最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い~帝位に興味ないですが、死ぬのは嫌なので弟を皇帝にしようと思います~
外傳2 第三十一話 滅鱗
「西爾伯───!!!!」
「シルバーーーーー!!!!」
喊聲中,艾倫跳了下去。
叫び声と共にアレンが飛び降りた。
為了阻止他,弗利特拉召喚出無數白色小球,追向艾倫。
させまいと、ヴリトラは無数の白い玉を出現させて、アレンを追う。
我一邊迎擊那些如泡沫般擴散的白色小球,一邊全力下墜,朝艾倫下方急速靠近。
まるで泡のように広がるその白い玉を迎撃しながら、俺は全力で降下してアレンの下へ急ぐ。
「真是太魯莽了……!」
「なんて無茶を……!」
我一邊低喃,一邊拼命伸出手。
呟きながら、俺は必死に手を伸ばす。
還沒止血就活動得太多了。
止血もせず、動きすぎている。
高速衝上山坡,接著又往下墜落。
高速で山を駆け上り、今度は落下だ。
再多流血就不妙了。
これ以上の出血はまずい。
指尖碰到了。
指が触れる。
順勢把他拉了過來。
そのまま手繰り寄せるように。
我抓住艾倫的衣服,直接把他拉向自己。
俺はアレンの服を掴み、そのまま自分のほうへ引き寄せた。
我迅速施以治癒魔法,迎擊周遭逼近的白色小球,藉由傳送門轉移離開。
素早く治癒魔法を施し、周りに迫る白い玉を迎撃し、転移門で転移した。
地點是在山下。
場所は山の下。
那是精靈王等人駐紮的營地。
エルフ王たちの陣営がある場所。
「……比起我……先救帕特莉西亞……」
「……俺より……パトリシアを……」
「她只是昏迷而已!你受的傷要嚴重得多!」
「気絶しているだけだ! お前のほうがよほど重傷だぞ!」
帕特莉西亞的症狀接近魔力耗盡。
パトリシアの症状は魔力切れに近い。
因為被擄,且被逼迫使用結界。
捕らわれ、無理やり結界を使わされたからだ。
雖然昏迷但性命無礙。
意識はないが、命に別状はない。
「那就好……」
「それは……よかった……」
「有什麼藉口嗎……?」
「いいわけ……あるか……」
流血暫時止住了。
出血はとりあえずおさまった。
但現在沒有時間去尋找被斬掉的手臂。
しかし、斬った腕を今から探す時間はない。
就算接回來也近乎絕望,已失去的血也回不來了。
くっつけるのは絶望的だし、失った血も戻らない。
從現在起,全靠意志了。
ここからは意志次第だ。
「艾倫……」
「アレン……」
「喂……西爾伯先生……你能打得過那傢伙嗎……?」
「なぁ……シルバーさん……あいつに勝てるか……?」
艾倫按住我想繼續治療的手。
アレンはさらに治療しようとする俺の手をおさえる。
那隻手依舊有力。
その手はまだ力強かった。
「贏不了的話……我還是得挑戰……有責任做我能做的事……」
「勝てないなら……俺はまだ挑まなきゃいけない……やれることをやる責任がある……」
「……我會贏的,安心待在這裡」
「……勝つから安心してここにいろ」
「是嗎……那我就待在這裡……對不起,成了拖累……」
「そっか……なら……ここにいるよ……足手まといでごめん……」
「不……已經足夠了。做得好。她是你救的,可以驕傲」
「いや……十分だ。よくやった。彼女はお前が助けたんだ。誇っていい」
說完這話後,艾倫滿足地笑了笑,從我的手中放開了手。
そう言うと、アレンは満足そうに笑みを浮かべて、俺の手から手を離した。
「艾倫!」
「アレン!」
「威爾弗雷德王子……請照顧艾倫」
「ウィルフレッド王子……アレンを頼む」
「不用說我也知道!比起這個,你們那邊需要支援嗎!?」
「言われるまでもない! それより、そっちに手助けは必要か!?」
「不用。已經有人援護了……剩下的交給我」
「必要ない。すでに援護は貰った……あとは俺の仕事だ」
我一邊說著,右手舉向天空。
言いながら、俺は右手を天に掲げた。
≪我知銀之理、我為真銀所選者≫
≪我は銀の理を知る者・我は真なる銀に選ばれし者≫
