ポーション頼みで生き延びます!
103 工作2
好,工作結束。撤離!
よし、仕事は終わった。撤収だ!
「那麼,事情已經辦妥,我就先失陪了……」
「じゃ、用は終わったので、私はこれで……」
「請等一下!就這樣什麼也不做讓您離開,恐怕會有損我們多里維爾家的面子,
「お待ち下さい! このまま何もせずにお帰ししたのでは、我がドリヴェル家の面目が!
一定要讓我們表達些許謝意!」
是非、何かお礼をさせて戴かねば!」
被男爵死命攔住。嘛,理所當然啦~。
男爵に、必死で引き留められた。まぁ、そうだよね~。
他們大概想避免只是這次就斷了來往吧,不過更真心的是他們確實想致謝,所以就像往常一樣,收下『在對方能力範圍內、不會造成負擔的微薄謝禮』吧。另外,也得把他們給我封口。
今回限りで縁が切れるのも防ぎたいだろうけど、それよりも、本当にお礼がしたいというのが本音みたいだから、まぁ、いつものように『その人にできる範囲での、負担にならない、ささやかなお礼』でも貰っておくか。あと、口止めと。
「那麼,首先要保證絕對不把我的事告訴別人。被那些無禮又心胸狹窄的人糾纏很麻煩,而且我其實不太喜歡把國家毀掉,
「じゃあ、まず最初に、私のことは絶対に他の人に教えない、という約束を。無礼な、心貧しき者達に纏わり付かれるのは面倒だし、私、国を滅ぼすのは、あんまり好きじゃないので。
……瑟蕾絲好像完全不在意這些。」
……セレスは、そのあたり、全然気にしないみたいだけど」
「哈、哈哈、是、向女神大人發誓!」
「は、ははは、はい、女神様に誓って!」
哎呀,嚇成那樣啊。
ありゃ、だいぶビビってるなぁ。
……當然了。流傳著好幾個瑟蕾絲毀滅國家的傳說,而且那些傷痕的一部分至今仍留在這片大陸上,是真實的記錄啊。
……当たり前か。セレスが国を滅ぼしたという神話は、いくつかある。それも、その傷痕の一部は今でもこの大陸に残っているという、ガチの実話だもんねぇ。
「接下來,嗯,就當作謝禮,請告訴我一些情報。」
「次に、ええと、じゃ、謝礼代わりに、情報を戴きます」
「……情報?」
「……情報?」
男爵一臉茫然。
きょとんとした顔の、男爵。
嗯,對吧,大家大概會想這位使者大人究竟想要什麼情報。
うん、まぁ、御使い様が、いったい何の情報を、と思うだろうねぇ。
「目前本國的王族中,是否有人罹患重症或嚴重受傷?」
「現在この国の王族に、重篤な病人、または怪我人はいますか?」
聽了我的問題,男爵似乎理解了我的用意。
私の質問に、その意図を理解したらしい男爵。
「不、不,王室和公爵家目前都沒有這樣的人……當然,如果有人刻意封鎖秘密,我們就無從得知……」
「い、いえ、王家にも公爵家にも、現在はそのような方はおられません。……尤も、秘密にされている場合は、私共には分かりませんが……」
嗯,畢竟是男爵家,不去認真做針對性的調查,是拿不到上面那些機密資訊的。能取得『使者大人』和藥水的情報,想必也是他們相當努力的成果吧,大概是這樣。
うん、男爵家だものねぇ、本気になってピンポイントで調査しない限り、上の方の秘匿情報は手に入らないよねぇ。『御使い様』とポーションの情報を手に入れられたのも、かなり頑張った結果なんだろうな、多分。
「那麼,侯爵以下的貴族呢?」
「じゃあ、侯爵以下の貴族では?」
「那倒是有幾位。有把爵位傳給兒子的年邁前當主、體弱的子女、騎馬時受傷或與他國小衝突受傷者、罹患肺病者等各式各樣的人……如果把下級貴族或一代貴族、以及他們的親眷都算進去,要稱為貴族的人數還相當多的。」
「それは、何人かおります。爵位を息子に譲った老齢の前当主とか、病弱な子女とか、乗馬中の事故や他領との小競り合いその他で怪我を負った者、肺病を患(わずら)っている者等、色々と……。下級貴族や一代貴族、その係累とかを含めますと、貴族といっても、結構な人数になりますからね」
果然如此……。
やっぱり……。
「那麼,如果那些人來說『告訴我你兒子病好起來的原因,介紹那位藥師』之類的,該怎麼辦?」
「じゃあ、そういう人達が、息子さんの病気が治った理由を教えろ、その薬師を紹介しろ、とか言ってきたら、どうするんですか?」
對,這點讓我有點擔心。大概男爵會守口如瓶,但要是因為這件事讓他處境變差,就很抱歉。
