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ポーション頼みで生き延びます!

先用藥水吧!

雖然一瞬有點頭暈,但穩住腳步撐過去了。好好,已經習慣了習慣了!……話說回來,就算好不容易習慣了也用不太上了。

一瞬フラッとしたが、足を踏ん張って耐えた。よしよし、慣れてきた慣れてきた! って、せっかく慣れてももう活用することはないが。

嗯,怎麼說呢。所謂的「異世界」。好像叫做維爾尼之類的名字。

まぁ、何だ。いわゆるところの「異世界」だ。まぁ、ヴェルニーとかいう名前らしいが。

之後,被自稱女神的賽蕾絲(賽蕾斯蒂娜)高興地宣佈為朋友,接著被緊緊抱住、蹭來蹭去、聽她發牢騷、還被逼著幫忙想對『那位大人』的接近作戰等各種事,總算被放行降臨到這個世界。看來那時頭腦變聰明些也只是在她解說時而已,之後完全又回到花田狀態了。

あの後、女神セレスことセレスティーヌに大喜びで友達認定され、しばらくの間ぎゅっとされたりすりすりされたり愚痴を聞かされたり「あのお方」へのアプローチ作戦を考えさせられたりと色々あり、ようやくのことで解放されてこの世界へと降り立ったのである。やはり少し頭が良くなっていたのはあの説明の時だけだったようだ。その後は完全にお花畑に戻ってた。

看來這裡是在一座小丘的半山腰,周圍只有零星的樹叢,遠方可以看到像是城鎮的東西。並沒有被牆圍起來,能看到一般的建築。

どうやらここは小高い丘の中腹らしく、周りにはまばらに木立がある程度、遠くに街らしきものが見える。別に壁に囲まれていたりはせず、普通に建物が見える。

理當先往城裡走,但先檢查身體比較重要。要和這副身體長期相處,得好好確認。若有瑕疵或是初期不良就得向賽蕾絲投訴,到時候要好好抱怨並要求追加服務!

まずは街を目指すべきだろうが、その前に身体の確認である。これから長い付き合いになるのだ、きちんと確認しておこう。瑕疵、初期不良があればセレスにクレームを出さねばならぬ。その時には文句を付けて追加サービスを要求する!

於是做了些蹲伸、跳躍、拍了拍身體等各種檢查。看起來確實變回了十五歲時的自己。

というわけで屈伸したり飛び跳ねたり、ぺたぺたと身体を触ったりと色々調べてみた結果。どうやらちゃんと15歳の頃の自分の身体になっている模様。

因為沒有鏡子沒法確認臉,但在能看見或摸到的範圍內似乎沒問題。不過就算沒有完全精準重現,比如體力或肌力被多加強,或者那個、胸部被強化也無所謂啊,賽蕾絲!可惡。

鏡が無いから顔の確認はできないけれど、見える範囲や触った範囲では問題無さそう。いや、あんまり正確に再現されてなくても、例えばもっと体力や筋力が増加されていても、その、胸のあたりが強化されたりしていても別に構わなかったんだよ、セレス! くそ。

身高大概和十五歲時只差一公分左右,幾乎沒什麼變化。記得大概是十五七公分吧。體重以前反而稍微重一點。當時比較重視社團活動和吃喝,根本沒想過要維持身材或減肥……年輕啊。(沉思)

身長は確か15歳の時と1センチそこそこしか変わらなかったはずだから殆ど変わった気がしない。確か157センチくらいだったかな。体重は昔の方が少し重かった。体型維持よりも部活と食い気の方が大事だったからな、当時は。ダイエットなんて考えもしなかったよ。…若かったよなぁ。(しんみり)

至於問題的胸部裝甲。嗯,二十二歲時還能硬說是B罩杯,但可悲的是現在完全是A罩杯。欸,這可是稀有價值!現在地球上大概二十個人裡才一個有這種身材吧!賽蕾絲也是。真是配對啊,太好了。難怪她高興得想交朋友,賽蕾絲!!