≪充滿蒼天的神銀、散落於綠地的真銀≫
≪蒼天に満ちし神銀・緑地に散らばる真銀≫
≪那等銀有時如雷般迸發、有時化作照亮黑夜的光芒≫
≪其の銀は時に雷のごとく迸り・其の銀は時に闇夜を照らす光となる≫
≪尊貴的天銀、純淨的白銀≫
≪皇貴なる天銀・無垢なる白銀≫
≪真銀啊,聚於我手,為滅彼等而——≫
≪真銀よ我が手に集え・かの敵を銀滅せんがために――≫
≪銀之終滅劍≫
≪シルヴァリー・エンド・セイバー≫
戰場上散落的銀屬性魔力被匯集,一柄劍逐漸成形。
戦場に散らばった銀属性の魔力がかき集められ、一振りの剣が形作られる。
銀之終滅劍。
銀の終滅剣。
我握起它,緩緩邁步向前。
それを手に取り、俺はゆっくりと歩き出す。
「準備好了嗎?雷娜?」
「準備はいいか? レイナ」
「――把一切都賭在這一擊上吧。」
「――この一撃にすべてをかけましょう」
雷娜在極度集中的狀態下回答,然後開始邁步。
レイナは極限の集中状態でそう答えると、歩き始める。
步伐轉為奔跑,隨即化為疾馳。
それは走りへ変化し、やがて疾駆となり。
然後。
そして。
化為一道閃光,衝向弗利特拉。
一筋の閃光となって、ヴリトラに向かっていった。
「號稱什麼都過不去的鱗!傳說果然不假!但是!過去可沒有我的存在!!」
「何も通さぬという鱗! 伝説に偽りなし! しかし! かつては私がいなかった!!」
面對衝鋒而來的雷娜,弗利特拉大概感到了一絲威脅。
突進するレイナに対して、ヴリトラは脅威を感じたのだろう。
在奪回帕特里夏之前,它選擇以吐息來迎擊。
パトリシア奪還の前に、ブレスでの迎撃を選択した。
我瞬移到弗利特拉面前。
そんなヴリトラの顔の前に、俺は転移する。
「那麼……來較量一場力量吧」
「さて……力比べといこうか」
可惡。
小癪な。
帶著那副表情,弗利特拉發出了吐息。
そんな表情でヴリトラはブレスを放つ。
若我擋不住,雷娜也會遭到迎擊。
俺が止められなければ、レイナも迎撃されるコースだ。
一股極粗的深紅吐息。
極太の真っ赤なブレス。
面對毫不猶豫地發出的那一擊。
躊躇いなく放たれたそれに対して。
我從上方把舉起的終滅劍狠狠揮下。
俺は上段に構えたセイバーを振り下ろす。
即便我沒有劍術天賦也──
剣術センスのない俺でも。
這樣看起來也還算像樣。
これは様になる。
這一招我見過不知多少次了。
幾度見てきたと思っている。
青梅竹馬的那一擊。
幼馴染の一撃を。
模仿起來倒是沒問題。
真似くらいならできる。
「別小看我啊啊啊!!!!」
「舐めるなぁぁぁ!!!!」
紅與銀的碰撞。
赤と銀のぶつかり合い。
讓一切都毀滅吧。
すべて壊れろ。
承受那帶著如此意志的吐息,然後將其切裂開來。
そんな意志を感じるブレスを受け止め、そして切り裂いていく。
一點一點,慢慢地。
少しずつ、少しずつ。
終滅劍一步步往前推進。
セイバーが前へと進んでいく。
弗利特拉瞪大了眼睛。
ヴリトラが目を見開く中。
我斬裂了吐息,打開了通往弗利特拉的道路。
俺はブレスを切り裂き、ヴリトラへの道を開いた。
雷娜穿過了那條道路。
その道をレイナが通る。
「奧義……滅鱗!!」
「奥義……滅鱗!!」
受傷的鱗片。
傷ついた鱗。
朝那處發出一擊。
そこに目掛けて一撃が放たれた。
是蕾娜所能發出的最強一擊。
レイナにできる最高の一撃。
正如其名。
その名の通り。
那一擊漂亮地擊碎了弗利特拉的鱗片,並將其毀滅。
その一撃は見事、ヴリトラの鱗を砕き、そして滅した。
守護弗利特拉的最強鎧甲。
ヴリトラを守る最強の鎧。
那層對魔法擁有絕對耐性的護甲消失,弗利特拉的身體露了出來。
魔法に対して絶対的な耐性を誇るそれがなくなったことで、ヴリトラの体が露出する。
「雖然只是些殘餘……收下吧!」
「残りかすだが……受け取れ!」
我朝那處投擲仍在手中持續閃耀的銀色終滅劍。
いまだ手の中で輝き続ける銀の終滅剣を俺はそこへ目掛けて投げつける。
