最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い~帝位に興味ないですが、死ぬのは嫌なので弟を皇帝にしようと思います~
外傳2 第二十六話 長身之物
我被傳送到山頂,映入眼簾的是一條纏繞在整座山上的巨大白蛇。
山頂に転移した俺の目に飛び込んできたのは、山に巻き付く巨大すぎる白蛇だった。
不過雖然稱作蛇,牠卻長著手足,比較像蜥蜴,只是軀幹實在過於漫長。
とはいえ、蛇といいつつ手足がある。どちらかといえばトカゲかもしれない。あまりにも胴体が長すぎるが。
目測全長足有數百公尺。
その体長はぱっと見で数百メートル。
在我見過的魔物中也是頂級的巨型。
見てきたモンスターの中でもトップクラスの大きさだ。
巨到誇張,牠稍微一動,整片大地就開始震動。
あまりにデカすぎて、少し動くだけで大地が揺れている。
那條蛇的視線所指之處。
その蛇の視線の先。
阿倫與帕特莉夏正站在那裡。
アレンとパトリシアがいた。
周圍的護衛毫無用處。
周りにいた護衛たちは役に立たない。
兩人完全處於無防備狀態。
完全に二人は無防備だ。
必須把注意力引到我這裡來。
注意を俺に向ける必要がある。
「讓牠看這邊吧」
「こっちを向いてもらおうか」
我生成了超過一千發魔力彈,集中朝蛇的臉部連續射去。
千を超える魔力弾を生成し、蛇の顔に向かって集中的に当て続ける。
我並不抱太大期望。
効果は期待していない。
只要能把注意力引到我這裡就夠了。
注意を俺の方に向けられれば、それでいい。
「阿倫!快跑!」
「アレン! 走れ!」
我一喊,阿倫立刻有了反應。
声をかけると、アレンはすぐさま反応した。
他帶著帕特莉夏開始從山頂撤退。
パトリシアを連れて、山頂からの撤退を開始し始めた。
與因恐懼蹲伏的精靈們不同,阿倫沒有僵住。
恐怖で蹲るエルフたちとは違い、アレンに硬直はない。
不論那存在多麼巨大,阿倫早已做好了覺悟。
どれほど巨大な存在であっても、アレンはすでに覚悟を決めている。
現在再也沒什麼好害怕的了吧。
今更、恐れるものはないんだろう。
我一邊覺得了不起,一邊盯著被魔力彈掃中的那條蛇。
大したものだと思いながら、俺は魔力弾を浴びた蛇を見つめた。
「果然太大了嗎……」
「さすがにデカすぎか……」
我輕聲喃喃,嘆了口氣。
小さく呟き、俺はため息を吐く。
傷害為零。
ダメージはゼロ。
太巨大了,這種程度的攻擊連擦傷都造成不了。
デカすぎて、あの程度の攻撃ではかすり傷すら与えられないのかもしれない。
而且,那條蛇根本不看我。
しかも、蛇は決して俺を見ない。
牠注視的是阿倫和帕特莉夏。
見つめる先にいるのはアレンとパトリシアだ。
像是從窗戶往外窺視般,蛇伸長頸部朝兩人靠近。
まるで窓から外を覗くかのように、蛇は首を伸ばして、二人のほうへ寄る。
動作看似不大,但那足以讓山劇烈晃動,令阿倫他們無法奔跑。
大した動きじゃない。だが、それによって山は大きく揺れ、アレンたちは走ることができなくなってしまう。
「別讓牠無視!」
「無視は堪えるな!」
反正單靠魔力彈那種程度是無用的。
どうせ魔力弾程度じゃ効かない。
這麼判斷後,我全速朝阿倫等人衝去。
そう判断して、俺は全速力でアレンたちのほうへ向かう。
接著,在阿倫等人與蛇之間我築起了結界。
そして、アレンたちと蛇の間に結界を張った。
五重結界。
五重の結界。
用來阻礙牠前進。
前進を阻害するためのものだ。
但蛇毫不在意,破壞結界朝前衝去。
だが、蛇は意にも介さず結界を壊して進んでいく。
別把我的結界當成僅僅有點硬的牆就輕易被破了。
ちょっと硬い壁程度の感覚で俺の結界を破らないでほしい。
「看來大小就是正義啊」
「大きさは正義ということか」
我邊自語邊在阿倫旁邊開啟了傳送門。
呟きながら、俺はアレンの傍に転移門を開く。
不能再把阿倫他們留在這裡了。
これ以上、アレンたちをこの場に留めるわけにはいかない。
「西爾伯先生!」
「シルバーさん!」
「去吧!把這個交給我」
「行け! こいつは任せろ」
「西爾伯閣下!請小心!據說弗利特拉的鱗能反彈一切!」
「シルバー様! お気をつけください! ヴリトラの鱗はすべてを跳ね返すと言われています!」
「明白了」
「承知した」
聽完帕特莉夏的情報,我輕輕點頭。
パトリシアからの情報を受け、俺は静かに頷く。
確認兩人進入傳送門後,我轉身面對弗利特拉。
そして、二人が転移門に入ったのを見届けると、ヴリトラと向かい合った。
「那麼……就讓我看看這所謂能反彈一切的鱗到底有多少本事。」
「さて……すべてを跳ね返す鱗がどれほどのものか。見させてもらおう」
山頂附近已無人影。
山頂付近に人影はない。
那些因恐懼而戰慄的精靈們,不幸被弗利特拉的移動捲走了。
恐怖に震えていたエルフたちは、残念だが、ヴリトラの移動に巻き込まれた。
牠一動便是大災難。
