ポーション頼みで生き延びます!
186 果然……。嗯,早就知道了。〇| ̄|_ 1
警報聲刺耳地響起!
じりりりりりり!
「敵襲!!」
「敵襲!!」
某夜,沿著我們宅邸周邊佈設的警報系統偵測到入侵者。
ある夜、うちの敷地に沿って張ってある警報システムが、侵入者を感知した。
雖然也有可能只是訪客或野生動物,但凡事都應以最壞情況來應對。
いや、まぁ、ただの訪問者や野生動物だという可能性もあるけれど、物事は、最悪の事態を想定して対処するものだ。
……而現實大多會從那個左上方約四十五度的方向襲來。
……そして大抵は、現実はその左斜め上45度くらいでやってくる。
因為正和雷子在客廳悠閒地待著,所以反應很快。
レイコと一緒に居間でのんびりしていたから、対処は早かった。
我先在監視面板型藥劑容器上確認偵測到入侵者的感應器型藥劑容器位置。
監視パネル形ポーション容器で、侵入者を感知したセンサー形ポーション容器の位置を確認。
把安裝在屋頂上的紅外線攝影機型藥劑容器朝那個方向對準,並放大畫面。
屋根の上に付けてある赤外線カメラ形ポーション容器をその方向に向けて、ズームさせる。
再用液晶螢幕型藥劑容器……,真麻煩!!
それを液晶モニター形ポーション容器で……、って、面倒臭いわ!!
以後『~形藥劑容器』這種說法就省略!
もう、『~形ポーション容器』というのは省略!
凡是不該存在於這個世界的東西,我們通通都做成藥劑容器了!
この世界にあるはずがないものは、全部ポーション容器として造った!
為了我們的安全,毫不顧忌。
自分達の安全のためには、自重しない。
安全第一。這是常識!
安全第一。これ、常識!
……然後,螢幕上顯示的是……。
……で、モニターに映っているのは……。
「「小孩?」」
「「子供?」」
沒錯,是一名大約五、六歲的男孩和一名十歲前後的女孩。兩人一邊環顧四周,一邊緩緩接近建築物。
そう、5~6歳くらいの男の子と、10歳前後の女の子。そのふたりが、辺りを窺いながらゆっくりと建物に接近している。
因為是白人系,所以對我們來說看起來稍微年長一些,但已經習慣了,能大致判斷年齡,除非某個孩子在身材上異常得比平均大或小。
白人系だから私達にはもう少し年上に見えるけれど、もう慣れたから、大体の年齢は分かる。その子が平均より極端に大きいか小さいかでない限りは。
當然,在判斷年齡時也會加入『成長環境補正』的考量。
そして勿論、年齢の判断には『生育環境補正』も加味している。
……孤兒因營養狀況的關係,大多數情況下會比平均體型小。也不會有什麼胖嘟嘟的孤兒出現。
……孤児は、栄養状態の関係上、大体は平均より小柄な場合が多い。そして、太っている孤児など、いようはずもない。
「……孤兒?」
「……孤児?」
「大概是吧」
「多分」
正如雷子回答的那樣,他們就是典型的一對孤兒。
レイコの問いに答えた通り、絵に描いたような孤児だ。
原本的衣服看起來曾經還算整潔,但現在已經髒兮兮了。
元は幾分マシな服だったようだけど、それも、既に薄汚れている。
雖然不是非常破爛,但一般家庭應該會洗一洗;既然看不出來有那種照顧的痕跡,就可以判定是孤兒。更糟的是,甚至像是連孤兒院都收不下的流浪兒那類。
あまりボロボロではないけれど、普通の家庭であれば洗濯くらいはするだろう。その様子がないということから、孤児と判断していいだろう。それも、孤児院にすら入れない、浮浪児の類(たぐ)いだ。
