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最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い~帝位に興味ないですが、死ぬのは嫌なので弟を皇帝にしようと思います~

外傳2 第六話 笨傢伙們

「冷靜點。你一個人衝過去能做什麼?」

「落ち着け。お前ひとりが向かって、何ができる?」

「不是能做什麼的問題!我就是要去!」

「何ができるかじゃないんだ! 行きたいんだよ!」

「現在就去也趕不及。如果先遣部隊已經逼近王都的話就更別想了。」

「今から行っても間に合わないぞ。先行部隊が王都近くまで迫っているならな」

剛才的騎兵隊是後續部隊。他們接到通知,正在火速趕來。

さきほどの騎馬隊は後続部隊だ。連絡を受けて、現在急行中。

情況瞬息萬變。

状況は刻一刻と変わる。

現在不知道王都附近變成什麼樣了。

今、王都近辺がどうなっているかはわからない。

在那種情況下,即使阿倫現在出發也改變不了什麼,也救不了人。

そんな状況なのに、アレンが今から向かっても何も変わらないし、変えられない。

「即便如此!我很擔心我的家人!」

「それでも! 家族が心配なんだ!」

「別被情緒左右。如果光靠感情就能救人,那大家就不用那麼辛苦了」

「感情で動くな。気持ちで人が救えるなら、苦労はしない」

如果真的想救人,就該把情況理清。

本当に救いたいなら状況を整理するべきだ。

這麼做可能會浪費時間,但無論如何以現在的阿倫來說還是趕不及。

そんな時間がもったいないかもしれないが、どちらにしろ今のアレンでは間に合わない。

既然如此。

ならば。

「既然趕不及,就把時間用來說服我。我有傳送術。」

「どうせ間に合わないなら、俺を説得することに時間を使え。俺には転移がある」

「你、會帶我一起去嗎!?」

「つ、連れていってくれるのか!?」

「要看情況。我不熟悉這片大陸的情勢。」

「状況次第だ。俺はこの大陸の情勢を知らないからな」

「嗯……拉烏恩王國是向東擴張的國家。應該和阿雷爾加爾德王國簽了不可侵犯條約……應該是這樣」

「えっと……ラウエン王国は東で拡大中の国だ。アレルガルド王国とは不可侵条約を結んでた……はずだ」

「『應該』是什麼意思?」

「はずとは?」

「詳情我不太清楚……不過官方確實是那麼宣布的。阿雷爾加爾德王國並非特別大的國家,才會和各國簽訂條約。條約被破壞這點沒錯,但責任究竟在哪方就不清楚……不過,拉烏恩王國侵略他國、企圖征服並非第一次,他們就是那種國家」

「詳しいことはわからないんだ……そういう発表だったのは間違いない。アレルガルド王国は特別大きい国じゃないから、いろんな国と条約を結んでいるんだ。それが破られたのは間違いないけど、原因がどっちにあるかはわからない……けど、ラウエン王国が他国に侵略して、征服しようとするのは初めてじゃない。そういう国ではある」

原來如此。

なるほど。

聽了阿倫的說明後,我點了點頭。

アレンの説明をうけて、俺は一つ頷く。

不像位居大陸中央的帝國,他們沒有能同時與多國交戰的實力,所以才仰賴條約。

大陸中央に君臨する帝国と違って、複数の国と戦うだけの力がないから条約に頼った。

若四面被敵國包圍,那也是沒辦法的事吧。

四方を敵国に囲まれているなら、それは致し方ないだろう。

位於中央的國家容易成為貿易樞紐,財政相對穩定。

中央の国は貿易の拠点となりやすく、財政的には安定する。

大概就是在那些層面給予對方利益,作為締結條約的代價。

そこらへんで相手側に利益を与え、その代わりに条約を締結していたはずだ。

如果阿雷爾加爾德王國讓拉烏恩王國吃虧,導致拉烏恩失去耐性,那原因就在阿雷爾加爾德一方。

もしも、アレルガルド王国がラウエン王国側に不利益を与え、ラウエン王国の堪忍袋の緒が切れたのなら、原因はアレルガルド王国にある。

只是,即便如此,無預告地破壞條約的一方就一定有錯嗎?

