最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い~帝位に興味ないですが、死ぬのは嫌なので弟を皇帝にしようと思います~
外傳2 第五話 奇襲侵攻
王都附近的村落。
王都近くの村。
我和阿倫來到了那裡。
そこに俺とアレンは来ていた。
阿倫同意陪我一起尋找東西,但他說想在那之前先回家一趟。
俺の探し物の旅に同行することに同意したアレンが、その前に家へ帰りたいと言ったからだ。
「歡迎回來,阿倫」
「お帰りなさい、アレン」
「我回來了,媽媽」
「ただいま、母さん」
在家中出來迎接的是阿倫的母親。
家で出迎えたのはアレンの母親だった。
據說他家是父母和兒子阿倫的三口之家。
聞いていた家族構成は父と母、そして息子のアレンの三人家族。
爸媽曾反對他當魔物獵人去狩獵危險的魔物,但阿倫仍硬是頂過反對,成了魔物獵人。
駆除人として危険なモンスターを狩ることに反対されたが、アレンはその反対を押し切って駆除人になった。
理由是他想出名。
理由は有名になりたいから。
男人想立名出名是理所當然的,這就是阿倫的說法。
男なら名を挙げたいと思うのは当然。それがアレンの言い分だった。
「回來了啊,阿倫」
「良く帰ったな、アレン」
「我回來了,爸爸」
「ただいま、父さん」
父親也從屋裡走了出來。
家の奥から父親も出てきた。
就是普普通通的父母。
ごく普通の両親。
但能感受到滿滿的被愛,阿倫的表情也變得柔和。
だが、愛されていることが伝わってくるし、アレンの表情も柔らかい。
「後面那位是客人嗎?」
「後ろの方はお客さんかな?」
「啊、那個……」
「あ、えっと……」
「我自稱席爾瓦。承蒙阿倫照顧,特來向兩位問候並致謝。多虧阿倫,我受到了很大的幫助。你們真有一個好兒子。」
「シルバーと名乗っている者です。アレンにはお世話になっており、ご両親にはご挨拶をと思いまして。そして感謝を。アレンのおかげでとても助かっております。よきご子息をお持ちになりましたね」
我行了個禮後這麼說,阿倫的母親笑得合不攏嘴。
一礼してからそう告げると、アレンの母親は満面の笑みを浮かべた。
接著她壓低聲音對父親耳語。
そして父親に小声で話しかける。
「親愛的!他絕對是出身高貴!肯定是因為不能揭露身份才戴面具的!從來沒見過那麼優雅的行禮!」
「あなた! 絶対、高貴な生まれの方よ! きっと正体を明かせないから、仮面をつけているんだわ! あんなに優雅な礼を見たことないわ!」
「是、是啊!親愛的!我去泡好茶招待!」
「そ、そうだな! 母さん! 良いお茶をお出ししよう!」
「親愛的!像這種人在人前是不會摘下面具的!」
「あなた! こういう人は人前では仮面を脱がないのよ!」
「是、是那樣的啊……」
「そ、そういうものか……」
「唉……」
「はぁ……」
「真是一對有趣的父母」
「愉快なご両親だな」
「只是太悠哉了而已吧……」
「のんきなだけだろ……」
阿倫嘆了口氣,但看起來還是有些欣慰地微笑著。
アレンはため息を吐くが、それでも微笑ましそうではあった。
那裡所展現的,是再普通不過的幸福。
そこにあるのはごくごく当たり前の幸せ。
這種模樣就算在不同的大陸也不會改變。
その在り方は大陸が違えど、変わらない。
家的日常。
家族の日常。
不是什麼特別的事。
さほど特別なことでもない。
但卻是重要的事。
けれど、大事なことだ。
人們為了守護那些而活著。
人々はそれを守るために生きている。
「喂,席爾瓦」
「なぁ、シルバー」
「什麼事?」
「なんだ?」
「你有家人嗎……?」
「あんたの家族って……」
「有的。我把他們留在很遠的地方。所以……我必須盡快回去。」
「いるぞ。遠くに残してきたがな。だから……早く戻る必要がある」
「話說,那是血親嗎?還是戀人之類的?」
「ち、ちなみにそれって血縁者か? それとも恋人とか?」
「你想表達什麼?」
「なにが言いたい?」
「只是想知道,像你這種……戴面具的男人會有戀人嗎?」
「いや、あんたみたいな……仮面男に恋人とかいるのかなぁって」
「沒有那種對象,不過我身邊美女很多。」
「そういう相手はいないが……俺の周りには美人は多いぞ」
「……聽起來像是在唬人」
「……嘘くせぇ」
「你想那麼覺得就那麼想吧。」
「そう思いたいならそう思っていればいい」
就這樣一邊聊天,我被請進了阿倫的家裡。
そんな会話をしながら、俺はアレンの家に招き入れられたのだった。
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「那我就出發了!」
「じゃあ行ってくるよ!」
「路上小心!」
「行ってらっしゃい!」
「小心點!」
「気をつけろよ!」
隔天一早,在阿倫父母的送別下,我們向王國西方出發。
一夜明けて、アレンの両親に見送られて、俺たちは王国の西方へ旅立った。
傳送裝置位於比現今王國領地還更西方的地方。
転移装置は現在の王国領内よりさらに西にある。
在王國領內憑威爾弗雷德安排的通行手形可以去任何地方,但一旦出王國就是別國領地。
王国領内はウィルフレッドが手配してくれた通行手形で、どこでもいけるが、王国外に出れば別の国の領内だ。
