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最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い~帝位に興味ないですが、死ぬのは嫌なので弟を皇帝にしようと思います~

外傳2 第十二話 遙遠的空間

換到慣用手持刀後,雷娜在原地輕輕跳了起來。

利き手に持ち変えたレイナは、その場で軽く飛び跳ね始めた。

大概是換到慣用手後,雷娜的意識發生了變化。

おそらく利き手に持ち変えたことで、レイナの中で意識が変わった。

她不自覺中加上的限制應該被解除。

無意識にかけていたリミッターが取り払われたはず。

從此一切都會不同吧。

これまでとは何もかもが違うだろう。

我正這麼想時,雷娜的身影從眼前消失了。

そう思っていると、目の前からレイナの姿が消えた。

回過神來時,雷娜已繞到我身後,毫不猶豫地揮刀朝我的脖子劈下。

気づけばレイナは俺の背後に回っており、躊躇なく太刀が俺の首目掛けて振るわれる。

然而,那一刀被結界攔住了。

だが、その太刀は結界によって阻まれた。

「結束了嗎?」

「終わりか?」

「還沒結束!」

「まだまだです!」

雷娜一邊這麼說,一邊高速繞著我移動揮刀。

レイナはそう言うと、俺の周りを高速で移動しながら太刀を振るう。

高速移動後接連多角度的斬擊。

高速移動からの多角的な斬撃攻撃。

她企圖把結界削弱到破壞為止。

結界を削り切る気なのだ。

結界是全方位張起的,維持它需要相當代價,雷娜大概是這麼判斷而行動的。

全方位に張った結界。それを維持するにはそれなりの苦労がある。そう判断しての行動だろう。

可是。

だが。

「速度倒是足夠……但威力還不夠啊」

「速さは十分だが……威力が足りないな」

我並沒有特別把結界維持得很堅固。

俺は特別、強固に結界を維持しているわけじゃない。

雷娜連我平常狀態下的結界都沒能破壞。

レイナは通常運転の俺の結界を破壊できていないのだ。

不管她多麼快速地移動,

どれだけ早く動こうと。

都破不了我的結界。

俺の結界を破ることはできない。

「哈啊!!」

「はぁっ!!」

用盡全身力氣的一擊。

渾身の一撃。

從上段斬下的太刀被我的結界阻擋。

上段から振り下ろされた太刀は、俺の結界によって阻まれる。

我一動也沒動。

俺は一歩も動いていない。

如果攻擊打不穿,那雷娜就不可能擊倒我。

攻撃が通らないのであれば、レイナが俺を倒すことは不可能。

她拼命想打破結界,無論灌注多少魔力都無濟於事。

なんとか結界を打ち破ろうとするが、どれだけ魔力を込めようと意味はない。

因為我向結界注入的魔力比她更多。

俺が結界に込めている魔力のほうが多いからだ。

「可惡……」

「くっ……」

雷娜察覺這樣下去無法突破結界,便與我拉開距離。

レイナはこのままでは結界が突破できないと察して、俺から距離を取った。

然後輕輕地笑了出來。

そして、フッと笑う。

「攻擊無法奏效還真新鮮啊……沒想到差距會大到這種程度」

「攻撃が通じないというのは新鮮ですね……これほどまでに差があるとは思いませんでした」

「要放棄嗎?」

「諦めるか?」

「才不會……我怎麼會放過這個機會?」

「まさか……この機会、逃してなるものですか」

雷娜把太刀收於下段,開始大量釋放魔力。

レイナは太刀を下段に構えると、大きく魔力を放出し始める。

那些魔力全數匯聚到太刀上。

それらはすべて太刀に集中していく。

魔力慢慢黏附在刀身,形成真正的刀刃。

ゆっくりと魔力が太刀に張り付き、刀身を形成していく。

薄而鋒利。

薄く、そして鋭く。

隨著魔力磨擦發出脆裂聲,那股力量被淬煉成最強的太刀。

パリパリという音を立てて、魔力が研磨され、最強の太刀へと変化していく。

「據說從前……這片大陸上曾有傳說中的怪物存在。牠的鱗片超越萬物之理,任何刀刃都無法穿透。」

「かつて……この大陸には伝説の怪物がいたそうです。その鱗は万物の理を超越し、何者の刃も通さないとか」

「哦?」

「ほう?」

「當我聽說那被稱作虛構生物的存在時,我一直夢想著……與那怪物一戰。這招就是為那時刻而開發的。」

「空想上の生き物だと言われるそれを聞いた私は、ずっと夢見ていた……その怪物と戦うことを。この技はその時のために開発したものです」

「有意思。來吧」

「面白い。来い」

「感謝你。我現在能第一次全力以赴。」

「あなたに感謝を。私は今、初めて全力を出せます」

發自內心的感謝。

心からのお礼。

同時,從雷娜體內釋放出的魔力全部消失。

それと同時にレイナの体から放出されていた魔力がすべてなくなった。

一瞬間,寂靜掠過。

一瞬、静寂がよぎる。

但那原本快要熄滅的火焰彷彿燃燒起來。

だが、消えそうだった炎が燃え盛るように。

雷娜猛然爆發魔力,直直向我衝來。

レイナは一気に魔力を爆発させて、真っすぐ俺に突っ込んできた。

「奧義……滅鱗!!」

「奥義……滅鱗!!」

高密度壓縮成的魔力之刃輕易地擊破我的結界。

超高密度に圧縮された魔力の刃は俺の結界を容易く打ち破る。

伴隨著玻璃碎裂般的聲響,我的結界被毀壞。

