最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い~帝位に興味ないですが、死ぬのは嫌なので弟を皇帝にしようと思います~
外傳2 第十九話 麻煩的大陸
「今天也要出去,你要來嗎?」
「今日も出かけるけど、あんたは来るのか?」
「沒興趣」
「興味はない」
獲准停留兩日的第二天。
二日間の滞在を許可された次の日。
一早阿倫就開始準備出門。
朝からアレンは出かける準備をしていた。
看來昨天和帕特莉西亞約好一起出去了。
どうやら昨日、パトリシアと出かける約束をしていたようだ。
「這個國家很棒喔?多樣得讓人覺得像在森林裡,而且有各種不同的建築。」
「この国はいいところだぞ? 森の中にあるのかってくらい多様だし、いろんな建物があるんだ」
「好好玩。我會看書。」
「楽しんでこい。俺は読書だ」
「帕特莉西亞小姐拜託說,一定要把席爾巴大人也叫來哦?」
「パトリシアさんから、ぜひシルバー様も誘ってくださいって言われているんだが?」
「你一個人去就好」
「お前だけで行ってこい」
對於緊追不放的阿倫,我聳了聳肩回答道。
食い下がってきたアレンに対して、俺は肩を竦めながら答える。
阿倫並沒有露出失望的表情。
それに対して、アレンは残念そうな表情を見せない。
看起來只是因為受人所託才問的樣子。
頼まれたから聞いただけ。そんな様子だ。
那也是理所當然的。
それはそうだろう。
「出去玩是沒關係,但老是對美女垂涎三尺可要吃苦頭喔?」
「出かけるのが楽しいのは結構だが、美人に鼻の下ばかり伸ばしていると痛い目にあうぞ?」
「我、沒那樣做啦!」
「の、伸ばしてねぇって!」
「真的嗎?會不會不是因為這個國家好看而覺得有趣,而是因為和她在一起才開心?」
「本当か? 良い国だから見てて楽しいんじゃなくて、彼女と一緒だから楽しいんじゃないか?」
「不、不是那樣的!」
「そ、そうじゃないから!」
「那就好。無論她多麼美麗、多麼有魅力,她是精靈而你是人類,不要忘記這點喔。」
「ならいいが。どれだけ美しくて、どれだけ魅力的でも、彼女はエルフでお前は人間だ。そのことを忘れないほうがいいぞ」
「知道啦」
「わかってるさ」
阿倫雖然連連點頭,但大概還不懂吧。
アレンは何度も頷くが、たぶんわかっていない。
接著帕特莉西亞來接他們,兩人便出門了。
そして、パトリシアが迎えにきて二人は出かけて行った。
看起來昨天已經熟絡許多,關係很好。
昨日でだいぶ打ち解けたようで、仲がよさそうだ。
看到那幅景象,我嘆了口氣。
その姿に俺はため息を吐く。
『希望不要受到太大的打擊才好。』
「ショックを受けなきゃいいけどな」
他們的壽命不同。
生きる時間が違う。
那是左右人生的大問題。
それは人生を左右する大きな問題だ。
只是,比起這些,帕特莉西亞有更大的問題。
ただ、それ以上にパトリシアには問題がある。
由血所強化的封印結界。
血によって強化される封印結界。
為了維持那個結界,精靈們一直祭獻那些獻身於結界的大賢者阿格尼斯的後裔作為犧牲。
その結界を維持するため、エルフは結界に身をささげた大賢者アグネスの子孫を生贄にささげてきた。
而今世代的祭品……大概就是帕特莉西亞吧。
そして今代の生贄は……パトリシアなのだろう。
她現在正忙著留下最後的回憶。
今、彼女は最期の思い出作りの真っ最中だ。
阿倫能否接受這個事實呢?
