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最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い~帝位に興味ないですが、死ぬのは嫌なので弟を皇帝にしようと思います~

外傳2 第十七話 精靈王

在圖書室找書的情況不太理想。

図書室での本探しはあまり芳しくなかった。

因為精靈的藏書比想像中還多,而且大多都是關於精靈的書。

エルフの蔵書が思った以上に多いというのと、エルフに関する本が多いためだ。

精靈基本上只對精靈自己有興趣。

エルフは基本的にエルフにしか興味がない。

這既是種族的排他性,也因為他們與其他種族的時間流速不同。

排他的な種族というのもあるが、ほかの種族と時間の流れが違うからだ。

對於以數百年為常態的精靈來說,其他種族的技術和資訊並不是他們會積極學習的東西。

数百年を当たり前のように生きるエルフにとって、ほかの種族の技術や情報は積極的に学ぶものではない。

正因為有這種特性,精靈中很少會出現超出常規的個體。

そういう性質があるからこそ、エルフに規格外な存在が出にくいのかもしれない。

平均值雖然很高,但極少出現特別突出的存在。

平均値は高いのだが、滅多にとびぬけた存在が出てこない。

「唉……」

「やれやれ……」

一翻開書,都是精靈的事。

本を開けばエルフのことばかり。

難道就沒有寫其他種族的書嗎?

エルフ以外のことを書いてある本はないのだろうか。

我正這麼想著的時候。

そんなことを考えていると。

「找到你想要的書了嗎?」

「お目当ての本は見つかったかのぉ?」

一名精靈走進了圖書室。

図書室に一人のエルフが入ってきた。

他拄著杖,個頭偏矮。

杖をついた背のひくいエルフだ。

在精靈中罕見地,他顯得衰老。

エルフにして珍しく、老化している。

基本上,精靈長到某個年齡後,外貌就不再改變。

基本的にエルフは一定の年齢まで成長すると、そこから外見が変わることがない。

雖有些微變化,但即便死去也仍保持年輕的模樣。

多少の変化はあれど、死ぬときも若々しいままだ。

然而這位精靈卻顯得衰老。

そんなエルフなのに老化している。

這代表他比一般精靈活得更久。

通常のエルフより長い時間を生きているということだ。

「抱歉,都是關於精靈的藏書。」

「残念ながら。エルフらしい蔵書なので」

「別那麼嘲諷我們不對其他種族感興趣了。」

「他種族に興味がないことをそんなに皮肉らないでほしいものだな」

老精靈一邊笑著這麼說。

笑いながら老エルフは告げる。

然後他一邊用杖點著地,一邊往圖書室深處走去。

そして、杖を突きながら図書室の奥へと向かう。

「我們之所以不對其他種族抱有興趣,不只是種族特性,還因為有更值得關注的存在。和人類不同,我們的時間尺度不同;我們只有在百年、兩百年的跨度上才會轉移視線。」

「わしらが他種族に興味を抱かないのは、ときたま目を向ければそれで事足りるからじゃ。人間たちとは生きる時間が違う。百年、二百年のスパンでしか我らは他所に目を向けない」

「即便如此,我還是覺得太少了吧?」

「だとしても、あまりにも少なすぎると思うが?」

「……來自他方大陸的魔導師大人真是眼光敏銳啊。」

「……他所の大陸から来た魔導師殿は鋭いのぉ」

面對眯起眼的老精靈,我沒有任何動作。

目を細める老エルフに対して、俺は何もしない。

他知道我來自別的大陸讓我有些驚訝,但也不是出人意料。

俺が別の大陸から来たことを知っていることには驚いたが、別に予想できる内容ではある。

我使用的魔法屬於此地不同的體系,而且若說我是突然出現,卻又強得異常。

俺が使う魔法はこの大陸とは別系統だし、突然、現れたにしては俺は強すぎる。

所以判斷我是來自別處,應該是最貼切的推論。

別のところからやってきた、というのが一番しっくりくる予想だろう。

「你看起來並不太驚訝呢?」

「あまり驚いていないようじゃな?」

「也不是刻意隱瞞。」

「隠しているわけではないのでな」

「真是個無趣的魔導師啊。」

「面白味のない魔導師じゃ」

老精靈帶著一副幾乎在說『真是的』的表情,越走越往裡頭去。

まったく、といわんばかりの雰囲気で老エルフは奥へ奥へと進んでいく。

來到圖書室最深處。

そして図書室の一番奥。

在一面看似什麼也沒有的牆下。

何もない壁の下。

他用杖敲了那處。

そこを杖でつく。

接著木板滑動,一本書出現了。

すると、木がスライドして、一冊の本が出てきた。

「這個會讓你吃驚嗎?」

「これには驚くかのぉ?」

「要看內容。」

「内容によるな」

「我們不關心其他種族,除了種族本身的性質外,更因為有比他們更值得注視的存在。」

「我らが他種族に関心を抱かないのは、種族的な性質以上に、そちらよりも注視する存在がいたからじゃ」

「是『長久之物』嗎?」

「〝長きもの〟か」

「當年精靈們付出巨大犧牲將它封印。由於恐懼過甚,沒有留下記錄,想盡辦法讓人遺忘。但仍有一本書被保留下來。若不知結界的存在,它便會再度復活。」

「かつてエルフたちは多大な犠牲を払って、それを封じた。あまりの恐怖から、記録は残さなかった。どうにかして忘却したかったからじゃ。それでも一冊の本は残された。結界について知らなければ、また復活してしまうからじゃ」

