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最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い~帝位に興味ないですが、死ぬのは嫌なので弟を皇帝にしようと思います~

外傳2 第七話 敵軍潰走

「就那樣跑!!」

「そのまま走れ!!」

阿倫從避難民身旁掠過,衝向敵軍的騎兵隊。

アレンは避難民の横を通り過ぎると、敵の騎馬隊に突っ込んでいく。

想盡辦法把他們引向自己。

なるべく自分に引き寄せる気なのだ。

對方有數十人。

相手は数十名。

一兩個人也許能應付,但被那麼多人包圍就回不來了。

一人や二人は相手できるだろうが、その数に包囲されたら帰還は無理だ。

這點阿倫自己也完全清楚。

そんなことはアレンとしても百も承知。

他只想盡情搏鬥,拖住追兵的腳步。

暴れるだけ暴れて、追手の足を止める。

大概只想著這點吧。

それだけを考えているんだろう。

自己的家人已安全,這次要保護其他人家。

自分の家族が安全だから、今度はほかの家族も守る。

說得容易,做起來可沒那麼簡單。

言うのは簡単だが、行うのは簡単じゃない。

「我還沒還完你的恩情呢」

「礼はまだ終わってないからな」

邊說著,我將魔力賦予了阿倫的劍。

言いながら俺はアレンの剣に魔力を付与させた。

太可惜了,不能讓他死。

死なすには惜しい。

雖不知道他怎麼想,但他是我在這塊大陸上的第一個朋友。

向こうがどう思っているかはわからないが、この大陸で初めての友人だ。

朋友要好好珍惜。

友は大切にしなければ。

「吼——!!!」

「うおぉぉぉぉぉ!!!!」

阿倫伴隨著怒吼,向敵軍最前方揮出大劍。

アレンは雄たけびと共に敵の先頭に向かって大剣を振るう。

朝一名敵人瞄準的大揮砍。

一人を狙った大振り。

然而,被魔力附著的大劍,對付一人實在太過強力。

しかし、魔力が付与された大剣は一人に使うには強力すぎた。

僅僅一振。

ただの一振り。

然而,就憑那一斬,敵方整個騎兵隊全數被震飛。

しかし、その一振りで敵の騎馬隊は全員、吹き飛ばされた。

阿倫對那股威力最為驚愕。

あまりの威力にアレンが一番驚いている。

「欸、欸——!!??」

「え、ええぇぇぇぇ!!??」

然而,有位年輕人英姿颯爽地前去救助避難民。

だが、颯爽と避難民を救助しに行った一人の若者。

結果他輕易地將敵方騎兵隊擊退了。

それが敵騎馬隊をあっさり撃退した。

王都因此沸騰起來。

その事実に王都は沸く。

一直在旁觀望的王都之人以雷鳴般的歡呼迎接回來的阿倫。

状況を見守っていた王都の者たちは大歓声で、帰ってきたアレンを出迎えた。

「好樣的!」

「よくやった!」

「太厲害了!小夥子!」

「すごいぞ! 少年!」

「謝謝!謝謝!」

「ありがとう! ありがとう!」

「不、不……不是我的力量……」

「い、いや……俺の力じゃなくて……」

阿倫拚命想要解釋,這時威爾弗雷德來到阿倫面前。

アレンは何とか説明しようとするが、そんなアレンの下にウィルフレッドがやってきた。

「阿倫!你為什麼會在這裡!?」

「アレン! なぜここにいる!?」

「喔、王子殿下……那個……」

「お、王子殿下……その……」

「不,正該說你來得正好!你既然來了……他會參戰嗎?」

「いや、よく来てくれたというべきか! 君が来たということは……彼が参戦してくれるのか?」

「或、或許……剛才那一擊也是那個人的力量」

「た、たぶん……さっきの一撃もあの人の力ですし」

阿倫一邊說著,一邊搜尋我的身影。

アレンはそんなことを言いながら、俺の姿を探す。

我俯視著阿倫一行人,輕輕地笑了。

そんなアレンたちを見下ろしながら、俺はフッと微笑む。

