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ポーション頼みで生き延びます!

169 歸還 2

隔日,兩人辦理退宿後離開了王都。

翌日、宿を引き払ったふたりは、王都を後にした。

目的地當然是巴爾莫亞王國的王都格魯阿。

行き先は、勿論バルモア王国の王都、グルアである。

卡奧爾有許多事必須在那裡確認。

カオルには、そこで確認しなければならないことがたくさんある。

也就是說,自己曾想要珍惜、守護的人到底如何。卡奧爾突然消失後,那些人變成了怎樣,她無法不去查明。

そう、自分が大事にしたかった者、守りたかった者がどうなったのか。カオルが突然いなくなった後、その者達がどうなったのか。それを確かめずにはいられなかったのである。

那之後,那起事件如何收尾也令人好奇。

あの後、事件がどうなったのかも、気にはなる。

不過那已是將近七十年前的事,作為一件事件早已結束。大半相關者恐怕也不再生存,要麼被處刑,要麼因壽命而逝。

しかしそれは70年近くも昔の話であり、事件としてはとっくに終わったことである。関係者の大半も、もう生きてはいまい。処刑によって。あるいは寿命によって。

所以,那種事情以後再慢慢去確認就可以了。

なので、そんなものは後でゆっくり確認すればいい。

在這個世界,平均壽命相當短。

この世界では、平均寿命はとても短い。

不僅嬰幼兒死亡率與產時母親的死亡率高,就連成年男性的死亡率也普遍偏高——即便沒有發生造成大量死傷的戰爭。

乳幼児の死亡率や出産時の母親の死亡率だけでなく、成人男性の死亡率も、普通に高い。たとえ戦争による大量の死者が出なかったとしても。

因此,卡奧爾認識的人現在仍活著的機率,應該不會太高。大概有一成活著就算不錯了吧……。

なので、カオルの知り合いが現在も生きている確率は、そう高くはないであろう。おそらく、1割も生きていれば上等、といった程度であろうか……。

然而,她還是忍不住想要確認。

しかし、確かめずにはいられない。

卡奧爾消失之後,他們、她們所走過的人生。她想追尋那些軌跡……。

カオルが消えた後の、彼ら、彼女達が辿った人生を。その軌跡を……。

那些她本想守護卻沒能守住的孩子們。

自分が守るつもりであり、そして守れなかった、子供達。

那些她本想回報恩情卻未能回報的人們。

受けた恩を返すつもりで、返せなかった人々。

那些人的人生……。

その人達の、人生を……。

*     *

*     *

「差不多該紮營過夜了吧?」

「そろそろ、夜営にしようか」

「嗯。那我們就離開大道,去個從幹道看不見的地方吧。」

「うん。じゃあ、道を外れて、街道から見えないところへ行こうか」

卡奧爾這麼回答禮子,然後移到幹道看不見的地方,也就是不會被可疑之徒盯上的地點……。

カオルは礼子にそう答え、街道から見えないところ、つまり怪しい連中に狙われないところへと移動して……。

瞬間,帳篷從物品欄裡彈出來。

ぽんっ!

