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第182章 向東方(一)
「……那,目標是什麼?」
「……で、目標は?」
「敵人,超巨大戰艦!」
「敵、超巨大戦艦!」
「……」
「……」
「『…………』」
「「…………」」
糟了,冷場了……。
いかん、スベった……。
「向東方去。我直接見過面的人大概幾乎都不在人世了,這一帶的國家有各種過去的牽扯與糾葛,與其去揭開那些舊事,不如就讓它們靜靜地放著。如果我要和麗子兩人一起建立新的生活基礎,應該不要選在這半島,而是去更遠的地方比較好吧……。
「東方へ。私と直接会ったことがある人達は殆ど生きてはいないだろうけど、このあたりの国は色々と昔のしがらみとかもあるし、昔のことはそのままそっとしておいて、レイコとふたりで新しい生活基盤を作るなら、この半島部じゃなくて、ずっと離れた場所がいいかな、って……。
那樣的話對我們來說是全新的天地,兩人可以從頭開始;關於我過去的事,或許根本沒有流傳,要是有也早已變形得面目全非,像謠言一樣,這樣就不用擔心我的身分會被揭穿。
それなら、私達にとって全くの新天地だから、ふたりでイチからスタートできるし、昔の私のことも、殆ど伝わっていないか、伝わっていたとしても原形を留めないほど変容したデマ同然のような話になってるだろうから、私のことがバレる心配もないし。
找到了合適的地方就安下心來,先住一段時間吧。要是不喜歡,再上路旅行也行。
適当な場所を見つけたら、そこに腰を落ち着けて、しばらく住んでみようよ。気に入らなきゃ、また旅に出ればいいんだし。
反正時間很多嘛」
ま、時間はたっぷりあるんだからね」
「是啊。恭子看起來也撐不太久嘛……」
「そうねぇ。恭子も、あまり長そうにはなかったしねぇ……」
欸?
え?
「恭子是……」
「恭子は……」
「啊,最後一次見到她大概是兩年前吧。之後雙方都變成沒辦法出門的狀態了……。
「ああ、最後に会ったのは、2年くらい前かなぁ。その後、どっちも出歩けるような状態じゃなくなったから……。
我在醫院裡被掛上點滴和氧氣管,恭子雖然好像沒掛那些,但看起來也沒法靠自己外出……」
私は病院で点滴やら酸素チューブやらをくっつけられてたし、恭子はそういうのはくっつけていなかったらしいけど、自力で外出できるような状態じゃなかったみたいだし……」
「到底活了多久啊!」
「どんだけ長生きしたんだよっ!」
可惡,這些傢伙居然大量繁殖起來了……。
くそ、思い切り増殖しやがったな、コイツら……。
在馬車,不,確切說在『パンツァー』裡,討論接下來的計畫。
馬車、いやいや、『パンツァー』の中で、これからの予定について、打合せ。
於是決定穿過半島,橫切大陸本體,前往對岸的海濱。果然,日本人還是得靠海邊才行啊……。
そして、半島部を抜け、大陸本体部分を突っ切って、反対側の海辺へと向かうことにした。やっぱり、日本人は海の側(そば)でないとねぇ……。
當然在日本無論住哪裡都相對靠海,新鮮海產隨手可得沒問題,但在這裡一旦往內陸去,海產就只剩下曬乾的,對日本人來說有點難以接受。因此若要住下來,還是得選海邊。
いや、日本にいれば、どこであっても比較的海の側だし、新鮮な海産物もいくらでも手に入るから問題ないんだけど、ここじゃ少し内陸部になると海産物は干したものしか手に入らない。それじゃあ、日本人にはちょっと辛い。だから、住むならやっぱり、海の側だ。
還可以自己釣魚、挖潮間帶的貝類,甚至去海邊戲水,享受海邊活動。
自分達で釣りとか潮干狩りとか、そして海水浴とかも楽しめるからね。
本來就可以自由選擇住在哪裡,沒必要特地住在遠離海的地方。
そもそも、どこに住もうが自由なのに、わざわざ海から離れたところに住まなきゃならない理由がない。
於是先離開布蘭科特王國,前往多里斯札特。
そういうわけで、まずはブランコット王国を抜けて、ドリスザートへ。
上次一進多里斯札特就惹麻煩,為了趕緊轉移到他國而改道往接近國境的南方去尤斯拉爾王國,但這次沒那個必要,打算直接向東前進。
前回はドリスザートへ入ってすぐにやらかして、大急ぎで他国へ移動するために、国境線が近い南方へと進路を変えてユスラル王国へと向かったけれど、今回はそんな必要はないから、そのまま東進する予定だ。
撇開誘拐騷動不談,多里斯札特本來也只是短暫路過,布蘭科特王國裡也不會有人認出我。事實上,從道具箱被救出後前往巴爾莫亞王國時,也完全沒被注意到……。
