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最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い~帝位に興味ないですが、死ぬのは嫌なので弟を皇帝にしようと思います~

第七百四十八話 無心的弱點

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「來晚了吧?」

「遅かったな?」

「久等了」

「おまたせ」

在空中並肩而立,我向雷歐說話。

空で肩を並べながら、俺はレオに声をかける。

雷歐朝我露出笑容。

そんな俺にレオは笑顔を見せた。

另一方面,丹塔利昂看著我們,臉色變得陰沉。

一方、そんな俺たちを見て、ダンタリオンは険しい顔を見せている。

當然。

当たり前だ。

只有勇者才能召喚的聖劍。

勇者しか召喚できない聖剣。

那把聖劍正是由雷歐召喚出來,回到了這裡。

それをレオが召喚して、ここに戻ってきたのだ。

單憑這點就否定了丹塔利昂把雷歐說成拖累的說法。

レオが足手まといといったダンタリオンの言葉はこれだけで否定される。

現在,雷歐才是最需要警戒的對手。

今、レオこそが一番警戒しなければいけない相手だ。

「那麼……快點結束吧,雷歐。」

「さて……さっさと終わらせるぞ、レオ」

「嗯!」

「うん!」

召喚出聖劍的雷歐回來了。

聖剣を召喚したレオが戻ってきた。

但我們也沒法只顧著高興。

そのことに喜んでばかりもいられない。

剛才起我就不停地在釋放自己的力量。

さきほどから俺は自分の力をどんどん解放している。

已確認空中漂浮的門正在擴大。

空に浮かぶ門が拡大しているのも確認済みだ。

若拖延下去,就會出現無法修復的次元裂縫。

長引けば、修復不可能な次元の穴が空いてしまう。

而且,他們把原本在那邊抵擋敵方增援的艾爾娜等人手上的、可稱為王牌的聖劍拔回到這裡了。

それにそこからの敵増援を食い止めているエルナたちから、切り札ともいえる聖剣をこちらに引き抜いてしまった。

戰力平衡已經傾斜。

戦力バランスは偏った。

我們要是不能早點決出勝負,空中的防線就會崩潰。

こちらが早めに決着をつけなければ空の防衛線が崩壊する。

那麼一來,正在佔領帝都的聯合軍也將被迫敗走。

そうなれば帝都を制圧している連合軍も敗走を余儀なくされるだろう。

這是關鍵時刻。

ここが正念場だ。

「阿德拉體內混有數次勇者的血脈。的確能被召喚也不奇怪……但那又如何!?我的力量早已超越魔王!!就算你們兩個,也無法阻擋我!!」

「アードラーには幾度か勇者の血が混じっている。たしかに召喚できても不思議ではない……だが、それがどうした!? すでに私の力は魔王を超えている!! 貴様ら二人とて、私は止められない!!」

