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最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い~帝位に興味ないですが、死ぬのは嫌なので弟を皇帝にしようと思います~

外傳2 第九話 全面降伏

「我軍全面投降。」

「わが軍は全面降伏いたします」

舉著白旗而來的敵方代表一開口便如此宣告,隨即低頭鞠躬。

白旗をもってきた敵の代表者は、開口一番、そう言って頭を下げた。

對此,威爾弗雷德嘆了口氣,然後看向我。

それに対してウィルフレッドはため息を吐いて、俺の方を見てきた。

「呃、是這樣嗎?」

「だ、そうだが?」

「要連交涉也由我來處理嗎?」

「交渉まで俺がするのか?」

「你說他並未協助我國,換言之,這次的投降是向你們投降。阿雷爾加德王國無法代為裁斷。」

「あなたは我が国に協力したわけではないと言った。つまり、この降伏はあなたに対する降伏だ。アレルガルド王国としては判断しかねる」

威爾弗雷德這麼說著,便將交涉的主導權交給了我。

ウィルフレッドはそう言って、交渉の主導権を俺に委ねてきた。

真是不容小覷,老練得很。

なかなかどうしてしたたかだ。

在代表面前說明阿雷爾加德王國與西爾瓦並無深厚關係,藉此把資訊共享出去。

アレルガルド王国とシルバーは深い関係にはないことを、代表者の前で告げることで情報を共有した。

當然,也可以利用我來讓談判朝有利於他方的一面發展。

もちろん、俺を使って交渉を有利に進めることもできるだろう。

但若我離去,威懾力一旦喪失,又會再度爆發戰爭。

しかし、俺がいなくなれば抑止力が失われて、また戦争となる。

寄望於我的力量,就是這個意思。

俺の力をあてにするということは、そういうことだ。

然而,威爾弗雷德沒有走那一步。

そして、ウィルフレッドはそれをしなかった。

他堅稱這是由一名名為西爾瓦的旅人所引發的災禍,並將此事通告給拉烏恩王國一方。

あくまでシルバーという旅人による災害。それをラウエン王国側に伝えた。

其目的,是為了進行誠懇的停戰交涉。

その目的は誠実な停戦交渉。

為了避免日後被人說『你們是在騙人嗎』,威爾弗雷德必須這麼做。

あとで騙したのか、と言われないためにも、ウィルフレッドにはこうする必要があるのだ。

「魔導師大人……難道並非隸屬於阿雷爾加德王國嗎……?」

「魔導師殿は……アレルガルド王国の所属ではないのでしょうか……?」

「他是旅人。雖為我國貴賓,卻不受我國所束縛。」

「彼は旅人だ。我が国の賓客ではあるが、我が国に縛られているわけではない」

「沒錯。」

「その通りだ」

「那、那麼……我軍向您全面投降。懇請饒我等士兵一命。」

「で、では……わが軍はあなたに全面降伏をいたします。どうか兵士の命だけは助けていただきたい」

「我無意屠殺。我只是救了朋友而已。」

「虐殺に興味はない。こっちは友人を助けただけだ」

「那、那麼……」

「で、では……」

「話雖如此,我討厭那種私自無視條約發動侵攻、焚燒無辜村莊並驅趕平民的軍隊。」

「とはいえ、個人的に条約を無視して侵攻したり、罪もない民の村を焼き、民を追い立てる軍は好かん」

聽到我這話,代表吸了一口氣,停住了動作。

俺の言葉に代表者は息を吸い込み、止める。

看起來連呼吸都不太順暢。

うまく呼吸もできていないようだ。

「我會很快離開此地。但我的朋友是這裡的人。當我離去之後,貴國會不會橫行無忌,有何把握?」

「俺はさっさとこの地を去る。だが、友はこの地の者だ。俺がいなくなったあと、貴国が横暴に振るわないという確証はあるか?」

「我一定會說服上層的!」

「必ず上層部を説得してみせます!」

「你當初不是照別人的話無視條約發動侵攻嗎?你覺得我會相信你能做到那種事?我可沒那麼笨。」

「言われるがままに条約を無視して侵攻してきたお前に、そんなことが可能だと? それを信じるほど馬鹿じゃない」

我慢慢走上前,把臉靠近跪著的代表。

ゆっくりと前に出て、膝をついている代表者に顔を近づける。

跟我對上眼就會死。

目を合わせたら死ぬ。

那種氣息從對方身上溢出來。

そんな雰囲気が相手から伝わってくる。

「看著我。」

「こちらを見ろ」

「是、是的……」

「は、はい……」

「准許你們歸國,但……絕不容許你們再次任人擺布。以你們的自尊為戒,下次務必阻止侵攻。這要由你與你所有的部下士兵共同完成。若做不到,就等著再次見到這副銀色面具。即便你們離開此地……我會一直盯著。」

「帰国は許そう。だが……再度、言いなりになることは許さん。己の矜持にかけて次は侵攻を食い止めろ。お前と、お前の配下の兵士たちすべてで、だ。出来ぬ時はまた、この銀仮面を目にすると思え。この地を去ったとしても……俺はしっかり見ているぞ」

