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第18章 矚目
里奧塔爾子爵家,長子誕生宴當日。
リオタール子爵家 長子誕生パーティー当日
里奧塔爾子爵家的三男,阿希爾・馮・里奧塔爾從剛才起就忐忑不安地在會場張望。
リオタール子爵家三男、アシル・フォン・リオタールは先程からそわそわしながら会場を見回していた。
還沒來嗎、還沒到嗎……。
まだか、まだ来ないか……。
並不是懷疑什麼,但總覺得會不會發生事故或差錯,心裡不安。
疑っているわけではないが、何か事故や手違いでも、と不安になる。
會場裡已經有今日主角、長子賽德里克在內的里奧塔爾一家,以及來賓大致到齊。
会場には、既に本日の主役である長子のセドリックを始めリオタール家一同、そして来客も概ね揃っているようであった。
在這個國家,並不像日本那樣一開始就由主辦方致詞或演說。賓客遲到很常見,通常先自由交談,過一段時間再開始致詞或演說。換言之,實際上派對已經開始了。
この国では、日本のように最初に主催者挨拶やスピーチが行われることはない。来賓が遅れることはよくあるので、始めは自由に歓談、ある程度時間が経ってから挨拶やスピーチが行われるのである。なので、実質的には既にパーティーは始まっている。
正當阿希爾的擔憂越來越重時,會場出現了一名少女。
そしてアシルの心配がしだいに大きくなってきた時、パーティー会場にひとりの少女が現れたのであった。
身為主辦者的里奧塔爾子爵注意到,原本四處交談喧鬧的會場竟然異常安靜下來。
パーティーの主催者であるリオタール子爵は、あちこちで交わされる会話でざわついていた会場がやけに静かになっていることに気がついた。
『發生什麼事了嗎?』
(何かあったのか?)
這是好不容易為長子舉辦的誕生宴兼相親活動,可不能讓它掃興。
せっかくの長男の誕生パーティー兼お相手探し、ケチを付けるわけには行かんぞ…。
里奧塔爾子爵順著眾人凝聚的視線望去,見到大約十二歲左右的一名少女。披肩的烏黑秀髮、端正的容貌、眼神雖然有些銳利,但作為貴族那反而顯得意志堅定……而她所穿的純白禮服何等華麗!宛如王族的服飾;她佩戴的項鍊、髮飾等珠寶,價值到底有多少!
リオタール子爵が静かになった来客達の視線が集まる方へと目をやると、そこには、12歳くらいのひとりの少女の姿があった。肩のあたりまでの艶やかな黒髪、整った顔立ち、…目付きは少々キツいが、貴族としてはそれもまた意思の強さを現していて悪くはない…、そしてその身に纏う純白のドレスの何と見事なことか! どこの王族かと思われるそのドレス。そして、その身を飾る首飾り、髪飾り等の宝石類はいったい如何ほどの価値があるものか!
不是金額之類粗俗的問題。再多金幣也買不到的東西就是買不到。那正是此類難以入手的裝飾品。
いや、金額などという無粋な問題ではない。いくら金貨を積もうとも、手に入らないものは手に入らない。そういう類の装身具の数々であった。
確實還是未成年的稚嫩少女。不過那種事只要等上幾年即可。看著她在自己手中成長,也是一種至福。她的模樣讓人這麼想。
確かに、成人前のまだ幼い少女である。しかし、そんなもの、数年待てば良いだけのことだ。自分の手の中で成長するその姿を見守るのもまた、至福であろう。そう思わせる、可憐なその姿。
看起來聰慧、有堅定意志的眼神。佩戴的珠寶價值可能要數百枚金幣。
聡明そうであり、意思の強そうな瞳。金貨何百枚かかるかという宝飾品。
是哪家的令嬢?不,是暗訪而來的某國公主嗎?那副眼神彷彿極適合放聲大笑……。
どこの令嬢だ? いや、お忍びの、どこかの国の王女殿下か? 如何にも高笑いが似合いそうな目付きだ……。
在寂靜的會場、眾人目光的注視中,那少女筆直朝著里奧塔爾子爵與本日主角賽德里克就座的方向走去,然後向右轉,往料理區走去。
静まる会場、皆の視線の中、その少女は真っ直ぐに正面、リオタール子爵や本日の主役であるセドリックが座る席の方へと歩み続け、………右へと曲がって料理コーナーへと向かった。
子爵一愣,頸項無力垂下。真是被放了鴿子……。
がくりと項垂れる子爵。何たる肩すかし……。
眾人看著她興高采烈地從大盤取到小盤的模樣,心都提到了嗓子眼。
嬉々として大皿から取り皿へと料理を取るその姿に、皆、生きた心地がしなかった。
『禮服、會被弄髒啊──!!』
(((ド、ドレスが汚れるぅ~~~!!)))
