ポーション頼みで生き延びます!
168 歸還 1
「香、香香香、香醬~~!!」
「か、かかか、カオルちゃんんんんん~~!!」
「我就知道你一定會來的,賽雷斯!因為我那麼相信,當時連想其他對策的時間都沒有,僅憑零點幾秒的瞬間,我毫不猶豫、完全沒有遲疑就選擇退入道具箱。時間停止了,我自己恐怕再也無法出來的道具箱裡……」
「必ず来てくれると思っていたよ、セレス! そう信じていたから、他の対処を何も考える暇がなかったあの瞬間、コンマ数秒の時間で、迷わず、全く躊躇うことなくアイテムボックスに退避することを選択できたんだからね。時間が停止していて、自分では二度と出ることが叶わない、アイテムボックスの中へ……」
沒錯,香的道具箱能夠收納生物這點,早在阿里戈帝國侵略時把跳進井裡的貝爾收進去時就已經被證明了。
そう、カオルのアイテムボックスには生物も収納できるということは、アリゴ帝国の侵略時に、井戸に飛び込んだベルを収納したことで、実証済みであった。
聽到那話,正抱著香、歡呼雀躍的賽雷斯蒂娜臉頰上緩緩流下一滴汗。
そして、それを聞いて、カオルに抱きついて歓喜の叫びを上げていたセレスティーヌの頬に、たらりとひと筋の汗が流れた。
……她大概不是那種會流汗的身體構造,但或許那只是為了表達情緒而具備的機能吧……。
……汗をかくような身体構造ではないであろうが、おそらく、感情表現のためにそういう機能が備わっているのであろう……。
「當、當然啦!我、我才不會那麼輕易就放棄香醬、把她丟下不管那種事……」
「も、ももも、勿論ですよっ! わ、わわわ、私がカオルちゃんのことをそう簡単に諦めて、ほ、ほほほ、放置するなどということは……」
在擠出僵硬笑容的賽雷斯蒂娜眼裡,那一幕清楚映入。
引き攣った笑顔を浮かべたセレスティーヌの眼には、はっきりと映っていた。
站在香身後的少女,緩緩地動了動嘴唇……。
カオルの後方に立つ少女が、ゆっくりと動かした口の動きが……。
『這筆人情可是不小喔……』
『コ・ノ・カ・シ・ハ・オ・オ・キ・イ・デ・ス・ヨ……』
(哇啊啊啊啊~~!!)
(ぎゃあああああ~~!!)
居然欠下了那個厚顏無恥、當面毫不客氣提出如此離譜要求的少女一筆不得了的人情……。
あのような常識外れの特典をずけずけと要求した、この図々しい少女に、とんでもない借りを作ってしまった……。
不過,絕對不能讓香知道『其實我當時那麼輕易就放棄並置之不理,照理說香原本應該會永遠待在道具箱裡』這種事。絕對不行!!
しかし、カオルに『実は、自分は簡単に諦めて放置していた。本当ならば、カオルは永久にアイテムボックスの中に居続けるはずだった』などということを知られるわけにはいかなかった。決して!!
因此,雖然覺得這筆『人情』恐怕代價會很高,但賽雷斯蒂娜也只能寄望於那位看似願意幫忙掩飾此事的少女的好意。
なので、この『借り』がとても高いものにつきそうな気はしたものの、この場を誤魔化してくれるつもりらしい少女の厚意に縋るしかない、セレスティーヌであった。
「總之,先得想辦法處理這身又燒焦又破爛、還濕透的衣服……」
「とりあえず、この、焼けてボロボロ、かつびしょ濡れの服を何とかしなきゃ……」
掉進洞時的挫傷,以及被火焰包住所造成的燒傷,已經用藥水治好了。當然,原本已經相當燃燒或燒焦的髮也已經修復完畢。
穴に落ちた時の打撲と、炎に包まれたことによる火傷は、既にポーションで治してある。勿論、かなり燃えたり焦げたりしていた髪も修復済みである。
照理說本該承受更嚴重的燒傷,僅憑那些就可能要了命,但看來多虧賽雷斯蒂娜替她施加的自動防護(護盾),才只算是些微燙傷而已。
本当であれば、もっと酷い火傷を負い、それだけで死にかけていてもおかしくはなかったのであるが、どうやらセレスティーヌがかけてくれていた自動防御措置(シールド)のおかげで、ちょっとした火傷程度で済んでいたらしい。
就在這裡,香終於注意到另一個人的存在。
そしてここで、ようやくカオルはもうひとりの存在に気が付いた。