動くだけで大災害。
怪物的威能難怪會被封印。
封印されたのもわかる怪物ぶりだ。
不過,牠的動作遲緩。
だが、動きは鈍い。
大概是多年封印的影響。
きっと長年の封印によるものだろう。
若是衰弱了,就有機會可圖。
弱体化しているならばやりようはある。
≪我乃代行天意之者・我知天與地之法・斷罪之時已至・有罪者當顫抖、無辜者當歡喜・吾之言為神之言、吾之一擊為神之一擊・此手所集者為燎天之劫火、天焰啊,將罪人化為灰燼――エクスキューション・プロミネンス≫
≪我は天意を代行する者・我は天と地の法を知る者・断罪の時来たれり・咎人は震え罪無き者は歓喜せよ・我が言の葉は神の言の葉・我が一撃は神の一撃・この手に集まるは天焦がす劫火・天焔よ咎人を灰燼と化せ――エクスキューション・プロミネンス≫
因為體型巨大,想要擊倒牠需要強大的火力。
巨大ゆえに倒すには火力が必要となる。
不過這種對手正巧是我的強項。
しかし、そういう相手は得意だ。
魔法陣放出的燦爛炎光完全吞噬了弗利特拉的頭部,隨即引發了大爆炸。
魔法陣から放たれた輝く炎の閃光はヴリトラの頭部を完全に飲み込み、大爆発を起こす。
藉此可以看出弗利特拉的防禦力如何。
これでヴリトラの防御力がわかる。
觀察效果後再選擇魔法就好。
効き目を見て、魔法を選べばいい。
我是這麼想的……
そう思っていたが……。
「這可糟了嗎……」
「これはまずいか……」
當煙霧散去時,弗利特拉毫髮無傷。
煙が晴れたとき、ヴリトラは無傷だった。
完全看不出有被擊中的跡象。
まったく効いた様子がない。
實在荒謬至極。
いくらなんでも馬鹿げている。
看起來也不像是被什麼東西擋住了,明明確實命中了。
何かで防いだ様子もない。たしかに当たっている。
卻毫無效果。
それなのに効いていない。
我根據這個事實開始分析局勢。
その事実からみて、俺は状況を分析する。
然後,
そして。
「……也就是說,牠的鱗具有魔法抗性。難怪古代魔法文明會封印牠。」
「……魔法耐性のある鱗ということか。古代魔法文明が封印するわけだ」
對魔法擁有壓倒性防護的鱗片。
魔法に対して圧倒的な防御力を誇る鱗。
對魔導師而言,幾乎是天敵般的存在。
魔導師の天敵みたいなモンスターだ。
而且若要破壞那本就巨大且堅固的鱗片,只有靠物理攻擊為主。
さらにそもそも巨大で頑丈な鱗を破りたければ、物理攻撃をしなければいかない。
但究竟有多少人能以物理手段打破如此巨獸的鱗片呢?
だが、これほどの巨大生物の鱗を物理で打ち破れる奴が何人いるのやら。
「這大概就是所謂相性最糟的情況了吧」
「相性最悪とはこのことだな」
滿身覆蓋的鱗片。
体中を覆う鱗。
若不先破壞那些鱗片,我方的攻擊就無法奏效。
それを壊さないことにはこちらの攻撃が通らない。
或許以最大輸出能打穿,但若試了還不行,就會沒有後路可走。
最大出力なら攻撃は通るかもしれないが、それを試してダメだった場合、打つ手がなくなる。
總之,先對鱗片想辦法是當務之急。
とにかく鱗への対策が先決だ。
否則不阻止這怪物的行動,周遭會被夷為平地。
しかし、この怪物の足と止めないと周辺が更地になる。
該怎麼辦才好。
どうしたものか。
正當我思索時,四根光柱在大山脈周圍升起。
思案していると、大山脈の周囲に四本の光の柱が立った。
光柱放射出強光,彼此以無數光線連結,逐漸化為籠罩弗利特拉的牢籠。
それは大きく光を放つと、それぞれが無数の線で結ばれ、ヴリトラを覆う檻へと変化していく。
因此阻礙了弗利特拉的移動。
それによって、ヴリトラの移動が阻害される。
「是精靈王的結界嗎……」
「エルフ王の結界か……」
那是多年研究的成果。
長年の研究成果。
確實無法比得上大賢者阿格妮絲的結界那樣強大。
たしかに大賢者アグネスの結界のようにはいかないだろう。
但應該能在短時間內讓弗利特拉停下腳步。
だが、少しの間、ヴリトラの足を止める程度の効果は期待できそうだ。
這樣一來,就能爭取到時間。
そうなると、時間ができた。
「或許不必特地突破那強韌的鱗片。」
「わざわざ強力な鱗を突破する必要もないか」
若信記述,過去的戰鬥曾在弗利特拉的鱗片上留下傷痕。
記述を信じるならば、かつての戦いでヴリトラの鱗には傷をつけている。
受傷的鱗片就無法發揮完美的防禦力。
傷を負った鱗ならば、万全の防御力を発揮できないはず。
那或許就是牠的弱點。
そこがこいつの弱点となりえる。
就去找找看那處吧。
それを探すとしよう。
找到破綻後再以火力壓過去。
火力で押し切るのはそこを突いてからだ。
「要是能記明究竟是哪片鱗受了傷就好了,會省事不少啊」
「どこの鱗に傷をつけたのかまで書いておいてくれれば、楽をできたんだがな」
一邊抱怨著,我開始在弗利特拉附近飛速巡查,尋找受損的鱗片。
文句を言いながら、俺は傷ついた鱗を探すためにヴリトラの付近を飛び回り始めたのだった。