で、問題の胸部装甲だけど。うん、22歳の時はギリギリBと言い張れるくらいはあったんだけど、悲しいことに今では完全にAである。いや、希少価値だ! 今では地球じゃ20人にひとりというステータスものだぞ! セレスもだったけど。お揃いだよね、良かったね。だから友達になれてあんなに喜んだのか、セレス!!

啊,對了,還可以自由改變外貌呢。

あっ、姿は自由に変えられたな、そういえば。

不、等等,冷靜。還不是發飆的時候。呼——呼——……

いや待て、落ち着こう。まだ逆切れするような時間じゃない。ひっひっふー、ひっひっふー……。

身體檢查算是暫時結束。下一項是能力檢查。首先最重要的能力,藥水製作。伸出右手,在腦中念動。

一応身体の確認は終わった。次は能力チェック。とりあえず一番大事な能力、ポーション作成だ。右手を差し出して頭の中で念じてみる。

『來一瓶運動飲料口味的體力回復藥,現身!』我想像著瓶子像運動飲料那種。

(スポーツドリンク味で体力回復薬、出ろ!)ビンはドリンク剤のものを想像してみた。

然後一瞬之後,右手就出現了一瓶長得很像某知名運動飲料的瓶子。擰開瓶蓋喝了一口,果然有點酸的運動飲料味。其實並不怎麼累,所以無法確定回復效果,但走到這一步應該不會沒效果,姑且相信賽蕾絲。

と、一瞬の後には右手に某有名ドリンク剤にそっくりなビンが収まっていた。キュッとキャップを捻り飲んでみると、まさにちょっと酸っぱいスポーツドリンクの味。別に疲れてはいなかったので回復効果は不明だけど、ここまで来て効果なしって事はないだろうと一応セレスを信用しておく。

接下來要確認的當然是物品箱!

次に確認するのは勿論アイテムボックス!

『物品箱,開啟!』

(アイテムボックス、オープン!)

在心中念動,將右手伸向空中。似乎也不用特別念,但這是值得紀念的第一個物品箱,總之就帥氣地擺個樣子而已。

心の中で念じて右手を空中に差し出す。別に念じなくてもいいらしいけど、記念すべき初アイテムボックスなので一応カッコ良くキメてみただけである。

手腕伸入空無的空間,腦中浮現出庫存清單。

手首の先が何もない空間にスルリと入り込み、頭の中に在庫リストが浮かび上がった。

『庫存 無』

『在庫 なし』

……嗯,我知道了。

…うん、知ってた。

不過,賽蕾絲要是順便放點什麼在裡面也行啊。不是說不行啦,只是……

でも、別にサービスで何か入れておいてくれても良かったんだよ、セレス。いや、いいんだけどね、別に……。

不、完全沒有失望。真的不是在想會不會有神劍或各種便利道具之類的東西。真的。

いや、全然、がっかりなんかしていない。神剣とか便利道具とか色々入ってるんじゃないかとか思ってたわけじゃない。本当だ。

下次要教賽蕾絲黃金王的故事還有那隻有口袋的藍貓的故事。

セレスには今度、金ピカの王様のお話とかポケットの付いた青い猫のお話とかを教えてあげようと思う。

暫時就這樣吧。語言方面得遇到人才能確認。好,先朝城鎮前進。從丘坡往下走應該會碰上大道或什麼的。

とりあえずはこんなところか。言語の方は人間に出会わないと確認できないし。よし、まずは街を目指そう。適当に丘を下れば街道か何かにぶつかるだろう。

香深深伸了個懶腰,拍了拍褲子就朝丘下走去。衣服和鞋子都是賽蕾絲幫忙換上這個世界的。不是因為如果被光著丟出去會很困擾才叮嚀她的,因為有點感覺到危險啊。

大きく背伸びをした香はズボンを軽くパンパンと叩くと丘の下方に向かって歩き出した。服や靴等はセレスがこの世界のものを着せてくれていた。いや、素っ裸で放り出されたら少し困るからちゃんと念を押して頼んでおいたのだ、なんか危険を感じたから。