侍者飛奔過去,慌忙搶過小盤。詢問少女想要什麼,然後代為分裝到盤裡。
給仕が飛んで行き、あわてて取り皿を奪い取った。少女に欲しい物を聞き、代わりに皿に取り分ける。
少女接過料理,津津有味地吃了起來。
受け取った料理を美味しそうに食べる少女。
會場終於恢復了聲響,男士們蜂擁上前想要和少女搭話。
ようやく音を取り戻した会場では、少女に話しかけようと男性陣が群がった。
但有『手持餐盤者不可招呼』的禮節,少女不間斷地吃著,沒人能在她面前搭話。
しかし、『料理の皿を手に持った者には話しかけてはならない』というマナーがあり、途切れることなく食べ続ける少女に誰も話しかけることができない。
少女吃個不停。
いつまでも食べ続ける少女。
周圍的男人們為了搶第一個搭話的機會互相牽制,坐立不安。
その周りで、話しかける一番手を狙い互いに牽制しつつそわそわする男達。
少女猛地看向那些男人,終於把小盤放回桌上。
少女はふと男達の方に目を向けると、ようやく取り皿をテーブルに置いた。
就、現在!……
い、今だ!……
正當男人們爭先恐後要開口的瞬間。
男達が我先にと声をかけようとした瞬間。
「今天謝謝你的邀請,阿希爾!」
「本日はお招きありがとう、アシル!」
微笑的少女視線所及之處,是派對主辦方、里奧塔爾子爵家三男阿希爾・馮・里奧塔爾的身影。
にっこりと微笑む少女の視線の先には、パーティーの主催者であるリオタール子爵家の三男、アシル・フォン・リオタールの姿があった。
「卡、卡奧露……?」
「か、カオル…、ちゃん……?」
阿希爾愣住,張著大嘴,茫然不知所措。
そこには、呆然として、ぱかんと口を開いた、アシルの姿があった。
什麼?這是怎麼回事?那個少女是阿希爾的熟人?
何? どういうことだ? あの少女がアシルの知り合い?
雖然很在意,但身為主辦者不能插入年輕人的閒聊,得盡好主人之責……。
気にはなるが、主催者が若い者同士の歓談に割り込むわけには行かない。ホストとしての務めを果たさねば……。
里奧塔爾子爵強忍著立刻衝去質問阿希爾的衝動。
リオタール子爵は、すぐにアシルの所へ飛んで行き問い詰めたい心を抑えつける。
長子賽德里克也很想知道,但主角不能離席。今天他必須和父親一道在座位上接待依序前來致意的各家當主、繼承者與小姐們。
長男セドリックもまた、気になって仕方なかったが、同じく主役が席を立つことはできない。今日は、自分の席で父と共に、順次挨拶に来る各家の当主や後継者、令嬢等の相手をしなければならないのである。
那少女到底是誰?她和阿希爾到底有何關係?
いったい誰なのだ、あの少女は。そして、アシルとはどういう関係だ?
