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ポーション頼みで生き延びます!

100 貝里斯卡斯 7

「咦……」

「なっ……」

驚得臉部抽搐的中年男子。

驚いて、顔を引き攣らせている中年男性。

這也難怪,他只是來買東西,卻被女劍士突然拔刀抵在面前……。

そりゃそうだろう、買い物にきたら、突然女性剣士に抜き身の剣を突き付けられたのだから……。

或許他原本打算開始威脅或強硬行事,但現在還不到那個階段,而且哪會想到這麼小的店會僱護衛呢。正因如此,他才會自顧自單槍匹馬地以高壓態度上門。

これから脅迫的な言葉や強制に移る予定だったかも知れないけれど、今はまだその段階ではなかったし、こんな小さな店が、まさか護衛を雇っているとは思ってもいなかったに違いない。だからこそ、高圧的な態度で攻めるというのに、単身でやってきたのだろう。

而且連對方的劍都沒反應得了,表示戰鬥力根本不怎麼樣……話說回來,和弗蘭塞特比起來,大多數人恐怕都會變成『不怎麼樣』吧。

そして、フランセットの剣に全く反応できなかったということは、戦闘力は大したこと……、って、フランセットと較べたら、大抵の者は『大したことがない』になっちゃうか。

總之,現在可以冷靜地以紳士式,不,淑女式地進行情報收集了。

ともかくこれで、落ち着いて紳士的に、いやいや、淑女的に、情報収集ができそうだ。

*     *

*     *

「那麼,聽說那個德里弗爾男爵家的孩子有危險……?」

「では、そのドリヴェル男爵家とやらのお子さんが、危ないと……」

「喂、別隨便亂說那種話!」

「こ、こら、滅多なことを言うでない!」

急忙否定我話語的,是自稱為男爵家騎士的中年大叔。

慌てて私の言葉を否定する、男爵家の騎士だというおじさん。

不過,說是騎士也不見得人人都是年輕又帥氣的。年輕時立過功、退居管理職後,肚子會大、頭會禿,歲月對人真是殘酷……。

いや、騎士といっても、みんながみんな、若くてカッコいい者達ばかりじゃない。若い時に活躍して、その後現場を退いて管理職に、となれば、腹も出るし、頭も禿げるだろう。時の流れというものは、残酷なのだ……。

「不過,你剛剛不是那麼說了嗎?而且,除非是太子這種人,要不是快死了誰會用那種藥吧?」

「いや、でも、今そう言いましたよね? それに、そもそも、王太子でもない限り、死にそうにでもならなきゃそんな薬使わないんでしょ?」

嗯,那些事我已經從羅蘭那兒打聽清楚了。就是那種以防萬一的準備。

うん、そのあたりのことは、ロランドからしっかり聞いておいた。アレだ、こんなこともあろうかと、というやつ。

「呃……這、這倒是,但別輕易說出不妥的話,要是被人聽到了怎麼辦!『身體不適』和『有生命危險』可大不相同!」

「う……。そ、それはそうだが、軽々しく不穏当なことを口にして、それが誰かの耳にでも入ったらどうする! 御加減が優れない、というのと、危ない、というのでは、大違いであろうが!」

