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ポーション頼みで生き延びます!

42 增殖

「咦……」

「え……」

插在自己胸口的短劍讓卡歐魯呆住了。

自分の胸に突き立てられた短剣に、呆然とするカオル。

……因為,完全一點也不痛。

……何しろ、全然痛くないのだから。

「咦……」

「え……」

襲擊者對同樣毫無痛苦、愣坐著的卡歐魯也愣住了。

同じく、苦しむ事無くぽかんとしているカオルに、呆然とする襲撃者。

「這、這、這、這……」

「この、この、この、この……」

襲擊者揮舞短劍不停地刺向卡歐魯,卻毫無效果。

襲撃者は何度も短剣を振りかざしカオルに突き立て続けるが、何の効果も無い。

四周響起大聲的慘叫,男人們拿起手邊的武器衝了過來。

周りでは大声で悲鳴があがり、男達が手近な得物を持って駆け寄って来る。

過了一會兒,回過神的卡歐魯猛地一推,把襲擊者推開——就在那人身體離開的瞬間。

そのうち、我に返ったカオルが、どんっ、と襲撃者を突き飛ばし、その身体が離れた瞬間。

轟——!

どぉん!

一道從晴空落下的雷擊中襲擊者,那人應聲倒在地上。

晴天の空から落ちた雷に打たれ、襲撃者の身体は地面に崩れ落ちた。

調查結果顯示,那名襲擊的中年男子果如所料,是魯艾達在聖國時曾擔任主教之人,他侵吞捐款,還對信徒中的少女打著『賜予女神大人至福』的名義動手,為所欲為。

調査の結果、襲撃した中年の男は、予想通りルエダが聖国であった時に司教を務めていた男であり、寄付金を着服し、信徒の少女に『女神の至福を与える』と称して手を出し、やりたい放題だったそうである。

結果卻一夕之間被罵成騙子,積累的財產被沒收,人生一落千丈。

それが、一転して詐欺師呼ばわり、溜め込んだ財産の没収と、転落の人生。

他靠拿女神大人做文章牟利,卻還去碰那位朋友,難道不知道這會徹底將女神大人變成敵人,從此不可能重拾往日榮華嗎?

女神様をネタにして儲けていたのに、そのお友達に手出ししてどうなるというのか。決定的に女神様を敵に回すこととなり、昔の栄華を取り戻すことなど到底不可能だということに、気付かないのであろうか。

但對於失去一切而陷入錯亂、暴怒的男人來說,無論說什麼都無濟於事。

だが、全てを失い錯乱し逆上した男に、何を言っても無駄であろう。

卡歐魯並不太在意那名襲擊者。事情已經那樣,很多人死了,許多人毀滅,招來怨恨也在所難免。

カオルは、襲撃してきた男のことは、あまり気にしなかった。あれだけの事をしたのだ、大勢死んだし、大勢が破滅した。恨みを買って当然である。

卡歐魯在意的是別的事。

カオルが気にしたのは、別のことであった。

『為什麼短劍沒刺進去?』

(どうして短剣が刺さらなかったの?)

而且,打中那人的雷並非卡歐魯所為。那不是爆炸物造成,而是從晴空落下的真實雷擊。

それに、男を打った雷は、カオルの仕業ではなかった。爆発物によるものではなく、晴天の空から落ちた、本物の雷。

過去卡歐魯在做菜時會不小心割到手指、跌倒擦傷等,會有小傷,並絕非擁有什麼『鋼鐵之軀』。

今までにカオルは、料理の最中にうっかり指を切ったり、転んで擦り剥いたりと、小さな怪我はしていた。決して、『鋼鉄の身体』とかを持っているわけではない。

『那麼,這是面對致命危機時會啟動的自動防衛機制嗎?我不覺得那個賽蕾斯會時時刻刻盯著我看……那道雷,是自動反擊系統?』

(では、これは、死の危険があった場合に作動する自動防衛機構? あのセレスが常時見張っているとは思えないから…。そして、あの雷は、自動反撃システム?)

卡歐魯思索著。

カオルは考えた。

一定有什麼被忽略了。

何か見落としている。

心中掛念卻被放過的某些事物……。

心に引っ掛かったのに見逃した、何かを……。

對了。是幾年前,賽蕾斯降臨的時候。

そうだ。数年前の、セレス降臨の時。

在賽蕾斯回來前不久的對話。

セレスが戻る直前の会話。

當時我對賽蕾斯說了什麼?