真的。真的很有那種感覺。就是危險。

いやホント。凄く感じたんだ。危ない、って。

走了一會兒,注意到樹枝上有隻像松鼠的小動物正盯著這邊看。

歩き始めて少し経った頃、木の枝の上からリスのような小動物がこちらをじっと見ているのに気がついた。

「喂,樹上的你,去有人類居住的城鎮的路是走這邊嗎?」

「ねぇ、そこの木の上のキミ、人間の住む街へ行く道はこっちでいいのかな」

隨口這麼說著並笑了笑,小動物就回答了。

何気なくそう言って笑いかけると、小動物が返事した。

「嗯,是的,就一直直走。」

『うん、そう。そのまま真っ直ぐ』

「啊,真的謝謝你,幫了大忙了!」

「あ、どうもありがとう、助かったよ!」

「沒什麼啦,不用客氣!」

『なに、いいってことよ!』

沉默地走了一會兒後,香停下來雙手撐著一棵樹,然後就把頭砰砰地撞向樹幹。

しばらく無言で歩き続けたあと、香は立ち止まり1本の木に両手をついた。そしてそのままガンガンと頭を木に打ち付けた。

「各種語言的會話與讀寫。任 何 語 言 的 會 話 與 讀 寫!!」

「あらゆる言語の会話と読み書き。あ ら ゆ る 言語 の 会話 と 読 み 書 き!!」

賽蕾絲……把服務力放在這種地方的選擇也太奇怪了吧!

セレス………、サービスのチカラ入れるところの選択がおかしいだろ!

一想到那隻小動物不會真的會寫字吧,這念頭讓我有點害怕,香於是停止了思考。

まさかあの小動物、文字を書いたりはしないよね、と考えたところで何か怖くなってきたので香は考えるのをやめた。

夕陽已經偏西,看起來近的城鎮其實要花不少路程。過了一會兒終於遇上一條像是通往城鎮的街道,但從那走過去還挺遠的。從高處看,近看往往距離不短——雖然知識上知道,現在才真正體會到……。

陽がだいぶ傾いてきた。近くに見えた街まではまだしばらくかかりそうだ。あれからしばらくして無事街道らしきものには行き当たったのだが、それからが結構遠かった。高い場所から見た場合、近くに見えても結構距離があるものだ。知識では知っていたが、これがそれか…。

愛書如命的香讀了很多書,所以雜學知識豐富。學校也選了理科,熱愛科學,十分敬仰那種為了研究願意犧牲一切且毫不後悔的瘋狂科學家……不過她自己可沒打算那樣做。

本好きの香は色々な本を読んでいたため雑学には詳しい。学校も理系を選択しており、科学が大好き、研究のためには全てを犠牲にしても後悔しないというマッドサイエンティストを深く尊敬していた。…自分がそうするつもりは更々ないが。

路途中口渴又疲累好幾次,就拿出回復藥水喝了好幾回。確實解了疲勞,口渴也解了。

途中、喉が渇いたり疲れたりしたので何度か回復ポーションを出して飲んでみた。ちゃんと疲れは取れたし喉の渇きも治まった。

『……不過像是喝了就能把疲勞吹飛的藥,地球上也有吧。名字是,嗯、因為能把疲勞噗地一聲飛掉,叫做希羅波……』

(…でも、飲むと疲れが吹っ飛ぶというクスリなら地球にもあったな。確か名前は、えーと、疲労がポンと飛ぶから、ヒロポ…)

莫名其妙覺得害怕,香於是不再多想。

なぜか怖くなってきたので、香は考えるのをやめた。

『應該不會有副作用吧!』

(副作用とか無いだろうなぁ!)

不過,如果要把我放在城鎮附近的話,為什麼會這麼半吊子、這麼遠啊!

しかし、街の近くに降ろしてくれるなら、なぜこうも中途半端に遠いのか!

