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ポーション頼みで生き延びます!

133 閒話 塞雷斯蒂娜,戀心發作

「今天是去見那個人的日子。嘻嘻、嘻嘻嘻嘻……」

「今日は、あの人のところへ行く日です。えへ、えへへへへ……」

塞雷斯蒂娜一邊喃喃自語,一邊露出傻笑。

そう呟きながら、にやけた顔をして笑うセレスティーヌ。

今天又是要去報告薰近況的日子……不如說,是去拜會地球的管理者的日子。

今日は、何度目かになる、カオルの様子を報告に行く日……というか、地球の管理者に会いに行く日なのであった。

「啊啊啊,真的是,對薰只有感激之情!他不只成了我能見到那位的契機,還會細心整理世界、創造與那位的共同話題,然後提供各種可以拿來商量的素材,真是個好主意!而且,他總會做出各種事,源源不絕地提供讓報告變得熱鬧有趣的素材。我甚至會覺得他是不是故意為了我這麼做的……。

「あああ、もう、カオルちゃんには、感謝しかありません! あの人と会える切っ掛けになってくれただけでなく、こまめに世界の手入れをすることによってあの人との共通の話題を作り、そして色々と相談するネタを作るという、グッドアイディア! そして、色々とやらかして、報告が盛り上がる面白いことをどんどん提供してくれています。もう、私の為に、わざとやってくれているんじゃないかと思うくらい……。

咦!或許,真的,是故意為我做的吧!

はっ! もしや、本当に、わざとやってくれているのかも!

啊啊啊,果然是我唯一的朋友!朋友果然是這麼美好的存在啊!」

あああ、さすが、私の唯一のお友達です! お友達って、こんなに素敵なものだったのですね!」

以前還稱呼為『那位大人』,現在卻說成了『那個人』……明明並不是『人』。

以前は『あのお方』と言っていたのに、今は『あの人』になっている。……『人』ではないのに。

看來,她在心理上已經能相當接近了。

どうやら、心理的にかなり接近できたようである。

而且,對薰的單方面友情,似乎沒有止境。

そして、カオルに対する一方的な友情が、とどまるところを知らない。

更確切地說,塞雷斯蒂娜的本體──真名對人類來說無法發音──對人類而言大概連微小生物都不如;但對於塞雷斯蒂娜這個只不過是本體極其一小片、而且把能力壓到極限以便能與人類溝通的分體來說,那些善良且讓她喜歡的人類,大概看起來像小雞或倉鼠一般。

本来の、というか、セレスティーヌの本体……本当の名は、人間には発音不可能なものであるが……にとっての人間は、人間にとってのミジンコか微生物以下なのであろうが、本体の極々(ごくごく)一部、しかもそれを極限まで能力を落として人間との意思疎通が可能なレベルにした分体であるセレスティーヌにとっては、善良で気に入った人間はヒヨコかハムスター程度には思えるようである。

……不過,普通的人類在她眼中大概只是昆蟲程度,討厭的人則像蚊子或蟑螂。因此,一旦成為阻礙或帶來麻煩,就不會猶豫去驅除。

……但し、普通の人間は虫程度、嫌いな人間は蚊やゴキブリ程度の認識であるらしい。なので、邪魔になったり迷惑を受けたりすれば、駆除することに躊躇いはない。

薰大概是那種『從喜歡的人那裡被讓渡來的小貓』之類的吧?

カオルは、『好きな人から譲って貰った子猫』あたり?

不過,即便如此,對薰抱有的感謝與友情之情似乎是真實的,也難以一概而論。

いや、それでも、カオルに対する感謝や友情のような想いは本当らしく、一概に決めつけられるものでもないようであった。

「總之,既然是寶貴的機會,絕不能輸給那個次元世界#§♭÷⊇∮£的阿姨們或其他那些傢伙!」

「とにかく、貴重な機会なのですから、あの次元世界#§♭÷⊇∮£のおばさんや、他の連中なんかに負けちゃいられないのです!」

看來,確實有競爭者存在……。

どうやら、ライバルがいるようであった……。

不過,塞雷斯蒂娜活了幾萬年、不,幾億、幾十億年也說不定的存在,會被她稱為『阿姨』的生命體,到底是何等年紀的存在啊……。

しかし、何万年、いや、何億年、何十億年生きているのか分からないセレスティーヌが『おばさん』と呼ぶ生命体は、いったい如何(いか)ほどの年齢なのであろうか……。

不論母體究竟多老,塞雷斯蒂娜、『那個人』、以及『阿姨』或其他競爭者們,實際上都只是各自本體的一小片,而且為了能與其所管理的世界的生命體溝通,都把思考速度與層次降到極限,所以大家的狀態其實相差無幾。