「阿希爾殿,請務必向各位介紹這位令嬢。」
「アシル殿、こちらの御令嬢を是非紹介してくれたまえ」
阿希爾被圍上前來的男人們包圍逼問。
取り囲む男達に迫られるアシル。
若只有少女一人,可以直接搭話,但若少女的家人、友人或熟人同席,禮節上應先向他們請求介紹。
少女ひとりならば直接声をかけても良いのだが、少女の家族や友人、知人等が同席している場合は、まずはその者に紹介を頼むのがルールである。
「啊、啊啊,她是卡奧露……」
「あ、ああ、彼女は、カオル……」
阿希爾說不出更多。她是平民,沒有家名,又不能說她是幫傭。若用那種介紹對著穿著這禮服、戴著這等珠寶的少女,肯定會被奚落成笑話。
それ以上、言うことが無い。平民だから家名は無いし、まさかお手伝いの少女だと言うわけにも行かない。このドレス、この宝石を身に着けた少女に対してそんな紹介をすれば、巫山戯るなと袋叩きにされるのは確実だ。
阿希爾一臉困窘。
困り果てるアシル。
「我叫卡奧露。家族姓氏……那個,請保密……」
「カオルと申します。家名は、あの、内緒でお願いします…」
卡奧露替阿希爾解圍。
アシルに助け船を出すカオル。
男人們認為卡奧露隱藏家名,大概是暗中來訪的貴人。又從阿希爾的反應判斷她與阿希爾僅是普通朋友,便爭相搭話,但也不忘避談身世,當然沒有人無禮地問年齡。
男達は家名を伏せたがるカオルのことを、やはりお忍びか、と考える。そして、アシルの様子から、アシルとは単なる知り合い程度に過ぎないと判断し、我先にとカオルに話しかけた。身元に関しては触れない、という配慮は忘れずに。勿論、女性に年齢を聞くような無礼者はいない。
「卡奧露小姐,妳有訂婚嗎?」
「カオルさん、御婚約等はされておりますか?」
「沒有,還沒有。家裡有個習俗,就是男方要自己來追求……」
「いえ、まだですわ。当家では、殿方は自分で捕まえる、という家風でして…」
卡奧露微微羞澀,男士們心頭一動。
少しはにかむカオル。色めき立つ男性陣。
圍繞卡奧露的男人們年齡層跨得很廣,從十歲左右的少年到十七八歲的少年,再到青年與中年皆有。
カオルを取り巻く男達は、10歳前後から十代後半までの少年達、その上の青年層、更にその上の中年層までと、幅広い構成である。
「與阿希爾殿是何種關係?」
「アシル殿とはどのような御関係で?」
「阿希爾是我來到這個國家的第一個朋友。他對我照顧很多。吃過我做的料理,還稱讚很好吃。」
「アシルは、この国に来て最初のお友達です。色々とお世話になっておりますの。私の手料理を食べて、美味しいって褒めて下さいますのよ」
嗯,沒說謊。
うん、嘘はない。
男人們原以為關係不深,聽說阿希爾會被令嬢親手做菜招待,開始警戒。她直呼名字,顯得親近……。
大した関係ではないと思っていたアシルが令嬢の手料理を振る舞われるような関係と知って、警戒する男達。名を呼び捨てのようだし…。
「妳自己會做料理?」
「御自分でお料理を?」
「嗯,我還挺拿手的。今天聽說能吃到這個國家的派對料理,就拜託阿希爾請我來。想和我國的料理比較看看……」
