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208 人才確保作戰 2
「……原來如此……」
「……なるほど……」
和レイコ一起在領主宅邸的資料庫裡查閱那件事的記錄。
レイコと一緒に、領主邸の資料庫で例の件の記録を調べている。
當然,負責這裡的官員也一同來了,幫了我們很多忙。
勿論、ここを管理しているお役人さんが一緒に来て、色々と手伝ってくれている。
要是沒有這裡的負責人,根本不知道東西放在哪裡!
いや、ここの担当者がいなきゃ、どこに何があるのか分かんないよ!
而且還有……。
そして更に……。
「這樣大概必要的資訊就差不多齊全了吧……」
「これで大体、必要な情報は揃ったかな……」
不知為何,領主大人也在。
なぜか、領主様もいる。
不是說「這麼有趣的事怎能放著不管!」之類的……。
いや、『こんな面白そうなこと、放(ほう)っておけるか!』とか言って……。
「……那、打算怎麼做?」
「……で、どうやるつもりなのだ?」
「……」
「……」
「只要說一點就好,告訴我吧。」
「ちょこっとだけでいいから、教えてくれ」
即便被那種『先說一點就好』的要求這樣說也……。
そんな、『先っちょだけでいいから』みたいに言われても……。
「…………」
「…………」
「喂喂,作戰計畫,哪怕只要一點點也好……」
「なぁなぁ、作戦を、ほんのちょびっとでいいから……」
『……好煩。』
……ウザい。
嘛,當領主那種職位,責任大、例行公事又多,沒辦法自由外出玩樂,應該是很無聊的工作吧。
まぁ、領主なんか、責任ばかり大きくて、ルーティンワークのつまらない仕事が多くて、自由に遊びに出ることもできない、退屈な仕事なのだろう。
沒有能對自己指示提出反論或諫言的部下,使用人們只會顧著看主人的臉色。那樣的生活哪裡有趣?
自分の指示に反論したり諫言(かんげん)したりしてくれる部下もおらず、使用人達はただ自分の顔色を窺(うかが)うのみ。そんな生活の、どこが楽しいのか。
說不定住在房裡的三男反而能更自由奔放地玩耍,過得更快活吧。
下手すれば、部屋住みの三男坊とかの方が、よっぽど自由奔放に楽しく遊び回れて幸せなんじゃなかろうか。
權力與身分,適可而止就好。
権力や身分は、そこそこあればいいよねぇ。
太大或太多反而會讓人生不再有趣。
あまり大きすぎたり多すぎたりすると、人生、楽しくなくなるからねぇ。
我不喜歡太出風頭,也是因為這個。被捧上祭壇、被抬上神轎、總是有人注視、無法自由行動的人生一點也不好玩。
私があまり目立つのを好まないのも、そういうのがあるからだ。祭り上げられ、神輿に担ぎ上げられて、常に人の目があって自由にできない人生なんか、全然楽しくない。
只有錢,越多越不會太困擾!嗯嗯。
多すぎても困らないのは、お金だけだよ! うむうむ。
不過,即便覺得他們多麼渴望娛樂讓人同情,討厭的東西還是討厭。還是找個圓滑的理由請他們離開吧。
でも、いくら娯楽に飢えているであろうことを気の毒には思っても、ウザいものはウザい。ここは、穏便な理由をつけてお引き取り願おう。
「你真煩,快回去做你的事吧!」
「ウザいから、さっさと自分の仕事に戻ってくださいよっ!」
『不好意思麻煩領主大人,就交給您的部下和我們處理吧!』
(領主様のお手を煩(わずら)わせるのは申し訳ないですから、ここは部下の方と私共にお任せください!)
「欸……」
「え……」
領主大人僵在那裡,臉抽搐著。
引き攣った顔で固まった、領主様。
欸,為什麼?
え、何で?
「……カオル,大概你說出口的話和心裡所想的話反過來了……」
「……カオル、多分、口に出した台詞と心の中で呟(つぶや)いたであろう台詞が、逆……」
「啊……」
「あ……」
從領主大人和部下那不可置信的表情看來,大概真如レイコ所說吧……。
信じられない、という顔をしている領主様と部下の人の様子から見て、多分、レイコが言う通りなんだろうなぁ……。
失敗了(嗚)!!
失敗し(シクっ)た!!