果然把事情交給賽蕾絲很危險。她應該沒有惡意,但判斷標準實在有點奇怪。

やはり物事をセレスに任せるのは危ない。悪気は無いのであろうが、判断の基準が少しおかしい。

唉,既然跟人類的尺度不同,就也只能這樣了吧。從今以後全部靠自己努力。

まぁ、人間とは全ての基準のスケールが違うのだろうから仕方無いと言えば仕方無いのだろうけど。これからは全て自力で頑張ろう。

總之,能自己指定服裝真是英明之舉,香摸著胸口鬆了口氣。能那麼順利就安頓好反而讓她莫名生氣。現在還有資格把那隻貓罵成惡棍也說不定。

とにかく、服装を自分で指定したのは我ながら慧眼であったと胸を撫で下ろした。全く抵抗なくすとんと撫で下ろせたことになぜかムカついた。今なら、猫を悪党呼ばわりすることさえ可能かも知れない。

太陽(看起來似乎只有一個)下沉了一會兒後,香終於抵達城鎮。正好在完全變暗之前,真是剛剛好。沒有城牆,也沒有守門人,似乎出入自由。

太陽(どうやら1個だけの模様)が沈んで少し経った頃、香はようやく街に到着した。完全に暗くなる寸前であり、本当にギリギリであった。壁も無く、当然門番等もいない。どうやら出入りは自由のようである。

畢竟這又不是王都或大都市,在沒什麼戰略價值的小城鎮,圍起高牆的建造與維護費用、看門的人工成本以及日常不便等各種缺點都太大了吧。要是進出城要出示身分證那就麻煩了,對香來說這點很感激。

まぁ、王都や大都市ではあるまいし、戦略的な価値もない小さな地方都市では全周を高い壁で囲むための建設費や維持費、門の警備に必要な人件費等の諸費用、普段の不便さ等のデメリットが大きすぎるのだろう。街への出入りに身分証明書が必要、とか言われると困るので、香にとってはありがたい。

香進城前做了四瓶可兌換現金的藥水。三瓶藍色,一瓶黃色,全都是治癒藥水。想做多一點,但她空手無袋,連個袋子都沒有。沒弄清狀況就突然把物品箱拿出來也有問題,手上拿著藥水又顯得很不自然。結果只能把兩瓶放左口袋兩瓶放右口袋,總共四瓶,就是極限了。

香は街にはいる前に4本の換金用ポーションを作成した。青色を3本、黄色を1本。全て治癒用ポーションである。もう少し多く作りたかったが、香は手ぶらであり袋の1つも持っていなかった。状況も分からずにいきなりアイテムボックスを見せるのは問題があり、かと言ってポーションを手に持ったままというのは明らかに不自然である。結局、服のポケットに左右2本ずつ、合計4本が限度であった。

藍色是所謂的下級藥水,可以治癒割傷、碰傷等程度的外傷;黃色是中級,可以治療內臟損傷、損害或骨折;紅色為上級藥水,即使瀕死、只要還活著也能從死神邊緣救回來。但先用藍色和黃色觀察情況,紅色就看情況再說。總之今天只要能換到足夠的錢吃晚餐和有個棲身的地方就好,沒必要冒不必要的風險。

青色はいわゆる下級ポーションであり、切り傷、打撲等ある程度の外傷が治癒される。黄色は中級であり内臓のダメージや損傷、骨折等の治癒。上級ポーションである赤色は瀕死であっても生きてさえいれば何とか死の淵から引き戻せるというものであるが、まずは青色と黄色で様子見。赤色は状況を見てまた後日ということにした。とりあえず今日は夕食と寝床にありつけるだけのお金が手に入れば良いのだから、不要なリスクは冒す必要がない。

香進城後在中央大街的旅館確認價格,順便問了介紹獵人工作的獵人公會在哪,就立刻往公會走去。旅館含晚餐和早餐的價格是一共四枚銀幣。

香は街にはいると中央通り沿いにあった宿屋で料金を確認し、ハンターに仕事を斡旋するハンターギルドの場所を聞くとすぐにギルドへと向かった。宿の料金は夕食、朝食込みで銀貨4枚であった。

