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167 轉生
本話數中有一幕(數秒)是登場人物被火焰包裹的場景。
本話数には、一瞬(数秒)だけですが、登場人物が炎に巻かれるシーンがあります。
若對此感到不適的讀者,請跳過本話,勿閱讀。
それを御不快に思われる方は、本話数を読まず、飛ばしていただけますようお願い致します。
「厚臉皮?你明明輕易就把香弄丟,卻連想找都沒有就放任不管,現在還對來替你搜查的我,以及向我索求為此絕對必要最低能力的我,這麼說嗎?」
「図々しい? 香をあっさりと見失っておきながら、捜そうともせずに放置しているあなたが、その代わりに捜索に来た私に、そしてそのために最低限絶対に必要な能力を求めた私に、そう言いますか?」
「嗚……等,欸?要去找她?香醬嗎?但香醬的靈魂和意識體已經完全消失了……」
「うっ……、って、え? 捜しに? カオルちゃんを? でも、カオルちゃんは、魂も意識体も完全に消滅して……」
「那不是你可以決定的事吧。你也不是說已經透過阿卡西紀錄確認過了吧?」
「それを決めるのは、あなたではありません。別に、アカシックレコードで確認したというわけじゃないんでしょう?」
「啊,是的,像我這種位階低微的存在,無法存取阿卡西紀錄……。若是本體的話,真的在必要之時或許能夠查閱……。」
「あ、はい、私くらいの低位存在には、アカシックレコードにアクセスすることはできませんから……。本体であれば、どうしても必要、という場合であれば閲覧が可能ですけど……。
「所以,我能確認的只有這顆星球上相當有限的簡易紀錄而已。」
なので、私に確認できるのは、この惑星上の、かなり限定された簡易的な記録(レコード)だけです」
正如地球之神所說的。
地球の神様から聞いていた通りだ。
「那麼,就有可能性。機率絕對不是零。」
「ならば、可能性はあります。確率は、決してゼロじゃない」
「…………」
「…………」
女神沉默了。
女神は、黙り込んだ。
「能否把當時的狀況,與你所掌握的一切情報告訴我?」
「当時の状況と、分かっている限りの情報を教えていただけますか?」
「……知、知道了……」
「……わ、分かりました……」
『關於特典,我好像在含糊其詞間就讓對方承認了……這樣可以嗎?』
特典については、うやむやのうちに何となく認めさせた……ということでいいのかな、これ。
好。就讓久遠一族見識一下我們那種『死不認輸』的執著!!
よし。久遠一族の『諦めの悪さ』を見せてやる!!
* *
* *
「這就是異世界,『維爾尼』嗎。香所在的世界……。而那邊看到的,是布蘭科特王國的王都,阿拉斯。香消失的地方……」
「ここが異世界、『ヴェルニー』か。香がいる世界……。そして、向こうに見えるのが、ブランコット王国の王都、アラス。香が消えた場所……」
好,先試試能力吧!
よし、まずは能力を試すか!
若一開始就直接在實戰中施展魔法,可能會發生『悲傷的事』呢。
いきなり、ぶっつけ本番で魔法を使ったりすると、『悲しい出来事』が起きたりするからね。
不過,即便稱作『魔法』,實際上似乎是由科學手段支援而顯現的現象,並非真的有魔法精靈之類的存在。
まぁ、『魔法』とはいっても、実際には、科学的な方法でサポートされて発現する現象らしいけれどね。さすがに、魔法の精霊とかがいるわけじゃないらしい。
雖然不知是以何種方式支援,但就是那句──『高度發達的科技與魔法難以區分』。
どんな方法でサポートしてくれているのかは分からないけれど、アレだ、アレ。『十分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかない』というやつ。
算了,別想太多。
ま、深く考えるのはやめよう。
「水彈……」
「ウォーター・ボール……」
喔,出現了一團水!
おお、水の塊が!
好,這樣就不必帶水壺了,也不會因為沒水而渴死!
よし、これで水筒を持ち運ぶ必要はなく、水が尽きて死ぬこともない!
「火球……」
「ファイアー・ボール……」
好,這樣就不用凍死,做飯也變得簡單了!
よし、これで凍えて死ぬこともなく、料理も簡単に!
接下來……。
次は……。
「比暮色更為黑暗的存在,比血流更為鮮紅的存在……」
「黄昏(たそがれ)よりも暗き存在(もの)、血の流れよりも赤き存在(もの)……」
……嗯,什麼都沒有!
……うん、何もなかった!
那邊的山本來就被大幅掏空了!
向こうの方にある山は、元々大きく抉れていた!
大概是這樣。肯定如此。
多分そう。きっとそう。
好,朝王都出發~!!
よし、王都へ向けて、しゅっぱ~つ!!
