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ポーション頼みで生き延びます!

154 歸鄉2

「好了好了,別擺那副表情……」

「まぁまぁ、そんな顔をしないで……」

羅蘭德因弟弟那過於可憐的託詞,垂頭喪氣。

弟からの、あまりにも情けない言伝に、がっくりと項垂(うなだ)れているロランド。

畢竟是要好的兄弟,讓那個依賴哥哥的可愛弟弟算了吧。我也被妹妹雪依賴過,也常向兄長拜託過。所以,這種事沒關係吧,這是親密的證明。

まぁ、仲良し兄弟なんだから、兄に頼る可愛い弟、ってことで、勘弁してあげなよ。私も、妹の雪には色々と頼られてたし、兄さんには色々と頼ってたよ。だから、いいじゃん、それくらい。仲良しの証だよ。

……啊,作為兄弟沒關係,但作為國王就不行,對嗎?

……あ、兄弟としては別に構わないけれど、国王としては駄目、って?

嗯,也是如此啊……。

まぁ、そりゃそうか……。

「……那麼,怎麼辦?」

「……で、どうするの?」

不,羅蘭德會怎麼做我已經知道了。

いや、ロランドがどうするかは、分かってる。

畢竟他是王兄,祖國、弟弟以及家臣和國民都處於危機。如果他這時不回去,那樣的人我們隊伍不要。

仮にも王兄だし、祖国と弟、そして家臣や国民達の危機なんだ。ここで帰らないようなら、そんな奴、うちのパーティには必要ない。

我在意的是法蘭塞特會怎麼做。她會跟羅蘭德一起回去,還是會選擇繼續跟我旅行……。

何て言うかを私が気にしているのは、フランセットの方だ。ロランドと一緒に帰るのか、このまま私と一緒に旅を続けると言うのか……。

「卡歐爾大人,請允許我暫時告退一段時間。」

「カオル様、しばらくお暇(いとま)させていただきます」

法蘭塞特毫不猶豫,理所當然地這麼說道。

フランセットは、躊躇う素振りもなく、ごく当然のことのように、そう言った。

嗯,果然不會有其他回覆。

うん、まぁ、それ以外の返事はないよねぇ。

法蘭塞特是羅蘭德的未婚妻,也是王國的貴族……而且還是『騎士』。不可能有其他答案。

フランセットはロランドの婚約者であり、王国の貴族であり、……そして『騎士』だ。他の言葉なんか、あり得るはずがない。

而羅蘭德似乎也早就明白法蘭塞特不會說別的話,便理所當然地點頭。

そしてロランドもまた、フランセットがそれ以外の言葉を紡ぐはずがないと分かっていたかのように、ごく当然そうな顔で頷いている。

……嗯,知道的,法蘭塞特就是那樣的人……。

……うん、知ってた。フランセットが、そういう奴だってことくらい……。

然後。

そして。

「……那我就去找房屋仲介和馬房辦理解約手續。搬離可以明天再做吧?生意上的事就交給卡歐爾你親自去處理。」

「……じゃあ、不動産屋と馬屋に行って、解約の手続きをしてくるよ。引き払うのは明日でいいんだよね? 商売関係の方は、カオルが自分で行ってね」

「嗯,知道了。跟他們說這個月的費用已經付了,不用退還就行。」

「うん、分かった。どっちも、支払い済みの今月分のお金は返さなくていい、って言っといて」

「了解!」

「了解!」

艾米爾說完便匆匆出門。抱著蕾耶特的貝爾也露出理所當然的表情。

そう言って、さっさと出ていくエミール。レイエットちゃんを抱えたベルも、それが当然のような顔をしている。

嗯,他們懂得。

うん、分かってくれてるなぁ。

「「欸?」」

「「え?」」

然後,是兩個還沒理解的人。

そして、分かってくれていない、ふたり。

「你知道嗎,王都裡住著我庇護下的孤兒、曾經幫助過我的人、我曾照顧過的人,還有大批熟人;而且,那些派去襲擊蕾耶特的可惡神父同夥都站在敵方那邊,你知道嗎?」

「あのねぇ、王都には、私の庇護下にある孤児達や、お世話になった人、お世話してあげた人、そして大勢の知り合いが住んでいるんだよ? そして、レイエットちゃんを襲わせたあの腐れ神官の仲間達が敵側に付いているんだよ?」

沒錯,是『敵人』……。

そう、『敵』だ……。

那個被捧為第二王子的人,可能被灌輸說我是『支持他成為國王的同夥』,但那種事我才不管。

担ぎ上げられた第二王子とやらは、私のことを『自分を王にと推してくれている味方』とでも吹き込まれているのかもしれないけれど、そんなの、知ったこっちゃない。

大家統統都是敵人,敵人!!

みんな纏めて、敵だ、敵!!

