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ポーション頼みで生き延びます!

麻煩事 4

「不、不、不……」

「な、ななな……」

完全的石化狀態解除後,那位商人總算好不容易發出了聲音。

完全な石化が解け、ようやくのことで声を出した商人さん。

「你、你騙我!」

「だ、騙したなっ!」

不,那是冤枉話。

いや、それは言い掛かりだ。

「不,說什麼被騙,我從一開始就不清楚……我從未說過自己是所謂的『御使者』,也沒得到妥善的解釋,只是一面被你們單方面講些莫名其妙的話,直到現在我還是一頭霧水……」

「いえ、騙したも何も、最初から、私には何のことやら……。私は一度も自分が、その『御使い様』とやらだとは言っていませんし、碌(ろく)な説明もして貰えずに、一方的に何やらよく分からないことを喋られるばかりで、今でも事情がよく分からないのですけど……」

我那麼一說,商人似乎覺得自己確實有不妥,便沉默了。

私がそう言うと、さすがに自分達に落ち度があったと思ったのか、商人さんは黙り込んだ。

然後……。

そして……。

「失、失禮了!打擾了!」

「し、失礼する! 邪魔をしたな」

他們說了句像樣的道歉話,然後匆匆撤退了。

一応は、謝罪の言葉らしきものを言って、さっさと引き揚げていった。

「……不愧是卡歐魯!你那套騙人、設局的本事,我們根本望塵莫及……」

「……さすが、カオルちゃんです! 人を騙したり嵌(は)めたりする腕は、到底私達の及ぶところではなく……」

法蘭塞特接著開始說些什麼。

そしてフランセットが、何やら言っている。

「那根本不是在稱讚吧!!」

「それ、全然褒めてないでしょ!!」

總之,暫時算是告一段落。

とにかく、まずは一段落。

……接下來,大概會是王宮的人吧。

……次は、王宮の手の者かな。

*     *

*     *

「請問店主在嗎?」

「店主様はおられますか!」

接著來到的,並不是王宮的手下。

次にやってきたのは、王宮の手の者ではなかった。

「瑪、瑪莉亞爾?為什麼會在這裡……?」

「マ、マリアル? どうしてここが……」

沒錯,是卡洛斯的主人、雷費爾子爵家當主──瑪莉亞爾·馮·雷費爾女爵本人。

そう、カルロスの主人である、レイフェル子爵家当主、マリアル・フォン・レイフェル女子爵、その人である。

我沒告訴她我的真名、真身,當然也沒說出我的所在地。因此瑪莉亞爾應該以為我是『曾為卡洛斯伸出援手、賽蕾斯蒂娜大人的友人那位女神』,她才會特地降臨到人間……

私は、自分の本当の名も正体も、そして勿論、居場所も教えてはいない。なのでマリアルは、私のことは『カルロスのためにお力添えをして下さった、セレスティーヌ様の御友人である女神様』だと思っているはずである。そのために、わざわざ人間界へと降臨した……。

所以,她理應不知道我會在這裡。

なので、私がここにいることを知っているはずがない。

那麼,是巧合嗎?

ということは、偶然?

她是為了別的事來到這家店的?

何か、別の用件でこの店に来た?

……不過,貴族家當主親自跑到由平民經營的小小零售店,到底會有什麼事呢。

……しかし、貴族家の当主自らが、平民が営む小さな小売店になど、いったいどんな用件があるというのだろうか。

我一時間猜不出瑪莉亞爾造訪的理由,僵在那裡時……

マリアル来訪の理由に予測が付かず、私が固まっていると……。

「那邊的店員,請問店主在嗎?」

「そこの店員さん、店主様はおられますか?」

欸?

え?

我現在真的沒有那麼變裝吧?

今、私、そんなに変装してないよね?

確實那時改變了髮色和瞳色,但栗色的頭髮只是變黑,並不是金髮或銀髮那種會徹底改觀的變化。瞳色從蒼藍變成了淺茶色(榛果色),但也不至於讓人看不出長相。膚色雖稍微變白,但一般人也不會因為略微曬黑就認不出來。就憑這些不該被認不出來才對……

確かにあの時は髪と瞳の色を変えていたけれど、栗色だった髪が黒くなっただけで、金髪とか銀髪とかの、完全にイメージが変わるほどの色彩変化じゃないはず。瞳の色は蒼から薄茶色(ヘーゼル)へと大分変わったが、人相が変わって見える程のものじゃない。そして肌の色も、少し白くしてはいたけれど、普通、多少日焼けしたからといって人の見分けがつかなくなるようなものでもないだろう。それくらいで分からなくなるはずが……。

事實上,和法蘭塞特重逢時,初次見面我是銀髮、眼色也不一樣,而且她大概認定女神不會在那一帶街上出沒,但她還是一眼就看穿了。

事実、フランセットと再会した時も、初対面の時は銀髪で眼の色も違い、そして女神様がまさかそのあたりの街中を歩いているはずがないという思い込みがあったであろうにも拘わらず、一発で見破られたではないか。

……不會吧……。

……って、まさか……。

我雙手微握,將食指豎起。

私は、両手を軽く握り、人差し指をピンと立てた。

然後把指尖分別放在雙眼的眼尾上……接著順勢把指頭往下壓,讓眼神變得垂下。

そして、その指をそれぞれ両眼の目尻に当てて、……そのまま指を下ろして、垂れ目にした。

「啊啊,女神大人!」

「ああっ、女神様っ!」

果然是這樣,可惡!!