私はあの時、セレスに何て言った?

「等太久的話,我會因意外、事件或壽命而死掉的喔」

『あんまり待ち過ぎてると、私、事故か事件か寿命で死んじゃうよ』

然後,賽蕾斯是怎麼回答的?

そして、それに対して、セレスは何て答えた?

「怎麼可能啦!又在講什麼好笑的玩笑⋯⋯」

『そんなわけ無いじゃないの! また、面白い冗談を…』

如果賽蕾斯真的把我的話當成笑話怎麼辦?

もし、セレスが、本当に私の言葉を冗談だと思っていたとしたら?

笑話。也就是說,那是在說實際上不可能的事。

冗談。それはつまり、実際にはあり得ない事、ということ。

……不可能。難道說我會『因事故、事件或壽命而死掉』是『不可能的事』?

……あり得ない。私が『事故か事件か寿命で死んじゃう』ということが、『あり得ない事』だと?

那是說,因為這個自動系統在保護,我不會死於事故或事件嗎?

それは、この自動システムによって護られて、私が事故や事件で死んだりしないという事?

不,等等。那麼『壽命』怎麼辦?

いや、待て。じゃあ、『寿命』はどうなる?

不不,等一下,賽蕾斯雖然確實有點糊塗,但並非愚笨。而且在『那位大人』相關的事上相當積極。

いやいや、待て待て、セレスは確かにぽややんだけど、別に馬鹿というわけじゃない。そして、『あのお方』関連では結構アグレッシヴだ。

而且賽蕾斯的時間感並非人類。我來到這個世界到賽蕾斯降臨雖有好幾個月,但在她看來不過一瞬、算了一下的時間;就連數千年前的事,她也會說成是剛剛不久之前。

そしてセレスの時間感覚は人間とは大きく異なる。私がこの世界に来てからセレス降臨まで何ヶ月もあったのに、セレスの中ではほんの一瞬、ちょっと計算をしていた間、という感じだった。数千年前の話も、ちょっと前、という話し方だったし。

像這樣的賽蕾斯,能容忍因為我這個她能藉以接觸『那位大人』的存在而在短短數十年內死去嗎?她不會想方設法延長我的壽命嗎?找個理由拖延一切?

そんなセレスが、せっかくの『あのお方』と接触できる理由である私が高々数十年で死んでしまうことを許容出来るのか? なんとか引き延ばそうとするのではないのか? 何か理由をつけて。

想起來!

思い出せ!

我在來到這個世界之前,當初向賽蕾斯對新身體提出了什麼要求?

私は、この世界に来る前に、新しい身体についてセレスに何て注文した?

確實……。

確か……。

『身體保留原本身體的基因,年齡定為十五歲』

『身体は元の身体の遺伝子のままで年齢は15歳に』

……身體保留了原本身體的基因,年齡為十五歲。

……身体は元の身体の遺伝子のままで、年齢は15歳に。

年齡是十五歲。年齡是十五歲。年齡是十五歲。

年齢は15歳に。年齢は15歳に。年齢は15歳に。

十五歲的身體。

15歳の身体。

……並沒有說之後會再成長。

……その後成長する、とは言っていない。

瑟蕾斯啊啊啊~~~!!!

セレスうぅぅぅ~~~!!!

被耍了………。

やられた………。

絕對是明知道還故意為之。

絶対、分かっていて、わざとだ。

不用做多餘的事,只要肯的話也能調製出返老還童的藥水。畢竟當時選擇用藥品作弊也是在預想之內。

余計な事をしなくても、その気になれば若返りのポーションとかを作れたのに。それも勿論想定しての、薬品チートの選択だったのだから。

難道沒注意到嗎?還是以為我會選擇自然老去、迎接死亡?

それに気付かなかった? それとも、私が自然に歳を取っての死を迎えることを選択するかもと思った?