「原來如此。那麼?可以讓我看嗎?」

「なるほど。それで? それを読ませてもらえるのか?」

「有個條件。」

「条件がある」

「說來聽聽。」

「聞こう」

我並不指望能免費看到。

タダで見せてくれるとは思ってない。

這本書對精靈來說肯定具有特殊意義。

この本はきっとエルフにとって特別な意味を持つ。

正因如此,才會被隱藏起來。

だからこそ、隠されていた。

知道這本書存在的這位老精靈本身就很特別。

その存在を知っているこの老エルフは特別だ。

也正因此,才能進行協商。

ゆえにこそ、交渉ができる。

「我們接下來要準備儀式,所以請你兩天內什麼都別做。兩天之內一切就會結束。」

「我らはこれより儀式の準備に入る。そのため、二日間。何もしないでほしい。二日の間にすべてが終わるゆえ」

「我能讀完書再回答嗎?」

「本を読んでからでは駄目か? その返答は」

「不行。若讀了,魔導師大人肯定會反對的。」

「ならん。きっと読めば、魔導師殿は反対するだろうからのぉ」

「原來如此……」

「なるほど……」

看來這情況無法被允許。

さすがに許されないか。

那儀式到底是什麼?

儀式とはなんなのか。

在不知情的情況下,很難給出答覆。

それを知らなければ答えづらい。

但在了解之前,我已被要求先給答案。

だが、それを知る前に答えろと迫られている。

「順帶問一下,如果儀式失敗了怎麼辦?」

「ちなみに儀式が失敗した場合はどうする?」

「那樣的話……隨你便。」

「その場合は……好きにせよ」

「既然如此就好。我會在兩天內什麼都不做。」

「そういうことなら良いだろう。俺は二日間、何もしない」

我這麼說著,決定答應他們。

俺はそう言って約束することにした。

時間還夠,如果儀式成功,我也不會有意見。

まだ時間はあるし、儀式が成功するなら文句はない。

不論是什麼樣的儀式。

たとえ、どんな儀式であろうと。

這是精靈們自己的問題。

これはエルフたちの問題だ。

「就相信你說的吧。」

「その言葉を信じよう」

老精靈深深點頭,將書拿起來遞給我。

老エルフは深く頷くと、本を手に取り、俺に手渡してきた。

書中詳細記載了一千五百年前的往事。

そこには千五百年前のことが詳しく書かれていた。

以及封印『長久之物』的結界。

そして、長きものを封じた結界についても。

「……」

「……」

「這個你也不覺得驚訝嗎……」

「これもまた驚かないか……」

「早就有所想像。持續了一千五百年的結界不可能完好無損,對吧。」

「想像はできていた。千五百年も続く結界がまともなわけがないと、な」

「說得有道理。」

「もっともなことだ」

「……如約,我會在兩日內什麼都不做。但這樣真的沒問題嗎?」

「……約束どおり、俺は二日間なにもしない。だが、これでいいのか?」

「別無他法,除此之外……沒有其他辦法了。」

「それしか手はない。ほかに……手はないのだ」

老精靈這麼說著,緊咬著嘴唇。

老エルフはそう言って唇を噛み締める。

可以感受到他並不甘心。

不本意であることは伝わってくる。

但我無法贊同他的判斷。

だが、判断に賛成はできない。

「封印結界是古代魔法文明與當時精靈的合作。但啟動它需要祭品,而被當作祭品的,是當時最強大的精靈。以血強化的封印結界成功封住了『長久之物』,但它逐漸劣化是顯而易見的。因此留下了對應之法——補充血脈。然而那並不完美,祭品不是同一個人,封印無法完全恢復,終究會破綻。精靈所做的只是延後問題罷了。」

「封印結界は古代魔法文明と当時のエルフによる合作。だが、その発動には生贄が必要だった。そして、生贄となったのは当時、もっとも強力だったエルフ。血によって強化された封印結界は見事に長きものを封じたが、徐々に劣化することは目に見えていた。だから、その対処法も残された。血を継ぎ足すという対処法が。しかし、それは完全ではない。生贄は同一人物ではないからな。完璧には直らないのだから、いずれ破綻する。エルフがしているのは問題の先送りだ」

「聽起來真刺耳啊。」

「耳が痛いのぉ」

「我不會阻撓,也會為儀式成功祈禱。但儀式不見得會一直成功哦?」

「邪魔はしないし、儀式の成功も祈っておこう。だが、いつまでも儀式が成功するとは限らんぞ?」

說完我拿著書轉身離開。

そう言って俺は本を持ったまま踵を返した。

還沒完全讀完。

まだすべて読めたわけじゃない。

即便是些微的資訊,從現在起也變得重要。

些細な情報でもこれからは大切になる。

「我要借走這本,沒關係吧?『精靈王』」

「これは借りていく。構わないな? 〝エルフ王〟」

「隨你便。以王之名准許你停留兩日。」

「好きにせよ。二日間の滞在を王の名において認めよう」

「多謝。」

「感謝する」