從物品欄取出帳篷的卡奧爾。

アイテムボックスからテントを出したカオル。

「啊~,我還什麼都沒放進去呢。得早點把水和食物,還有其他必需品放進去才行……」

「あ~、私はまだ、何にも入れてないからなぁ。早めに水と食料、その他の必需品を入れとかなくちゃ……」

「欸?」

「え?」

禮子看到卡奧爾從物品欄拿出帳篷而脫口說出那句話時,卡奧爾露出驚訝的表情。

カオルがアイテムボックスからテントを出すのを見て口にした礼子の言葉に、カオルが驚いたような顔をした。

「……真的有物品欄這種東西嗎……?」

「……あるの? アイテムボックス……」

「有啊。水是能取出的,但每次用魔法一個一個召出來很麻煩,所以把水裝在適當容器裡再從物品欄拿出來會比較好用……」

「うん。あ、水は出せるけど、やっぱりいちいち魔法で出すのは面倒だからね。適当な容器に入れたのをアイテムボックスから出す方が使い勝手がいいから……」

「嗯,我懂那點……等等,你竟然也有製作補劑的能力?抄襲啦——!!」

「うん、それは分かる……、って、ポーション作製能力も? パクリだあぁっ!」

卡奧爾噘著嘴,心想明明自己絞盡腦汁才想出的點子……

あれだけ知恵を絞って考えたのに、と膨れっ面のカオル。

而且那樣一來,角色設定完全重疊了。

それに、それだとキャラが丸かぶりである。

不是說完全不能接受,也不是說無法相處,只是有點……。

いや、別に困るわけではない。困るわけではないが……。

「不,我得到的是不同的能力喔。是那種『無限制地能使用任何魔法』的能力……」

「いえ、貰ったのは違う能力よ。『無制限でどんな魔法でも使える』ってやつ……」

「作弊啦啊啊啊!!」

「チートだああああぁっっ!!」

「才不要被香說這種話呢!!」

「香には言われたくないわよっっ!!」

接著卡奧爾向禮子打聽了當年之後地球的情況。

そしてカオルは、礼子から、あの後の地球のことを聞いた。

……但她先交代禮子不要談論自己的家人。

……但し、自分の家族のことについては話さないよう、礼子に釘を刺してから。

她們再也無法相見了。即便知道他們正陷入困境,也無法伸出援手;即使他們遭遇不幸,現在也無法改變。明明以現在的自己,傷病都能輕易治好,卻什麼也做不到……。

もう、二度と会えないのである。苦境に立っていると知っても、何もしてあげられない。不幸な目に遭っていたとしても、今更、どうしようもない。今の自分なら、怪我も病気も簡単に治してあげられるというのに、何も……。

與其如此,不如根本不去知道,一心以為大家都過得幸福還比較好。再說,或許地球的神明出於歉意,曾在家人真正的窮境上稍微伸出了一點援手。總之,不知道反倒是最好的。

それならば、いっその事、何も知らずに、みんなは幸せに生きたのだろうと思っていた方が余程いい。それに、もしかすると地球の神様が、お詫びとして、家族の本当の窮地にはほんの少し手助けしてくれたという可能性もある。だから、知らないままが一番だ。

對那個世界的人來說,我早已是個死去的人。告別已在當時完成。因此,腦中浮現的家人模樣,就讓它停留在那個時刻就好……。

自分は、あの世界の者にとっては、もうとっくに死んだ人間である。別れは、あの時に済ませた。だから、自分が頭に思い浮かべる家族の姿は、あの時の姿でいい……。

卡奧爾這麼想,並不奇怪。

カオルがそう考えるのは、決しておかしくはなかった。

「可是,為什麼還要來追我們啊……」

「なのに、どうして追いかけてくるかなぁ……」

「什麼啊,那個!」

「何よ、それ!」

對於卡奧爾不由自主說出的自言自語,禮子立刻跳出來回嘴。

カオルが思わず溢した独り言に、礼子が噛みついた。

「就算你問為什麼,答案不就是顯而易見。那是……」

「どうして、って聞かれても、そんなの、決まってるじゃない。それは……」

「那是?」

「それは?」

「因為我是久遠禮子,長瀨香的摯友啊!」

「私が、久遠礼子。長瀬香の親友だからよ!」

「……笨蛋……」

「……馬鹿……」

接著,兩人互相交換了情報。

そして、互いに情報交換を。

「欸欸欸!?恭子也會來嗎!!」

「えええええ! 恭ちゃんも来るってええぇ!!」

「嗯。畢竟只有我們三個一起才完整嘛!」

「うん。そりゃ、私達は3人揃ってこそ、だからね!」

恭子看起來像是現代普通女孩的模樣;實際上她相當精明、會體貼人。香因為眼神看起來不好被當成是兇惡的強面孔;而禮子戴著溫柔又膽怯的文學少女面具,實際上卻冷酷又辛辣。

いかにも今風の普通の女の子、という感じの、恭子。本当は結構頭が回って気遣いができるのに、目付きのせいで強面(こわもて)扱いの香。そして、おとなしく気弱な文学少女の仮面を被った、シビアで辛辣(しんらつ)な礼子。

不論是來惹事的男人、騙子、性騷擾的老師,還是欺負後輩的前輩們,只要三人一聚就無敵!