……總之,已經能確定不會再成長了。

……ともかく、もう成長しそうにないという事は分かった。

身高不會長,胸部也不會。

身長も、そして胸も。

雖然有辦法調製成長藥水,但靠藥物強行長高,感覺就像穿著增高鞋或塞了襯墊的胸罩一樣,讓人不太願意。而且身高頂多也只會變一公分。

成長のポーションを創る、という方法はあるが、薬で無理に成長するのも、何かシークレットシューズかパッド入りブラ付けてるみたいであまり気が進まない。どうせ身長は1センチしか変わらないし。

被當成小孩,原本就是因為日本人天生身材矮小又娃娃臉,所以就算長了一公分也大概不會有改變。

子供に見られるのは元々日本人の低身長と童顔のせいだから、1センチくらい成長しても変わらないよ、多分。

「我要出門旅行。請不要來找我。」

「旅に出ます。捜さないで下さい」

「「「「哇啊啊啊~~!!!」」」」

「「「「えええええ~~っ!!」」」」

卡奧魯突然的通告,讓整個巴爾莫亞王國大為騷動。

カオルからの突然の通告に、大騒ぎのバルモア王国一同。

「為、為什麼……」

「な、なぜ……」

弗蘭塞特顫抖著聲音詢問。

震える声で尋ねる、フランセット。

「就是去各國遊歷,順便尋找丈夫。」

「ちょっと、諸国漫遊と、婿捜しに」

「欸,婿?卡奧魯醬不是神明所以會一直保持小孩子的樣子嗎?」

「え、婿、って、カオルちゃん、神様だからずっと子供のままなんじゃ?」

「欸?」

「え?」

「咦?」

「ええ?」

「「咦咦咦咦?」」

「「えええええ?」」

震驚的事實被揭示。

驚愕の事実が判明。

看來大家都以為我像瑟蕾斯一樣,身為女神會一直維持現在的模樣。不過,這好像確實是真的,這點在前幾天就已經確認了。

私は、セレスのように、女神様だからずっとその姿のままだと思われていたらしい。いや、どうやらその通りらしいということは、先日判明したが。

但沒想到竟然被認為會永遠單身不結婚……。

しかし、まさか永久に独身を貫くと思われていたとは……。

這樣一來應該會突然變得不受歡迎吧。

急にモテなくなったはずである。

確實,如果被認為是永遠的十二歲之類,就可能沒辦法結婚。

確かに、永遠の12歳、とかだと結婚はできないかも知れない。

不過,我的精神年齡是二十七歲,肉體年齡十五歲,在這個世界兩者都算得上成年,可以結婚!

いや、しかし、私は精神年齢は27歳、肉体年齢15歳、この世界では共に立派な成人であり、結婚出来る年齢だ!

欸,就算是千歲、萬歲,只要是與保持幼女外貌的女神結婚就會變成罪犯嗎?

え、たとえ1000歳であろうと一万歳であろうと、幼女の姿のままの女神様と結婚したら犯罪者?

不,不是那個,重點是這具身體的肉體年齡真的只有十五歲……。

いや、その、そうじゃなくて、この身体の肉体年齢は本当に15歳で……。

可惡,果然只能出門旅行了!

くそ、やっぱり、旅に出るしかない!

出門旅行,裝成一個正在婚活的普通女孩。

旅に出て、婚活中の普通の娘の振りをする。

這次從一開始就說『只是個身材嬌小的普通十五歲成年女性。小時候沒有好好被餵食……』之類,積極宣示自己是結婚對象!

今度は最初から、『小柄なだけで、普通に15歳の成人女性です。子供の時にろくに食べさせて貰えなくて……』とか言って、結婚対象であることをアピールする!

我要開始增殖!!

増殖するのだ、私は!!

數日後。

そして数日後。

也與『女神之眼』的孩子們告別了。

『女神の眼』の子供達とも別れを済ませた。

他們現在都能好好地生活下去。

もう、みんな立派に生きて行ける。

雖然說要把房子給我,但那句「會一直守著這個家、等您回來」……。

家はあげると言ったけど、『いつまでもこの家を守り、お帰りをお待ちしています』って……。

為了以防萬一,我給了幾瓶無自重藥水,反覆叮嚀一定要保密。再者,為了聯絡,我把一組內含藥水的「音聲共振水晶套組」的一半交給他們,另一半放到道具箱裡。

万一に備えて自重無しポーションを数本渡し、絶対秘密にするよう念を押した。更に、連絡用にと、中にポーションが入った『音声共振水晶セット』の片方を渡しておいた。もう片方はアイテムボックスへ。