やっぱりかよ、ドちくせう!!

*     *

*     *

之後我在門上掛了臨時休業的牌子並上了鎖,拉上窗簾後移到二樓。總之,把瑪莉亞爾的話聽清楚是當務之急。

あの後、ドアに臨時休業の札を掛けて施錠し、カーテンを閉めて2階へと移動した。とりあえず、マリアルから話を聞くのが最優先事項だ。

同桌的除了我們之外,還有法蘭塞特、貝爾,以及蕾耶特。瑪莉亞爾是深閨千金,看到陌生的男性可能會緊張,所以才這樣安排。

同席しているのは、私達の他には、フランセット、ベル、そしてレイエットちゃん。マリアルは深窓の御令嬢だから、知らない男性がいると緊張するかも知れないからね。

那些男性大概在隔壁房間側耳傾聽吧。這裡的牆壁隔音很糟糕啊。

男性陣は、隣室で耳を澄ませているだろう。ここ、壁の防音については紙装甲だからねぇ。

瑪莉亞爾雖是子爵之女,但她把我當作女神大人,為了省事,就用平輩口吻跟她說好了。

マリアルは子爵様だけど、私のことを女神様だと思っているし、面倒だから、話す口調はタメ口でいいか。

「糟了!有從王都來的商人!」

「大変です! 王都から、商人が!」

嗯,我知道。

うん、知ってる。

「而且,居然還有看起來像王宮手下的人!」

「そして、何と、王宮の手の者らしき連中が!」

嗯,我知道。

うん、知ってる。

「還有人在找那個眼神兇惡的少女……好像是……」

「更に、目付きの悪い少女を捜しているら……しく……」

嗯,那個我也知道。

うん、それも知ってる。

然後瑪莉亞爾盯著我的臉看個不停。

そして、私の顔をまじまじと見詰めるマリアル。

「……原來是關於女神大人的事啊……」

「……女神様のことでしたか……」

嗯。

うん。

那麼,總之我現在想知道的是,

で、とりあえず、私が今知りたいのは、だ。

「為什麼會知道我在這裡?」

「どうして私がここにいることを?」

資訊是從哪裡洩漏的?要查明來源,堵住洩漏的破口,封堵。這是第一優先。

どこから情報が漏れたのか。それを突き止め、漏洩した穴を潰し、塞ぐ。それが第一優先事項だ。

然後,我定定地盯著瑪莉亞爾看……。

そして、マリアルをじっと見詰めると……。

「啊,我是問了我家的狗們。」

「あ、うちの犬達に聞きました」

「欸?」

「へぁ?」

我不由自主地發出了一聲呆滯的反應。

思わず、間抜けな声が出てしまった。

「不是、我是說,我家那些狗……是關於女神大人的事,」

「いえ、ですから、うちの犬達に……。女神様が、」

「啊,等等!先別叫『女神大人』那樣。誰知道哪裡會有耳朵在偷聽,習慣了之後就會在不該說的時候不經意脫口而出。」

「あ、待って! とりあえず、その『女神様』っていうのは止めて。どこに人の耳があるか分からないし、言い慣れていると、言っちゃ駄目な時にも、ついうっかり、スルッと出ちゃうからね」

「啊……」

「あ……」

嗯,看來她懂了。

うむ、理解してくれたらしい。

「關於我的事,就叫我卡歐魯……」

「私のことは、カオルと……」

「喔,好的!」

「あ、ハイ!」

對瑪莉亞爾來說,自稱『クァオル』也沒什麼意義。反正法蘭塞特她們會叫我『卡歐魯』,她遲早會聽到的。

マリアルには、『クァオル』と名乗っても仕方ない。それに、どうせフランセット達が私を『カオル』と呼ぶのを聞くだろうし。

於是重新問了瑪莉亞爾,原來她去問了子爵家裡的狗們是否知道我的下落,狗們先帶她到了我常餵食狗與烏鴉的地方,然後她從那裡順著氣味追蹤到這裡的。她說雖然也可以從子爵宅邸直接循著氣味追來,但那樣比較慢……