しかし、大元の生命体の年齢はともかく、セレスティーヌ、『あの人』、そして『おばさん』やその他のライバル達は全て、それぞれ本体のほんのひとかけらに過ぎず、そしてそれぞれが管理している世界の生命体と意思の疎通ができるように極限まで思考の速度とレベルを落としているため、皆、似たような状態であった。

……也就是說,雖然各有個性差異,但大家與塞雷斯蒂娜並沒有太大差別。

……つまり、それぞれの個性の差はあれど、皆、セレスティーヌと大差ないということである。

現在的塞雷斯蒂娜之所以呈現這樣的模樣,不過是模仿她所負責世界的生物;本來並不必為了去見『那個人』而模仿成人類,但恰巧『那個人』平時也以相同生物的姿態出現,兩者『配對』這件事讓她興高采烈,因此總是以這個樣子去見對方。

今のセレスティーヌの姿は、ただ自分が担当している世界の生物に似せた姿をとっているだけであり、別に『あの人』に会いに行くのに人間を模した姿をしている必要はないが、たまたま『あの人』も普段は同じ生物を模した姿をしていることもあり、『お揃い』ということに浮かれ、いつもこのままの姿で会いに行くのであった。

「好,完美!出發!!」

「よし、完璧! 行きます!!」

整理儀容、反覆確認之後,塞雷斯蒂娜進行了次元轉移。

身嗜みを整えて、何度も確認した後、セレスティーヌは次元転移を行った。

順帶一提,塞雷斯蒂娜胸部小的原因,在她們種族的審美觀裡,如果身體上有多餘的脂肪塊垂掛、或黏附會妨礙動作的東西、或是毫無意義的凹凸,那就是非效率的,也就是不美的。

ちなみに、セレスティーヌの胸が小さいのは、彼女達の種族の美的感覚では、身体に余計な脂肪の塊がぶら下がっていたり、動きの邪魔になるものがくっついていたり、意味のない凹凸があったりするのは、非効率的、つまり、美しくない、ということだからである。

對於沒有肉體關係或以母乳哺育等概念的種族來說,小巧緊緻、以效率為優先的身體才是優秀的,也就等於美麗。

肉体関係だとか、母乳で子育て、とかいう概念がない種族にとっては、小さく、コンパクトに纏まった効率的な身体が優れた身体であり、イコール美しい、ということなのであった。

因此,作為塞雷斯蒂娜式的服務,在重構薰的身體時,胸部被稍微做得比原來小一點,並附加了防止透過飲食或運動變大的處置。

そのため、セレスティーヌ的なサービスとして、カオルの身体の再構成において、元の身体よりほんの少し胸を小さくしてあり、食事や運動により大きくなるのを防ぐ処置がなされている。

……是出於一片好意。

……良かれと思って。

她以為薰會因此高興……。

カオルが喜んでくれると思って……。

「好、好久不見了……」

「お、お久し振りです……」

這麼說著,塞雷斯蒂娜做出像人類般的問候。

そう言って、人間のような挨拶をするセレスティーヌ。

對塞雷斯蒂娜等來說,從上次見面到現在不過眨眼的光景,但對那位本人而言,想必是相當期待已久的吧。

前回会った時から、セレスティーヌ達にとっては瞬きするくらいの時間しか経っていないが、本人にとっては、充分待ち遠しかったのであろう。

「啊,塞雷。總是麻煩妳了呢……」

「あ、セレスちゃん。いつもすまないねぇ……」

「不、不,能向您報告薰的事我也很開心……」

「い、いえ、カオルちゃんのことを御報告するの、私も楽しいですから……」

害羞的塞雷斯蒂娜。

テレテレのセレスティーヌ。

對於沒有戀人或婚姻概念的她們來說,最大的喜悅就是『被偉大者了解自己』、『被肯定與喜愛』、『在緊急時能被倚賴且能倚賴對方』。……當然,這是以像塞雷斯蒂娜這類最下級的分身來說,而不是對本體而言。