……說起來,這裡以前真的是孤兒院啊……。
……って、そういえば、ここ、元孤児院だったなぁ……。
「總之,可能有五、六歲的竊賊,也可能有十歲前後的殺人犯,千萬別掉以輕心!」
「とにかく、5~6歳の窃盗犯も、10歳前後の殺人犯もいるんだから、油断大敵だよ!」
「知道了!」
「分かってる!」
聽到我提醒後,雷子點了點頭。
私の注意喚起の言葉に、そう言って頷くレイコ。
沒錯,這就是那種世界,現代地球也有很多這樣的國家存在。
そう、ここはそういう世界だし、現代地球にも、そういう国はいくらでもあった。
而我們畢竟是生長在和平國家的嬌嫩女性。若那些為了活命拚命的人動真格,完全有可能抓住瞬間的破綻,咻一刀就刺上。藥劑調製或魔法未必能比刀尖逼近的那幾分之一秒更快應對。
そして私達は所詮、平和な国で生まれ育った甘ちゃんでひ弱な女性だ。死にもの狂いで生きてきた者達に本気を出されれば、一瞬の隙を衝(つ)いてブスリ、とナイフで刺される可能性は充分にある。ポーション作製も魔法も、ナイフを突き出されるコンマ数秒より速く対処できるとは限らない。
是的,我們倆都是後衛,或者說遠距離戰鬥型。再者,雷子從未殺過人,這是非常大的不安因素。
そう、私達はふたりとも、後衛というか、遠距離戦タイプなんだ。それに、レイコは人を殺したことがない。それは、あまりにも大きな不安要素だ。
所以,必須在敵人接近之前先行消滅。因此……。
だから、敵は接近される前に殺(や)る。なので……。
「侵入者,已到達第一防衛線。位於正規路線上……」
「侵入者、第一防衛ラインに到達。正規ルート上……」
咦,他們不是悄悄潛入,而是直接朝玄關走來。
ありゃ、こっそり侵入するんじゃなくて、真っ直ぐ玄関に向かってきてる。
如果從通往玄關的路線繞開,會有落穴等各種迎客設施等著,但在直通玄關的路上就不會放那種陷阱,畢竟偶爾會有來客,也怕自己一不小心被絆到。
玄関への道から外れて回り込むと、落とし穴とか色々な歓迎施設が待ち構えているんだけど、さすがに玄関への道にはそんな仕掛けはしていない。たまには来客があるかもしれないし、自分達がうっかり引っ掛かるかもしれないからね。
不過,從正面走來的話,可能不是單純的偷盜者吧。
しかし、真正面から来るということは、物盗りとかじゃないのかな。
但深夜裡,流浪兒造訪他人家中,能想到的只有偷竊或乞討。如果是乞討,通常是在白天或傍晚、有剩飯的時候,不會這麼晚來敲門。
でも、夜中に浮浪児が他人の家を訪れるなんて、盗みか物乞いくらいしか思い付かない。そして物乞いならば、日中か夕方の、残飯が出るあたりの時間帯だろう。決して、こんな夜遅くに来るようなものじゃない。
既沒必要多說不必要的祕密,我便左手握短匕,右腰掛著小瓶的爆裂藥劑,雷子裝備短劍和小型十字弓。
不必要に秘密を教えることもないから、私は左手に短剣を持ち、右腰に爆裂ポーションの小瓶を着けて、レイコはショートソードと小型のクロスボウを装備。
……看來她為了這天在日本練習過各種武器的使用方法。
……この日に備えて、日本で色々な武器の扱い方を練習していたらしい。
哼,要是我早知道會轉生,我也會做各種準備啊!
ちぇっ、私も転生するのが分かっていれば、色々と準備したよ!
總之,我們整裝待發,等待來客。
とにかく、準備万端で、来客を待ち受けた。
門環敲擊聲傳來!
カツン、カツン!