* *
* *
「カオル嗚嗚!」
「カオルうぅ!」
「對不起啦!」
「ごめんってば!」
嗯,要是再差一步,可能就會因為不敬而出大事。領主大人苦笑著回到執務室,果然是個胸襟寬大的好人啊。
うん、一歩間違えれば、不敬罪で大変なことになっていたかもしれない。苦笑いしながら執務室へと戻ってくれた領主様、やっぱり人間ができた、いい人だな。
然後,和同樣苦笑的部下一起把半年前的調查與訊問記錄全部確認,掌握了ミーネ以外的三個孤兒被收養的去向,還有鄰國那方的仲介者。當然,我有做筆記。
そして、同じく苦笑いしていた部下の人と一緒に半年前の調査や取り調べの記録を全て確認し、ミーネ以外の3人の孤児達が養子として引き取られていった先、そして隣国側の仲介者のことを全て把握した。勿論、メモを取ってある。
當時領主大人雖然心裡覺得不甘,只能處罰自領地內的第二任孤兒院院長,但他理所當然地把情報傳給了國家上層、其他領主、孤兒院等各方,讓那些人無法再重複相同的事。
当時、領主様は悔しい思いをしながらも自領の者である二代目の孤児院院長を処罰することしかできなかったらしいけど、当然のことながら、この国の上層部や他領の領主、孤児院等の全てに情報を廻し、連中が同じようなことを繰り返せないようにしたらしい。
……至少在這個國家裡是這樣。
……少なくとも、この国においては。
至於其他國家就沒辦法了,這也是沒辦法的事。僅僅把消息通報給國內其他領地以作警告,就已經很值得稱讚了。
他国についてはどうしようもなかったらしいが、それは仕方ないであろう。国内の他領に情報を廻して警告しただけでも、立派なものだ。
嘛,有些領主甚至說『雖然只是少許的錢,但若有人願意花錢收養那些既沒用又只會吃錢的孤兒,不也是好事嗎』,所以有人不想理會,但那也是沒辦法。人各有思,世上總有愚蠢之人。
まぁ、領主によっては、僅かばかりとはいえわざわざお金を払って、役立たずで金を食うだけの孤児を引き取ってくれるのであれば良いことではないか、と言って取り合おうとしなかった者も居たそうだけど、それは仕方ない。人、考えはそれぞれだし、世の中、馬鹿な者もいる。
我本來覺得應該去找流浪兒也不錯,但孤兒院從小就教讀寫和簡單算術,還有禮儀與基本常識的教育,健康狀況也有管理……換言之,大概就是這樣的原因吧。
孤児院ではなく、浮浪児をスカウトすればいいのに、と思うんだけど、孤児院だと幼い時から読み書きや簡単な算術を教えているし、行儀やら一般常識やらの躾(しつけ)や教育もしているし、そして健康状態もきちんと管理されているから、……つまり、そういうことなのだろう。
說法有點不好聽,但就是『比起撿流浪狗,不如去寵物店、繁殖者或送養機構挑那些已經訓練好、也打過預防針的』比較好。
言い方はちょっと悪いけど、『野良犬を拾うより、ペットショップかブリーダー、もしくは里親斡旋(あっせん)組織でちゃんと躾済みで、予防注射とかもしてあるやつの方がいい』ってことだ。
雖然一開始要花點錢,但結果上反而比較划算……。
最初に少しお金が掛かっても、結果的にはその方が安上がり、という……。
把人和狗貓相提並論是不太妥當,但那些人實際上把孩子當成奴隸一樣對待……
人間を犬や猫と同列で論じるのは不謹慎だけど、ま、子供達を実質的に奴隷扱いするような連中なのだから……。
好,調查完畢!接下來去領主那裡再道歉一次,然後撤退。
よし、調査完了! あとは、領主様のところに顔を出して、もう一度さっきのことを謝って、引き揚げだ。
……明天的乾魚和肉乾得稍微買好一點。就說是家裡寄來的,還附顆糖果吧……。
……明日の干物とジャーキー、ちょっと張り込まなきゃなぁ。実家から送ってきたということにして、飴玉も付けるか……。
還有,也要送點東西給那位辛苦幫忙確認資料的叔叔。
あと、頑張って資料確認を手伝ってくれたおじさんにも、何か贈ろう。
像酒這種他應該會很高興。我和レイコ用能力弄出的、來自地球的東西可以拿去送人。
お酒なんか、喜んでくれそうだな。私とレイコ用に能力で出している、地球のやつ。
要是他喝不了就拿去換錢,應該能賣個不錯的價錢。
飲めなければ、換金してもらえばいいし。多分、そこそこの値段で売れるだろう。
* *
* *
然後,三天後。
そして、3日後。
所有準備就緒。
全ての準備が調った。
情報取得,OK!
情報入手、ヨシ!
交付給老主顧的貨物,以及公告店要暫時休息去進貨的通知,OK!
お得意さんへの商品の納入と、しばらく仕入れの旅に出るから店はお休みとの告知、ヨシ!
……對方雖然相當遲疑,但也沒辦法。大概他們也能理解,只是抱怨了幾句而已。
……かなり渋られたけど、仕方ない。多分向こうもそれくらいのことは分かってくれていて、ちょっと愚痴を溢しただけだろう。
家裡的防盜對策,OK!
家の防犯対策、ヨシ!