ガラスが割れるような音と共に俺の結界は破壊された。

然而。

だが。

「那麼……能破多少層呢?」

「さて……何枚壊せるかな?」

對方要使出全力一擊,我才不會像平常那樣只展開一層結界。

相手が全力の一撃を放ってくるのに、いつも通り結界を一枚で展開するほど馬鹿じゃない。

由多層構成的結界在被破壞的同時,也逐層削弱了雷娜奧義的威力。

複数層によって構成された結界は、破壊されながらもレイナの奥義の威力を減衰させていく。

雷娜多次打破我的結界。

幾度もレイナは俺の結界を打ち破る。

然而,雷娜的太刀終究未能降臨到我身上。

しかし、結局、レイナの太刀は俺には届かなかった。

「六層啊……不簡單。」

「六枚か……大したものだ」

「就是碰不到呢……這個空間看似近,卻又遙遠……」

「届かないものですね……この空間は近いようで、遠い……」

雷娜輕輕收起太刀。

レイナはそっと太刀をひく。

她大概把一切都壓在了這一擊上。

この一撃にすべてをかけたんだろう。

雷娜慢慢後退,然後張開雙手。

ゆっくりとレイナは下がり、そして両手を広げた。

「請便吧……我是衝著要你的命來的。我已做好被奪去生命的覺悟。」

「どうぞ……命を狙ったのです。命を取られる覚悟もできています」

「有這樣的覺悟不錯。」

「いい心がけだな」

自己想怎麼做就怎麼做然後說完事了,未免太自私了。

自分だけ好き放題やって、はい終わりというのはあまりにも虫が良すぎる。

看起來雷娜也覺得有必要收個尾、了卻一件事。

レイナとしても、落とし前を付ける必要を感じているらしい。

我舉起右手,在那裡生成了一顆巨大的魔力彈。

俺は右手を掲げると、そこに巨大な魔力弾を生成した。

對於不打算躲避的雷娜,僅此一擊就足以成為威脅。

避ける気のないレイナには、これだけで十分脅威だろう。

若她不做反應,這顆彈就會取走雷娜的性命。

何もしなければ、これによってレイナの命は絶たれる。

但雷娜閉上了眼睛,彷彿在說『正合我意』。

だが、レイナは望むところといわんばかりに目を瞑っている。

就在那閉眼的雷娜身後。

そんなレイナの後ろ。

突然有人探出頭來。

ひょっこりと顔を出した者がいた

「你站在那裡很礙事耶?」

「そこにいられると邪魔なんだが?」

「勝負不是已經結束了?那樣不就夠了嗎?」

「勝負は終わったんだろ? じゃあ、もういいと思わないか?」

出現的是阿倫。

現れたのはアレンだった。

不過我其實早有注意,並且一直在阿倫旁邊布下結界以防萬一。

といっても、気づいてはいたし、何かあった時のためにずっとアレンの傍には結界を張っていた。

「了結是必要的。」

「けじめは何事にも必要だ」

「不必憐憫。」

「情けは無用です」

「本人也這麼說了。別去插手。」

「本人もこう言っている。邪魔をするな」

我這麼說著,在阿倫旁開了個傳送門。

俺はそう言ってアレンの横に転移門を開く。

意思是『去吧』,但阿倫並沒有動。

去れ、という意味だが、アレンは動かない。

然後他以真摯的目光說道。

そして真摯なまなざしで告げた。

「就算是我,也能分辨你想不想殺她。你不會想殺這個人,對吧?那就替我這個礙事的人留點面子好嗎?」

「いくら俺でも殺したいか、殺したくないかくらいはわかる。あんたはこの人を殺したいとは思ってないだろ? だったら、邪魔な俺の顔を立ててくれないか?」

「……」

「……」

真是阿倫一貫的話。

アレンらしい言葉だ。

的確,我並不想殺雷娜。

確かに俺はレイナを殺したいとは思ってない。

只是需要一個了斷,而且本人也希望如此,所以才開始準備攻擊。

ただ、けじめが必要だし、本人も望んでいるから攻撃の準備に入った。

不過說實話。

といっても。

我從一開始就沒有真的要殺她的打算。

本気で殺す気なんて最初からない。

本想以不致命的傷害結束這一切。

殺さない程度のダメージで終わらせようと思っていた。

就打算這樣作為了結,結果被阿倫插入了。

それでもってけじめとしようとしていたんだが、アレンが割って入ってきた。

說到底,

結局のところ。

既然是在尋找一個收尾的點,那不管是哪種收場都無妨。

落としどころを探しているのだから、それがどんな落としどころでも問題はない。

「那麼這樣吧。成為阿倫的劍術師父,就當作了結。」

「では、こうしよう。アレンの剣の師匠となれ。それでけじめとしよう」

「等、你在說什麼!?」

「ちょっ、何言ってんだ!?」

「阿倫有天賦。好好培養他。」

「アレンには素質がある。しっかりと育てろ」

「……敗者應當服從勝者。如果這是你的願望,那我就遵從。」

「……敗者は勝者に従うものです。それが望みというなら従いましょう」

雷娜說完這句話向我低下了頭。

レイナはそう言って俺に頭を下げた。

一旁的阿倫則是。

一方、アレンは。

「那我的意見呢!?」

「俺の意見は!?」

「你既然插手了了結,就什麼都接受吧。真好啊,等我不在了你也不會無聊了。」

「けじめに割って入ったんだ。なんでも受け入れろ。良かったな、俺がいなくなったあとでも退屈はしなそうだぞ」

我這麼說著笑了笑,然後消去魔力彈,踏步離去。

そう言って俺は笑いながら魔力弾を消して、歩き始めたのだった。