最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い~帝位に興味ないですが、死ぬのは嫌なので弟を皇帝にしようと思います~
外傳2 第十五話 封印結界
薩迪亞斯驚訝地睜大了眼睛。
サディアスは驚いたように目を見開いていた。
他應該早就知道沒有效果,但大概不會想到竟然會被手指彈開吧。
効かないことくらいは承知の上だっただろうが、まさか指で攻撃を弾かれるとは思ってなかったんだろう。
攻擊本身並不差。
攻撃自体は悪くなかった。
不過,直線攻擊只要改變軌跡就不構成威脅。
ただ、直線的な攻撃は軌道をずらせば脅威じゃない。
而且,我有必要盡量展現力量差距。
そしてなるべく、俺は力の差を見せつける必要があった。
所以,我不是去接住,而是用指尖彈開了攻擊。
だから、受け止めるではなく、指ではじいてみせた。
這樣一來,才有辦法談判。
そういう風にすることにより、ようやく話し合いができるのだ。
「……」
「……」
「你願意談判了嗎?」
「話し合いに応じる気になってくれたか?」
「談判?真可笑。以武力為後盾,強行主張自己的意見,這叫談判嗎?」
「話し合いとは笑わせる。力を背景に、自分の主張を押し通すことを話しあいとは言わない」
「自古以來,強者的意見較容易被接受。那是強者的特權。」
「古来より、強者の意見は通りやすい。それが強者の特権だからだ」
我並不否定薩迪亞斯的說法。
サディアスの言葉を俺は否定しない。
薩迪亞斯的立場是『只是想照自己的意思做事』,這點我完全認同。
好きなようにやりたいだけだろ、というのがサディアスの言い分だし、それはまったくもってそのとおりだ。
也沒有理由去否認。
否定する理由もない。
他特意示威,是為了按自己的意志推動事態。
わざわざ力を見せつけているのは、自分の思ったとおりに事を運ぶためだ。
如果否認那點,就等於說謊。
否定してしまえば嘘になる。
我無法說謊。
嘘はつけない。
「欸?你不是常被說是恣意妄為嗎?」
「なぁ? 傍若無人ってよく言われないか?」
「沒有人這麼說過。」
「言われないな」
「啊,原來如此。旁人都放棄了啊。」
「ああ、なるほど。周りの人は諦めているんだな」
艾倫像是在那詭異的一點上被說服,嘆了口氣。
妙な部分で納得したのか、アレンはため息を吐いている。
然後。
そして。
「精靈的戰士長,薩迪亞斯大人。我是驅除者艾倫,目前像是這位希爾伯大人的隨從。」
「エルフの戦士長、サディアスさん。俺は駆除人のアレン。今はここにいるシルバーさんの付き人みたいなことをしてる」
「……隨從?」
「……付き人がなんだ?」
「我和這人認識才幾天,所以我什麼都不知道。但他曾從魔物手中救過我,當我家人陷入危機時,他也為了我放棄旅程回頭。正如你所見,他目中無人、為所欲為,但對以禮相待的人,他也會以禮相報。拜託,能先把弓放下嗎?就像我現在這樣。」
「この人との付き合いは数日だ。だから何も知らない。けど、この人は俺をモンスターから助けてくれたし、俺の家族が危機に瀕した時は、旅をやめて引き返してもくれた。見てのとおり、傍若無人だし、やりたい放題な人だけど、礼儀を尽くせば礼儀で返してくれる人でもある。どうか、いったん弓を下ろしてくれないか? この通りだ」
艾倫誠懇地低下頭。
真摯にアレンは頭を下げた。
似乎被艾倫的誠意軟化,或覺得這樣下去無法解決問題,薩迪亞斯放下了拉緊的弓。
そんなアレンに毒気を抜かれたのか、それともこのままじゃ埒があかないと思ったのか、サディアスは構えていた弓をおろした。
「……就信你這句話,暫且接受。」
「……その言葉を信じて、いったん受け入れよう」
「真的嗎!?謝謝你!來,低下你的頭!」
「本当か!? ありがとう! ほら、頭下げて!」
「……感謝。」
「……感謝しよう」
「為什麼有點擺架子啊?」
「なんで、ちょっと上からなんだよ」
「是習慣罷了。」
「癖だな」
艾倫聽我這麼回,皺起了眉頭。
俺の返答にアレンは顔をしかめる。
不過,這點也沒辦法改變。
ただ、こればかりはどうしようもない。
畢竟真的是生來的習慣。
本当に生まれながらの癖だからだ。
就在這樣交談時,除了薩迪亞斯之外的精靈們從周圍退了回去。
そんなやり取りをしていると、サディアスをのぞいたエルフたちが周囲から引きあげていく。
暫時看來警戒狀態已解除。
とりあえず警戒態勢は解かれたようだ。
「接受你們是可以的,但首先請進入我們的王國,瓦爾德。」
「受け入れることは受け入れるが、まずは我らの王国、ヴァルドに入ってもらう」
「沒想到會有進入精靈森林王國的一天啊……」
「エルフの森の王国に入る日が来るとはなぁ……」
「森林王國?」
「森の王国?」
「精靈在森林裡建立了王國,但很少讓人進入。就算要做交易,也在森林外頭。能被允許進入的人很幸運。」