ただ、だとしても予告なしに条約を破る側に非があるか。

作為一名銀級者的我實在太強了。

シルバーとしての俺は強すぎる。

就連福格爾大陸,也很少會公開介入國家間的爭端。

フォーゲル大陸ですら、国家の争いに表立って介入することは滅多にない。

然而在別的大陸介入,實在太不負責任了吧。

にもかかわらず、別大陸で介入するのは無責任も良いところだろう。

話雖如此。

とはいえ。

「現在若讓阿雷爾加爾德王國陷入混亂會很麻煩。因為這張通行手形的效力會消失。」

「今、アレルガルド王国に混乱されるのは困る。この通行手形の効力がなくなるからな」

我手上的王室通行手形,正因阿雷爾加爾德王國仍然存在才有效。

俺が持つ王家の通行手形は、アレルガルド王国が健在であるからこその物だ。

一旦被征服,就可能會遭到拉烏恩王國的介入。

征服されたら、ラウエン王国に介入されかねない。

那對我個人來說也很麻煩,最終可能會和拉烏恩王國起衝突。

それは俺個人としても面倒だし、結局、ラウエン王国と争うことになりかねない。

那就應該事先採取行動。

それなら事前に手を打つべきだろう。

「那麼!」

「それじゃあ!」

「上馬車吧,威爾弗雷德好不容易準備的馬車和食物,不能就這樣丟下不管。」

「馬車に乗れ。せっかくウィルフレッドが用意してくれた馬車や食料を置いていくのは忍びないからな」

我這麼說著,把阿倫帶上馬車,連同整輛馬車一起傳送了。

そう言うと、俺はアレンを乗せて、馬車ごと転移をしたのだった。

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傳送到的是阿倫家所在的村莊。

転移したのはアレンの家がある村。

然而。

しかし。

「這、這是……怎麼回事……」

「な、なんだよ……これ……」

村子燃燒著。

村は燃えていた。

看來是先被徹底洗劫一番後縱火的。

散々荒らしたあと、火をつけたんだろう。

「可惡!我要殺了他們!!」

「ふざけやがって! 殺してやる!!」

阿倫怒火中燒,伸手摸向劍柄。

アレンは頭に血が上ったのか、剣に手をかける。

但我制止了他。

しかし、俺はそれを制した。

「沒有血跡。居民應該是在先逃走後,他們才出於撒氣而縱火。」

「血の気配がない。住人が逃げたあとだったので、腹いせに火をつけたんだろう」

「但是!」

「けど!」

「與其去惹這一帶的部隊,不如先確認家人的安危。」

「ここらへんの部隊にちょっかいをかけるより、家族の安否確認のほうが大切だろ」

說完我把阿倫放上馬車,便直接傳送回王都。

そう言って俺はアレンを馬車に乗せると、そのまま王都に転移する。

王都一片大混亂。

王都は大混乱だった。

人們四處逃竄,士兵們則在城牆上集合。

人々は逃げまどい、兵士たちは城壁に集まっていた。

「難民入城!會戰的人上城牆!撐住直到各地援軍到達!」

「避難民は城へ! 戦える者は城壁に登れ! 各地の援軍が到着するまで持ちこたえるぞ!」

城牆之上。

城壁の上。

那裡有穿著盔甲的威爾弗雷德。

そこには鎧を纏ったウィルフレッドがいた。

他在鼓舞士兵,並親自指揮。

兵士たちを鼓舞し、自ら指揮を執っている。

王都的戰力約一萬到最多兩萬人。

王都の戦力は一万から、多くて二万。

雖然不知道敵方先遣隊的規模,但應該能撐上數日。

敵の先遣隊がどれほどの規模なのかわからないが、数日程度は持ちこたえられるだろう。

只要各地的援軍在敵主力到來之前趕到,就有勝算。

敵の本隊が来るより早く、各地の援軍が間に合えば勝算はある。

但若敵主力更早到達,王都就會陷落。

しかし、敵本隊のほうが早く到着したら、王都は落ちるだろう。

既然已經收容了難民,軍糧撐不了太久。

避難民を収容した以上、兵糧がもたない。

長期的籠城是不可能的。

長期間の籠城は不可能だ。

威爾弗雷德理當也很清楚這點。

そんなことはウィルフレッドも承知のはず。

即便如此,他還是優先照顧難民。

それでも避難民を優先させた。

「真是個傻瓜。」

「馬鹿な男だ」

「你在說誰?」

「誰の話だよ?」

「別在意。」

「気にするな」

對阿倫這麼說著,我用探知結界搜尋他的雙親。

アレンにそう言いつつ、俺は探知結界でアレンの両親を捜索する。

以城為中心搜索,於是很快就找到了他的父母。

城を中心に捜索したため、両親はすぐに見つかった。

「放心,你的父母在城裡。」

「安心しろ、ご両親は城にいる」

「真的嗎!?」

「本当か!?」

阿倫臉上浮現出鬆了一口氣的表情。

アレンの顔に安堵が浮かぶ。

這樣一來,一個不安的來源被消除了。

これで不安は一つ解消された。

但。

だが。

「南方來了一群難民!他們正在被追趕!」

「南より避難民の一団! 追われております!」

「什麼!?」

「なに!?」

報告送到了威爾弗雷德那裡。

ウィルフレッドの下に報告が届く。

把結界延伸過去,確實有十來名難民逃了過來。

そちらにも結界を伸ばすと、たしかに十数名の避難民が逃げてきていた。

在他們後面是敵方的騎兵隊。

その後ろには敵の騎馬隊。

「打開南門!準備騎兵隊!」

「南門を開け! 騎馬隊用意!」

威爾弗雷德立刻下達了指示。

ウィルフレッドはすぐに指示を出した。

一切仍以難民優先。

あくまで避難民優先。

只是,士兵們已經爬上了城牆。

ただ、兵士たちは城壁にのぼっていた。

馬還沒準備好。

馬の用意は整っていない。

騎兵隊無法立刻出動。

すぐに騎馬隊は出ない。

就在這時,阿倫跨上了馬。

そんな中、アレンは馬に跨った。

「你打算怎麼做?」

「どうする気だ?」

「引開敵人的注意!」

「敵の気を引く!」

「能引開嗎?」

「引けるか?」

「我要盡力而為!」

「やるだけやるさ!」

「那些人和你沒關係吧?」

「お前には関係ない人たちだぞ?」

「第一當然是家人,但第二也可以有吧?」

「一番は自分の家族だ。けど、二番があってもいいだろ?」

阿倫說完策馬奔去,獨自從南門出擊了。

アレンはそう言って馬を走らせ、一人で南門から出撃したのだった。

「那傢伙也是個傻瓜。」

「あいつも馬鹿な男だな」

我一邊低聲喃喃,一邊微微一笑。

呟きつつ、俺はフッと微笑む。

威爾弗雷德如此,阿倫亦然。

ウィルフレッドしかり、アレンしかり。

我並不討厭這種笨傢伙。

馬鹿な奴は嫌いじゃない。