最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い~帝位に興味ないですが、死ぬのは嫌なので弟を皇帝にしようと思います~
第七百二十六話 懷念
為了專心趕稿,12月2、3、4日三天將請假,m(__)m
原稿に集中するため、12月2日、3日、4日の三日間、お休みをいただきますm(__)m
敬請見諒。
ご了承ください。
因為被結界隔離,聖杖的力量無法抵達。
結界にて隔離されたため、聖杖の力は届かない。
依靠的是聖符與皇劍。
頼りは聖符と皇剣。
不會有所保留。
出し惜しみはしない。
雷歐立刻將皇劍的魔力集中到自己身上。
レオはすぐに皇剣の魔力を自分に集中させた。
至少,他是那麼做的。
少なくともそのように動いた。
然而,皇劍沒有反應。
けれど、皇剣は反応しない。
「……」
「……」
「別太輕視我。我曾長期駐紮於帝劍城,掌握那裡的一切。你的皇劍在我面前不過頂多也就是一把能斬的劍罷了」
「あまり馬鹿にしないでもらおうか。長く帝剣城にいたのだ。そのすべてを掌握している。お前の皇剣は私の前ではよく斬れる剣程度しかない」
「原來如此……能斬就足夠了」
「なるほど……斬れるなら十分だ」
雷歐一使用聖符便強化自身。
レオは聖符を使うと、自らを強化する。
當然,這無法與當時對抗阿斯摩德斯時相比。
それはもちろんアスモデウスと戦った時とは比べ物にはならない。
那時有聖杖與皇劍作為後援。
あの時は聖杖と皇剣のバックアップがあった。
但是。
けれど。
「聽說惡魔的依代比起死屍更偏好活人。你用死屍作為依代,應該因此被弱化了吧?」
「悪魔の依代は死体よりも生きている者のほうが好ましいと聞く。死体を依代にしているお前は弱体化しているんじゃないかな?」
他從上方直接往下斬出一擊。
上段から剣を真っすぐ振り下ろす。
維爾海姆用劍擋住了那一擊。
それをヴィルヘルムは剣で受け止めた。
不是用權能,而是用劍。
権能ではなく、剣で。
「那惡魔引以為傲的權能到哪去了?」
「悪魔自慢の権能はどうしたのかな?」
「我的權能並不適合戰鬥。更何況也沒必要使用它」
「私の権能は戦闘向きではない。なにより使う必要がない」
說著,維爾海姆把雷歐的劍推開,然後將他直接震飛出去。
そう言ってヴィルヘルムはレオの剣を押し返し、そのままレオを吹き飛ばした。
威力超乎想像。
想像以上の威力。
雷歐微微睜大了眼睛。
それにレオは少し目を見開く。
「確實,惡魔的依代相較於死者更偏好生者。即便如此,上位惡魔的依代若非經過嚴格挑選,也難以發揮其力量……惡魔與依代之間有相性。我與這具身體的相性極佳。雖然作為惡魔我的力量比想像中大幅削弱……但即便如此,仍足以補償,綽綽有餘」
「たしかに悪魔の依代は死者より生者のほうが好ましい。その中でも上位の悪魔の依代は厳選されたものでなければ、力を発揮することはできないわけだが……悪魔と依代には相性というものがある。私とこの体の相性は最高だ。私の悪魔としての力は想像以上に弱体化しているが……それすら補って余りあるほどに、な」
維爾海姆的身影從雷歐的視線中消失。
レオの視界からヴィルヘルムの姿が消えた。
他憑著一絲微弱的氣息,將劍架向右側。
微かな気配を頼りに剣を右に構える。
這時,攻擊襲來。
すると、攻撃がやってきた。
因為下意識地舉劍而擋住了,但並不是因為看得到攻擊。
咄嗟に剣を構えていたため防御できたが、見えていたわけじゃない。
若不是靠聖符強化,剛才就會被擊倒。
聖符で強化してなければ今のでやられていた。
雷歐皺起了眉頭。
レオは顔をしかめる。
「我的名字是丹塔利安……魔王軍的大參謀,魔奧公團的真正主宰,惡魔的大公。不愧是阿德勒。你兄長的身體相當有用吧,雷歐納爾特」
「私の名はダンタリオン……魔王軍の大参謀。魔奥公団の真の主。悪魔の大公だ。さすがはアードラーというべきか。お前の兄の体は有益だぞ? レオナルト」
「明明用了維爾海姆兄上的身體,竟只有這種程度嗎。惡魔的大公聽了會無言。阿斯摩德斯可不是這樣的」
「ヴィルヘルム兄上の体を使っているのに、その程度か。悪魔の大公が聞いてあきれるよ。アスモデウスはこの程度じゃなかった」