恋人とか結婚とかいう概念がない彼女達においては、『素晴らしい者に、自分のことを知って貰える』、『自分のことを好意的に思って貰える』、『緊急時において、頼らせて貰える。そして、頼って貰える』ということが、最大の喜びである。……勿論、大元の本体ではなく、最下級の分身体であるセレスティーヌくらいの者においては、であるが。

因此,現在的塞雷斯蒂娜正處於幸福的頂點。

なので、今のセレスティーヌは、幸福の絶頂であった。

而那些從其他次元世界監視這一切、被設定為比塞雷斯蒂娜稍高等級的『其他分身』們,正為此扭動著。

そして、それらを他の次元世界からモニターしていた、セレスティーヌよりほんの少しレベルを高く設定してある『他の分身体』達が、悶えていた。

『『『『『好酸好甜~~!!』』』』』

『『『『『甘(あま)酸(ず)っぺぇ~~!!』』』』』

對其他分身們來說,那感覺就像三十來歲的姊姊看著幼小妹妹沉浸在初戀,雖然自己再也無法擁有那種情感,但看著妹妹這樣反而覺得有趣又欣喜,包裹在那樣的心情裡,十分愉快。

他の分身体(かのじょ)達にとって、それは、幼い妹が初恋に舞い上がっているのを見た30歳前後(アラサー)の姉、とでも言うか、自分はもうそんな感情を抱くことはできないが、そういう妹を見ているのは、何だか面白くて嬉しい、というような想いに包まれて、結構楽しいのであった。

*     *

*     *

「來自薰的『女神之眼』!」

「カオルより『女神の眼』!」

『這裡是『女神之眼』』

『こちら『女神の眼』です』

語調有些奇怪,把『薰』的名字念得接近『卡克』的發音,是薰本人。

少し抑揚がおかしく、『カオル』が『カーク』に近い発音になっている、カオル。

那完全是薰的個人嗜好問題。

あくまでも、カオルの趣味の問題である。

夜裡,薰從道具箱取出一個裝置,聯絡住在那所仍向巴爾莫亞王國借住的薰家裡的『女神之眼』孩子們。

夜に、アイテムボックスから取り出した道具で、バルモア王国で借りたままになっているカオルの家に住んでいる『女神の眼』の子供達に連絡するカオル。

沒錯,那是薰在出走前為聯絡而交給大家的、內裝藥水的『聲音共振水晶組』。對著這套其中一個裝置說話,遠方另一個裝置的水晶就會共振並傳出聲音。

そう、カオルが出奔前に連絡用にと渡した、中にポーションが入った『音声共振水晶セット』である。セットになったその道具の片方に向かって喋ると、遠方にあるもう片方の道具の水晶が共振して音声が伝わる、という代物である。

當然,正式來說,它只是『擁有那種功能的藥水容器』。

勿論、正式には、『……という機能がある、ポーションの容器』であるが。

孩子們打來的呼叫,如果不打開道具箱確認,薰是不會注意到的;但若是薰發出的呼叫,孩子們會立刻回應。

子供達からの呼び出しは、カオルがアイテムボックスを開けて確認しないと気付けないけれど、カオルからの呼び出しであれば、子供達はすぐに応答する。

他們絕不會把被委託守護的薰之家(城)變成無人看守,也不會把目前與薰唯一連繫的那套聲音共振水晶組放在沒人看守的地方。

彼らが、留守を任されたカオルの家(しろ)を留守番(けいびへい)なしで無人にすることも、現在のカオルとの唯一の繋がりである音声共振水晶セットの前に見張り番を置かないということも、まず考えられなかった。

因此,他們每幾天就會定時聯絡一次,確認孤兒們和王都是否有異狀。

なので、数日に一度、孤児達や王都に異状がないかの定時連絡を行っているのである。

要不是如此,擔心的孤兒們會一直打來,導致每次打開道具箱都響起來電警報,有時會有些困擾。

でないと、心配した孤児達がしょっちゅう連絡してくるため、アイテムボックスを開けるたびに着信アラートが鳴って、ちょっと困る場合があるからであった。

「有什麼特別的變化嗎?」

「何か、変わったことはない?」

『沒有特別的。啊,阿席爾哥完成了授爵儀式,正式成為男爵了。然後竟然向羅洛特提議要她當愛人,跟工房的大家起了衝突。』

『特にありません。あ、アシル兄ちゃん、叙爵式が終わって、正式に男爵様になったよ。で、ロロットに愛人の話を持ち掛けやがって、工房のみんなと揉めてるよ』

「啊~……」

「あ~……」

利奧塔爾子爵家的三男、同時也是邁亞爾工房員工的阿席爾,作為國家『把御使者綁在國內的作戰』的一環,被授予了男爵位。表面上的授爵理由似乎是『協助引導御使者,成為迎請他來我國的原動力』。