「原本也想把阿倫捧成英雄來擊退他們……但對於追趕逃難民的軍隊,根本不必客氣。」

「アレンを英雄に据えて撃退することも考えたが……逃げる民を追い立てるような軍に遠慮は無用だろう」

無論如何,我都不直接下手。

あくまで俺は直接、手を下さず。

也考慮過從幕後控制情況。

裏から状況をコントロールするのも考えた。

不過,敵人相當野蠻。

しかし、敵はだいぶ野蛮だ。

或許只是某支部隊暴走,但他們違反條約發動奇襲,對平民造成了傷害。

一部隊の暴走かもしれないが、条約を破って奇襲して、民に被害を与えている。

僅憑這點就已經足夠了。

それだけで十分だろう。

「為了百姓……你們已經觸犯了我行事的底線。」

「民のために……俺の行動理由にお前たちは抵触したぞ」

如此說著,我在王都上空盯著拉烏恩王國軍的先遣隊。

そう言いながら俺は王都の上空でラウエン王国軍の先遣隊を睨みつけた。

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先遣隊約有兩萬人。

先遣隊の数はおよそ二万。

主要目的是為主力到達前開路,目前正試圖包圍,阻止援軍進入王都。

本隊到着までの露払いが主な目的であり、現在は王都に援軍が入れないように包囲しようとしている。

那支先遣隊在發現我飛翔於空中後,立刻進入攻擊態勢。

そんな先遣隊は、空を飛ぶ俺の姿を認めた後、即座に攻撃態勢に入った。

大概是因為他們掌握了有關討伐王都附近山賊的魔導師的情報。

王都近辺の山賊を討伐した魔導師の情報を掴んでいたからだろう。

反應迅速固然好,但光有速度並不夠。

その対応の早さは良いが、早いだけ。

儘管完全不知道我們意圖何在,先遣隊仍舊進入攻擊態勢。

こちらがなにをしようとしているのか、その点の情報がまったくないというのに、先遣隊は攻撃態勢に入った。

「判斷並非越快越好。」

「判断は早ければいいというものじゃないんだがな」

我低聲嘟嚷著,看著敵軍射出的無數火球。

呟きながら、俺は敵軍から無数の火球が放たれるのを見ていた。

近似現代魔法的術式。

現代魔法に近しい魔法。

數量大約有千個左右。

数は千ほど。

一齊放出的火球瞄準了我與王都。

一斉に放たれた火球は、俺と王都を狙ったものだ。

我以魔力彈將那些火球全部擊落。

そんな火球を俺はすべて魔力弾で撃ち落とした。

「我不喜歡屠殺,所以會盡量壓制傷害。」

「虐殺は好みじゃないから、被害は抑えてやる」

說著,我以極速切入敵陣。

そんなことを言いながら、俺は猛スピードで敵陣に切り込んだ。

迎擊時發動了幾道魔法,但全都被圍繞我周身的結界彈開。

迎撃でいくつか魔法が放たれたが、それらはすべて俺の周りに張られた結界によって弾かれる。

憑著勢頭,我落在了敵方本陣。

そのまま勢い良く、俺は敵本陣へと着地した。

「你就是大將嗎?」

「貴様が大将か?」

「殺、殺了他!快點殺了他!!」

「こ、殺せ! 早く殺せ!!」

看似敵軍大將的男子坐在椅子上,優雅地品嚐紅茶。

敵の大将と思しき男は、椅子に座り、優雅に紅茶を飲んでいた。

然而,面對突然出現的我,他驚慌失措,一邊灑出紅茶一邊向後退去。

しかし、突如として現れた俺に狼狽え、紅茶をこぼしながら後ずさりする。

「去死吧——!!」

「死ねぇぇぇぇ!!」

「如果你衝過來,我不會手下留情。」

「向かってくるなら容赦はしない」

一邊發出警告,我揮了揮右手。

警告を発しながら、俺は右手を振る。

僅憑那一動,衝上前的士兵就被吹飛到遠方。

それだけで斬りかかかってきた兵士は遥か遠くまで吹き飛ばされた。

大概已無生機了。

命はないだろう。

「迎擊!迎擊!」

「迎撃! 迎撃せよ!」

士兵們倚仗人多,試圖迎擊我以保護指揮官。