說罷,丹塔利昂又從羽翼中召出一把劍,露出雙刀的架勢。

そう言ってダンタリオンは羽からさらに剣を作り出し、二刀流の構えを見せた。

徹底抗戰的架勢。

徹底抗戦の構え。

既然如此,我們也只好照該做的去做。

それならこちらもやるべきことをやるだけだ。

「上吧」

「行くぞ」

「交給我吧」

「任せて」

兩人同時接近。

二人で同時に接近。

丹塔利昂以左右兩把劍接住了我和雷歐的劍。

俺の剣とレオの聖剣をダンタリオンは左右の剣で受け止める。

但雷歐還有第二把劍。

だが、レオの剣はもう一本ある。

「大喝一聲!!」

「はぁぁぁぁぁっっ!!」

雷歐一邊扭動身體,皇劍逼近丹塔利昂的脖子。

体をひねりながら、レオの皇剣がダンタリオンの首へと迫る。

但丹塔利昂的羽翼擋住了那一擊。

だが、ダンタリオンの羽がそれを防御した。

然而。

けれど。

那點我早就知道了。

そんなことは承知の上。

正因為攻擊單調,才更容易被接招。

単調な攻撃だからこそ、受けやすい。

所以。

だから。

用蠻力突破防禦。

力ずくで防御を突破する。

「怒吼!!!!!!」

「うぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」

意識一轉向雷歐那邊的瞬間。

レオのほうに意識が向かった瞬間。

全力把劍推回去。

全力で剣を押し返す。

只是蠻力而已。

ただの力押し。

然而,他太強了,單手無法壓制。

けれど、片手で抑えるには強すぎる。

羽翼朝我攻擊,想把我逼退,但就在那一瞬間。

羽が俺に攻撃して、退かせようするが、その瞬間。

從丹塔利昂正上方降下魔力彈。

ダンタリオンの直上から魔力弾が降り注ぐ。

羽翼被用來防禦那邊的攻擊,我趁隙不斷逼進丹塔利昂。

羽はそちらの防御に当てられて、俺はその隙にダンタリオンをどんどん押し込む。

我把丹塔利昂逼到,劍刃幾乎靠近他的頸部;丹塔利昂不得已彈開雷歐的聖劍,並用兩把劍擋住了我的攻擊。

ダンタリオンの剣がダンタリオンの首筋に迫るほど押し込んだが、ダンタリオンはたまらずレオの聖剣を弾いて、二本の剣で俺の剣を受け止める。

兩人咬緊牙關,爆發了推擠。

二人で歯を食いしばり、押し合いが発生した。

就在那一瞬間。

その瞬間。

雷歐鑽進了丹塔利昂的懷中。

レオがダンタリオンの懐に潜り込んでいた。

眼睛睜大,雷歐將左右兩把劍張開。

目を見開き、レオは左右の剣を広げる。

不像平常的雷歐那樣。

普段のレオらしくはない。

瞳孔放大,宛如兇猛的野獸般盯準丹塔利昂的頸部。

瞳孔が開き、獰猛な獣のようにダンタリオンの首を狙っている。

察覺到危險的丹塔利昂用一片羽翼防禦,但雷歐的聖劍將那片羽翼劈斷。

危険を察知したダンタリオンは一枚の羽で防御するが、レオの聖剣がその羽を両断した。

「可惡!!」

「くっ!!」

「哈啊啊啊啊!!」

「はぁぁぁぁぁっっ!!」

皇劍朝丹塔利昂的頸部刺去。

皇剣がダンタリオンの首へ向かう。

丹塔利昂當機立斷地急速俯衝,躲過了那一擊。

咄嗟にダンタリオンは急速降下することで、その攻撃を避けた。

但一片羽翼被砍落,無法完全閃避的皇劍在他的臉頰上劃出一道深深的傷痕。

けれど、羽は一枚切り落とされ、避けきれなかった皇剣によって頬に深い傷がつけられている。

然而,丹塔利昂稍作一息。

だが、ダンタリオンは一呼吸置くと。

「怒吼!!!」

「うぉぉぉぉぉっっっ!!!!」

丹塔利昂的身體活性化,失去的羽翼再生,臉頰的傷口也消失殆盡。

ダンタリオンの体が活性化し、そして失ったはずの羽が再生され、頬の傷も消えていく。

果然不愧是再生能力。

さすがの再生能力というべきか。

只是。

ただ。

「看來那羽翼的再生確實會消耗魔力呢。」

「さすがにあの羽の再生は消耗するみたいだね」

「他無法捨棄那羽翼,一旦捨棄就會對我的魔法毫無防備。但他也不能承受致命的一擊。因此,即使犧牲羽翼也要防禦。反覆如此會出現破綻。」

「奴はあの羽を捨てられない。捨てれば俺の魔法に対して無防備になるからな。けれど、致命的な攻撃を受けるわけにもいかない。だから、羽を犠牲にしてでも防御する。繰り返せば隙が生まれるぞ」