萬一有緊急狀況就會趕回來。會用那種油箱裡裝著『像汽油的藥品』的四驅車型容器,或是能用初代紅白機手把操作的直升機型容器之類的。旋翼的迎角、陀螺效應、扭矩作用這些細節就交給賽雷斯族的超科技去處理吧!反正那些事早在人類還是單細胞生物的很久以前就已經解決了,所以這點小事不成問題。

緊急時には急いで戻って来る。燃料タンクに『ガソリンのような薬品』がはいったランドクルーザー型容器とか、初代ファミコンのコントロールパッドで操縦できるヘリコプター型容器とかを使って。回転翼のピッチ角とかジャイロ効果とかトルク作用とか、細かいことはセレスの種族の超技術に任せた! どうせ、人間が単細胞生物だった頃より遥か昔に解決しているんだろうからね、それくらいのことは。

但是,我的藥品作弊是我用自己的力量創造的嗎?還是受到賽雷斯超科技的知識支援?或者是我下了訂單,在某處製造然後被傳送來?嗯——有點在意了……。

しかし、私の薬品チートって、私の力で創造してるのかな、セレスの超技術で知識のサポートを受けて。それとも、私が発注した形でどこかで造られて、転送されてくる? う~ん、何か、気になってきた…。

啊,巴爾莫亞王國那邊藥水的供給會中斷,不過本來這種狀況就不該存在。這不只是阻礙醫學與藥學的進步,反而會把那一領域的人才完全抹滅。就算再怎麼忠告要保護人才,面對眼前這種喝了什麼都能痊癒的藥,誰還會繼續花錢培養人才或做研究?人們的積極性也會因此衰退。

あ、バルモア王国にはポーションの供給が途絶えるけど、元々そういうのは在るべき姿じゃなかったからね。医学や薬学の進歩を妨げるどころか、その方面の人材を根絶やしにしかねない。いくらそういう人材を保護するように忠告しても、飲めば何でも治る薬を目の前にして、お金のかかる人材育成や研究を続けられるものではない。また、本人達の意欲も衰えるだろう。

所以,先把現在的病人和傷者治好,之後就讓他們靠自己努力。

だから、今現在の病人、怪我人を回復させたら、あとは自力で頑張って貰おう。

在旅行途中,視需要以「女神的療癒」之名隱匿身分,暗中施以小範圍的救助。

そして旅の途中では、必要に応じて適宜『女神の癒し』として正体を隠して細々と救済しよう。

本來不應該只把龐大恩惠給予巴爾莫亞王國,而是應該廣泛且淺薄地分配給各國。奇跡之力應該是認真生活的人中,碰巧運氣好的極少數人才可享有的,絕不該成為人人理所當然能得到的東西。

元々、バルモア王国だけに多大な恩恵を与えるのではなく、各国に広く浅く与えるべきだったのだ。奇跡の力は、真面目に生きている者のうち、たまたま運の良かった極一部の者が享受できるもの。皆が当然の如く受けられるものであってはならない。

這趟旅程會和艾德兩人同行。不不,是一人加一匹吧。

旅には、エドとふたりで行く。いや、ひとりと一頭、かな。

行李照例全放在道具箱裡,空手前往託付艾德照料的牧場。

荷物は例によって全部アイテムボックスの中なので、手ぶらでエドの世話を頼んでいる牧場へ。

艾德也已經十歲了。換成人類大概三十五到四十五歲吧。中年人要走長途旅行應該很辛苦啊。這次的旅程比起那次西行簡直不可同日而語,會是更長的旅程。

エドももう10歳。人間だと35~45歳くらいかな。中年には長旅は厳しいかなぁ。今度は、あの西方への旅とは比較にならない長旅だからなぁ。

不過嘛,有藥水在應該沒問題吧。

でも、ま、ポーションがあるから大丈夫か。

把妻子留在原地就走,她會討厭嗎……。

嫁さん置いて行くの、嫌がるかなぁ……。

打算偶爾回來的。畢竟還是會在意『女神之眼』那些孩子們的情況。

時々戻って来るつもりではあるんだけどな。やっぱり、『女神の眼』の子供達のことも気になるし。

一邊這麼想一邊抵達牧場時,艾德、他的妻子,以及三歲的女兒三匹並排等著我。

と考えながら牧場に着くと、エド、その嫁さん、そして3歳になる娘さんが3頭並んで待っていた。

「啊,薰小姐,一直承蒙您照顧我們的主人。」

『あら、カオルさん。いつも主人がお世話になっております』

「薰姊姊,你有方糖嗎?」

『カオルおねーちゃん、角砂糖持ってる?』

「喂,別這麼失禮。」

『こら、はしたないぞ』

……你們,真的還是馬嗎?