指揮官を守ろうと兵士たちが数を頼りに、俺のことを迎撃しようとする。

「我的陣形沒有破綻!你一個人闖進來就該後悔!!」

「私の布陣に穴はない! 一人で入ってきたことを後悔しろ!!」

「自以為是戰術家的嗎。像你這種人最可惡,會害死自己的同伴。」

「戦術家気取りか。貴様みたいなやつが一番性質が悪く、味方を殺す」

首先射出的是無數箭矢。

まず放たれたのは無数の矢。

我毫不理會,邁著一步一步朝敵方指揮官前進。

それらを気にすることもなく、俺は一歩一歩、敵の指揮官へと向かっていく。

察覺箭矢被結界無效化的士兵們紛紛衝刺,但每次都被吹飛。

矢は結界によって無力化されていると察した兵士たちは、次々に突っ込んでくるが、そのたびに吹き飛ばされていく。

漸漸地,士兵們停下了腳步。

やがて、兵士たちの足が止まる。

因為他們判斷出靠人數無法突破此人。

数で突破できる相手ではないと察してしまったからだ。

一旦明白那是徒然送命,士兵們就不會再去拼命了。

無駄死にとわかってしまえば、兵士は死ねない。

「你們在做什麼!衝鋒!」

「なにをしている! 突撃しろ!」

「你們要在這時候趁機逃跑嗎?」

「その間に自分は逃げるか?」

「什、什麼!?」

「なっ!?」

在敵指揮官與我之間,確實有士兵築成的護壁。

敵の指揮官と俺の間には、たしかに兵士たちの壁があった。

在那段空檔中,指揮官正要重整陣型、準備後退,

その間に指揮官は体勢を立て直し、後ろに退く用意をしていたのだが。

不知不覺,我已站到指揮官面前。

いつの間にか俺は指揮官の目の前まで来ていた。

指揮官咂舌,轉身背向我。

指揮官は舌打ちをしながら、俺に背を向ける。

「可惡!!」

「くそっ!!」

「你企圖殺人。早就該有被殺的覺悟。」

「他人を殺そうとしたんだ。殺される覚悟はしておくべきだったな」

「呃……!?」

「ぐっ……!?」

想逃跑的指揮官動作停止了。

逃げようとした指揮官の動きが止まる。

然後他的身體慢慢被提到半空中。

そしてゆっくりと体が宙に持ち上げられた。

那是我以魔法化出的無形之臂,抓住他的脖頸將他提了起來。

俺が魔法で作り出した見えない腕が、首を掴んで持ち上げているのだ。

他無法呼吸,掙扎著揮動雙腳,但無人援助。

息ができず、指揮官は足をばたつかせるが、助けはない。

漸漸到了極限,指揮官的動作嘎然而止。

やがて限界を迎えた指揮官の動きがパタリと止まる。

「敵將已被這個西爾伯討取。若逃走我不追,若不逃則判定你們自取死路。那麼……你們打算怎麼做?」

「敵将はこのシルバーが討ち取った。逃げるならば追わない。逃げないならば死を選んだと判断する。さぁ……どうする?」

當我詢問附近的士兵時,他們齊聲尖叫著四散逃奔。

俺が付近の兵士に質問すると、兵士たちは一斉に悲鳴を上げながら逃走していく。

現場指揮官們試圖阻止,但一旦波瀾形成便難以平息。

現場指揮官たちはそれを止めようとするが、一度はじまった流れは止まらない。

兩萬人的軍勢潰散,士兵們爭先恐後地逃竄。

二万の軍勢が崩壊し、兵士たちは我先にと逃げていく。

他們或許有與敵兵交戰的覺悟,但沒有與怪物一較高下的心理準備。

彼らとしても敵兵と戦う覚悟はできていても、化け物と戦う覚悟はできていなかったんだろう。

最終無人向我挑戰,敵方先遣隊便不費吹灰之力地潰散逃走了。

俺に挑もうとする者は結局、誰もおらず、敵先遣隊はあっけなく潰走していったのだった。

「只要主力也逃走就好了,這樣就能免去不必要的犧牲。」

「あとは本隊も逃げてくれれば、無駄な犠牲を出さずに済むんだがな」

我低聲喃語著,放開那個被懸在半空的敵方指揮官,轉身回到王都。

呟きながら俺は宙に吊るされた状態だった敵指揮官を手放し、踵を返して王都へ戻るのだった。