啊,說得也是……。

あ、言われてみれば、確かに……。

尤其是如果傳出貴族的繼承人出事之類的謠言,家內鬥爭什麼的可能會出大事。這下是我不對了。

特に、貴族の跡取り息子が危ないなどという噂が広がれば、お家騒動とか、大事になる可能性もありそうだ。こりゃ、私が悪かった。

「……對不起」

「……すみません」

在這裡只能老實道歉。

ここは、素直に謝るしかない。

道歉了的話,剛才的失言就算了。再次由我發動攻勢。

で、謝れば、さっきの失言はチャラだ。再び、私からの攻勢。

「那麼,關於在這裡販售稀有藥材的傳聞,是從誰、以何種方式聽到的?」

「それで、ここで稀少な薬の素材を売っているという話は、誰から、どのように聞かれたのですか?」

話來源當然只能想到那個老頭,但推測和確定是很大的差別,而且也得確認到底講到哪種程度了。

まぁ、話の出所は、あのじいさんしか考えられないけれど、予想と確定の違いは大きい。それに、どこまで話したかも確認しておかなければならない。

「你大概已經猜到,消息來自藥師奧雷德姆師父。

「予想はついていることと思うが、薬師のオーレデイム師からだ。

男爵大人聽說某商家孩子服用了長命丹,便說服那商家、懇求其告知入手來源。據說奧雷德姆師以金幣80枚取得數種狀況極佳的稀有素材,而為他調配時則包含了素材費在內支付了金幣100枚,這是我們得到的情報。

ある商家の子供が長命丹を飲んだと聞いた男爵様が、その商家の者を脅は……説得して頼み込み、入手先を教えて戴いた。そして、最高の状態の稀少素材数種類を金貨80枚で手に入れたというオーレデイム師に、その素材の入手費用を含め、金貨100枚を支払って調薬して戴いたという情報を得たのだ。

接著,當我們為奧雷德姆師本人與其弟子祈求安康與長壽時,原本相當不情願的他,不知為何竟然欣然告知了入手之處……。

そして次に、オーレデイム師に本人と弟子の安全と長寿を祈って差し上げたところ、最初はあれだけ渋っていたのに、なぜか快く入手先を教えて戴けてな……。

順帶一提,奧雷德姆師還囑咐我們『如果要去那家店,請務必說明是我不太願意告訴的』,所以我才如實轉告。」

ちなみに、オーレデイム師から『店に行くのなら、ちゃんと私が教えたがらなかったということを伝えてくれ』と言われたので、そのままお伝えしている次第である」

……真是漏洞百出。

……もう、突っ込みどころ満載である。

先說那藥師老頭!

まず、薬師のじじい!

開價也太離譜了吧!!

吹っ掛け過ぎにも、程があるだろ!!

我從羅蘭那裡聽說,那藥的價格大多是三種主要素材的入手費,其他素材價格合理且比較容易取得。

あの薬の価格は、例の3つの素材の入手費用がその大半を占めるということは、ロランドから聞いている。他の素材は、常識的な価格で、比較的簡単に手に入るらしい。

換句話說,他把本來用小銀貨6枚取得的東西,說成花了金貨80枚。

ということは、だ。小銀貨6枚で入手したものを、金貨80枚かかったと吹いてくれたわけだ。

該死的老頭……。

くそじじいめ……。

不過,這樣真的不好嗎?

いや、でも、それで良かったのか?

老頭怎麼賣藥與我無關,總比讓人知道只要小銀貨6枚就能取得來得好……。

じじいがいくらで薬を売ろうが、私には何の関係もないし、下手に『小銀貨6枚で入手した』などと言われるよりは、よっぽど良かったのでは……。

以那個價格,在這個時期、以那品質也不算太離譜,而且因為價格高昂,縱使出處曝光也不會吸引黃牛蜂擁而至。老頭,幹得不錯嗎?

その価格ならば、この時期、あの品質でもそうおかしくはないだろうし、かなりの高額だから、もし出元の情報が漏れても、転売屋が群がることもないだろう。じじい、グッジョブ、か?

既然如此,我就沒必要特意說『那是以小銀貨6枚賣掉的』……等一下,那是你的陰謀嗎,老頭啊!

ならば、私がわざわざ『アレは小銀貨6枚で売った』などと言う必要は……、って、それが狙いか、じじいぃィ!