在代表的旁邊。

代表者の横。

在空無一物的空間上浮現出一隻眼睛。

何もない空間に目が浮かび上がる。

看到那一幕,代表發出一聲小小的驚叫,隨後平復了情緒。

それを見て、代表者は小さな悲鳴を上げたあと、平服した。

「是、遵命!!」

「ぎょ、御意のままに!!」

「那就去吧。」

「ならばいけ」

看著代表離去,威爾弗雷德嘆了口氣。

代表者が去っていくのを見ながら、ウィルフレッドはため息を吐いた。

「該不該向他表達感謝呢?感謝他替我們在拉烏恩王國埋下內亂的種子?」

「感謝を伝えるべきか? ラウエン王国に内乱の種を植え付けてくれたことを」

「隨你怎麼想。我只是討厭無謂的爭端。」

「好きにしろ。俺は無駄な争いが嫌いなだけだ」

「看起來未必如此。但話說回來,對阿雷爾加德王國來說這是幸事。回國的那支軍隊已不再是拉烏恩王國軍,而是西爾瓦大人的軍隊。他們必定會反抗。拉烏恩王國自此體內孕育了毒瘤。」

「そうは見えないが。とはいえ、アレルガルド王国としては助かった。帰国したあの軍はもはやラウエン王国軍とは言えない。シルバー殿の軍だ。必ず反抗する。ラウエン王国はその身に毒を抱えたな」

威爾弗雷德不禁聳了聳肩,顯得有些佩服。

ウィルフレッドは恐れ入ったとばかりに肩を竦める。

這樣一來,拉烏恩王國根本無力去侵攻阿雷爾加德王國。

これでラウエン王国はアレルガルド王国に侵攻するどころではない。

當然,那位代表也可能背叛,但人不會輕易忘記恐懼。

もちろん先ほどの代表者が裏切ることもあるだろうが、人は恐怖を簡単に忘れられる生き物ではない。

更何況,極端的恐懼會伴人一生。

ましてや、とびっきりの恐怖は一生ものだ。

「還是多加一重防備吧。」

「念には念を入れておくか」

我一邊低喃,一邊在敵軍上空浮現出巨大的眼睛。

呟きながら、俺は敵軍上空に巨大な目を浮かび上がらせた。

隨時都在注視著。

いつでも見ているぞ。

把那份意念植入整個敵軍之中。

その意識を敵軍全体に植え付ける。

如此一來,他們便不可能輕易無視我的話了。

これでそう簡単に俺の言葉を無視できないだろう。

「阿雷爾加德王國運氣真好呢。」

「アレルガルド王国は運がよかったな」

「不是運氣。」

「運じゃない」

「那是什麼?」

「では、なんだ?」

「是權力者行為的問題。」

「権力者の振る舞いの問題だ」

「那我就當成是稱讚吧。」

「褒められたと受け取っておこう」

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「那麼,我們就先行離開了。」

「さて、それじゃあ我々は先を急がせてもらおう」

「真的要走了嗎……稍微休息一下吧。」

「もう行くのかよ……ちょっとは休もうぜ」

「時間是有限的。」

「時間は有限だ」

在確認敵軍撤退後,我和艾倫便不多逗留,準備重新啟程。

敵の撤退が確認されてから間を置かず、俺はアレンと共に旅を再開しようとしていた。

雖然曾去過的地方可用傳送回去,但時間已經浪費太多了。

一度行った場所には転移で戻れるとはいえ、時間をロスしすぎた。

本來我想快點進入精靈之國。

さっさとエルフの国に入っておきたいというのに。

「真的假的……」

「まじかよ……」

艾倫帶著疲憊的表情嘆了口氣。

疲れた表情でアレンはため息を吐く。

即便如此,他上了馬車,看起來還是會跟來的樣子。

それでも馬車に乗るあたり、ついてくることはついてくるらしい。

「西爾瓦大人。這次多虧您相助,願您旅途平安。」

「シルバー殿。此度は助かった。旅の無事を祈る」

「不必客氣。那也是為了自己的方便。」

「礼には及ばない。自分の都合のためだ」

我說完與威爾弗雷德道別,準備施展瞬移。

そう言って俺はウィルフレッドと別れて、転移しようとする。

但就在這時,傳令趕了過來。

だが、そこに伝令がやってきた。

而且速度驚人。

それもすごい勢いで。

「傳令!傳令!!!!」

「伝令! 伝令!!!!」

「發生了什麼事!?」

「何事だ!?」

「鬼……」

「お、鬼……」

「鬼?」

「鬼?」

「自北方,鬼姬率軍南下!!她宣稱要與西爾瓦一對一決鬥!!」

「北方より鬼姫が軍を率いて南下!! シルバーに一騎打ちを申し込むと申しております!!」

聽到那名傳令,我深深嘆了口氣。

その伝令を聞いて、俺は深く、深くため息を吐いた。

看來暫時還不能重新展開旅程。

どうやら旅の再開はまだらしい。