過了一會兒,門環的敲擊聲響起。
そしてしばらく後に、ドアノッカーの音がした。
看樣子不像是小偷,似乎真的是來客。
どうやら盗人(ぬすっと)ではなく、本当に客だったらしい。
但在這種時間,沒預約又衣衫髒亂的兩個孩子,想必不是什麼正經來客。
しかし、こんな時間にアポなしで薄汚れた風体の子供がふたり。まともな客ではあるまい。
不過裝作沒人在家也沒意義,那只是把問題往後丟;而且他們下次來時可能不會從正面。這裡應該為了取得情報,正常地、甚至友好地迎接他們。
だけど、居留守を使っても意味がない。それは問題を先送りするだけだし、次に来る時は正面からではないかもしれない。ここは、情報を得るために普通に、いや、友好的に出迎えるべきだろう。
「好——!」
「は~い!」
於是我開門,明亮地迎接他們……。
そのため、ドアを開けて明るく出迎えたところ……。
「「嗚哇!!」」
「「ひいっ!!」」
兩個孩子嚇得一躍而起,屁股著地跌坐在地。
ふたりの子供は、飛び退(すさ)って尻餅をついた。
「別、別殺我們!!」
「こ、殺さないで!!」
啊。
あ。
我左手握著短匕,後方的雷子已架起十字弓瞄準。
私は左手に短剣を持っているし、後方ではレイコがクロスボウを構えて狙いをつけている。
……難怪會嚇到……。
……そりゃ、ビビるわ……。
* *
* *
「……那麼,你們以前住在這裡?」
「……じゃあ、あなた達は以前ここに住んでいたと?」
「是、是的,我是在這個孤兒院長大的……一年前被隔壁領地的商人帶走,莫名其妙地不是被當作事前說好的養女,而是被當作奴隸使喚。我開始覺得有性命上的危險,於是趁隙逃了出來,帶著這個和我一樣剛被帶走不久的孩子……」
「は、はい、私はこの孤児院で育ちました……。そして1年前に隣領の商人に引き取られ、なぜか事前に説明されていた養女としてではなく奴隷として働かされていたのですが、そろそろ身の危険を感じてきたので隙を衝(つ)いて逃げ出しました。私と同じように引き取られてきたばかりだった、この子を連れて……」
哎呀,真沉重啊……。
おおぅ、ヘビーだねぇ……。
竟然從一開始就是為了當奴隸而收養……真是極惡的人。
しかし、最初から奴隷として使うために引き取ったのか。……極悪人だな。
「所以,因為沒有別的去處才回來這裡。也順便想告發收養方的做法……」
「で、他に行くところもないから、ここに戻ってきたわけか。引取先のやり口を報告することも兼ねて……」
「是、是的……」
「は、はい……」
於是她抱著年幼的孩子走過漫長的路程,像是拼命般前進,終於回到這裡,卻不是被院長或同伴迎接,而是面對匕首與十字弓的迎接。
そして長い道のりを年下の子を抱えて死ぬ思いで歩き続け、やっとのことで帰り着いたと思ったら、院長先生や仲間達にではなく、短剣とクロスボウで迎えられたというわけか。
難怪會跌坐在地上……。
そりゃ、尻餅もつくか……。
一旁那個拼命解釋的九歲少女米內,旁邊名叫阿拉爾的六歲男孩則不停地猛吃麵包和湯。
必死で説明している9歳の少女、ミーネの隣で、アラルという名の6歳の少年は、ひたすらパンとスープをがっついている。
本來也可以給些肉類,但餓到那種程度若吃消化不良的食物,身體可能會受不了吐出來,所以特意給了柔軟的麵包和湯;湯裡倒是下了不少料。
肉料理とかを出してやっても良かったんだけど、あまりにも空腹が続いたところに消化の悪いものを食べさせると、身体が受け付けなくて吐くことがあるらしいから、敢えて柔らかいパンとスープにした。一応、スープは具沢山にしてある。
米內在說話前也先吃起麵包和湯。也許她食量小,或是知道不能一下吃太多,並沒有吃太多……。
ミーネも、話をする前にパンとスープを食べている。少食なのか、いきなりたくさん食べてはいけないことを知っているのか、あまり多くは食べていないけれど……。
不過阿拉爾一直不停地吃沒被阻止,也許有他的私人理由。