「……咦……」
「……あれ……」
一位看起來相當眼熟的少女。
見覚えのある少女。
雖然從離開地球還不到五年,但卻有種像是更久、至少十年以上的那種『久違感』。
地球を去ってから5年弱であるが、もっと前、少なくとも10年以上は昔に思える、この『久々感』。
然而,不管經過多少年,都不可能忘記。
しかし、何年経っていようとも、忘れるはずがない。
她是當年僅有兩人的我其中一位摯友。
たったふたりしかいなかった、自分の親友。
那個身影,絕對不會看錯。
その姿を、見間違えるはずがなかった。
「……禮子……的、高中生版本……」
「……礼……、子……、の、高校生バージョン……」
沒錯,那是回到與自己一樣十五歲時身體的久遠禮子。她是自己當年僅存的兩位摯友之一。
そう、それは、自分と同じく、15歳の時の身体となった久遠礼子。自分の、ふたりしかいなかった親友の、ひとりであった。
禮子比香發育得更好……特別是身體的某些部位。
礼子は、カオルに較べて発育がいい。……特に、身体の特定部分の。
因此香才會以為禮子是『高中生版本』,但實際上她和香一樣只是回到十五歲的身體,嚴格來說應該算是中學生版本……。
なので、カオルは礼子を『高校生バージョン』であると思ったが、実際には、カオルと同じく15歳になった時点での身体なので、中学生バージョンなのであるが……。
「……嘿嘿,來了……」
「……へへ、来ちゃった……」
「禮子啊啊啊~~!!」
「礼子おおおおぉ~~!!」
不同於早就相信、甚至確信能與香見面的禮子,對香來說這一切都是突然的。尖叫著抱住她也沒什麼好奇怪的。
カオルと会えるということを信じていた、いや、会えると分かっていた礼子と違い、カオルにとっては突然のことである。絶叫して抱きついても、仕方ない。
而被濕透的香抱住的禮子,也同樣被弄得全身濕透。
そして、びしょ濡れのカオルに抱きつかれたため、同じくびしょ濡れになってしまった礼子。
「你們兩個雖然有很多話要說,但先換個地方吧。會有很多人過來的。」
「ふたりとも、積もる話はあるでしょうが、とりあえず場所を変えましょう。大勢の人間がやってきます」
「「啊……」」
「「あ……」」
果然,察覺異狀的衛兵們大概會趕來。畢竟大量的水從這棟建築中湧出……。
さすがに、異状に気付いた衛兵達が駆け付けるであろう。何しろ、大量の水がこの建物からあふれ出たのであるから……。
「修復、洗淨、乾燥!」
「修復、洗浄、乾燥!」
賽雷斯蒂娜修復了被水流破壞的部分,洗去汙垢並烘乾,徹底抹去了剛才的痕跡。順帶一提,香的衣物也因此得以修復、洗淨與乾燥。
セレスティーヌが、水流により破損した部分を修復し、汚れを落とし、乾燥させて、先程の痕跡(こんせき)を完全に消し去った。そのついでに、カオルの衣服もその恩恵に与り、修復と洗浄、そして乾燥をしてもらった。
然而,要處理剛才從建築物中流出的那大量積水已經來不及了,所以那些水便被原封不動地放著。
しかし、先程建物から流れ出た大量の水を処理するには手遅れであり、そちらはそのまま放置されたのであった。
「傳送!」
「転移します!」
然後,現場便沒有人了。
そして、そこには誰もいなくなった。
趕到現場的衛兵們面對看似毫無異狀的聖地以及周圍流淌的大量水源只能困惑不已,但後來聖職者們提出『那一定是自那次事件後便不再露面的賽雷斯蒂娜大人,為悼念香所流下的淚水』的說法,大家才接受了這個解釋。
現場に駆け付けた衛兵達は、何も変わった様子のない聖地、そして大量の水が流れたその周囲を見て困惑するばかりであったが、後に聖職者達から『きっと、あの出来事以来お姿を現しにならないセレスティーヌ様が、カオル様を悼(いた)んで流された涙だったのであろう』との意見が出されたことにより、皆が納得したのであった。
* *
* *
「那麼,我馬上去向『那個人』報告!」
「では、私は早速、『あの人』に報告に行きますので!」
把香和禮子一時傳送到城外後,應禮子的請求又再傳回旅館,說完那句話便消失的,正是賽雷斯蒂娜。