* *
* *
在城門處付了三枚銀幣,順利抵達王都阿拉斯。
街門で銀貨3枚を払って、無事、王都アラスへ。
這所謂的『三枚銀幣』貌似自古以來都沒變過。
この『銀貨3枚』というのは、大昔から変わっていないらしい。
接著筆直往王宮走去。
そして、そのまま真っ直ぐ、王宮へ。
當然,一般人不可能輕易進入王宮……除了一處例外。
勿論、一般人が簡単に王宮に入れるわけがない。……ある一箇所を除いて。
沒錯,那一處就是『聖地』。
そう、ある一箇所。『聖地』である。
使者、香大人。有些人甚至稱她為『異界的女神』……話說,那孩子到底在做什麼啊……。
御使い、カオル様。一部の者からは『異界の女神』とも呼ばれる……って、何やってんだか、あの子は……。
總之,那是香為了阻止巴爾莫王國與布蘭科特王國的戰爭而犧牲自身、被接引升天之地。
とにかく、香がバルモア王国とブランコット王国の戦争を防ぐためにその身を犠牲にし、天に召された場所。
據說壓在香身上的那塊巨岩正好卡進洞裡,無法抬起移走,因此他們在旁邊挖了同等大小的洞,把巨岩滾到那裡移開;結果那裡只剩下已經碳化到不成形的碎片……。
香を押し潰したとされる大岩は、ピッタリと穴に嵌まり込んでいたため持ち上げて取り除(よ)けることができず、横に同じ大きさの穴を掘ってそちらに岩を転がす、という方法で退(ど)けたらしいのであるが、そこには原形を留めぬまでにボロボロに炭化した欠片(かけら)があるばかり……。
那些碳化物似乎被當作『聖遺物』妥善保存著……。
それらの炭化物は、『聖遺物』として大切に保管されているらしいが……。
通往這處『聖地』的路線唯獨被一道堅固的牆圍住,使人無法前往王宮其他區域,而參拜者可以在其中來往。
この『聖地』へ至るルートだけは、道全体が強固な壁に囲まれて王宮の他の場所へは行けないようになっており、参拝者が行き来することができるのであった。
那棟包含原來朝見廳的建築如今被當作神殿對待,旁邊正在興建一棟作為替代的新建築。
元謁見の間を含むその建物自体が今は神殿のような扱いをされており、隣接した場所に、代わりとなる新たな建物が建設されている。
混在一般參拜者之中,仔細地觀察過那處『聖地』後,我離開了王宮。
一般の参拝者達に交じって、その『聖地』をじっくりと観察した私は、王宮を後にした。
當然,是為了找宿處與用餐。
勿論、宿を取り、食事をするためである。
* *
* *
……然後,深夜。
……そして、深夜。
悄悄離開宿屋,前往王宮。
こっそりと宿を出て、王宮へ。
果然,白天開放的通往『聖地』的通道在夜間會被封鎖。
さすがに、昼間は開放されている『聖地』への通路も、夜間は閉鎖されている。
但在魔法面前,這些措施毫無意義。
しかし、魔法の前には、そんなことは何の意味もない。
「不可視場域!」
「不可視フィールド!」
這是讓身影消失的魔法……實際上可能是透過改變可見光的穿透性或扭曲空間等科學手法……在它的作用下我完全隱形,堂堂穿過守衛面前,沿通道走入建築內。
姿を消す魔法……実際には、可視光線を透過させるとか、空間湾曲とか、何らかの科学的なものであろうが……により、完全に見えなくなった私は、堂々と兵士達の前を通って通路を歩き、建物の中へ。
用解鎖魔法打開門鎖,微微掀開門縫,迅速溜進門內。
扉の鍵は解錠魔法で開け、少しだけ開けた扉の中へと、ささっと滑り込む。
然後在無人的建築中施展暗視魔法前進,朝著那個『聖所』走去……。
そして無人の建物の中を、暗視魔法を使って進む。あの、『聖なる間』へと……。
「那麼……」
「さて、と……」
裡面沒有警備兵,所以稍微自言自語也沒關係。
警備兵は、建物の中にはいない。なので、少しくらいの独り言は問題ない。
嘛,只要外面那麼嚴密的警備應該就足夠了,而且本來不會有人去偷『聖地』。這是個『女神真實存在的世界』。……而且,那位女神對惹她生氣的人似乎相當嚴厲……。
まぁ、あれだけ外側を警備していれば充分だろうし、そもそも、『聖地』に盗みに入るような者がいるはずがない。ここは、『女神が実在する世界』なのだから。……それも、ムカついた人間に対しては、些か厳しい女神が……。
地球之神只是從這裡的女神塞蕾斯丁那裡聽了報告。塞蕾斯丁當時過於沮喪和焦躁,根本無法好好報告,地球之神才把她斷斷續續的話拼湊起來,才理解狀況。
地球の神様は、ここの女神であるセレスティーヌ様から報告を聞いただけ。それも、あまりにも落ち込みと焦燥(しょうそう)が酷かったセレスティーヌ様はまともに報告できるような状態ではなく、セレスティーヌ様の途切れ途切れの話を、なんとか自分で再構成して状況を理解したらしい。
而異界的女神塞蕾斯丁看起來基本上就是個『住在陽光燦爛的花田裡的人』。
そして異世界の女神セレスティーヌ様は、どうやら、基本的には『陽当たりのよいお花畑に住んでいる人』らしかった。
塞蕾斯丁說香的靈魂與意識體反應完全消失,將探測範圍擴及整個星球也毫無反應,據此確認香已完全消滅……。
セレスティーヌ様が言うには、香の魂と意識体の反応が完全に消滅、探査範囲を惑星全域に広げても反応なし。それをもって、香の完全消滅を確認、ということらしいが……。
那是對香只相處不到五年的人所下的判斷。
それは、香との付き合いが高々5年弱しかない者の判断だ。
那個香不可能就那麼輕易留下我們而死去。就像上次那樣……。
あの香が、それくらいで私達を残して死ぬわけがない。そう、前回のように……。
這次也是,香一定會等著我們……等著我們回來……。
今回も、香は必ず待っている。私達を……。
話我都聽完了。
話は、全て聞いた。
反覆多次,連細節也都問清楚了。
何度も繰り返し、細部に至るまで。
關於香所獲得的身體。關於香所得到的能力……以及當時的情況,全都逐一追究。
香が得た身体について。香が得た能力について。……そして、あの時の状況を全て、微に入り細を穿(うが)って。
那一刻,若是香的話——
その時、香なら。
香會怎麼做?