「ええ、結構上手ですのよ。今日も、この国のパーティー料理が食べられると聞いて、アシルにお願いして呼んで戴きましたの。うちの国の料理と食べ比べてみたくて…」
男人們以為她之前不停吃是為了比較。不過其實只是卡奧露貪吃罷了。
さっきからの食べ続けはそのためか、と思う男性陣。ただ単に、カオルの食い意地が張っているだけであったが。
「那麼請務必來參加我伯爵家的下一次派對,能讓妳品嚐我們引以為傲的料理。」
「で、では、今度の我が伯爵家のパーティーにも、是非お越し下さい。自慢の料理の数々を味わって戴けますよ」
「不,我家主廚曾任職王宮……」
「いや、当家の料理長は元王宮勤めで…」
「我們家呢……」
「当家では…」
一陣子內,大家互相吹噓料理並邀約參加派對。
しばしの間、料理自慢とパーティーのお誘いが続いた。
阿希爾被這個看起來不像平民、彷彿換了個人的卡奧露弄得心神不寧,無法上前說話。
アシルは、とても平民とは思えない、その別人のようなカオルに動揺し、話し掛けられないでいた。
「各位今日光臨,感謝大家!」
「皆様、本日はようこそお越し下さいました!」
看來到了致詞時間。
挨拶の時間が来たらしい。
圍在卡奧露身邊的男子也不得不放手,包圍暫時解散,眾人散向會場前方。
カオルの周囲の男達も、さすがにこれは無視できない。いったんカオルの包囲が解かれ、皆、会場の前方へと散って行った。
致詞時,里奧塔爾子爵向來賓致謝,提及里奧塔爾家的近況,介紹今日的主角長子賽德里克,並稍微提到次子與三男阿希爾,並明確說明賽德里克與阿希爾尚無未婚妻。說到這時,他瞥了眼阿希爾與站在他身旁的黑髮少女。
挨拶で、リオタール子爵は来客達への礼、リオタール家の最近の話題に少し触れ、本日の主役たる長男セドリックの紹介。そして、次男と、三男であるアシルのことにも少し触れ、セドリックとアシルにはまだ婚約者がいないことにもちゃんと言及する。その時、アシルと、その横に立つ黒髪の少女の方へちらりと目をやった。
致詞與介紹結束後,交談再度開始,男人們又開始靠向卡奧露。然而,會場出現了另一股人潮。
挨拶と紹介が終わり、各個の歓談が再開され、男達がまたカオルの方へと寄り始めた。しかし、そこにはもう一つの人の流れがあった。
「欸?阿希爾,那些人們在做什麼?」
「あれ? アシル、あの人達はなに?」
不少女性手持物品,朝前方子爵與賽德里克那裡走去。
かなりの人数の女性達が、それぞれ手に何かを持って前の方、子爵やセドリックの方へと向かっていた。
「啊,那是要去給今天主角的哥哥送禮以便讓他記住她名字的行為。已婚、有未婚夫或情人的人是不會去的。」
「あ、ああ、あれは、今日の主役である兄さんに、名前を覚えて下さい、って女性が贈り物を手渡しに行ってるんだよ。既婚者や、婚約者、恋人とかがいる子は行かないよ」
阿希爾總算能和卡奧露說上話。
ようやくのことでカオルと話すアシル。
「欸,我沒被告知耶?」
「え、聞いてないよ?」
「這和卡奧露沒關係吧」
「カオルちゃんには関係ないでしょ」
嗯——……。
う~ん……。
改變計畫,現在就去!
予定変更、ここで出る!