「或許你是想挑釁,但那點我也承認。自從差點被魔王殺掉之後,我的力量已大幅削弱。即便得到相性良好的依代,也只有這麼多。然而,要討伐你並不成問題」
「挑発のつもりかもしれないが、それについては私も認めている。魔王に殺されかけてから、私の力は大幅に弱体化している。相性のよい依代を得ても、この程度だ。しかし、お前を討つことに困りはしない」
丹塔利安握劍,開始展開如怒濤般的攻勢。
ダンタリオンは剣を構えると、怒涛の攻めを見せ始めた。
劍從上下左右逼近。
上下左右から迫る剣。
雷歐拼命地連連擋下。
それをレオは必死に受け止め続ける。
想找反擊的機會,卻沒有任何破綻。
反撃の隙を見つけたいが、その隙がない。
然而,正當他持續忍耐的瞬間。
だが、耐え続けた瞬間。
露出了一瞬的破綻。
一瞬の隙が見えた。
避開了那記大力揮出的攻擊,雷歐鑽入對方懷中近身。
大振りになった一撃を躱し、レオは懐に潜り込む。
接著朝喉部突刺,卻被輕易躲開了。
そして喉へ突きを放つが、それは容易く避けられた。
「就知道你會這樣來。」
「そう来ると思ったぞ」
雷歐感到一陣顫慄,身體不自覺地緊繃。
ゾクッとレオは体がざわつくのを感じた。
隨著身體的反應,他順勢向旁邊翻滾躲開。
そして体の反応に任せて横へ転がる。
頸部傳來灼熱感。
首に熱が走る。
被斬中了。
斬られた。
這麼想著,雷歐把手按在脖子上。
そう思いながら、レオは首に手を当てる。
傷口不深,出血也很少。
傷は浅い。出血も少ない。
及時行動是正確的。
咄嗟に動いて正解だった。
如果當時猶豫不決,現在早就沒命了。
迷っていたら、今頃、命はない。
「躲得不錯吧?」
「よく避けたな?」
「……是從維爾海姆兄上的記憶中讀出我的動作嗎?」
「……ヴィルヘルム兄上の記憶から僕の動きを読んだわけか」
「那是舊日的記憶。不過,習慣不是那麼容易改變。你要是出那一招,我預料你會鑽進懷中,結果就命中了。」
「古い記憶だ。だが、癖というのはそう簡単には変わらない。あの攻撃をしてくれば、懐に潜り込んでくると思った。そして当たったわけだ」
「不過,我的脖子還連著。」
「けれど、僕の首は繋がっている」
「那是失算。不過,只要修正就好。」
「それは誤算だ。しかし、修正すればいい」
丹塔利昂再次發起攻擊。
再度、ダンタリオンは攻撃を仕掛けてきた。
看得出他想讓我失去從容。
こちらの余裕をなくすつもりなのはわかった。
越是一瞬間的反應,習慣越會暴露出來。
咄嗟の反応になればなるほど、癖は出る。
與維爾海姆反覆練習劍術的雷歐,這些習慣都被看穿了。
幾度もヴィルヘルムと剣術の稽古をしたレオは、その癖を読まれている。
但若因為害怕被看穿就不出手,情勢只會越來越糟。
だが、読まれることを恐れて動かなければジリ貧だ。
不反擊就會被打倒。
反撃に出なければやられる。
對方的身體能力更勝一籌。
身体能力は向こうの方が上。
而且還有。
さらに。
「可惡……!」
「くっ……!」
「是懷念的招式嗎?」
「懐かしい技か?」
丹塔利昂用手腕一扭,改變了劍的軌道。
ダンタリオンは手首を使って、剣の軌道を変えた。
雷歐往後退一步躲開。
それをレオは後ろに下がることで避ける。
那是當年維爾海姆曾用過的招式。
それはかつてヴィルヘルムが使っていた技。
既然牽涉到實際的身體動作,我有所覺悟;果然,他能使出維爾海姆的招式。
体を使っている以上、覚悟していたが、当然、ヴィルヘルムの技を使えるらしい。
就算是純粹的劍技對決也不知能否取勝,而對方的身體能力甚至還更勝一籌。
純粋な剣技対決でも勝てるかわからないのに、相手は身体能力すら上回っている。
而且還能看透我的動作。
さらにこちらの動きも読んでくる。
沒有勝算。
勝ち目はない。
但雷歐卻露出一抹狡黠的笑容。
しかし、レオはニヤリと笑った。
「哪裡好笑?」
「なにがおかしい?」
「我鬆了一口氣。你很強……但只是強而已。」
「安心したんだよ。お前は強いが……強いだけだ」
「你是不是瘋了?你根本沒有勝算,知道嗎?」
「頭でもおかしくなったか? お前に勝ち目はないのだぞ?」