「那麼,表示這裡已經不再販售了嗎?」

「では、もうここでは売っていない、ということは?」

「聽說是如此。不過能取得狀況非常良好的貨色,應該可以沿著同樣的傳手再度取得。

「聞き及んでいる。しかし、非常に良好な状態のものを手に入れられたのだ、同じ伝手を頼って、再度入手して戴くことが可能なはずだ。

拜託,真是如此。請為沙羅托大人,助我們一臂之力……」

頼む、この通りだ。何卒、シャロト様のために、我らにお力添えを……」

令我驚訝的是,那位看起來頗有自尊、效力於貴族家的敦實中年大叔,竟會向我這種不知來歷的小姑娘低頭……。

驚いた。プライドの高そうな、貴族家に仕える恰幅のいい中年のおじさんが、私みたいな得体の知れない小娘に頭を下げるなんて……。

但這也讓人為難。

しかし、困った。

原本打算對擺出高傲強硬態度的人冷淡以對,但對方卻謙卑相求,而且還是為主君的孩子向小姑娘低頭,我這自認為是『愛護大叔派』的人實在無法粗暴拒絕。

高飛車な態度で強制や命令、ゴリ押ししてきたら冷たくあしらうつもりだったのに、下手(したて)に出られて、しかも主君の子供のために小娘に頭を下げるおじさんを無下にすることは、おじさま愛護家を自認する私には、できそうにない。

哼哼哼哼……。

ぐぬぬぬぬ……。

弗蘭塞特以一副無奈的眼神看著我掙扎。

苦しむ私を、呆れたような眼で見ているフランセット。

可惡,弗蘭塞特你不是愛大叔派嗎!

くそ、フランセットはおじさま愛護家じゃないのか!

說不定是因為他曾憧憬羅蘭吧,大概喜歡華麗的王子或年輕騎士這類型。還不懂得欣賞低調沉穩的魅力,果然還不成熟呢……。

まぁ、ロランドに憧れていたくらいだから、華やかな王子様とか若き騎士とかのタイプが好みなんだろうな。いぶし銀の良さが分からないとは、まだまだ未熟よのぅ……。

可現在不是想那種事的時候!

って、そんなことを考えている場合じゃない!

唔唔唔……。

うぬぬ……。

不過,我的回答也只有這一個選擇啊……。

でも、私の返事は、これしかないんだよなぁ……。

「那條傳手已經斷了。這次事件決定停止交易時,為了避免被權勢者追溯到傳手而惹上麻煩,已經把轉交處的聯絡地點改掉了。所以即便送出訂單也只會因為收件人不在而退回,即使親自去現地也找不到轉交的人。

「あの伝手は、もうなくなりました。今回の件で取り扱いを止めることになった時に、権力者に伝手を辿られて迷惑がかからないようにと、取次先の連絡場所を変えて戴きました。なので、もう注文書を送っても、受取人不在で戻ってくるだけです。現地へ行っても、取次ぎの人を見つけることはできません。

並且,若今後有人以我的名義聯絡或接觸,那是假冒我的人,請隨便回應並斷絕聯絡,或將其視為以逼供或拷問取得情報的惡人集團成員處置,這點我已經轉達了。」

また、今後私の名で連絡や接触があった場合は、それは私の名を騙った偽物だから、適当なことを言っておいて接触を絶つか、私を脅迫か拷問して情報を吐かせた悪党の一味として処分して戴けるとありがたい、と伝えてあります」

「哎——!」

「なっ!」

大叔對我的周到安排驚呼出聲。

私の、あまりの用意周到さに、驚きの声を漏らすおじさん。

而弗蘭塞特則用一臉困惑的眼神看著我。

そして、胡乱げな眼で私を見る、フランセット。

你不是早就習慣我那些滿天謊言了嗎……?

もう、とっくに慣れたんじゃなかったの、私のデマカセ三昧(ざんまい)には……。

「那、那麼,藥的素材呢……?」

「で、では、薬の素材は……」

「正如從藥師那裡聽到的,絕不會再進貨了,也沒有辦法再進。這家店除了常見的簡單藥品、繃帶等基本醫療輔助用品外,不經營其他醫療相關物品。畢竟這裡只是個臨時應急的『便利小店』,要正規的用品還是得交給專門店,這是我們的方針……」

「薬師さんからお聞きになった通り、もう二度と入荷しません。また、入荷させる方法もありません。この店は、ありふれた簡単な薬や、包帯等の基本的な医療補助用品以外は、医療関係のものはお取り扱いしません。あくまでもここは一時凌ぎのための『便利な店』に過ぎませんので、本格的な品は、それらの専門店にお任せするのが、うちの方針ですから……」

當然了,哪有便利商店比專門店還齊全的道理!