そう、それがちょっと心配だ。多分、男爵は秘密を守ってくれるだろうけど、それが原因で立場を悪くしたら、申し訳ない。
「不,那方面沒問題。大家都知道我在大量尋藥問醫,也知道我曾多次被像騙子一樣的人欺騙過,
「いえ、それについては問題ありませんよ。私が薬や医師を広く求めていたのは周知のことですし、何度も詐欺師紛いの者に引っ掛かっているのも知られていますからね。
所以可以說是那些嘗試中的某一樣起了作用,誰也說不清是什麼,流浪藥師這種人沒有人知道。還有,為了以防萬一……」
だから、それらのうちのどれかが効いたのかも、ということにすれば、どれが効いたのかも分かりませんし、流れの薬師のことなど、誰も知りませんから。そして、念の為に……」
男爵這麼說著,盯著我的眼睛,表情嚴肅地說道。
そう言って、男爵は私の眼を見て、真剣な表情で、こう言った。
「請對我說『如果有人強逼你洩露秘密、打聽我的事,那就先暫且將那人及其全族斬草除根,之後再聽那人的口供』……。」
「私に、こう言って下さい。『もしお前に秘密を喋ることを強要し、私のことを聞き出した者がいたら、まず、とりあえずその者と、その一族郎党を皆殺しにする。その者の話を聞くのは、その後である』と……。
不,不必真去那麼做。只要我能說『是這麼被囑咐的』就行。」
いえ、実際にそうされる必要はありません。ただ、私が『そう言われた』と言えればいいのです」
什麼鬼啊!被殺了之後,要怎麼再來跟我說話啊!
何じゃ、そりゃ! 殺された後で、どうやって私に話を聞いて貰うんだよ!
更何況,受傷和病人都死光了,那使者大人的出場機會和『女神之淚』還不就用不到了!
そもそも、怪我人も病人もみんな死んでるから、御使い様の出番も、『女神の涙』も必要ないじゃん!
嗯,的確,問題就解決了嘛……。
まぁ、確かに、問題はなくなるよなぁ……。
「不必擔心。本來我就是絕對不會說的。所以,使者大人實際上不需要在這件事上動手殺戮。」
「御心配なさる必要はございません。そもそも、私が絶対に喋りませんから。なので、御使い様がこの件において実際に殺戮をされる必要はありません」
……『在這件事上』?那意思是我在其他事上經常屠殺似的!喂喂……。
……この件において? それって、他の件においては、私がしょっちゅう殺戮してるみたいじゃん! おいおい……。
是不是因為瑟蕾絲幹過大事,被當成一丘之貉了?我才不會因為有點生氣就把一整個國家小小地壓扁呢!
セレスが結構やらかしてるから、同類だと思われたか? 私は、ちょっとムカついたからって、国ごとプチッと潰したりしないよ!
……等等,我有沒有真的把國家滅了?不不,那次只是顛覆了國家的體制,並不是把所有國民屠殺滅國。跟瑟蕾絲不一樣,和瑟蕾絲不同!
……いや、1回、潰したか? いやいや、あれは国の体制をひっくり返しただけで、別に国民全てを皆殺しにして国ごと滅ぼしたとかいうわけじゃない。セレスとは違うんだ、セレスとは!
算了,不在意小事!
まぁ、いいや。小さいことは、気にしない!
「好,那我說了。『如果有人強逼你洩密、打聽我的事,先暫且將那人和其一族滅絕,之後再聽那人的話』,可以嗎?」
「分かった。じゃあ、いくよ。『もしお前に秘密を喋ることを強要し、私のことを聞き出した者がいたら、まず、とりあえずその者と、その一族郎党を皆殺しにする。その者の話を聞くのは、その後である』、これでいい?」
「是,謝謝您!」
「はい、ありがとうございます!」
好,事情辦妥《任務完成》。
よし、用事は終わった《ミッション・コンプリート》。
「那麼,就到此為止……」
「では、これにて……」
「請稍等!」
「お待ち下さい!」
又來了!
またかよ!
「至少作為一點心意,請收下這個!」
「せめてものお礼として、これをお受け取り下さい!」
他說著遞來的是個沉甸甸、小巧的皮袋。就是那種常用來裝金幣、被當成『報酬!』遞上的……,根本一模一樣啊!
そう言って差し出されたのは、ずっしりと重そうな、小振りの革袋。アレだアレ、よく金貨とかを入れて、『報酬だ!』とか言って渡される……、って、そのまんまやん!
但他什麼時候準備的……咦,男爵身後站著一個像是執事的人,已經待命了!
しかし、いつの間に用意したのか……、って、男爵の後ろで、執事らしい人がスタンバってる!
究竟是哪時!!
いったい、いつの間に!!