『嗯~一枚銀幣大概相當於1000日圓吧?那麼藍的值一枚銀幣,黃的大概五枚銀幣左右。嘛,只要至少有五枚銀幣今晚應該就沒問題……』

(う~ん、銀貨1枚が1000円くらいかなぁ? なら、青が銀貨1枚、黄色が銀貨5枚くらいかな。ま、最低銀貨5枚あれば今夜は大丈夫か…)

眼前是一棟看起來像獵人公會的建築。招牌上有一個典型交叉的劍與矛的標誌,還寫著『獵人公會』的字樣。好,能看懂能看懂。

目の前には、ハンターギルドと覚しき建物。如何にもな剣と槍が交差したデザインのマークとハンターギルドと文字で書かれた看板が。よし、読める読める。

也許是太陽下山了,像西部片裡出現的搖擺門被固定打開,普通的門則關著。大概白天是相反的,除了天氣不好或冬天之類的情況。

陽が落ちたからか、西部劇に出てくるようなスイングドアは開けたまま固定されて普通のドアが閉められている。多分昼間は逆なんだろうな、天気の悪い日や冬場とか以外は。

唔~好難進啊……。但不進去今晚的住宿和晚餐就沒著落……下定決心把門推開。心裡喊了聲「拜託了!」,實際上只從微開的門縫無聲溜了進去。

う~む、入りづらい…。しかし入らないと今夜の宿と夕食が…。心を決めてドアを開ける。心の中で、たのもう!と叫び、実際には僅かに開けたドアの隙間から無言でこっそりと滑り込む。

可惜門上掛著的門鈴叮噹大作,整個房間的視線都集中到入口。

しかし無情にもドアに取り付けられたドアベルがカランカランと大きな音を立て、部屋中の視線が入り口に集中した。

櫃檯的忙碌時間似乎已過,幾個櫃位大多無人,開著的只有一個。夜間櫃檯吧?沒有排隊的人。

受付の繁忙時間は過ぎたのか、いくつかある窓口のほとんどは無人で、開いているのは1つだけであった。夜間窓口、かな? 誰も並んでいない。

另一側則是熱鬧非凡。排列著許多桌子,像是獵人的人群邊吃邊喝邊談笑。裡頭好像有提供料理與飲品的吧台。嗯,這就是這種設施的構造。

それに対して反対側は盛況である。たくさん並べられたテーブルでは多くのハンターらしき人たちが料理やお酒を口にしながら談笑している。奥の方に料理や飲み物を提供するカウンターがあるようだ。うん、そういう造りの施設なんだ。

剛剛的視線是來自那些人,他們瞥了我一眼後又立刻把視線收回繼續談笑。咦,這不是那種會出現「喂喂,這裡可不是女生和小孩該來的地方啊」或「嘿,小姐,來這邊幫我們斟一杯」這樣情節的場合嗎?咦?是被無視了?不是說想被搭訕什麼的,只是那種、所謂的情節或是女性的自尊啊,好像被狠狠削掉了……不,沒事!我老實地去櫃檯,知道了!

さっきの視線はその人達で、私をちらりと見るとみんなすぐに視線を戻して談笑に戻った。あれ、ここは「おいおい、ここは女子供が来るようなところじゃないんだぜ」とかいう場面では? もしくは「おい、ねーちゃん。こっちに来てちょいと酌でもしてくれや」とか…。あれ? 私、無視? いや、別に絡んで欲しいわけじゃないんだけど、何と言うかその、お約束と言うか、女のプライドというか、その、ゴリゴリ削られたような気がして…、いえ、何でもありません! おとなしく窓口に行きますです、ハイ!