……お前ら、本当にウマか?

搞不好已經進化成別種生物了吧?不,真的……。

何か、進化して違う生物になってるんじゃないか? いや、本当に……。

而且,為什麼艾米爾和貝爾背著行李站在那裡!

そして、なぜ荷物を背負ってそこに立っている、エミールとベル!

「「隨行奉陪」」

「「お供致します」」

啊~,好好。

あ~、はいはい。

不管你說什麼都一定會跟去的那種眼神,對吧。

何を言っても絶対ついて行く、って眼だよね、それ。

只好作罷,分別騎上艾德一家三匹,正想出發時——。

あきらめて、エド一家3頭にそれぞれ乗って、さぁ出発、と思ったら。

「隨行奉陪」

「お供致します」

弗蘭塞特,你幹嘛背著行李在馬身上等著啊……。

なんで馬に荷物積んで待ってるかな、フランセット……。

而且,旁邊那位聳肩示意的王族!

それと、その隣りで肩を竦めるジェスチャーをしている王族!

嗯,說得通吧,既然未婚夫要出發去一趟不知何時才會回來的旅程,想跟去也是情有可原。

まぁ、分からなくはないよ、婚約者がいつ帰るとも知れない旅に出るとなれば、ついて行こうと思うのは。

可你是王族吧,你這傢伙……。

でも、王族だろ、あんた……。

女神的朋友、王兄、鬼神、井之守護者……。

女神の友人、王兄、鬼神、井戸の守護者……。

這是什麼樣的隊伍啊!!

どんなパーティだよ!!

……也該替艾米爾想個稱號吧。總覺得他有點可憐。

……エミールにも何か二つ名を考えてあげようかな。なんか不憫だし。

等一下!

と、待て!

難道,接下來我要和兩對熱戀中的情侶一起旅行嗎?

もしかして、これから2組のラブラブカップルと一緒に旅をするのか、私?

等一下,稍微等一下啊啊~~!!

待て、ちょっと待てえぇぇ~~!!

這是為了我,我們長瀨一族繁衍的旅程!

これは、私が、我が長瀬一族が増殖するための旅だ!

不是為了讓你們繁衍的旅程! 絕對不是!!

お前達を増殖させるための旅ではない! 決して!!

薰他們啟程後,巴爾莫亞王國裡有好幾個男人痛苦翻滾。

カオル達が旅立ったあと、バルモア王国では何人もの男が転げ回っていた。

「欸?出門去找女婿?薰妳是有打算要結婚嗎?」

「え? 婿捜しの旅に出た? カオルちゃんって、結婚する気あったの?」

「不會吧!那樣的話我早就一直叫著你,絕不會放棄啦!」

「嘘ぉ! それなら、諦めずに声掛けてたよぉ!」

「哪有這種事!!」

「そんなぁぁ!!」

「第一次見面時才十五歲,現在十九歲了?早就成年了嗎?那就是已經長成完成的最終形態?」

「初めて会った時15歳で、今19歳? とっくに成人してたァ? あれで、成長し終わった最終形態ぃ?」

一切都已經太遲了。

もう、全てが遅かった。

「媽媽!」

「おかあさん!」

「奶奶!」

「おばあちゃん!」

「曾祖母大人……」

「曾御祖母様……」

被許多孩子、子孫與曾孫們圍繞,意識逐漸變得模糊。

大勢の子供や孫、曾孫達に囲まれて、段々と意識が薄れて行った。

啊啊,真是幸福的一生啊……。

ああ、幸せな人生だったなぁ……。

不過,只有一件事。

でも、ひとつだけ。

只有一件事讓人無法原諒。

ひとつだけ、許せないことがあった。

「喂,神明!」

「こら、神様!」

「是、是!我知道了,我知道的……」

「は、はい! 分かってます、分かってますから……」

白色的地方。

白い場所。

接著是一名二十出頭中期、金髮碧眼,看起來像女性心目中理想型的好男人,披著類似羅馬時代貴族會穿的白色長袍的男子。那人便是神。

そして二十歳台半ばの金髪碧眼、女性理想の「いい男」を具現化すればこんな感じになるのかな、というような、ローマ時代の貴族が着ていそうな白い衣服を身に纏った男。神様である。