「而且……」

「それに……」

「「而且?」」

「「それに?」」

對於羅蘭德和法蘭塞特的插話,我帶著憤怒低聲說道。

ロランドとフランセットの合いの手に、私は、怒りを込めて呟いた。

「那些傢伙,竟把我當作篡奪王位的理由之一來利用,

「あいつら、私を、王位簒奪(さんだつ)の理由のひとつとして利用しやがった。

……捏造女神的託宣,為了私利扭曲其真意並散播的人,我會放過嗎?」

……女神の託宣を捏造(ねつぞう)し、その真意を私利私欲のために歪めて流布(るふ)した者を、私が見逃すとでも?」

羅蘭德和法蘭塞特雙膝跪地、低下頭來。隨從的近衛也一同跪下。

ロランドとフランセットが、床に膝をついて頭を下げた。使いの近衛も一緒に。

嗯,這是短期回國。

うん、一時帰郷だ。

*     *

*     *

『終於輪到我們出場了嗎!』

『ようやく出番かよ!』

艾德一行人,久違地輪到出場了。

エド達、久々の出番である。

「快去我們出發前所住的那個國家,拜託可以嗎?」

「私達が旅に出るまで住んでいた国へ、大急ぎ! お願いできるかな?」

『『『『『當然!!』』』』』

『『『『『勿論!!』』』』』

五道可靠的聲音同時響起於是出發。

頼もしい5つの声が上がり、出発である。

戰鬥馬車(戰車)是離開城鎮後才上車的。所以現在由我抱著蕾耶特坐在艾德身上。

戦闘馬車(チャリオット)は、街から少し離れてから。なので、今は私がレイエットちゃんを抱えてエドに乗っている。

馬房的結算已經處理完畢。

既に馬屋への精算は終わっている。

「好了,出發!」

「よし、出発!」

真正緊急的情況……例如孤兒們生命有危險……那麼就不顧一切做任何事。像是搭高速巡洋艇,不,是噴射水翼船走海路;或以垂直起降機、直升機,或不需跑道的水上飛機飛行;還有在公路上用陸地巡洋車拼命奔馳……。

本当に急ぎの、緊急事態……たとえば、孤児の子供達が危険だとか……なら、自重なしで何でもやる。高速クルーザー、いや、ジェットフォイルで海路を行くとか、垂直離着陸機かヘリ、もしくは滑走路を必要としない飛行艇で飛ぶとか、ランドクルーザーで街道をぶっ飛ばすとか……。

但問題是這肯定會引起大騷動,且即便把船或飛機當作『藥水容器』使用,誰能安全駕駛也是個問題。

但し、大騒ぎになるのが確実なのと、船や航空機は『ポーション容器』として出せたとしても、誰がそれを安全に操縦できるのか、という問題がある。

像是陸地巡洋車之類的,我有普通駕照大概能開,但一定會鬧得一團,然後很可能被強制攔下並接受訊問。

ランドクルーザーあたりであれば、普通免許を持っていたから私でも運転できるだろうとは思うけれど、大騒ぎになった上、多分強制的に停止させられて、取り調べを受けることになるだろう。

若道路被馬車或原木堵住就完了,有時還得因為路況、橋梁或其他馬車而停下。還要休息。那時若被包圍,也不能把無辜的士兵撞飛繼續前進吧……。

馬車や丸太で道を塞がれれば終わりだし、道や橋、他の馬車とかの関係で止まらなきゃならない時もある。休憩もしなきゃならないし。そういう時に取り囲まれたら、罪のない兵士達を跳ね飛ばして進むわけにもいかないだろうし……。

嗯,除了真正『刻不容緩的緊急情況』外,不該做那種事。

うん、本当の『一刻を争う緊急事態』以外では、やるべきじゃないだろう。

所以,乖乖地和艾德他們一起沿著大道直奔。

なので、普通に、エド達と一緒に街道を一直線。

喝了藥水被強化的艾德他們,如果不在旅館浪費時間、以野外露營為主持續前進,應該能相當快抵達。

ポーションを飲んで強化されたエド達ならば、街の宿屋に泊まって無駄な時間を使うことなく、野営中心で進み続ければ、かなり早く着くはずだ。

*     *

*     *

「……不過,為何會有人想對我們這個有『御使者』的巴爾莫亞王國出手呢。雖然現在暫時離開了國都,但對卡歐爾的本據地下手,真叫人難以理解……」

「……しかし、どうして『御使い様』がいる、我がバルモア王国に手出ししようとなんか思ったんでしょうね。そりゃ、今は一時的に国を離れてはいますけど、カオルちゃんの本拠地である国に手を出すとは、とてもまともな者の考えとは思えません……」

在吃飯休息時法蘭塞特說了那番話,不過也無可厚非。

食事のための休憩中に、フランセットがそんなことを言ったが、まぁ、それは仕方ない。

「『御使者』拋棄了巴爾莫亞王國,巴爾莫亞因此失去女神的護佑;又因為拒絕了布蘭科特王國的第一王子,就有人認為『御使者認為應由第二王子繼承王位』,各種方便自利的臆測,或是有人對他們灌輸了什麼……