香なら、どうするか。
然後,經過反覆思考後所得到的結論。
そして、考え抜いた末に得た、結論。
最後打開的出入口是在哪裡?
最後に出し入れ口が開かれたのは、どこか。
合理的推測是,最靠近出入口的東西,就是最後放進去的那個。
一番出し入れ口に近いところにあるのは、最後に入れたものだと考えるのが妥当。
既然如此……。
ならば……。
「時空振動魔法!引發次元震動,強行撕裂那些與他人精神波同調的異次元收納庫(道具箱)之門,硬生生撬開它!開啟,次元之門!!」
「時空間振動魔法! 次元振動を起こして、他の者の精神波に同調した異次元収納庫(アイテムボックス)の扉を無理矢理引き裂いて、こじ開ける! 開け、次元の扉!!」
嗡……
ぶぅん……
時空震顫,世界扭曲。然後,巨大的次元震動……。
時空が震え、世界が歪む。そして、巨大な次元震が……。
「『扭曲』的發生源就是在這裡嗎啊啊啊!!」
「『歪み』の発生源は、ここですかあああぁっっ!!」
接著,一臉拼命模樣的女神出現了……。
そして、必死の形相の女神が現れ……。
啪地一聲!
ぽんっ!
一名少女出現了。
ひとりの少女が現れた。
年約十二歲前後。(以此世界的標準。)
年の頃は、12歳前後。(この世界準拠。)
那少女的眼神惡劣得近乎凶狠。
その少女は、凶悪なまでに目付きが悪かった。
而且,更甚的是……。
そして、更に……。
「啊啊啊啊啊啊!好、好、好熱~~!!」
「ぎゃあああああああ! あつ、あつ、熱いぃぃぃぃぃぃ~~!!」
沒錯,那少女被烈焰包覆,字面上成了個『火球』。
そう、その少女は炎に包まれて、文字通りの『火だるま』となっていた。
「滅火藥水,出來啊啊啊~~!!」
「消火剤のポーション、出ろおおおおぉ~~!!」
「超特大水彈!!」
「超特大ウォーター・ボ~~ルっっ!!」
「哇啊啊啊啊!水、水來了~~!!」
「きゃあああああ! み、みず、みずううううぅ~~!!」
轟然一聲,巨大的水花猛然湧出!!
どっぱ~~ん!!
接著,那個目光惡毒的少女被大量的水沖走,消失在某處……。
そして目付きの悪い少女は、大量の水に押し流されて、どこかへと消えていったのであった……。
本話數最後的部分,雖然只有一瞬(數秒),卻有登場人物被火焰包裹的場景。
本話数の最後の部分に、一瞬(数秒)だけではありますが、登場人物が炎に巻かれるシーンがあります。
或許有人會覺得在此時提及不妥,但這類狀況的描述早在三週前就已記載並發表,讀者們應能理解這並非出於不當或別有用意。
こんな時に、と思われる方もおられるかもしれませんが、こういう状態になることを示した部分は既に3週間前に記述・発表しており、おかしな意図や他意があってのものではないということは、読者の皆様にはお分かりいただけていることと思います。
此外,三週前所書寫的『被火焰所致的危機』將會安全渡過、瞬間獲救的敘述,加上身為一流創作者的人們不會希望為了顧忌而強行改變作品的流程,因此本作的展開以作品最自然的流向為準,按照早已決定好的方式推進。
また、3週間前に書かれた『炎による危機』を無事乗り越え、一瞬で助かるという旨の記述であること、一流クリエイターであった方々は作品の流れを無理に変えてのおかしな忖度(そんたく)は望まれないであろうと思うことから、この物語の展開、この作品として最も自然な流れとして、ずっと以前から決めていた通りの進展としました。
敬請諒解,感謝。
御理解の程、よろしくお願い致します。