リオタール子爵家三男にしてマイヤール工房従業員、アシルは、国の『御使い様を国に縛り付けよう作戦』の一環として、男爵位を授かることになったのであった。一応、叙爵の理由は、『御使い様を助け導き、我が国にお迎えする原動力となった』ということになっているらしい。

其實是想把薰打造成王族或上位貴族的人選,雖然認為薰不會在意人類任意定下的身分,但為了稍微提高成功率,他們便把與薰有交情、適婚年齡的人刻意塑造為容易與薰結婚的對象。

本当は、カオルを王族か上位貴族と、と考えてはいても、カオルが人間が勝手に決めた身分などを気にするとも思えず、少しでも確率を上げるためにと、カオルと交友関係にある適齢期の者を、カオルが結婚しやすい状態に仕立て上げているわけである。

阿丹伯爵家的埃克托爾本來就是長子,所以那邊沒有問題。

アダン伯爵家のエクトルは、元々アダン伯爵家の長男なので、そのままで問題ない。

於是,曾向接替薰、成為邁亞爾工房掌事少女的『女神之眼』少女羅洛特示好追求的阿席爾,畢竟沒辦法把孤兒娶為正妻,所以是以『成為情人』的方式提出邀約,據說就是這麼一回事。

で、カオルの後釜としてマイヤール工房のおさんどん少女となった、『女神の眼』の少女、ロロットにコナを掛けていたアシル、さすがに男爵様が孤児を正妻にするわけにはいかず、愛人ということでお声掛け、というわけらしい。

「如果只是嫁給無爵的貴族家三男,工房的人大概會默許;但若是當妾,尤其是那種生下來的孩子既沒有貴族身份也沒有繼承權,被當作一次性使用的愛人,當然會引發反彈……」

「無爵の貴族家三男の嫁に、ということなら黙認したであろう工房のみんなも、妾ならばともかく、生まれた子供に貴族としての身分も継承権もない、使い捨ての愛人としてなら、そりゃ反発するか……」

作為孤兒來說,那依然是一場難以置信的巨變。而且,又不是平民能對有爵位的貴族說三道四的事。

孤児としては、それでも、信じられない程の玉の輿であろう。そして、爵位貴族様に平民が文句を言えるような話ではない。

不過,那個工房的大家,即便他成了男爵,在他們眼中也不過是『同事阿席爾』;而羅洛特則是『大家一起要守護的夥伴』。

しかし、あの工房のみんななら、いくら男爵様になったとはいえ、彼らにとっては、あくまでも『同僚の、アシル』に過ぎないのであろう。そして、『みんなで守るべき仲間、ロロット』と。

「嘛,那就只能尊重當事人的意志了吧……讓羅洛特自己決定怎麼做?」

「ま、そりゃ、本人の意思に任せるしかないよねぇ……。ロロットの好きにさせたら?」

『嗯。另外,阿席爾哥的嫂嫂來我們這裡看過,說「負責照顧的薰不在了,我很擔心」……。我們回答「薰姊姊只是懶在家而已,本來料理和打掃都是我們自己做,完全沒問題」結果她就氣呼呼地說「那個女人(アマ)……」,然後帶著怒氣回去了。』

『うん。あと、アシル兄ちゃんの兄嫁さんが、うちに様子を見に来てくれたよ。「面倒を見ていたカオルさんがいなくなって、心配だ」って……。で、「カオルねえちゃんはゴロゴロしてるだけで、元々料理も掃除も全部自分達でやってたから、全然問題ないよ」って言ったら、「あの女(アマ)……」って、怒りながら帰っていったよ』

「呀……」

「ぎゃ……」

『呀?』

『ぎゃ?』

「啊啊啊啊啊~~!!」

「ぎゃあああああ~~!!」

之後,通訊的工作由艾米爾和貝爾接替,薰抱著頭蹲坐著……。

そしてその後、交信役をエミールとベルに代わって、頭を抱えて蹲るカオルであった……。