通往地下1樓以下的樓梯,我用物品箱拿出的岩石把入口給封住了。
地下1階から下へ降りる階段は、アイテムボックスから岩を出して塞いでおいた。
那種恰好卡得密不透風的巨石,小偷根本動不了它。
あんなところにスッポリと嵌まった岩を、盗人(ぬすっと)如(ごと)きにどうこうできるわけがない。
釣魚用的小船已經收進物品箱。
釣り用のボートは、アイテムボックスに収納済み。
地下1樓放了些孤兒院時期的家具和幾乎等同垃圾的無價值東西,有價值的東西全部收入物品箱。
地下1階には、孤児院の時の家具やらゴミ同然の無価値なものやらを少し置いて、金目のものは全部アイテムボックスに収納した。
……不,『餌食』是不好的。若讓人形成『闖進「リトルシルバー」就能撈到好處』的先例,之後會很麻煩。
……いや、『餌付け』は良くないからね。『リトルシルバー』に盗みに入ったら稼げた、なんて既成事実を作ったら、後が面倒だ。
然後當然也設下了陷阱。
そして勿論、罠を仕掛けた。
嗯,他們大概會來的,為了探查美味又能高價賣出的乾魚或肉乾的製法祕密,或者為了尋找有錢人家的女兒可能藏著的金幣與寶石,來尋找各種東西……。
うん、来るだろうからねぇ、美味しくて高値で売れる干物やジャーキーの製法の秘密を探りに、とか、金持ちの娘が隠しているであろう金貨や宝石とか、色々なものを求めて……。
當然,在各處貼上告示和立牌,寫明有凶惡的防盜裝置,不保證入侵者的性命,並且明確標示陷阱塗有毒藥。
勿論、あちこちに貼り紙をしたり、立て札を立てておく。凶悪な防犯装置があるから、侵入者の命の保証はしないこと。そして、罠には毒が塗ってあることを、はっきりと明記して。
一方面,陷阱會設成即使被觸發也不至於致命的程度。
一応、罠は引っ掛かっても死なない程度にしておくか。
塗在刺上的藥水要做成會引發劇痛與發燒,讓患處變成陰森的腐爛色並腫脹的那種。陷阱旁邊再貼張寫著『有解毒藥。金貨10枚。』的告示……。
トゲに塗るポーションは、激痛と発熱、そして患部が腐り落ちそうな不気味な色に変色して腫れ上がるやつにするかな。罠の側(そば)には、『解毒薬あり〼(ます)。金貨10枚』と書いた貼り紙でもしておくか……。
在我們回來之前,他們肯定會提心吊膽,擔心自己會不會哪天死掉,或是手腳會不會腐爛掉。呼哈哈哈哈!
私達が戻るまで、いつ死ぬか、いつ手足が腐り落ちるかと、気が気じゃあるまい。ふはははは!
「你是鬼吧!」
「鬼か!」
「不,レイコ也會做那種事啊,一向都是。就像之前陷害那個一直糾纏涼子醬的跟蹤狂時……」
「いや、レイコもそれくらいやるじゃん、いつも。あの、涼子ちゃんに付きまとっていたストーカー野郎を嵌めた時に……」
「別把那件事拿出來說啊啊啊~!!」
「その話はするなああああァ~!!」
嗯,『不願承認的,是自己年輕時所犯的過錯』那種事吧。
うん、『認めたくないものだな、自分自身の、若さ故の過ちというものを』ってやつだよね。
「ミーネ和アラル的準備……,OK!」
「ミーネとアラルの準備……、ヨシ!」
不,那兩個本來就沒有什麼行李或私人物品,根本談不上打包。
いや、ふたりには元々荷物というか私物というか、そういうものは一切なかったから、荷造りもクソもない。
說到底,我們沒有『把行李整理好』或『挑選帶走的東西』這種概念。全部丟進物品箱就搞定了。
そもそも、私達には『荷物を纏める』だとか、『持っていくものを選択する』というような概念がない。全部アイテムボックスに突っ込んどきゃいいんだから。
「好!」
「ヨシ!」
「我被忽略了耶!」
「私はスルーかいっ!」
レイコ在那邊又在大喊大叫,但總之,OK!
レイコが何か喚(わめ)いているけど、とにかく、ヨシ!
アラル好像不是很明白,但ミーネ完全理解了。
アラルはよく分かっていないようだけど、ミーネは完全に理解している。
我們要為了ミーネ以前的夥伴去冒一點危險(笑)。
私達が、ミーネの昔の仲間達のために危険(笑)を冒そうとしていることを。
帶著些許愧疚、歉意,還有擔心的眼神。
少し後ろめたそうな、申し訳なさそうな、そして心配そうな眼。
畢竟,他們大概把我和レイコ當成普通有錢人家的孩子吧……。不過……。
そりゃまぁ、私とレイコのことを、ただのお金持ち(ふつう)の子供だと思っているだろうからねぇ。……でも……。
「カオル,你要教她們嗎?」
「カオル、ふたりに教えるの?」
「誒,要教什麼?」
「え、何を?」
レイコ又冒出話來了。
レイコが、また何やら言ってきた。
「不是的,如果要一起旅行的話,物品箱的事和能跟馬對話這件事會被發現的吧,
「いや、一緒に旅をするなら、アイテムボックスのことと馬達と会話ができることはバレるでしょ。
不可能整個旅程都不使用物品箱、不跟馬說話吧。……那實在太不方便了……」
まさか、旅の間ずっと、アイテムボックスを使わず、馬達とも会話しない、ってことはできないでしょうが。……あまりにも不便すぎて……」
啊。
あ。
啊啊啊。
あああ。
「啊啊啊啊啊啊!!」
「あああああああっっ!!」
沒注意到……。
気が付かなかった……。