アレンはその事実を受け止められるだろうか。
『想了也沒用吧……』
「考えても仕方ないか……」
還是很擔心。
心配ではある。
不過,我向精靈王做了約定。
けれど、俺はエルフ王に約束した。
就是不會介入儀式。
儀式については関与しない、と。
若儀式失敗,我可以隨意行動,但事前不會做任何事。
失敗した場合好きに動けるが、事前に何かするようなことはしない。
儀式會在結界啟動的時間同一時刻進行。
儀式は結界が作動した時と同じ時間に行われる。
是在後天清晨。
それは明後日の早朝だ。
結束兩日停留後的第三天。
二日間の滞在を終えて、三日目。
那時會舉行儀式。
そこで儀式が行われる。
如果一切順利,我們當天便能出發去尋找古代魔法文明的設施。
何事もなければ、俺たちはその日に出発して古代魔法文明の施設を探しにいくことができる。
大致上也猜得到地點。
場所もだいたい察しがついている。
森林之國的西邊,橫亙著一座大山脈,越過山脈的那一帶。
森の国の西。大山脈があり、そこを抜けた向こう。
表面上算是精靈王國的領土,但並非精靈居住之地。
一応、エルフの国の領域ということになっているが、エルフたちが住んでいるわけじゃない。
從文獻推測,那裡是最有可能的位置。
文献から察するに一番可能性が高いのはそこだ。
不過。
ただ。
『血脈會逐漸稀薄……』
「血は薄まるものだからな……」
即便是血緣關係,也不會每一代都出現相同實力者。
血縁であったとしても、常に同じだけの実力者が輩出されるわけじゃない。
就算流著相同的血,那股血脈也會逐漸變淡。
同じ血をひいているといっても、その血は徐々に薄まる。
結界終將迎來極限。
結界はそのうち限界を迎える。
這次發生也不足為奇。
それが今回であってもおかしくはない。
能維持一千五百年已是異常。
千五百年も保ったほうが異常なのだ。
若是失敗了的話。
もし、失敗したとしたら。
將不得不與『長きもの』一戰。
〝長きもの〟と一戦交えることになるだろう。
因為。
なぜなら。
「竟然被封印在大山脈裡。」
「大山脈に封印されているとはな」
遺留下來的文獻寫著,『長きもの』被封印在大山脈裡。
遺された文献には、長きものが大山脈に封印されていることが書かれていた。
既然有必要越過那裡,若儀式失敗,戰鬥幾乎無法避免。
そこを越える必要がある以上、儀式が失敗すれば戦闘はほぼ避けられない。
若拋棄精靈不管就沒問題,但……。
エルフを見捨てれば問題ないが……。
當然不能那樣做。
さすがにそういうわけにはいかない。
「一千五百年前,古代魔法文明的魔導師與精靈以及當地的人類合作對抗『長きもの』。起初原本計畫討伐,但即便是人類方面最強的戰力攻擊,也只弄傷了鱗片,沒能造成實質性的傷害……因此轉而封印了嗎?」
「千五百年前、古代魔法文明の魔導師とエルフや現地の人間は協力して長きものに対抗。当初は討伐が予定されたが、人類側の最高戦力による攻撃でも、鱗を傷つけるだけに終わり、まともな攻撃を与えられなかった……そのため、封印に移行したか」
『長きもの』擁有堅固的鱗片,似乎無法被傷害。
長きものは強固な鱗を持ち、ダメージを受けないらしい。
若是怎麼攻擊都沒用的對象,只有封印這條路也能理解。
いくら攻撃しても意味のない相手ならば、封印しかなかったのもわかる。
問題在於,即使古代魔法文明的魔導師們也出手相助,攻擊仍未奏效這一點。
問題なのは古代魔法文明の魔導師たちが手助けしたのに、攻撃が通らなかった点だ。
雖然不知道他們究竟有多強,但以現代標準來看,他們無疑是異常傑出的魔導師。
彼らがどれほどの魔導師だったかは知らないが、現代基準では破格の魔導師だったことは言うまでもない。
儘管如此,他們還是無法討伐它。
にもかかわらず、彼らは討伐できなかった。
不僅如此,還因為害怕被封印的『長きもの』而從這片大陸撤退。
それどころか封印された長きものを恐れて、この大陸から撤退した。
當然,既然只是先遣隊,也可能並沒有充分的戰鬥部隊在場。
もちろん先遣隊である以上、しっかりとした戦闘員はいなかったのかもしれない。
儘管如此,確實曾有使用古代魔法的魔導師存在。
だとしても、古代魔法を使う魔導師がいたことはたしかだ。
我的魔法也可能無效。
俺の魔法も通じない可能性がある。
若真是如此……無論多麼不情願,也可能不得不考慮放棄這片大陸。
そうなれば……どれだけ不本意でもこの大陸を見捨てることも考えなければいけない。
優先考量的是我自己的大陸。
優先なのは俺自身の大陸だ。
話雖如此。
とはいえ。
「要拋棄他們我不太願意。」
「見捨てるのは気が進まないな」
最糟的情況下,利用轉移裝置也能在大陸之間移動。
最悪の場合、転移装置を使えば大陸間の移動が可能となる。
若實在無法討伐,只好向公會求援,把SS級的強者帶來。
どうしても討伐できなければ、ギルドに働きかけてSS級たちを連れてくるしかない。
那是最後手段,但對手強到可能需要這麼做。
それは最終手段だが、そうなる可能性がある相手でもある。
「唉,真是的……」
「やれやれ……」
真是個麻煩不斷的大陸。
問題ばかりが起きる困った大陸だ。