於是來到夜間櫃檯。接待的小姐看起來冷冷的、挺兇的。說起來她常被說『眼神很銳利』,這點我也不想被她評論。不過反正沒有別的開著的櫃檯,就硬著頭皮去問這位看起來很兇的小姐。

というわけでやって来ました、夜間窓口。受付嬢はなんかツンとすましたキツそうなお姉さん。いや、「目付きがキツい」としょっちゅう言われる私には言われたくないか。でもまぁ他に開いている窓口がないので、キツそうなお姉さんに突撃。

「那個~,不好意思!」

「あの~、すみません!」

被狠狠地瞪了一眼!但不能就此退縮。住宿和晚餐全靠著這件事。雖然喝了很多藥水肚子已經撐得鼓鼓,但我還是想好好吃點固體食物啊!還有,要個蓬鬆的床鋪。

ギロリと睨まれた! しかしここで引くわけには行かない。宿と夕食がかかっているのだ。ポーションをたくさん飲んだからお腹はたぷたぷだけど、ちゃんとした固形物が食べたいのだ、私は! それとふかふかのベッドね。

「那個,可以在這裡把藥水賣給你們換現金嗎……」

「あの、ここでポーションを買い取って戴けるでしょうか…」

「哈?」

「ハァ?」

嗚哇!

うひぃ!

「藥水是什麼?藥?藥的話應該拿去藥師或醫生那裡才對。為什麼要拿到獵人公會來?你是笨蛋嗎!」

「ポーションて何? 薬? 薬なら薬師か医者のところでしょ。どうしてハンターギルドに持って来るのよ? 馬鹿じゃないの!」

……徹底崩潰。

……轟沈。

原來,藥水不是在這裡賣啊……。

そうか、ポーションはここじゃなかったか…。

可、那麼至少告訴我下一步該怎麼做!

しかし、ならばせめて次へのステップを!

「對不起,我剛從鄉下來什麼都不懂……。不把這些賣掉就沒辦法吃飯和過夜。請問藥師和醫生在哪裡……?」

「すみません、田舎から出てきたばかりで何も知らなくて…。これを売らないと食事も宿泊もできないんです。あの、薬師さんとお医者様はどちらに…」

「這種時間哪有哪個還開門啊。而且本來醫生現在在周邊村落巡迴會暫時不在,藥師則去隔壁城鎮探望嫁去那裡的女兒夫婦,聽說是生了孫子之類的。嘛,他們大概會在明天或後天回來吧。」

「どっちもこんな時間に開いてるわけないでしょ。それにそもそも医者は周辺の村落の巡回中でしばらく不在だし、薬師は隣町に嫁いだ娘夫婦のところに行ってるよ、孫が生まれたとか何とかで。まぁこっちは明日か明後日あたりに帰ってくると思うけど」

啊、啊啊啊啊……完了啊……

あ、ああぁぁぁ……、終わったあぁ…

香無力地在原地癱坐下來。晚餐和蓬鬆的床都成了夢。

香はがっくりとその場に崩れ落ちた。夕食もふかふかベッドも夢と消えた。

說到底,為什麼連幾枚銀幣都沒準備,賽蕾絲!

大体、どうして銀貨の数枚でも用意してくれていなかったのか、セレスは!

……答案很簡單。『因為是賽蕾絲』。

…答えは簡単。「セレスだから」。

可惡、可惡、可惡!淚水滲出。

くそ、くそ、くそっっっ! 涙が滲む。

香的慘狀讓那位冷面接待小姐也生起了憐憫之心,於是伸出援手。

香のあまりの惨状に流石のキツキツ受付嬢も憐れみの心を持ったのか、助け船を出してくれた。

「沒辦法嘛。反正這裡到明天早上由我這個值班人員管理,我以我的權限稍微幫你一次。但我先說好,只是今晚而已!就算我平常值班也不會再有第二次!」

「しょうがないわねぇ。ま、明日の朝までここの管理は当直職員である私が任されてるから、私の権限でちょっと助けてあげるわよ。言っとくけど、今夜だけだからね! たとえ私が当直の日でも、次はないわよ!」

「是,是的!拜託您了!」

「は、はい! お願いしますぅ!」

落難的人會抓住稻草。香拼命抓住了這根稻草。

溺れる者は藁をも掴む。必死の香であった。

「那麼,首先,睡的話我會借你員工緊急用的折疊床。不能讓你進入員工專用區,就在那角落睡。要是敢說床板硬或棉被薄之類的無聊抱怨我就把你趕出去喔!」

「じゃあ、まず、寝るのは職員の緊急時仮眠用の折り畳みベッドを貸してあげる。職員専用区域に入れるわけにはいかないから、そこらの隅っこで寝なさい。敷板が固いとか毛布が薄いとか巫山戯たこと言うと叩き出すからね!」

