。そして、食事用として、大型テントも。
當然,帳篷仍維持組裝狀態就直接搭起。睡覺時會收起來,所以不會挖排水溝或把樁打入地面固定。只是用來吃飯和短暫聚會而已。
勿論、テントは組み立てたままなので、そのまま出しただけ。寝る時には収納するから、排水溝を掘ったりペグを打ち込んで地面に固定したりはしない。食事と、しばしの団らんに使うだけだ。
先把飼料餵給哈恩和巴德。
ハングとバッドに、先に飼葉をやった。
把燕麥、豆類、乾草以及其他雜物混合,撒上回復藥水。甜點有蘋果、玉米、胡蘿蔔和方糖,任意吃。
エン麦、豆類、乾草(ほしくさ)、その他諸々を混ぜたものに、回復ポーションをふりかけたやつ。デザートに、リンゴ、とうもろこし、ニンジン、角砂糖の食べ放題。
雖然聽說餵太多甜食會得糖尿病,不過嘛,只要跟著我,應該不用太擔心生病。
あまり甘いものを食べさせすぎると糖尿病になってしまうらしいけど、ま、私と一緒にいる間は病気の心配はないだろう。
然後拿出料理台與調理器具、水箱和食材,開始料理。
そして、調理台と調理器具、水タンクと食材を出して、調理開始。
因為在森林中,為了防止火災、避免氣味招來魔物,以及以防萬一有『追兵』,料理不使用火……也就是不烤不煮,做些簡單的冷食。
森の中だから、火災防止、匂いで魔物が寄って来ないように、そして万一の『追っ手の存在』に備えて、料理は火を使わず……、つまり、焼いたり煮炊きしたりはしない、簡単なもので。
自從找回伊莉和芙莉亞後已經露營好幾次,這種程度的事已經不足以讓人驚訝。
既にイリーとフリアを回収してから何度も夜営をしているので、この程度のことで今更驚く者はいない。
我已像對米妮與阿拉爾那樣,告訴她們兩人我們是『魔法使』,所以沒問題。
ふたりにも、ミーネとアラルと同様に、私達のことは『魔法使い』だと教えてあるので、問題ない。
在從城鎮到森林的懸殊路段已大幅縮短時間差,進入森林後也應該比露西走得快很多,運氣好的話或許明天就能追上。
街から森に着くまでの街道部分で大きく時間差を詰めたし、森に入ってからも、リュシーよりはかなり速く進んでいるはずだから、うまくすれば明日にでも追いつけるかもしれない。
總之,不想讓一個七歲的女孩在這種地方獨自面對夜晚,今天就要結束這種情況。那是我們的願望,也是我們的義務。
とにかく、7歳の女の子にこんな場所でひとりぼっちで夜を迎えさせるのは、今日で最後にしたい。それが、私達の望みであり、義務だ。
睡覺的分配依孤兒院三人組的要求,神之戰車(梅爾卡巴)裡是米妮、伊莉、芙莉亞三人;潘策裡則是我、蕾子、阿拉爾三人。
そして寝るのは、孤児院トリオの要望により、神の戦車(メルカバ)にミーネ、イリー、フリアの3人。パンツァーに、私、レイコ、アラルの3人となった。
雖然配置有點不均,但她們可能想開個女生會或只是想和孤兒院的夥伴們單獨聊聊。
何かバランスが悪いけど、女子会というか、孤児院仲間だけで話したいこともあるのだろう。
如果是把孩子分成四人組,然後把我們倆分在另一組,可能會覺得沮喪;但既然能把阿拉爾分到我們這邊,無論是我還是蕾子都完全沒意見!
これが、子供4人組と私達ふたり、という組分けだとヘコんだだろうけど、こっちにアラルが貰えるならば、私もレイコも文句なし!
好,常黏著米妮的阿拉爾,就把日本的童話改編成這個世界版本講給她聽吧……。
よし、いつもミーネにくっついているアラルに、日本のお伽噺をこの世界用にアレンジして聞かせてやるかな……。
* *
* *
「……總之,大家可能會覺得有很多疑問,但關於卡奧爾大人和蕾子大人的事,就說她們是『魔法使』吧。絕對不要誤稱她們為女神或是天使之類喔!」
「……というわけで、色々と不審には思っているだろうけど、カオル様とレイコ様のことは、『魔法使い』ということで。間違っても、女神様とか御使い様とか言わないように!」
紛紛點頭!
こくこく!
在神之戰車(梅爾卡巴)裡,米妮正在向伊莉和芙莉亞說明些什麼。
神の戦車(メルカバ)では、ミーネがイリーとフリアに、何やら説明していた。
「『魔法使』這個臨時設定,也只限於我們『リトルシルバー』的員工之間。對外就說成是某個買下原孤兒院建築、雇用那裡孤兒的慈善家──哪位貴族或有錢人家的玩樂小姐,這樣就好……」
「『魔法使い』という仮の設定も、あくまでも私達『リトルシルバー』の従業員の間だけのものだからね。対外的には、買い取った元孤児院の建物で孤児を雇ってくれている、篤志家(とくしか)の、どこかの貴族か金持ちの道楽お嬢様、ってことで……」
紛紛點頭!
こくこく!
「那麼,等把露西接回來後,大家就一起向卡奧爾大人和蕾子大人獻上忠誠,並把初代院長(爸爸)教給阿拉爾的一切全部教給她,好好地把她培養成才,讓她獲得幸福吧!」
「じゃあ、リュシーを回収したら、みんなでカオル様とレイコ様に忠誠を捧げ、そしてみんなでアラルに初代院長(おとうさん)から教わったことを全て教え込んで立派に育て、幸せを掴もう!」
「「「喔~!!」」」
「「「お~!!」」」
此時在潘策裡,還不知道將面對什麼的阿拉爾,正被卡奧爾和蕾子逗著,咯咯地高興地笑著……。
その頃パンツァーでは、自分の身に何が待ち受けているかを知らないアラルが、カオルとレイコに構ってもらい、きゃっきゃと楽しそうに笑い声をあげていた……。
從8月23日起,在「コミックDAYS」開始連載『ポーション』漫畫了!(^^)/
8月23日から、「コミックDAYS」にて『ポーション』コミックの掲載が開始されました!(^^)/
目前第1話已免費公開。
現在、第1話が無料公開中。
預定在30日第2話會免費公開。
30日には、第2話が無料公開になる予定です。
錯過的人趕快去追吧!!(^^)/
読み逃していた人は、これで追いかけよう!!(^^)/