「那孩子現在怎麼樣?」

「今、あの子は?」

「是的,據說正在整個大陸上與夥伴們一同旅行,看起來很開心。」

「はい、大陸中を、仲間の方々と共に旅しておられるそうです。楽しそうに」

「禮子呢?」

「礼子は?」

「她也同行。」

「御一緒です」

「啧,落後了嗎……那邊的神有先交代好了嗎?」

「ちっ、出遅れたか……。向こうの神様に根回しは?」

「已經處理好了。啊啊,又要麻煩人家了呢……」

「終わってます。あぁ、また迷惑掛けちゃうなぁ……」

「好,那就趕快送過去吧。」

「よし、じゃ、さっさと送って」

「明白了。祝您有個美好的人生……」

「分かりました。良い人生を…」

「承蒙照顧了。那麼,再見了!」

「世話になったわね。じゃあね!」

雖說年逾九十、就年紀來說尚算開朗,但確實神情疲憊的老者之魂。然而,脫離肉體被回收的意識體與靈魂,擺脫了肉體的束縛後恢復了活力,像年輕時那般精神奕奕。

九十歳台で、歳の割には闊達としていたとは言え、かなりくたびれた老人の魂。しかし、肉体を離れて回収された意識体と魂は、肉体の影響を離れて活発さを取り戻し、若者であった時のような元気さであった。

那意識體與靈魂被那位年輕的神之手送往異世界。

その意識体と魂は、神である青年の手によって異世界へと送られた。

送走那意識體與靈魂後,神喃喃自語起來。

その意識体と魂を送り出したあと、神は独りごちた。

「不過,真的讓人驚訝呢……七十年前,竟有普通人憑一己之力成功向我傳達個人訊息的事。那時讓我重新認識了人類的可能性,真是很好的學習。」

「でも、本当に驚きましたよねぇ、70年前、普通の人間が独力で私に個人的なメッセージを届けることに成功された時には……。人間の可能性というものを再認識させられましたよ。いい勉強になりました、ええ」

這位管理地球的神,懷念著被兩名人類女性怒斥並被迫做出某種承諾的那段往事。

地球を管理する神は、ふたりの人間の女性に怒鳴りつけられて、ある約束をさせられた時のことを、懐かしく思い出していた。

『請補償我們本該和香一起快樂度過的那段人生!』

(香と一緒に楽しく過ごすはずだった私達の人生の補償をして戴きます!)