「那就先從羽翼開始,一片一片打落吧。」

「まずは羽から一枚一枚、落としていくとしようかな」

轉動著兩把劍後,雷歐迅速繞到丹塔利昂的背後。

クルクルと二本の剣を回したあと、レオは素早くダンタリオンの背後に回る。

背後的攻擊基本上是交給羽翼來防守的。

背後からの攻撃は基本、羽の防御に任せているからだ。

不過,現在的雷歐手中有把能斬落羽翼的聖劍。

けれど、今のレオには羽を落とせる聖剣がある。

「可惡!!」

「くっ!!」

要是用羽翼去擋,羽翼就會被斬落。

羽で受ければ落とされる。

迫不得已,丹塔利昂轉身用劍格開了聖劍。

仕方なく、ダンタリオンは振り返って剣で聖剣を受け止める。

他大概打算把對付我的事交給羽翼去處理吧。

俺への対処を羽に任せるつもりなんだろう。

沒錯。

間違ってない。

但我做出了一個超出丹塔利昂預想的動作。

けれど、俺はそんなダンタリオンの予想を超える動きをした。

只是個單純的衝撞。

ただの体当たり。

我擋開了羽翼的攻擊,然後直接用肩撞向丹塔利昂的背部。

羽の攻撃を防御して、そのまま肩でダンタリオンの背中に体当たりしたのだ。

「什麼!?」

「なに!?」

失去平衡的丹塔利昂試圖把在背後的我驅趕走。

バランスの崩れたダンタリオンは、背中側にいる俺を追い払おうとする。

現在,我緊貼在牠的背上。

今、俺は背中に密着している。

因為一旦被攻擊會很危險。

攻撃を受ければ危険だからだ。

然而,丹塔利昂很快就發現它所警戒的並不是我。

しかし、ダンタリオンはすぐに危険視するのは俺ではないと気づいた。

雷歐舉起聖劍,散發出連我都為之顫抖的殺氣。

俺ですらゾクリと体を震わせるほどの殺気を放ちながら、レオが聖剣を振りかぶっていた。

強烈的一擊。

強い一撃。

丹塔利昂以右手的劍和兩片羽翼擋下了這與以往不同的一擊。

今までとは違ったその一撃を、ダンタリオンは右手の剣と二枚の羽で受け止める。

然而,支撐的只是瞬間。

しかし、耐えたのは一瞬。

劍斷了,兩片羽翼也被斬斷。

剣は折れ、二枚の羽も両断された。

聖劍就這樣嵌入了牠的右肩處。

そのまま、右肩口に聖剣が食い込む。

我趁那個縫隙將劍刺入丹塔利昂的腹部。

その隙に俺はダンタリオンの腹部に剣を突き刺す。

「痛苦地發出低吼!!」

「ぐぅぅぅっっっ!!」

丹塔利昂皺著臉,卻用腳把雷歐踢飛,接著左手抓住我一把將我拋了出去。

ダンタリオンは顔をしかめながらも、足でレオを蹴り飛ばし、左手で俺を掴むと放り投げた。

以超高速將我拋出。

超高速での投擲。

我好不容易控制住姿態,但若是被什麼東西撞上,傷害恐怕就無法避免。

どうにか姿勢制御するが、何かにたたきつけられていたらダメージは避けられなかっただろう。

牠沒有用那種會把人砸到東西上的攻擊,是因為根本沒有那個餘裕。

そういう攻撃をしなかったのは、そういう余裕がなかったから。

腹部被刺,還挨了一記從肩膀劃到胸口的重擊。

腹部を刺され、肩から胸にかけての一撃。

普通來說那會是致命傷。

普通なら致命傷だ。

儘管如此,丹塔利昂不僅讓失去的羽翼復原,連傷口也癒合了。

それでもダンタリオンは失った羽はもちろん、傷を癒して見せた。

丹塔利昂的肉體並非臨時之物,而是和我們一樣、唯一屬於自己的身體。

ダンタリオンの肉体は仮の物ではない。俺たちと同じ、唯一の自分の体。

明明成了凡人,卻擁有相當驚人的再生力。

定命の者となったのに、たいした再生力だ。

不過,牠確實消耗不少。

けれど、消耗はしている。

「再一次!」

「もう一度だ!」

「好!!」

「うん!!」

我與雷歐一同發起突擊。

レオと共に俺は突撃をかける。

消耗過度的丹塔利昂沒有顯露出想動的跡象。

消耗しているダンタリオンは動く気配を見せない。

既然防禦已被硬生生突破,丹塔利昂不能再承受更多攻擊了。

防御を力押しで突破されている以上、ダンタリオンはこれ以上、攻撃を受けるわけにはいかない。

但並不是所有攻擊都能全部閃避。

けれど、すべて避けることはできない。

照這樣下去,總有一天會出事。

このまま続ければいずれ。

正當我這麼想的時候。

そう思った時。

一股灼熱從我的腹部竄起。

俺の腹部に熱が走った。

立刻意識到那是痛楚,口中充滿了鮮血。

すぐにそれが痛みだと気づき、口の中が血で満たされた。

抬眼一看,丹塔利昂的羽從背後貫穿了我的腹部。

見れば、ダンタリオンの羽が背中側から俺の腹部を貫通していた。

「無心攻擊時警戒會變薄……我若示弱更是如此。我會故意暴露自己來引誘強者。這正是你常用的伎倆,阿爾諾特。」

「無心で攻めれば警戒も薄くなる……私が弱ればなおさらな。強者にはあえて晒して引き付ける。貴様が良く使う手だ、アルノルト」

我中了計。

誘われた。

這是被割下來的丹塔利昂的羽。

これは切り落としたダンタリオンの羽。

掉落之後被藏起,留作奇襲用的嗎?

落下したあと、潜ませて奇襲用に残していたのか。

我一邊吐血,一邊強行拔出羽。

吐血しながら、俺は羽を無理やり引き抜いた。

被耍了。好久沒被這麼漂亮地陷害了?