它彷彿被吸入般,朝著蕾娜打破的鱗處飛去。
それは吸い込まれるようにして、レイナが打ち破った鱗の部分へ向かい。
深深地刺入了弗利特拉之中。
深々とヴリトラに突き刺さった。
剩餘的魔力流入了弗利特拉體內。
そして残っていた魔力がヴリトラの中へと流れ込む。
龐大的銀屬性魔力。
膨大な銀属性の魔力。
在那股力量的影響下。
それを受けて。
「發出一聲震天的咆哮……!!??」
「グォォォォォォ……!!??」
伴隨著悲鳴,弗利特拉晃動身軀倒了下去。
悲鳴をあげながら、ヴリトラは体を揺らして倒れていく。
經過一陣格外劇烈的震動後,弗利特拉一動也不動了。
一際大きな揺れの後、ヴリトラはピクリとも動かなくなった。
「好一場死鬥……」
「良い死合でした……」
「還不能放心。」
「まだ安心するのは早い」
我帶著蕾娜瞬移到艾倫他們那裡。
俺はレイナを連れて、アレンたちの下へ転移する。
那裡士兵們正在歡呼雀躍。
そこでは兵士たちが歓喜にわいていた。
「太棒了!銀大人!謝謝!謝謝!!」
「やったな! シルバー殿! ありがとう! ありがとう!!」
「別太得意,以免遭受打擊。」
「浮かれるとショックを受けるぞ」
我對走向我的薩迪亞斯如此說道。
俺のほうへ寄ってきたサディアスに対して、俺はそう告げる。
就在我說出那句話的同時。
そんな俺の言葉と同時に。
黑色的陰影覆蓋了我們。
黒い影が俺たちを覆った。
在山頂,弗利特拉又支撐起了身軀。
山頂にてヴリトラが体を起こしたのだ。
「不愧是蛇類,生命力驚人。」
「さすがに蛇だけあって大した生命力だな」
「不可能……」
「馬鹿な……」
「明明體內挨了那麼重的一擊……竟然還能站起來……」
「体内にあれほどの一撃を食らって……まだ立つのか……」
眾人皆震驚,忽然有人出聲。
全員がショックを受ける中、声を上げる者がいた。
「那邊不可能毫髮無傷……!從傷口就能攻擊進去……!再把它打倒一次就行了!」
「向こうも無事なはずがない……! 傷口からなら攻撃は通る……! もう一度倒せばいいだけだ!」
艾倫這麼說著,把劍當作拐杖支著站了起來。
そう言ってアレンは剣を杖代わりにして起き上がっていた。
蕾娜也被感染,露出笑容。
それにつられて、レイナも笑う。
「那麼,就再來一次生死決鬥吧。」
「では、もう一度死合といきましょう」
在兩人的帶動下,所有人都恢復了戰意。
二人に引っ張られる形で、全員が戦意を取り戻した。
並不是攻擊完全無效。
攻撃が通らなかったわけじゃない。
還能感受到大家還有一搏的氛圍。
まだやれるという雰囲気が伝わってくる。
然而。
だが。
「抱歉掃了大家的興,不過請退後。那件事就交給我來處理。」
「やる気のところ悪いが、下がっていてもらおう。あれは俺がやる」
說完那句,我緩緩浮上空中。
そう告げると、俺はゆっくりと空に浮かぶ。
事先的準備。
事前の仕込み。
那東西我還沒用過。
それをまだ俺は使っていない。
更確切地說,我根本沒辦法用它。
というより、使えなかった。
因為要花不少準備工夫。
準備の手間があるからだ。
我事先布置的是「包圍周遭的巨大魔法陣」。
仕込んでいたのは〝周辺を囲う巨大な魔法陣〟。
在魔力被充填進去之前,這個無法使用。
そこに魔力が充填されるまでこれは使えない。
然後,魔法陣終於被注入了足以發動的魔力。
そして、ようやく発動できる程度の魔力が魔法陣に充填された。
「你見過黃金鷲嗎?」
「黄金の鷲を見たことがあるか?」
阿德拉一族的始祖。
アードラーの始祖。
初代皇帝阿爾方斯是召喚術師。
初代皇帝アルフォンスは召喚術師だった。
據說他屢次召喚盟友──黃金鷲,終結了大陸中部的亂世。
彼は幾度も盟友である黄金の鷲を召喚し、大陸中央部の乱世を終わらせたと言われる。
那並非傳說。
それは伝説ではない。
那召喚術傳承於阿德拉一族。
その召喚術はアードラーの一族に伝わっている。
『吾名為阿德拉』
『我が名はアードラー』