ちょっかいを掛けてくる男共も、詐欺師もセクハラ教師も後輩苛めの先輩達も、3人揃えば無敵!

成為同班同學與學妹們依賴的存在,粉碎一切惡事!

クラスメイトや後輩の女子達に頼られ、全ての悪を打ち砕く!

「「我們,學園的守護者,『KKR』!!」」

「「我ら、学園の守護者、『KKR』!!」」

順帶一提,『KKR』是由香、恭子、禮子三人名字的首字母排列而成,絕對不是指什麼『國家公務員互助組合聯合會』之類的。

ちなみに、『KKR』とは、香、恭子、礼子の頭文字を並べたものである。決して、『国家公務員共済組合連合会』とかではない。

「「哇啊啊啊啊啊~~!!」」

「「ぎゃああああああぁ~~!!」」

於是,對卡奧爾來說是數年來首次,對禮子來說是數十年來久違的那段黑歷史象徵——『KKR的名號』,讓卡奧爾與禮子抱頭在地上打滾……。

そして、カオルにとっては数年振り、礼子にとっては数十年振りに思わずやってしまった暗黒歴史の象徴、『KKRの名乗り』に、頭を抱えて転げ回る、カオルと礼子であった……。

「……呼、呼、呼,傷害還真不小呢……」

「……はぁはぁはぁ、かなりのダメージだったわね……」

「還以為會死掉……」

「死ぬかと思った……」

然後,卡奧爾和禮子總算從那強烈的打擊中好不容易恢復過來。

そして、ようやく強烈なダメージから何とか立ち直った、カオルと礼子。

「……不過,禮子,你不是已經變成奶奶了嗎?那為什麼還跟以前一樣呢?」

「……でも、礼子、おばあさんになったんでしょ? なのに、どうして昔のままなのよ?」

對於卡奧爾那理所當然的疑問,禮子輕描淡寫地回答。

カオルからの当然の疑問に、礼子は軽く答えた。

「啊,那個嗎?我也因為好奇去問過地球的神明。祂說『意識體的疲弊是由個人的精神磨損與肉體老化所造成』之類的說法。也就是說,心靈被磨耗,或是被身體與大腦的退化牽累。

「ああ、それ? 私も、気になって地球の神様に聞いたのよ。そうしたら、『意識体の疲弊は、本人の精神的な摩耗による劣化と、肉体の老化によりもたらされる』とか言ってたわね。つまり、心が磨り減ってしまうか、身体や脳の劣化に引きずられる、ってことらしいわよ。

而且,據說死後會脫離肉體的枷鎖,靈魂會恢復活性,意識體會逐漸消散……」

そして、死ぬと肉体のくびきから脱して、魂は活性を取り戻し、意識体は霧散するらしいんだけど……」

「我們是在那之前被打撈出來的,對吧?」

「私達は、その前にサルベージされた、と?」

「嗯,是這樣。然後會像是往意識體補充某種能量一樣,讓人恢復精神奕奕!」

「うん、そう。そして意識体にエネルギーみたいなものを補充してくれて、ピンピンよ!