やられた。いつぶりだ? こんなに綺麗にはめられたのは。

從一開始,他絕對不會毫無戒心地發動攻擊。

そもそも無心で攻撃するなんて、絶対にしない行為だ。

一旦被逼到不得不那麼做,那就已經落入他的策略中了吧。

あえてそれをせざるを得ない状況に追い込まれた時点で、奴の策の中だったか。

讓他習慣於不假思索的進攻,然後在他用蠻力突破防線的瞬間發動奇襲。

無心で攻めることに慣れさせて、力押しでの防御突破が成せたタイミングで奇襲。

可以說是絕妙。

絶妙といえる。

露出了破綻。

隙を突かれた。

真沒想到我常用的手段會回過頭來落到我身上。

良く俺のやる手が俺に返ってくるとはな。

用計策反將那些盲目攻擊我的對手一軍。

考えなしで攻撃してきた相手を策で返り討ちにする。

連得意地咧嘴一笑的模樣都像是我。

ニヤリと笑っている姿まで、俺みたいだ。

然而。

けれど。

正因為這招常用,所以對策也能掌握。

よくやる手だからこそ、対策もわかる。

「發出震天怒吼!!!」

「うおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」

停下動作只是瞬間。

動きを止めたのは一瞬。

我沒有療治腹部的傷,便直接用力揮劍。

腹部の傷を治癒することもなく、俺は強く剣を振った。

那傷若不治療無疑會致命,但不能退卻。

間違いなく治癒しなければ致命傷。けれど、下がっては駄目だ。

這招是把雙刃劍。

この策は諸刃の剣。

處於劣勢並非演技。

劣勢は演技ではない。

正因如此,必須繼續攻擊。

ならばこそ、攻撃し続ける。

故意暴露破綻,這無疑是蓄意的。

あえて隙を晒した。確かに意図的だろう。

但破綻就是破綻。

けれど、隙は隙。

就從那裡下手。

そこをつく。

「可惡!!」

「くっ!!」

傾盡全力的一擊。

渾身の一振り。

丹塔利昂接下了那一擊,但就在那個縫隙中雷歐逼近。

それをダンタリオンは受け止めるが、その隙にレオが迫る。

本想讓我動彈不得,然後與雷歐單挑吧。

俺を行動不能にして、レオと一対一という発想だっただろうが。

我和雷歐都不會停下來。

俺もレオも止まらない。

「你瘋了嗎!?」

「正気かっ!?」

「記住……阿德拉一族都是異常者。」

「覚えておけ……アードラーは異常者の一族だ」

接下我攻擊的丹塔利昂,對雷歐的應對因此遲緩。

俺の攻撃を受け止めてしまったダンタリオンは、レオへの対処が遅れる。

他試圖用左右各六片羽翼來防禦,卻全部被斬落。

片側六枚の羽で防御を試みるが、それらはすべて切り落とされる。

絕對防禦被打破了。

絶対防御が破られた。

我將左臂伸向丹塔利昂的脖子。

俺はダンタリオンの首に左腕を伸ばす。

然後。

そして。

「在這距離防不住……」

「この距離じゃ防げまい……」

銀光射線。

シルヴァリー・レイ。

剛低聲念出,四面八方的銀光便將我和丹塔利昂一同吞沒。

呟くと同時に全方位から銀光が俺ごとダンタリオンを飲み込む。

伴隨著爆炸,我和丹塔利昂在破爛不堪的狀態下墜向帝都。

爆発と共に、俺とダンタリオンはボロボロの状態で帝都に落下していく。

但這並非兩敗俱傷。

だが、痛み分けではない。

我們兩個人。

俺たちは二人。

雷歐逼近墜落中的丹塔利昂,不讓他有恢復的空檔。

回復する暇を与えまいと、落下するダンタリオンにレオは肉薄する。

「你哥哥要死了!?」

「兄が死ぬぞ!?」

「哥哥不會死!!」

「兄さんは死なない!!」

丹塔利昂喊著,一邊優先治療身上的傷勢。

ダンタリオンは叫びながら、体の傷を優先して癒す。

羽翼的再生跟不上。

羽の再生は追いつかない。

但他用兩把劍總算擋下了雷歐的猛攻。

けれど、二本の剣でどうにかレオの猛攻を防ぐ。

從雷歐的背後,斷裂的羽翼飛了過來。

そんなレオの後ろから、切断された羽が飛んでくる。

但雷歐輕而易舉地將它彈開了。

だが、レオはそれを容易く弾いてみせた。

「那招攻擊……我已經見過了!!」

「その攻撃は……もう見た!!」

我一邊看著以血絲滿布的眼睛持續攻擊的雷歐,一邊撞進了帝都的一棟房屋。

血走った目で攻撃をし続けるレオを見続けながら、俺は帝都の家に激突したのだった。