「我也去一下喔!」
「私もちょっと行ってくるね!」
「欸?欸、什麼?怎麼回事……等、不要!」
「え? え、何? どういう…、待って、駄目!」
卡奧露輕巧避開臉色大變、拼命想留住她的阿希爾的手臂,朝主角座位走去。途中她確認了一名僕人的位置,那正是阿希爾所說、具有特徵的僕人所在之處。
顔色を変え、必死で引き留めようとするアシルの腕をひょいと避け、カオルは主役の席へと向かった。途中、ある使用人の位置を確認した。アシルの話にあった特徴を持つ、その使用人の位置を。
卡奧露走到前方時,發現已有令嬢們排成一列。果然是受歡迎的子爵家長子。
カオルが前方に行くと、そこには令嬢方による列が出来ていた。モテモテである、子爵家長男。
「喔,你也要去見賽德里克大人嗎?」
「あら、貴方もセドリック様に?」
排在隊尾的卡奧露被前面的典型貴族小姐搭話。
列の最後尾に並んだカオルに、前に並ぶ、如何にもな御令嬢から声が掛けられた。
「不過看起來妳並沒有準備禮物呢。打算空手去致意嗎?」
「それにしては、贈り物を御用意なさっていないようですわね。手ぶらで御挨拶なさるおつもり?」
這是針對剛才吸引男人們目光的卡奧露的諷刺,或是圍繞賽德里克的爭奪戰的試探……。
先ほど男性達の注目を独り占めにしていたカオルに対しての嫌味か、セドリックを巡る争奪戦の牽制か……。
「啊,沒問題。請不必擔心。」
「あ、大丈夫です。ご心配なく」
卡奧露輕巧地回答。
軽く返すカオル。
「是喔,說起來以前有個孩子把禮物掉破了,結果用在手上親吻作為代替禮物,或是送上稱呼權這種事也聽過呢。」
「あら、そう。そういえば、以前、贈り物を落として壊してしまった子が、手への口づけを贈り物代わりにしたとか、愛称で呼ぶ権利を贈ったとか聞きましたわね」
那位貴族少女這麼說完,嗤了一聲,轉回正面。
貴族の少女は、そう言うと、ふん、という顔で正面に向き直った。
大概是替看似沒帶禮物的卡奧露出點子吧。
多分、贈り物を持っている様子のないカオルのために、アドバイスしてくれたのだろう。
『啊,真是個好孩子……』
(え、えぇ子やぁ……)
排隊的令嬢們依序向賽德里克獻上禮物,聊了幾句,然後讓下一位上前。
列の令嬢たちは、セドリックに贈り物を渡し、少し話をし、次の者に代わる。
列隊逐漸縮短,來到尾端,輪到卡奧露了。
令嬢方の列はしだいに短くなり、最後尾、カオルの番となった。
「妳是──」
「君は……」
賽德里克向這位沒想到會來的黑髮少女驚呼出聲。
まさか来るとは思っていなかった黒髪の少女に、驚きの声を漏らすセドリック。
「不是你弟弟的女友嗎?」
「弟の彼女、じゃないのかい?」
「我和阿希爾是朋友喔。他是個很好的人。」
「アシルとはお友達ですよ。とってもいい人です」
「很好的人,是吧。哈哈……」
「いい人、ね。はは……」
賽德里克覺得弟弟有些可憐,無力地笑了。
セドリックは、少し弟が可哀想に思え、力なく笑った。
坐在旁邊的里奧塔爾子爵也苦笑。
隣に座るリオタール子爵も、苦笑い。
「今天謝謝您的邀請。我想向阿希爾的哥哥和父親問候,所以排了隊。」
「今日は、お招き、ありがとうございました。アシルのお兄さんとお父さんに御挨拶したくて、列に並んじゃいました」
「不過我弟看起來快要被嚇死了……」
「弟は、なんか死にそうになっているが……」
賽德里克瞥了臉色慘白的弟弟一眼。
セドリックは、顔色の悪い弟の方にちらりと目をやった。
「既然排隊不能空手而回,我想獻上禮物……」
「で、列に並んで手ぶらというわけにも行きませんから、贈り物をしたいと思うのですが…」
話音一落,看向少女卻不見她手上拿著什麼,更不可能是把她身上戴的珠寶給出吧。
そう言われて少女を見ても、何も持っているようには見えない。まさかその身に着けた宝石を渡すわけではあるまいし。
「能請僕人卡爾文先生過來嗎?」
「使用人のカルヴィンさんを呼んで戴けますか?」
「欸……」
「え……」
聽到少女出人意料的話,賽德里克目瞪口呆。
予想もしない少女の言葉に、セドリックは絶句した。