誘拐騒動を除けば、ほんの一瞬、通過する間だけの滞在だったドリスザートは勿論、ブランコット王国でも、私に気付く者なんかいやしないだろう。事実、アイテムボックスから救出された後、バルモア王国へと向かう際にも、全くのノーマークだったし……。
就算在信仰上留有名字或容貌的紀錄,時間也會讓記憶與資訊風化,而且既沒有照片,也沒請畫家以本人為模特畫肖像,靠幾次遠遠瞥見而畫出的畫像也不會很像。
いくら信仰的には名前や容姿の記録が残っていても、時の流れによる記憶や情報の風化は大きいし、写真もなく、画家にモデルとなって肖像画を描かせたわけでもない。遠目に何度かチラリと見ただけの記憶で描いた絵なんか、大して似てないし。
所以,毫不在意地一路向東前進。
なので、何も気にせず、ひたすら東進。
不過以防萬一,在穿過巴爾莫亞王國和布蘭科特王國之前不做多餘的事,行駛時兩人還是並排坐在御者台上。
それでも、念の為、バルモア王国とブランコット王国を抜けるまでは余計なことはせず、ちゃんと走行時にはふたり並んで御者台に座っていることにした。
過了兩國之後就貼上『自動駕駛試驗實施中』或『本車以原子能航行中』之類的告示就好了……。
両国を抜けたあとは、『自動運転試験実施中』とか、『本車、原子力にて航行中』とかいう貼り紙をしておけばいいや……。
但這麼一來,看到御者台無人前進的馬車的旅人會以為『御者突發倒地從馬車上摔落,馬車就那樣無人前進』或『停放的馬車在御者不在時自行走動』,然後蜂擁而上把馬車奪為己有,類似事件頻繁發生。
とか思っていたら、御者台が無人で進む馬車を見た旅人達が『御者が発作で倒れて馬車から落ち、そのまま無人で進む馬車』だとか、『駐めてあった馬車が、御者がいない間に勝手に歩き出した』だとか思って、拿捕(だほ)して我が物に、と群がってくるという事件が頻発(ひんぱつ)。
不行了,這樣不行……。
駄目だ、こりゃ……。
但一直坐在御者台上也麻煩,兩個孩子坐在御者台上又會成為『招惹壞人的陷阱』……。
でも、ずっと御者台に座っているというのも面倒だし、子供ふたりが御者台に座っているというのも、それはそれで、『悪い奴ホイホイ』に……。
兩人加兩匹馬絞盡腦汁後想出的辦法是……。
そしてふたりプラス2頭で知恵を絞った末に考え出したのが……。
「嗯,做得很像!」
「うん、良く出来てる!」
「怎麼看都是普通的御者和護衛吧」
「どう見ても、普通の御者と護衛だよね」
於是決定在御者台上放上人偶!
そう、御者台に人形を座らせておくことにしたのである!
一個像御者的,旁邊一個像護衛的。
御者っぽいのと、その隣には護衛っぽいの。
這樣就會讓人以為車內還有其他護衛坐鎮。
これで、車体内には他にも護衛が乗っていると思ってくれるだろう。
嗯,完美!
うむ、完璧!
毫無事故地穿過布蘭科特王國,無人馬車的問題也靠把兩個替身人偶(命名為『俊介』、『奧斯卡』)放在御者台上解決,然後一路向東。
何事もなくブランコット王国を抜け、無人馬車問題も、2体のダミー人形(『俊介』、『オスカー』と命名)を御者台に乗せることで解決し、一路、東へ。
暫時不會靠近海邊,但道具箱裡有很多海產,所以沒問題……雖然是保存了七十三年的東西,但也不是什麼過度熟成或腐爛的。
しばらくは海には近付かないけど、海産物はアイテムボックスにたくさん入っているから、問題ない。……73年物だけど、まぁ、熟成が進んでいたり腐っていたりするわけじゃないからね。
不過心理上總覺得怪怪的,還是捐給孤兒院或哪裡,換成新的比較好。
でも、何か心理的にアレだから、孤児院かどこかに寄付して、新しいのに入れ替えよう。
如果一直帶到海邊,對海產的珍惜感會減弱,所以要邊走邊慢慢捐贈,調整到抵達海邊時剛好用完……。
海辺まで行ってしまうと海産物の有難味が減るから、少しずつ放出(きふ)しながら進んで、海辺に到着した頃になくなるように、うまく調整しなきゃ……。
因此在匆匆穿過巴爾莫亞王國和布蘭科特王國後,就開始放慢腳步,沿主要幹道以大約『住三次客棧、露營一次』的頻率繼續旅程。
そういうわけで、バルモア王国とブランコット王国を寄り道なしの急ぎ旅でさっさと抜けたあとは、のんびりと、宿屋3、野営1、くらいの比率で主要街道を進む旅を続けた。
並不是特別喜歡露營,露營時沒事做太無聊;露營也不見得安全,而且想吃正經的料理,也想洗澡。