「エルフは森に王国を築いているんだけど、滅多に人をいれないんだ。交易するにしても、森の外。中に入れる奴は運がいいんだ」
「這固然是榮幸,但若能盡快給予調查許可就更好了。我不會造成麻煩。」
「それはありがたいが、できればさっさと調査の許可がほしいものだな。迷惑はかけない」
「我理解你的心情,但現在瓦爾德正陷入緊急事態。不希望讓像你這樣的異常存在自由行動。」
「気持ちはわかるが、今、ヴァルドは緊急事態に陥っている。貴様のような規格外な存在が自由に動き回るのは望むところではない」
原本覺得有些過度敏感,但看來確實有其理由。
なかなかどうして、過敏な反応だと思っていたが、どうやら理由があるようだ。
「緊急事態?」
「緊急事態?」
「……那是曾由我先祖所立下的封印結界。如今它正瀕臨破損。瓦爾德目前正全力進行修復工作。在那件事解決之前,其他問題都要擱一邊。」
「……かつて私の先祖が作った封印結界。それが壊れかけている。ヴァルドは現在、総力をあげて、その修復作業中だ。それが片付くまでほかの問題は後回しだ」
「封印結界……?」
「封印結界って……」
「在封印什麼?」
「何を封印している?」
有封印結界的存在,就表示有某物被封印著。
封印結界があるということは、何かが封印されているということだ。
不可能會白白封住一個空無的地方。
何もないところをわざわざ封じるわけがない。
而且,精靈們似乎一直在守護它。
しかも、エルフはそれを守ってきたようだ。
也許是某個重要之物……或是必須封印的威脅。
何か大切なものか……もしくは封印しなければいけない脅威か。
「『長きもの』,據說是這麼傳來的。那道封印是在一千五百年以上前施加的。就連精靈也不清楚詳情。」
「〝長きもの〟。そう伝わっている。封印が施されたのは千五百年以上前のことだ。詳しいことはエルフでもわからない」
精靈的平均壽命在五百年以上,雖然偶有長壽者,但能活到千年的人幾乎沒有。
エルフの平均寿命は五百年以上。ときたま長寿のエルフもいるが、それでも千年を生きられる者はほぼいない。
說到一千五百年前,當時的當事者已無一人生存。
千五百年前ということは、当事者は誰も生きていないということだ。
然而,僅憑那段時間也能推知幾點事。
しかし、その時間だけでいくつかわかることがある。
「能維持一千五百年的結界啊,看來品質相當了得。」
「千五百年も続く結界か。よほど出来が良いのだろうな」
「據說是我的祖先當時,與從外界來的魔導師們一同研發的。」
「私の祖先が当時、外よりやってきた魔導師たちと共に開発したものだそうだ」
「是古代魔法文明的魔導師們嗎?他們竟和精靈合作建立封印結界?」
「古代魔法文明の魔導師たちか? エルフと協力して封印結界を作っていた?」
話題又轉向更複雜的方向。
話がまたややこしい方向に転がった。
在亞雷爾加爾德王國發現的報告書。
アレルガルド王国で発見した報告書。
那份是千五百年前的文件,記載他們與精靈合作封印了某物。
あれが千五百年前のもので、彼らがエルフと協力して何かを封印した。
大概就是那樣吧。
そういうことなのだろう。
他們似乎遇上了大問題,被迫撤退。
彼らは何か問題が起きて、撤退を余儀なくされていた。
若那正是被封印的『長きもの』,倒也說得通……
それが封印されている〝長きもの〟だとするなら合点もいくが……。
「究竟要封到那種程度的『長きもの』是什麼?真的一無所知嗎?」
「そこまでして封じている長きものとは、なんだ? 本当に何も伝わってないのか?」
「天災、不祥、恐怖。恐到連名稱都不敢直呼,據說人們都是以抽象的詞彙傳述。當時曾繁榮一時的精靈王國遭受重創,從此致力於維持那個結界。」
「天災、不吉、恐怖。名すら呼ぶこともはばかられるほど、それは恐れられていたようだ。伝わっているのは抽象的なことばかり。ただ、当時、隆盛を誇っていたエルフの王国は大打撃を受けたようだ。そして結界の維持に努めるようになった」
「這究竟是什麼……」
「なんだよ、それ……」
「詳細實情真的不明。但維護結界是首要任務,我們會做到這一點。即便……要付出怎樣的犧牲也在所不惜。」
「詳しいことは本当にわからんのだ。ただ、結界の維持が第一であり、我々はそれを成し遂げる。たとえ……どんな犠牲が出ようとも」
薩迪亞斯臉上滲著悲壯的決意。
サディアスは悲壮な決意を顔ににじませていた。
難怪,他會把像我這樣有可能成為阻礙的人視作問題。
だからこそ、邪魔になりかねない俺は問題だったというわけか。
我並無意阻撓,但心裡還是放心不下。
特に邪魔をする気はないが、気にはなっている。
話說回來,封印要維持一千五百年到底是怎麼做到的?
そもそも、千五百年もどうやって封印を維持している?
滿是謎團。
謎ばかりだ。
不過,有一件事是可以確定的。
ただ、わかることはひとつ。
絕對不是什麼正規的手段。
絶対にまともな方法ではない。