打個比方,就是把一台又舊又晃的電腦把CPU拆下來清理,再裝到新電腦上的感覺吧。

言うならば、古いガタガタのPC(パソコン)からCPUを外して、クリーンアップして新しいPCに付け替えた、って感じかな。

……啊,據說香沒有那個必要,直接就轉生了。

……あ、香はその必要がなかったとかで、そのまま転生したらしいけどね。

嘛,總之現在的我應該是『保持年輕時的精力,同時擁有數十年累積的知識與記憶』那樣的感覺吧。因為知道會來到這個世界,所以特地為此學了各種東西:化學、物理、機械工程、政治經濟,還有其他諸多科目……。所以現在的我……」

まぁ、そういうわけで、今の私は『若い頃のままのテンションで、数十年分の知識と記憶がある』というような感じかな。こっちの世界に来ることが分かっていたから、それ用に色々な勉強もしたしね。化学、物理学、機械工学、政治経済、その他諸々……。だから、今の私は……」

「……蘿莉奶奶?」

「……ロリババア?」

「你也是喔……」

「オマエモナー……」

「「哼哼哼哼哼哼……」」

「「ぐぬぬぬぬぬぬ……」」

「啊哈」

「あは」

「噗哈」

「ふは」

「「哈哈哈哈哈哈哈!!」」

「「あはははははは!!」」

無論過了多少年,禮子始終是禮子。她是卡奧爾僅有的兩位好友之一……。

何年経とうが、礼子は礼子であった。カオルの、ふたりしかいなかった親友のうちの、ひとり……。

「啊,眼鏡還戴著?」

「あ、眼鏡、そのままなの?」

「嗯,視力當然是治好了。所以現在只是裝飾眼鏡,沒有度數喔。」

「うん。視力は、勿論治してもらってるよ。だから、伊達眼鏡なんだけどね。度は入ってないよ」

「欸?那為什麼還戴著?」

「え? じゃあ、どうして掛けてるのよ?」

「那樣比較……」

「その方が……」

「比較……?」

「その方が?」

「因為比較帥氣!!」

「カッコいいからよ!!」

「…………」

「…………」

不過,卡奧爾已經有所察覺。

しかし、カオルには察しがついていた。

大概是為了我吧,她想。

多分、これは自分のためなのだろうな、と。

從中學開始十年以上的交情,一直都是這樣的模樣。

中学校からの10年以上の付き合いは、ずっとこの状態であった。

戴著眼鏡的禮子,以及那張眼神兇惡的香。

眼鏡を掛けた礼子と、目付きが悪い香。

所以,重逢時禮子還是戴著眼鏡。

だから、再会の時も、眼鏡を掛けたままで。

……想必香也還是那副兇惡的眼神吧……。

……きっと香も、目付きが悪いままなのだろうから……。

「閉嘴啦!!」

「うるさいわっっ!!」

對於突然無預警大喊的卡奧爾,禮子甜甜地微笑著。

急に、勝手に叫んだカオルに、にっこりと微笑む礼子。

禮子當然能猜到卡奧爾心裡在想什麼。

カオルが何を考えたかくらい、当然察している。

畢竟她們是相處已久的摯友……。

何せ、長い付き合いの、親友なのだから……。

下週與下下週的兩週,我會以暑假為由暫停在なろう上的更新。

来週、再来週の2週間、夏期休暇として、なろう更新をお休みさせて戴きます。

……不過,所謂『休假』其實是要處理『のうきん』第十二卷的書籍化作業、『ろうきん』、『ポーション』的書籍化作業、漫畫的追加小說、藍光碟特典小說、休假結束後要用的なろう原稿,以及其他各種事項……。

……いや、『休暇』とは言っても、実際には、『のうきん』12巻書籍化作業、『ろうきん』、『ポーション』書籍化作業、コミックス書き下ろし小説、ブルーレイディスク特典小説、休暇明け用のなろう原稿、その他色々を……。

哪裡是『休假』啊!(^^)/

って、どこが『休暇』やねん!(^^)/

嘛,總之就是這樣……。

まぁ、そういうわけで……。

至少想真正休個兩三天啊……。〇| ̄|_

せめて、2~3日くらいは、本当に休みたい……。〇| ̄|_