若從空中飛入領地可能會再次引起戒備,因此我們乖乖搭著威爾弗雷德準備的馬車移動。
空を飛んで領内に入ったら、また警戒されかねないため、大人しくウィルフレッドが用意してくれた馬車で移動している。
「喂,真的要往西去嗎?」
「なぁ、本当に西へ向かうのか?」
「我說要往西去。」
「向かうと言っている」
「可是,西邊嘛……」
「いや、でも西はなぁ……」
「怎麼了?說話吞吞吐吐的。」
「なんだ? 歯切れが悪いな」
「你指的位置是精靈王國所在。我聽說精靈排外,對其他種族很嚴苛,不太可能會輕易放我們通過……」
「あんたが示した位置はエルフの王国がある位置だ。エルフは排他的で、他種族に厳しいって聞く。すんなり通してくれるとは思えないけど……」
「精靈我也和幾位打過交道,只要懂得禮節就沒有問題。」
「エルフなら何人か喋ったことがある。礼儀をわきまえていれば問題ない」
「禮節啊……」
「礼儀ねぇ」
阿倫帶著懷疑的眼神看著我。
疑わしそうにアレンが俺を見つめてくる。
那目光彷彿在說我根本沒禮貌似的。
まるで俺に礼儀がないかのような視線だ。
「怎麼了?」
「なんだ?」
「沒、沒什麼。只是如果出事請不要動用武力好嗎?精靈壽命很長,招惹到他們的怨恨可是一輩子的麻煩。」
「いや、別に。ただ、困ったら武力行使とかやめてくれよ? エルフは長命なんだ。恨みを買ったら、それこそ一生ものだ」
「也就是說,恩怨都是一輩子的。」
「つまり、恩も一生だな」
「要是能討到他們的情分就好了。」
「恩を売れれば、な」
阿倫似乎很悲觀。
どうもアレンはネガティブだ。
預想到最壞情況是好事,但如果總是只往壞的方向想就不太好。
悪い方向を想定するのは良いことだが、悪い想像ばかりしているのはよろしくない。
「往好的一面想想吧」
「もっと良い方向に考えろ」
「別胡說了。我到前幾天還只是一個不起眼的魔物獵人,現在居然成了魔王的隨從……」
「無茶言うなよ。俺はつい先日までしがない駆除人だったのに、今は魔王の付き人だ……」
「誰是魔王?」
「誰が魔王だ」
「就是你啊。就算是誤會,說你像魔王這種存在也不為過吧?」
「あんただよ。勘違いでも、魔王みたいな存在ってのは間違ってないだろ?」
「我不是魔王」
「俺は魔王じゃない」
「那到底是什麼?」
「じゃあなんだよ?」
那到底算是什麼呢。
じゃあなんだよ。
很難解釋清楚。
難しい説明だ。
叫我席爾瓦當然簡單,但他們並不是在尋求那種答案吧。
シルバーと答えるのは簡単だが、そういうのを求めているわけじゃないだろう。
所以。
だから。
「我是魔導師。要叫的話就叫我魔導王吧。」
「俺は魔導師だ。呼ぶなら魔導王とでも呼べ」
「意思也沒差多少吧……」
「大して意味は変わらないだろ……」
「對我來說是有差別的,懂吧。」
「変わるんだよ、俺には、な」
正當我們那樣說著時,前方忽然出現了一隊騎兵。
そんな話をしていると、突然、前方から騎馬の一団が現れた。
「那輛馬車!靠邊!讓路!」
「そこの馬車! 退け! 道を開けろ!」
「喂喂,發生什麼事了……」
「おいおい、何事だよ……」
駕著馬車的阿倫乖乖地把馬車靠到一旁。
馬車を操作していたアレンは、大人しく馬車を横に寄せる。
相當多的騎兵從我們身旁疾馳而過。
そんな俺たちの横をかなりの数の騎馬が駆け抜けていく。
「到底發生了什麼?」
「一体なにがあった?」
「這不是該告訴一般人的事」
「一般人に知らせることではない」
「我可不是一般人」
「一般人じゃない」
我出示了威爾弗雷德準備的通行手形。
俺はウィルフレッドが用意してくれた通行手形を見せる。
上面有王室的紋章,持有它就代表與王室有關。
それは王家の紋章が入ったもので、それを持っているということは王家の関係者ということだ。
「王室紋章!?真是失禮了!」
「王家の紋章!? これは失礼しました!」
「發生了什麼?」
「何が起きた?」
「回報!東方的拉文王國發動奇襲,已突穿國境!先鋒部隊已逼近王都附近!」
「はっ! 東よりラウエン王国が奇襲を仕掛けてきて、国境が突破されました! 先陣は王都近くまで迫っているとのことです!」
「竟然已經逼近王都附近……」
「王都の近くまでって……」
「規模多少?」
「規模は?」
「約七萬人。威爾弗雷德殿下已下令全軍集結!失陪了!」
「およそ七万。ウィルフレッド殿下は全軍に集結を命じました! それでは失礼します!」
騎兵隊說完便沿著我們來時的路疾馳而去。
そう言って騎馬隊は俺たちが来た道を駆け抜けていく。
「拉文王國是個大國……會不斷增兵過來……」
「ら、ラウエン王国は大国だ……どんどん軍を送り込んでくる……」
「威爾弗雷德相當能幹。王都附近的民眾應該已被疏散了。」
「ウィルフレッドはそれなりに優秀だ。王都近くの民は避難させているはずだ」
「即便如此!若戰敗就完了!」
「だとしても! 戦に負ければ終わりだ!」
說完這句阿倫便跨上拉著馬車的馬。
そう言ってアレンは馬車をひいていた馬に跨る。
「你打算怎麼做?」
「どうする気だ?」
「抱歉,西邊就交給你一個人了!我要回去!那裡……有我的家人!!」
「悪いが西にはあんた一人で行ってくれ! 俺は戻る! あそこには……家族がいるんだ!!」