「『御使い様』がバルモア王国を見捨てて去った、バルモア王国は女神の加護を失った、とでも考えたか、そしてブランコット王国の第一王子を拒絶したということは、御使い様は第二王子が王位を継ぐべきだとお考えであるのだ、とか、色々と都合の良い勝手なことを考えたのか、それとも誰かに何かを吹き込まれたのか……。

女神是站在他們那邊的吧,被人亂灌些說法……」

女神は自分達の味方である、とでも思ってるんじゃないかなぁ。適当なことを吹き込まれて……」

「啊,原來如此……」

「あ、なる程……」

法蘭塞特似乎很快就接受了我的解釋。

私の説明に、簡単に納得したらしい、フランセット。

據羅蘭德所說,東方那邊的國家本身就是強國,且後方有位於大陸本體的大國支援,根本不是能輕易動手的對象。所以要為了篡奪而找戰爭對象,大概只剩西邊的巴爾莫亞或阿希德王國。

ロランドの話によると、東側の国は、自身が大国である上に後方に大陸本体部分に位置する強国が控えており、とても手出しできるような状態ではないらしい。なので、簒奪誤魔化しセールのための戦争相手は、西側のバルモア王国かアシード王国しか選択肢がないらしい。

而巴爾莫亞王國很容易被當作那種『與御使者為敵、遭女神拋棄的國家』來作為挑起戰爭的藉口。

そしてバルモア王国は『御使い様に敵対して見捨てられ、女神に見限られた国』として、戦争を吹っ掛ける口実にしやすかったのだろう、とのこと。

雖然還沒正式宣戰或開戰,但根據間諜和『草』(當地長期居住的情報提供者)等各方消息,幾乎可以確定。

いや、まだ宣戦布告や戦いが始まったわけではないらしいが、間者や草(現地永住型の情報提供者)からの情報や、その他諸々で、ほぼ当確らしいのだ。

大概只會選擇一個目標國。

当選枠は、多分、1国。

應該不會在此時打兩線作戰。

さすがに、ここで2正面作戦はないだろう。

但實際上巴爾莫亞王國與位於其南方並與布蘭科特王國接壤的阿希德王國,私下簽有祕密協定。因此無論哪一方遭受侵略,另一方會自動出兵參戰。

しかし、実はバルモア王国は、自国の南方に位置し、ブランコット王国とも国境を接するアシード王国とは水面下での、つまり秘密協定を結んでいるのである。なので、どちらの国が侵略を受けても、自動的にもう片方が参戦することになっている。

這原本是為了對抗阿利戈帝國而準備的,據說是在上次講和會議後兩國單獨召開極祕會談並締結的。

本来はアリゴ帝国に対して備えたものであり、前回の講和会議の後で、2国だけの極秘会談を行って締結したものらしい。

雖然我覺得若要作為抑止力不公開就沒意義,但看來他們更想在萬一發生時以突襲出其不意給予致命一擊,而非單純追求威懾效果。

抑止力にするには公表しないと意味がないのでは、とも思うが、抑止効果よりも、万一の時に相手の不意を衝いた奇襲攻撃で致命傷を、ということらしい。

政治的事我真的不太懂,還是少插手少多嘴為妙。

ま、政治のことは、よー分からん。手出しも口出しも、控えよう。

……當然,除非是關乎我的事。

……私の都合による場合を除いて。

於是,我們一行人再次開始前進。

そして、再び進み始める、私達一行。

隊伍中雖然有一輛普通的單馬小馬車,但速度異常地快。

普通の1頭立て小型馬車が含まれているにしては、常識外れの速度である。

……嗯,那是因為是艾德他們。而且還有藥水的加持。

……うん、それはまぁ、エド達だからねぇ。しかも、ポーションによるドーピング付きだ。

因此,作為使者來的近衛們採取了分開行動。

なので、使者として来た近衛の人達は、別行動。

若和他們一起移動,就得配合他們,移動速度會大幅下降。

一緒に移動すると、彼らに合わせねばならず、移動速度が大幅に低下してしまう。

就算要先派他們去通知羅蘭德歸還,也肯定是我們先到。

ロランドが帰還することを知らせるべく先行させようにも、絶対、私達の方が先に着く。

所以,為了把任務完成的消息傳給前往王都或東方的三人,就讓使者留在城裡。就是那種『慢慢待著吧』的安排。

なので、王都や東方へと向かった3人に任務完了を伝える必要もあるだろうから、使者の人は街に残って貰った。ゆっくりしていってね、というヤツだ。

而我們則以自己的步調前進。

そして、私達はマイペースでの移動。

首先突破布蘭科特王國,返回昔日的巴爾莫亞王國。

まずは、ブランコット王国を突破して、古巣のバルモア王国へ。

之後呢?

その後は?

……看招,長瀨一族的怒火!!

……長瀬一族の、怒りを見よ!!