「我承認勝算很低,但不是零。只要不是那種超乎常規的怪物,就還有勝算。」
「低いのは認めるよ。けれど、ゼロじゃない。規格外の怪物じゃないなら勝算はある」
「看來你反應遲鈍。勝算是……沒有!」
「物分かりが悪いようだな。勝算は……ない!」
丹塔利昂的突刺。
ダンタリオンの突き。
雷歐像匍匐般貼著地面閃開。
それをレオは地面を這うようにして避けた。
然而,早已看穿那一招的丹塔利昂改變了劍的軌跡。
しかし、それを読んでいたダンタリオンは剣の軌道を変えた。
被看穿這點他心裡有數。
読まれることは承知。
雷歐接住劍,將局面拉入刀鋒相抵的僵持。
レオは剣を受け止めると、鍔迫り合いに持ち込む。
不過,對方的力量更勝一籌。
だが、力は向こうの方が上。
很快就被推了回去。
すぐに押し返されてしまう。
儘管如此,雷歐仍然堅住不退。
それでもレオは踏ん張った。
接著。
そして。
「哈啊啊啊啊!!!」
「はぁぁぁぁぁっっ!!!!」
用盡全力一把推開,逼出對方破綻。
力一杯押し返し、相手に隙を作る。
偏開了對方的劍,自己的劍尖對準了對方的喉嚨。
相手の剣を逸らし、自分の剣は相手の喉へ。
「你有個習慣──在刀鋒相抵後製造僵持,然後趁隙攻擊。」
「鍔迫り合いの後、拮抗状態を作り、隙を作って攻撃するのがお前の癖だ」
那是從以前就有的習慣。
それは昔の癖。
從學劍時就形成的思考模式。
剣を覚えた頃からの思考パターン。
藉由製造僵持,對手的身體會僵硬,然後從那裡下手。
拮抗状態を作ることで、相手の体は硬直する。そこを狙う攻撃。
下意識裡組成的套路。
無意識下の組み立て。
他明白這一點。
わかっていた。
所以,丹塔利昂躲開了雷歐的劍。
だから、ダンタリオンはレオの剣を躱す。
但也有他沒料到的事。
だが、わかっていないこともあった。
那就是。
それは。
「我早就有這種預感。」
「そんな気はしてたよ」
回過神來,雷歐的拳頭已經出現在眼前。
気づけばレオの拳が目の前にあった。
出乎預料的攻擊。
予想していない攻撃。
因此,丹塔利昂正面挨下了雷歐的拳。
それゆえにダンタリオンはまともにレオの拳を受けることになった。
他無法理解。
理解できなかった。
雷歐的手中並沒有握著劍。
レオの手には剣が握られていない。
他放開了手中的武器。
手放したのだ。
在剎那的攻防中,他放開了武器。
刹那の攻防の中で、武器を手放す。
這是不可思議的舉動。
ありえない行動だった。
「可惡……!」
「このっ……!」
後退的丹塔利昂當即再拉開了距離。
後ずさったダンタリオンはそのままさらに距離を取る。
沒有受傷。
ダメージはない。
但他明白,依賴記憶進行攻防是危險的。
だが、記憶に頼った攻防は危険だとわかった。
本來,習慣是無意識中發生的。
本来、癖というのは無意識下で行われる。
他理解了這點,並加以利用。
それを理解して、利用してきた。
而且他還為了出其不意而放開了劍。
しかも意表を突くために剣を手放した。
雷歐撿起緩緩落下的劍,淡淡一笑。
ゆっくりと落ちている剣を拾うレオは、フッと笑う。
「抱歉,我很擅長在戰鬥中嘗試新招。」
「悪いね、戦いの最中に新しいことをするのは得意なんだ」
他露出一抹不懼的笑容。
不敵な笑み。
看到那笑容,丹塔利昂提高了警戒心。
それを見てダンタリオンは警戒度を上げた。
局勢極為有利。
状況は圧倒的に有利。
儘管如此。
それでも。
這一族就是會把佔優勢的對手拉下馬。
有利な相手を蹴落とすのがこの一族だ。
阿德拉。
アードラー。
已經嘗過苦頭。
すでに煮え湯は飲まされている。
不能再讓他受第二次這種苦。
二度も飲まされるわけにはいかない。
「果然還是該盡快除掉阿德拉嗎?」
「やはりアードラーはさっさと消すべきか」
說著,丹塔利翁打了個響指。
そういってダンタリオンは指を弾く。
那是向部下發出的信號。
それは部下への合図だった。
能影響戰局的存在不只有雷歐一人。
戦局に影響を与える存在はレオだけではない。
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「結界還沒被破壞嗎!?」
「結界の破壊はまだか!?」