「是、是!」

「は、はい!」

「至於吃的,別指望我借你錢。自己想辦法。我特別許可你做臨時營業,可以去那邊喝酒的獵人們那裡賣剛才說的藥水,或者跑腿、幫人按摩肩膀、斟酒來賺餐費。直接分到料理吃也是一個方法。……不過!」

「次に食事だけど、流石にお金を貸すつもりはないわよ。自分で何とかしなさい。特別に臨時営業を許可してあげるから、そこで飲んでるハンター連中にさっき言ってたポーションとやらを売るとか、使い走りをするとか、肩を揉むとか、酌をするとかで食事代を稼ぎなさい。直接料理を分けて貰うのも方法のひとつね。…但し!」

那位冷面接待小姐在此時重重地拍了下櫃檯。

キツキツ受付嬢はそこでドン、とカウンターを叩きつけた。

「不過!絕對不准賣春!要是做那種事,不只把妳,連買妳的男人也都半殺把他們趕出去,記清楚了!」

「但し! 売春は絶対に許さないからね! そんなコトをしたら、あんたも買った男も半殺しで叩き出すからね、よぅく覚えておきな!」

被她用凶狠的眼神盯著。

ギロリとした眼で睨み付けられた。

香面對神和賽蕾絲還算有點拚,但在這位冷面接待前她可沒那麼不怕死。慌忙連連鞠躬道謝,接待小姐便匆匆飛往擠滿醉漢的飲食區。既然醫生和藥師都不在,藥水有很大的賣出機會。

神様やセレスには結構強気で出た香であったが、流石にここでキツキツ受付嬢に逆らうような命知らずではない。慌ててぺこぺこと頭を下げてお礼を言うと、急いで酔客で混み合う飲食区画へと飛んで行った。医者と薬師が不在ならばポーションが売れる見込みは充分ある。

在飲食區那邊,接待小姐的大聲完全被聽到。雖然眼神可能沒那麼好,但看到可愛又幼小的少女陷入困境,大家都覺得得幫幫她,救援的意願滿滿。

一方飲食区画では、受付嬢の大声は丸聞こえ。多少目付きは悪かろうとも、可愛くて幼い少女の苦境とあっては何とかしてやらねばと、救済する気満々であった。

肉體年齡十五歲的香在外表上看起來也算適齡,但那只是在『如果是在日本』的情況下。歐美人十二、十三歲在日本人眼裡或許看像高中生,甚至有時像大學生。當然反過來也成立,日本人即便成年女性也常被認為像小孩子。到歐美旅遊時常常莫名拿到糖果的成年女性至今仍不在少數。

肉体年齢15歳で歳相応の香であったが、それはあくまでも「日本であれば」の話である。欧米人は12~13歳で日本人からは高校生、下手をすると大学生くらいに見えるのである。勿論その反対も成立し、日本人は成人女性でも子供に見られることが多い。欧米旅行でやたらとあちこちでお菓子やあめ玉を貰い不思議がる成人女性は未だに後を絶たないのである。

香在這裡被看成只有十到十二歲左右,連冷面接待也這麼想。如果被當作真正十五歲的成人,恐怕就不會得到這番恩惠了。大人會說自己想辦法吧,寧可忍一晚肚子餓或在屋簷下睡一覺到天亮。

香はここで10~12歳くらいに見られていた。勿論、キツキツ受付嬢にも。もし成人である15歳だと思われていたらここまでの温情は無かったかも知れない。大人ならば自分で何とかしろ、一晩の空腹くらい我慢して軒先で寝るか朝まで起きてろ、とか言って。

總之,無論哪個世界,小孩和美人總是有好處的。

結局、どこの世界でも、子供と美人はお得なのであった。