不過他是下級貴族,又因兒子的病花了不少錢,看起來花盡心力了。
でも、下級貴族である上、息子さんの病気でかなりお金を使った様子だしなぁ。
即便可信度低、明知效果不大,估計他還是抱著抓住一根稻草的心態一直掏錢出來,多半是這樣吧……。
信憑性の低い話でも、半ば効果がないと分かっていても、藁にも縋る思いでお金を出し続けたのだろうなぁ、多分……。
再讓他們增加財政負擔我會愧疚。我又不缺錢。
これ以上、財政に負担を与えるのは心苦しい。私は、別にお金には困っていないのだし。
「不,我不收那種東西。我接受的是一點小小的心意……對了!」
「いえ、そういうのは受け取りませんので。私が受け取るのは、ちょっとしたお礼の……、って、そうだ!」
我接過遞來的皮袋,解開綁著袋口的皮繩,然後把裡面的東西在桌上叮噹叮噹地倒了出來……。
私は、差し出された革袋を受け取ると、その口を縛ってある革紐を解いた。そして中身をじゃらじゃらとテーブルの上に出して……。
「啊啊,這觸感!憧憬中的『裝金幣的報酬皮袋』!!我就收下這個囉!」
「ああ、この手触り! 憧れの、『金貨を入れた、報酬の革袋』!! これ、貰っていきますね!」
「欸? 呃、呃……」
「え? え、ええ……」
男爵愣住了。
男爵は、ぽかんとしている。
但那根本無所謂!
でも、そんなの、どうでもいい!
這皮革的手感,太棒了!
この、革の手触り、最高!
是鹿皮(背革)嗎?
鹿革(バック・スキン)かな?
還是為了省錢,用了某種魔物皮革?
それとも、安くあげるため、何かの魔物の革かな?
總之,這次的『謝禮』對我已經足夠。對我來說比收到香奈兒包還要開心多了!
とにかく、今回の『お礼の品』は、これで充分だ。私にとっては、シャネルのバッグを貰うより、ずっと嬉しいよ!
當然,我知道。也可以去問人在哪裡賣皮袋這種事。
いや、勿論分かってる。誰かに革袋を売ってるところを聞けばいい、ってことは。
但我想珍惜這次的『相遇』。
でも、この『出会い』を大切にしたいんだよねぇ。
嗯,也有因為想不到其他適合當謝禮的東西的因素。
まぁ、お礼に受け取る物が他に思い付かなかった、というのもあるけれど。
好,這次真要撤離了!
よし、今度こそ、撤収!
走出男爵家後,護衛們在外等著。這次是弗蘭塞特、羅蘭德、艾米爾等全員戰鬥職出動。那個拿刀以自己性命為代價每次一殺的貝爾,我不認為他是戰鬥職。所以他留在店裡和雷耶特醬看家。
男爵家から出ると、護衛のみんなが待っていた。今回は、フランセット、ロランド、エミールと、戦闘職のフルキャストだ。ナイフで自分の命と引き換えにひとり一殺、というベルは、戦闘職とは認めない。なので、お店でレイエットちゃんと留守番。
當然大家都不會靠近我。那樣一來不管我怎麼偽裝都沒意義,會暴露我的真實身分。因此在到無人的地方解除偽裝之前,他們都得與我保持距離,裝作陌生人。
勿論、みんな、私に近寄ったりはしない。そんなことをすると、いくら私が変装していても、意味がない。私の正体がバレてしまう。だから、どこか人気のないところで変装を解くまでは、私とは距離を取って、他人の振りをして貰わねばならないのだ。
當然他們也是為了防備男爵家可能的不測而待命,但我覺得在這個世界,沒多少人會敢對我動手。
勿論、男爵家での不測の事態に備えて待機してくれていたんだけど、この世界で、私に手出しする者はあんまりいないと思うんだよなぁ。
要對我動手,意味著想當我是使者大人並試圖利用我。
手出しするということは、私が御使い様だと思って利用しようとする、ということ。
而如果我是使者大人,對我出手會惹怒瑟蕾絲。
で、私が御使い様ならば、手出しすればセレスが怒る。
瑟蕾絲很容易怒,對殺人毫無顧忌,而這世界的人也知道這點——有實例存在,那些生生的傷痕至今仍留在大陸上。
セレスは結構簡単に怒るし、人間を殺すことに全く抵抗がない。そしてこの世界の人々は、それを知っている。実例と、今でもこの大陸に残る、生々しい傷痕込みで。
嗯,絕對不會~。
うん、無いわ~。
真的不會用武力的啦~……。
実力行使だけは、無いわ~……。
好啦,快點回家準備晚餐。
さぁ、さっさと帰って、晩ご飯の支度をしなきゃ。
15日(週四),『我說過我的能力是平均值吧!』第7卷發售中!(^^)/
15日(木)、『私、能力は平均値でって言ったよね!』7巻、発売です!(^^)/