「雷奧納爾特殿下不在,火力不夠……」
「レオナルト殿下が不在では火力が足りず……」
聽到傳令的話,皇帝約翰內斯不由得咂嘴。
伝令の言葉に皇帝ヨハネスは思わず舌打ちをする。
在雷歐被拖入結界的那一刻,約翰內斯就已經投入勇爵,試圖破壞結界。
レオが結界に引きずり込まれた段階で、ヨハネスは勇爵も投入して結界の破壊を試みていた。
然而,勇爵能召喚的只是有使用限制的聖劍。
しかし、勇爵が召喚できるのは制約のある聖剣。
並非艾爾娜能使用的完全開放聖劍。
エルナが使える完全開放の聖剣ではない。
光靠那把聖劍,即便有聖杖的支援也無法破除結界。
その聖剣だけでは、聖杖のバックアップがあっても結界は破れない。
火力不足。
火力が足りない。
約翰內斯深深吐了口氣,握起劍向前邁步。
ヨハネスは深く息を吐くと、剣を手に取って歩き出した。
「我也上前!振奮士氣,先消滅怪物!之後再重新嘗試破壞結界!!」
「ワシも前に出る! 士気をあげて、まずはモンスターを排除する! その後、改めて結界の破壊を試みるぞ!!」
人手不夠,就要做到有人能抽身出來為止。
手が足りないなら、手が空くようにするまで。
約翰內斯騎上馬,想與護衛一同前去,卻未再前進。
馬に跨ったヨハネスは護衛と共に前へ出ようとするが、それ以上、前へ進むことはなかった。
「陛下,您要對付的是我們。」
「あなたの相手は私たちですよ、陛下」
「以我們為對手,您總不會說還不夠吧?」
「こなたたちが相手では不足とは言うまいな?」
出現的是兩名女性。
現れたのは二人の女性。
綠髮與紅髮。
緑髪と赤髪。
一人冷靜、理智,一人熱情、勇猛。
一人は冷たく、知的。一人は熱く、勇猛。
魔導師與劍士。
魔導師と剣士。
截然相反的兩人。
反対な二人。
不過,她們也有共通點。
けれど、共通点もあった。
那就是她們同為皇帝的妃。
それは皇帝の妃という共通点だった。
「茱珊、索菲亞……」
「ズーザン、ゾフィーア……」
「久違了,陛下。」
「お久しぶりです、陛下」
「……也不可能是真的復活。惡魔就是會耍些小聰明。」
「……蘇ったわけでもあるまい。悪魔が小賢しいことをするものだ」
兩人已死。
二人は死んだ。
現在站在眼前的,是被惡魔作為依代所借用的身軀。
今、目の前にいるのは悪魔が依代としているから。
內裡不同。
中身は違う。
只是借用她們的身體而已。
体を使っているだけだ。
但是,就算知道是這樣,聲音和表情也與她們本人無異。
だが、わかっていても声も表情も本人と変わらない。
「陛下真是刻薄。也可以溫暖地迎接我們喔?」
「いけずな陛下。暖かく迎えてくれてもよいのですよ?」
「您自古以來便是如此,與我們保持距離;只有阿梅莉亞與三葉曾向您敞開心扉。」
「そなたは昔からそうだ。こなたたちとは距離を取る。心を開いていたのはアメリアとミツバのみ」
「……」
「……」
「沉默不語真是過分。贊德拉死的時候,您也是那樣一聲不吭嗎?」
「だんまりとはひどいですね。ザンドラが死んだときもそうやってだんまりでしたか?」
「戈登死的時候,您也是故作鎮定吧?」
「ゴードンが死んだときも平静を装ったのでは?」
來自過去的指責。
過去からの糾弾。
儘管如此,約翰內斯仍直視著兩人。
それでもヨハネスは真っすぐ二人を見つめた。
「還有什麼要說的嗎?你們這些惡魔。」
「ほかに言うことはないか? 悪魔ども」
「……真是個無聊的男人。那麼,這是你兒子傳來的話:『皇后已逝,你想必相當寂寞;若想見妻子,他說會讓你見她。』——據說就是這麼說的?」
「……つまらない男。それじゃあ、あなたの息子からの伝言よ。皇后が死んでさぞや寂しいだろう。妻に会いたければ会わせてやろう、だそうよ?」
「多管閒事。」
「余計なお世話だ」
說罷,約翰內斯拔劍。
そう言うとヨハネスは剣を抜く。
護衛們也跟著拔劍。
それに合わせて、護衛たちも剣を抜いた。
「若想用妃子來挑起動搖,真是卑劣的手段。要是會因此而動搖,那根本不配當皇帝!!」
「妃を使って動揺を誘おうというなら安い手だ。それでブレる程度なら皇帝など務まらんわ!!」
約翰內斯一邊怒吼,一邊揮劍斬下。
叫びながら、ヨハネスは剣を振り下ろしたのだった。