で、改めてマリアルに尋ねると、どうやらマリアルが子爵家の犬達に私の居場所を知らないかと尋ねたところ、まず私が犬やカラス達に餌をやっていた場所まで案内し、そこから臭いを辿ってここを突き止めたらしい。子爵邸から臭いを辿っても良かったけれど、その方が早い、と言われたとか……。

可惡,這鼻子還真靈敏啊……畢竟是狗嘛。

くそ、結構鼻が利くじゃないか。……犬だけに。

她們到這裡時正好是打烊時間,所以那天約好改天再來就回去了,然後現在又來了。

ここに辿り着いたのは閉店時間帯だったらしく、後日訪問することにして、その日は帰宅。そして今、ここにいるというわけだ。

「啊啊啊,說起來,我竟然沒交代那些狗和烏鴉閉嘴啊!

「あああ、そういえば、犬やカラスには、私のことを口止めしていなかったあァ!

那是因為瑪莉亞爾能和動物說話是出乎意料的,而且根本沒想到狗和烏鴉會把我的居所說出來啊!!」

だって、マリアルが動物と話せるようになったのは予定外だったし、そもそも、犬やカラスが私の居所を喋るなんて、考えもしなかったよ!!」

沒錯,原本打算讓卡洛斯能說人類的語言,但因為瑪莉亞爾的希望,臨時改成讓瑪莉亞爾能理解動物的語言。

そう、当初の予定では、カルロスを人間の言葉を話せるようにしてあげるつもりだったのだ。それを、マリアルの希望で『マリアルが動物の言葉を話せる』という方に、急遽(きゅうきょ)変更したのである。

瑪莉亞爾解釋說,那樣能更確實支援流浪狗和烏鴉,也不用擔心會違背作為回報的『受傷或生病時只救一次』的承諾,我覺得說得通就同意了。因此因為是倉促改動,相關的修正檢查就沒做周全……

その方が野良犬やカラスへのサポートが確実にできて、協力に対する報酬である『怪我や病気の時に、1回だけ助ける』という約束を破ってしまうことになる心配がなくて安心、というマリアルの説明に、なる程、と納得したからだ。なので、急な変更だったため、それに付随した修正事項のチェックが甘かった……。

唉,是我的失誤。現在後悔也沒用。

ま、私のミスだ。今更考えても、仕方ない。

但還有一件重要的事必須確認。

でも、確認しなきゃならない重要なことが、ひとつある。

「瑪莉亞爾,你來這裡的時候,有沒有可能有人跟蹤你?」

「マリアル、ここへ来る時、跡をつけられたという可能性は?」

我這麼問,瑪莉亞爾認真地回答道。

私がそう尋ねると、マリアルは、真面目な顔で答えてくれた。

「是的,世上沒有絕對,所以我不敢說那個可能性為零。不過,被尾隨到這裡的機率,我想應該相當低……。」

「はい、物事、『絶対』ということはありませんから、その可能性がゼロとは申しません。しかし、ここまで尾行されたという確率は、かなり低いのではないかと……。

她說她是以普通、低調的打扮悄悄離開宅邸,事先在店裡借了間房,還安排了一個身形和髮色與她相近的女僕先行並換了衣服。我是在女僕離店一段時間後從後門出來的。

ありふれた、地味な恰好でこっそりと邸を出て、事前に話を通しておいた店で部屋を借り、予め先行させておいた、私と背格好や髪の色が似たメイドと衣服を交換。私はメイドが店から出て暫く経ってから、裏口から出ました。

接著她又做了兩次類似的偽裝。然後在行人眾多的大道上強行穿梭、逆著人潮走等各種手段,即便有相當老練的尾隨者,也應該能甩開追蹤。」

そしてその後、それに類した偽装工作を更に2回。その後、人通りの多い大通りの強引なすり抜けや、人の流れへの逆行、その他諸々で、かなり尾行に手慣れた見張りがいたとしても、おそらく追跡は振り切れたものと思います」

……瑪莉亞爾你到底是何方神聖!

……何者だよ、マリアル!

網路漫畫雜誌『水曜日のシリウス』連載中的漫畫版,從十月起更新日調整為:「ポーション」改於每月第1及第3個星期一更新,「ろうきん」改於第2及第4個星期五更新。

webコミック誌『水曜日のシリウス』連載中のコミック版が、10月更新分より「ポーション」が第1・第3月曜日更新に、「ろうきん」が第2・第4金曜日更新に変更となります。

雖然雜誌名是『水曜日のシリウス』,但造成大家困擾實在抱歉。

『水曜日のシリウス』なのに、分かりにくくて申し訳ありません。

原因是刊載作品太多,所以才把更新日分散。

掲載作品数が増えすぎたために、更新日を分散する、というのが理由です。

才不是因為沒人氣才被貶到那裡啦!!(^^)/

に、人気がないから左遷されたんとちゃうわ!!(^^)/