カオルと礼子をいったん街の外に転移させた後、礼子の頼みで宿屋に再度転移し、すぐにそんなことを言って姿を消した、セレスティーヌ。
對香來說從那時起的經過時間為零,而對賽雷斯蒂娜而言,香不在的那段時間也不是值得拿來談論的事。於是現階段對賽雷斯蒂娜最重要的,就是把這件事回報給『那個人』,並重新開始前去拜訪他。
カオルにとってはあの時からの経過時間はゼロであるし、セレスティーヌにとっても、カオルがいない間のことは、話題にするようなことではない。なので、今のセレスティーヌにとって最も重要なことは、このことを伝えて、『あの人』のところへの訪問を再開することなのであった。
於是,香和禮子兩人獨處。
そして、ふたりきりになった、カオルと礼子。
她們已經為此事先訂好了雙人房,所以就算聊到天亮也沒問題。
これに備えて二人部屋を取っておいたので、このまま朝まで話していても問題ない。
「那麼,禮子,你到底為什麼會來這裡……還有,你這副模樣是……?」
「で、礼子、いったいどうしてここへ……。それに、その姿は……」
對香這麼問,禮子淡淡回應。
そう尋ねるカオルに、さらりと答える礼子。
「和妳一樣。我死了,被那個自稱為地球管理者的偽神讓我轉生。」
「あなたと同じよ。死んで、あの地球の管理者である神様モドキに転生させてもらったの」
「欸……」
「え……」
香從看到禮子年輕時的模樣起就有所猜測,因為沒有其他合理的解釋。
カオルは、礼子の若い時の姿を見た時から、そうではないかと思ってはいた。それ以外に、この状況の説明がつかないので。
但那未免也太過……。
しかし、それはあまりにも……。
「那傢伙明明說失敗是千年才會發生一次,結果在這麼短時間內,而且偏偏選中了我的朋友……」
「あの野郎、失敗は数千年に1回、とか言っていたくせに、こんなに短期間で、しかも、選りに選って私の友達を……」
說完這句,香緊咬牙關。
そう言って、ぎりり、と歯を食いしばるカオル。
「不、不不!不是神的過錯喔。我可是好好地走完天年!」
「あ、違う違う! 神様のミスじゃないわよ。私はちゃんと天寿を全うしたからね!」
「欸?但會這麼早就死掉……是意外還是什麼原因?」
「え? でも、こんなに早く死んじゃうなんて……。事故か何かなの?」
「不是,是老衰。」
「ううん、老衰」
「……欸?欸欸?怎麼會~~!!」
「……え? ええ? えええええ~~っっ!!」
* *
* *
「……那麼,地球上已經過了那麼多時間嗎……?這個世界的時間流逝會不會不一樣呢……」
「……それじゃあ、地球ではもう、そんなに時間が経ってるのか……。この世界とは時間の流れが違うのかな……」
「欸?不,地球的神說時間的流逝是一樣的喔。」
「え? いえ、時間経過は同じだって言ってたわよ、地球の神様が」
「欸?」
「え?」
「所以,自從香轉生以來,這個世界也應該過了同樣的時間……」
「だから、この世界でも同じだけの時間が過ぎているはずよ、香が転生してから……」
「欸~~?」
「えええ?」
「賽雷斯蒂娜大人也說過,香消失後已經接近七十年了……」
「セレスティーヌ様も言ってたわよ、香が姿を消してから、もう70年近く経ってる、って……」
「欸~~~~~~~~!!」
「えええええええええ~~っっ!!」
香愣住了。
カオル、呆然。
「為、為、為什麼會變成這樣……賽雷斯那傢伙不是立刻就把我從道具箱救出來了嗎……。」
「ど、どどど、どうしてそんなことに……。セレスの奴、すぐにアイテムボックスから助け出してくれたんじゃあ……。
啊。
あ。
被救出的時候,禮子在場。
助け出された時に、礼子がいた。
而且,已經過了數十年。
そして、数十年が経過していた。
「……賽雷斯。賽雷斯啊啊啊~~!!」
……セレス。セレスううううぅ~~!!」
被發現了。
バレた。
一切全都暴露無遺。
全てが露見してしまった。
沒辦法。說到底,想要徹底隱瞞這種事本來就是不可能的……。
仕方ない。所詮、隠し通すことなど無理な案件であったのだ……。