別に野営が大好きというわけじゃないし、野営だとやることがなくて暇すぎる。野営はそう安全というわけでもないし、ちゃんとした料理も食べたいし、風呂にも入りたい。
是的,如果只是因為下一個城鎮剛好很遠才露營可以理解,但沒理由一直都要露營。
そう、たまたま次の街まで遠かったりして野営するのはともかく、常に野営しなきゃならない理由なんか欠片もない。
而且一直不繞路一股作氣衝過去也沒情調,偶爾停留幾天好好享受旅程才有意義。幸好我們倆似乎都有充足的時間。
それに、寄り道もせずにひたすら突っ切る、というのも風情がない。たまには数日間滞在して、旅を楽しまなくちゃ、意味がない。幸い、ふたりとも時間は充分にありそうだからね。
所以……。
なので……。
「好,下一個城鎮就待幾天吧!」
「よし、次の街で、数日間滞在しよう!」
「贊成!」
「賛成!」
麗子也同意了,於是決定。
レイコも賛成してくれたので、決定。
既然不需要趕路了,就慢慢享受旅程吧。
急ぎ旅の必要もなくなったから、あとは、のんびりと旅を楽しみながら行こう。
在城裡逗留期間,把馬車和哈恩、巴德寄放在馬舍。客棧的馬房狹窄,雖然會稍微照料,但也只是『差不多』的程度。對馬來說比較舒適的還是專業業者,艾德以前就是這麼說的。
街への滞在中、馬車とハング、バッドは、馬屋に預けよう。宿屋の厩は狭いし、一応の世話はしてくれるけど、あくまでも『それなり』だ。馬にとって居心地がいいのは、やはり専門業者の方らしい。以前、エドがそう言ってた。
嘛,客棧的馬房看守頂多也只會提供飼料和水而已。
まぁ、餌と水を与えるくらいしかしてくれないよね、宿屋の厩番は。
相比之下,專業業者會好好替馬洗淨擦乾、刷毛,並檢查馬的體況與腳蹄是否有異常,也會把墊草換成新的……。
それに対して、専門業者の方は、ちゃんと身体を洗って拭いたり、ブラシをかけ、併せて馬の体調や脚などに異常がないかどうかを確認したりしてくれる。敷き藁も、ちゃんと新しいのに換えてくれるし……。
若要長期寄放,會確認寄主是否需要使用馬車,並在空閒日把馬帶到郊外的牧場讓牠們運動,當然那部分會另外收費。
長期間預ける場合は、預け主が馬車を使う予定を確認して、空いている日には郊外にある牧場で運動させてくれたりもする。勿論、その分の料金は別途かかるけれど。
這次只打算幾天,逗留期間也沒有要用馬車的計畫,所以就設定為寄放期間不使用,出發前的照料全部委託給馬舍。
今回はほんの数日のつもりだし、滞在中に馬車を使う予定もないから、預けている間の使用予定は無し、ということで、出発日までの世話は全て馬屋にお任せ、ということにしよう。
作為小技巧,確實可以把馬車和馬全放進道具箱,但那樣對哈恩與巴德有點說不過去,於是作罷。
裏技として、馬車も馬も全てアイテムボックスに、という方法もないわけじゃないけど、それはちょっとハングとバッドに申し訳ないから、ボツで。
只把馬車放進道具箱而我們兩人赤著身騎著沒上鞍的馬旅行也會很不自然,而且把馬車寄放也不會花太多錢。
馬車だけをアイテムボックスに入れるというのも、私達ふたりが鞍も着けていない裸馬に乗って旅をしているというのは不自然だし、馬車を預けるくらい、別に大した料金がかかるわけでもない。
……我其實相當有錢啊。
……私は、結構お金持ちだしね。
然後找個無人的地方把馬車從『パンツァー』換成『佩內洛普號』,把兩個替身人偶收進道具箱,我們兩個坐上御者台。
そして、人目のないところで馬車をパンツァーからペネロープ号に乗り換えて、ダミー人形2体はアイテムボックスに収納し、私達ふたりが御者台へ。
完成了兩位富商千金遊山玩水、悠閒旅行的情境設定。
裕福な商家の娘ふたりの、物見遊山ののんびり旅、というシチュエーションの完成だ。
這樣進城已經做過好幾次了。不同的是這次不直接往客棧去,而是先去馬舍把馬車和哈恩他們寄放。
これで街へ入るのは、既に何度もやっている。今までと違うのは、このまま真っ直ぐ宿屋に向かうのではなく、まずは馬屋へ行って馬車とハング達を預ける、ということだけだ。
之後住有浴室的稍微高級一點的客棧。畢竟是兩位少女,安全第一。
そしてその後、お風呂がある、ちょっと高級な宿屋に泊まる。少女ふたりなんだから、安全第一だ。
那麼,從道具箱脫身後的第一次休養,就悠閒地去吧!
では、アイテムボックスからの脱出後初の休養、のんびり行こう!