しかし、アラルが食べ続けているのを止めないということは、個人的な理由なのかも。
米內的本名似乎是米內特,但孤兒院特有的規矩是為了方便,會簡短地叫她『米內』。
ミーネは、本名をミーネットというらしいが、孤児院特有のルールで、短く『ミーネ』と呼ばれていたらしい。
孤兒院通常會取短且容易發音的名字,好讓年幼的孩子也能喊得出來,並在制止危險行為時能盡量縮短呼喚名字的時間。
孤児院では幼い子にも発音しやすいように、そして危険行為を制止するために名を呼ぶ時に少しでも時間が短くて済むようにと、短くて発音しやすい名前を付けるのが一般的らしいのだ。
而被收養時若已知原名,若名字太長或幼兒不易發音,就常常會用愛稱把名字縮短來稱呼。
そして引き取られた時に名前が分かっている時には、その名が長かったり幼い子に発音しにくいものであったりした場合、愛称として名前を短縮して呼ぶことが多いらしい。
嘛,長名字在生存競爭中確實不利。日本也有『壽限無(じゅげむ)』這樣的寓言作教訓……。
ま、長い名前は生存競争には不利だからねぇ。日本にも、『寿限無(じゅげむ)』という教訓話があるし……。
總之,今天先讓他們吃飯、洗澡、留下過夜,明天再去問不動產商當初經營這個孤兒院的人現在在哪,然後考慮這些孩子的去處。
とにかく、今日は食事させてやって風呂に入れてやって泊めてやって、明日、この孤児院を経営していた人達が今どこにいるかを不動産屋に聞いて、この子達の去就を考えなきゃならない。
實在不能就這樣把他們丟下任其死去或送去貧民窟,那樣讓人睡不安寧。
さすがに、このまま放り出してのたれ死にかスラム行き、ってのは、寝覚めが悪い。
再說,對普通人來說也許只是『孤兒』,但對我而言,他們和艾米爾等『女神之眼』的孩子沒有不同。
それに、普通の人にとっちゃあ『ただの孤児』かもしれないけれど、私にとっちゃあ、エミール達『女神の眼』の子供達と同じだ。
把這些孩子拒於門外,等同於把艾米爾、貝爾、雷耶特她們推開。
この子達を突き放すのは、エミールやベル、レイエットちゃん達を突き放すのと同じ。
至少得幫他們找到個正經的去處再送走才行……。
せめて、まともな行き先を見つけて送り出してやらないと……。
仔細想想,這裡確實以前是孤兒院啊。
考えてみれば、ここ、孤児院だったんだよなぁ。
那為何它會成為空屋而被賣掉呢?
どうしてそれが空き家になって売られていたんだ?
一般來說,孤兒院不是那麼容易倒閉的。畢竟它本來就不是營利機構,不太可能是因為業績下滑或出現競爭對手之類的問題……。
普通、孤児院とかはそうそう倒産するようなものじゃないよねぇ。元々営利企業ってわけじゃないんだから、業績悪化だとかライバル会社ができたとかいうわけじゃないだろうし……。
如果國家、領主和城裡居民大致上都還正常,那個一直在運營的孤兒院突然倒閉,應該是不太可能發生的吧……。
国もまとも、領主もまとも、街の人達も概ねまともなら、今まで運営していた孤児院が急に潰れるとか、あまり無さそうなんだけど……。
運營資金是由國家或領主補助,或由城民捐款支應?還是那些資金突然中斷了?
運営資金は、国か領主が支援していたか、街の人達からの寄付金とかで賄っていた? それが急に途絶えた?
嗯……明天就去問問不動產中介吧……。
う~ん、明日、不動産屋に聞いてみるか……。
在買下這裡之前就應該問清楚為什麼會被放到市場上出售。
買う前に聞いておくべきだったよなぁ、ここが売りに出された理由。
該不會是事故物件、像大島てる那種案例吧……。
まさか、事故物件だとか、大島てる案件だとかじゃないよねぇ……。
年終年初將如往年慣例休假。
毎年恒例の、年末年始休暇を取らせて戴きます。
因此會休兩回,下一次更新為2020年1月9日(週四)00:00。
そのため、2回お休みで、次回更新は2020年1月9日(木)0000となります。
明年也請多多指教!(^^)/
来年も、よろしくお願い致します!(^^)/