当然だ。専門店より品揃えが豊富なコンビニがあってたまるか!

不過大叔那落寞與焦躁的表情很讓人心痛。要是他發飆大喊大叫反而讓我輕鬆些,現在真讓我覺得愧疚……。

しかし、おじさんの落胆と焦燥の様子は酷かった。いっそのこと、激昂して怒鳴り散らしてくれれば、こっちも気が楽なのに。これじゃ、罪悪感が……。

但若當場說『我可以幫你準備!』,那就會重演上次的惡果,那絕對不能容許。即使大叔用如被雨淋的小吉娃娃般懇求的眼神看著我……嗚啊!

でも、ここで『用意できますよ!』なんて言った日には、また前回の二の舞だ。それは、絶対に許容できない。いくらおじさんが、雨に打たれたチワワのような、縋るような眼で私を見つめていても……。ぐうぅっ!

「……香織醬,你不能想辦法幫幫他嗎?」

「……カオルちゃん、何とかしてあげられないのですか?」

因弗蘭塞特突然的話,大叔意外得到支援,眼睛一亮。

突然のフランセットの言葉に、思わぬ援軍を得たおじさんが、眼を輝かせた。

弗蘭,你幹嘛在這時候向盟友背刺啊?

フラン、どうしてここで味方の背中を撃つかなぁ?

「…………」

「…………」

想也是白費時間。

考えても、時間の無駄だ。

若是苦苦哀求,對方會賣給你稀有素材。

頼み込めば、稀少素材を売って貰える。

若那種事傳開,一切就完蛋了。

そんな話が広まれば、一発アウトだ。

即便封口,萬一男爵家又有人生病呢?這下是太太還是女兒之類的。

いくら口止めしても、また男爵家の者が病気になれば? 今度は、奥さんだとか娘さんだとかが。

旁系的其他貴族呢?他們的家人呢?還有重要的家臣及其家屬又如何?

また、係累の他の貴族は? その家族は? そして大切な臣下や、その家族の場合は?

若是寄居的上級貴族家拜託?或是王族下令?

寄親の上級貴族家に頼まれたら? 王族から命じられたら?

把平民小姑娘的約定放在優先,秘密能被保守的機率恐怕接近零。

平民の小娘との約束を優先して秘密が守られる確率は、おそらくゼロだろう。

只能讓他們放棄回去,別無選擇。

諦めて、お帰り戴く以外の選択肢はない。

「很遺憾,但我已無能為力了。」

「残念ですが、もう、私にできることは、何もありません」

於是大叔垂頭喪氣地離開了。

そして、おじさんは、とぼとぼと帰っていった。

喂,弗蘭塞特,你那種責備的眼神是怎麼回事!

で、フランセット、その非難するような眼は何だよ!

『靠藥水撐下去吧!』,這次是第100話。

『ポーション頼みで生き延びます!』、今回で、100話です。

在完結後隔了一年重新開始更新。

いったん完結してからの、1年間の間を置いての更新再開。

被講談社K輕小說書系出版、登上ORICON榜、改編漫畫,且全卷重版。

講談社Kラノベブックス様からの書籍化、オリコンランクイン、コミカライズ、そして全巻の重版。

繼『平均値』、『ろうきん』之後,在生日還有兩天的時候,紀念性的達成第100話。

『平均値』、『ろうきん』に続く、誕生日を2日後に控えての、記念すべき100話到達です。

請繼續支持書籍版、漫畫版,以及「成為小說家吧」連載版和Web漫畫誌『水曜日のシリウス』的漫畫連載,和另外兩部作品一起拜託大家囉。(^^)/

引き続き、書籍版、コミックス、そして「なろう」連載版とwebコミック誌『水曜日のシリウス』連載のコミカライズを、他の2作品共々、よろしくお願い致します。(^^)/