啊啊,又要讓賽蕾絲醬添麻煩了呢。得想辦法補償她才行……

「ああ、また、セレスちゃんに迷惑をかけちゃうなぁ。何か、埋め合わせをしなくちゃ……」

「歡迎來到我的世界,維爾尼!!」

「ようこそ、我が世界、ヴェルニーへ!!」

被滿臉笑容迎接,恭子微微退縮了一步。

満面の笑顔で迎えられ、少し引く、恭子。

「那、話是……」

「あの、話は……」

「是的,當然有聽說!您和之前來過的久遠禮子小姐是同一位吧!」

「はい、勿論、伺っております! 以前に来られた、久遠礼子さんと同じ、ですよね!」

恭子心想,對方的熱情也太高了吧。

テンション高いなぁ、と思う恭子。

「那個,您看起來好像非常開心呢……」

「あの、何か、凄く嬉しそうですね……」

不由自主就問了出來。

つい、聞いてしまった。

女神露出一副『問得好』的神情。

それに対して、よくぞ聞いてくれました、と言わんばかりの女神様。

「是的,剛才管理你們世界的那位大人聯絡來了,說要為再次造成的麻煩道歉,想做些補償,讓你們儘管提出要求。」女神輕笑著說。

「はい、あなた方の世界を管理しておられる、あの方から、また迷惑をかける、お詫びに何か埋め合わせをしたいから何でも言ってくれ、との連絡が先程。くふ、くふふ……」

恭子把一切都看透了。年紀可不是白長的。

恭子は全てを理解した。伊達に歳は取ってない。

「禮子得到了什麼?」

「礼子は何を貰いました?」

「是的,是『可以使用所有魔法,魔力無限大』。」

「はい、『全ての魔法が使える。魔力無限大』ですね」

不愧是禮子,真是個不會收斂的女人。

さすが礼子。自重しない女。

「那麼,我要『能創造任何事物的力量』。」

「では、私は、『何でも創造できる力』を」

「欸、任何事物嗎?那個,這就有點……」

「え、何でも、ですか。さすがに、それはちょっと……」

女神有些為難。

渋る女神様。

恭子只好改變要求。

恭子は、仕方なく要求を変える。

「那麼,賜予我能創造我知道的一艘船的力量,如何?當然我不是造船專家,所以細節就按記載那艘船的書籍所寫那樣建造。此外,也請同時自動取得那艘船的操縱知識。外行人沒法駕馭它……」

「では、私が知っている船を創造する力、ではどうですか。勿論、私は船の専門家じゃないので、詳細はその船について書かれた書物のとおりに造られる、ということで。それと、その船の使い方についての知識も自動的に取得、ということでお願いします。素人じゃ動かせないですから……」

「只限定船嗎?恰好,香醬他們也差不多該渡海了……時機或許正好。那就照那個辦吧。」

「船限定ですか。丁度、カオルちゃん達もそろそろ海を渡りたい頃かも…。丁度いいタイミングかも知れませんね。では、それで行きましょう」

對於變得相當謹慎的希望能力,女神鬆了口氣並同意了。

随分控えめになった希望能力に、女神様はほっとして了承してくれた。

恭子在心裡暗自一笑。

心の中でにやりと嗤う恭子。

「不過,真了不起啊。我從那位那裡聽說了,身為人類你們竟做出那樣的事。到底是怎麼做到的?你們兩位對香醬而言,是什麼樣的人呢?」

「しかし、大したものですねぇ。あの方から聞きましたよ、人間の身でありながらあなた方が成したことを。一体、どうしてそこまでやれたのですか? あなた方お二人は、カオルちゃんにとって、どういう方なんですか?」

對於女神的詢問,恭子微笑地回答道。

女神様の問いに、恭子はにっこりと微笑んで答えた。

「西園恭子與久遠禮子——長瀬香的摯友!」

「西園恭子と久遠礼子。長瀬香の親友よ!」

獲得年輕化的肉體降臨到地上後,恭子確認那片廣闊草原上沒有人的蹤影,便創造了『恭子所知道的一艘船』。

若返った肉体を得て地上に降りた恭子は、その広い草原に人の姿が無いことを確認すると、『恭子が知っている、ある船』を創造した。

由賦予人格的電腦自動操控。

人格付与コンピュータによる自動制御。

強大的各式光學武器。

強力な、数々の光学兵器。

搭載的機器人兵器。

搭載されているロボット兵。

就用這個周遊世界,尋找香他們。若禮子施展大規模魔法,感應器應該能探測到;就算我們沒被找到,只要禮子察覺到恭子來過,或許會用探查魔法之類找到我們,或以某種方式聯絡過來。

これで世界を回り、香達を捜す。礼子が大規模魔法でも使えばセンサーで探知できるだろうし、こっちが見つけられなくても、恭子が来たことに礼子が気付けば、探査魔法なり何なりでこっちを見つけるか、何かの手段で連絡をしてくるだろう。

時間充裕。因為已經請地球的神明把它做成與從地球之神那裡聽到的香的身體規格相同。

時間はある。地球の神様から聞いた香の身体の仕様と同じにして貰ったのだから。

恭子登上船,坐到艦長席,向賦予人格的電腦下令。

恭子は船に乗り込み艦長席に座ると、人格付与コンピュータに命じた。

「啟航!」

「発進!」

至此完結。

これにて完結です。

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一天更新兩部作品有點辛苦,幾乎沒辦法做其他事。今後打算每次一部、隔幾天更新一次。要不然沒辦法持續下去……。(^^ゞ

2作品毎日更新は少し大変で、他のことが殆ど何も出来ませんでした。次からは、1作品ずつ、数日置き更新で臨みたいと思います。でないと、続かない……。(^^ゞ

也請多多支持下一部作品。

また、次作でもよろしくお願い致します。